みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
15.ある少女の過ちによって二人の恋人が引き裂かれた話、をするのに、戦争は関係ないでしょ。 【とと】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2009-07-12 09:14:45) 14.観ていたのを思い出して慌てて投稿します。キーラ・ナイトレイのキャスティングがネックだったような気がします。文芸映画は好きなのですが、今回はいまいちでした。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-06-14 23:18:28) 13.《ネタバレ》 思い通りにならない恋愛感情を、対象者への八つ当たりに代えてしまうことってありますね。勇気を出して言いますが、自分の経験則では女性に多い。男性より感情的ってことでしょう。恋愛感情に自覚が無い状態でも、八つ当たりが発生する例がこの映画です。未自覚だった分、ブレーキも掛からないようでした。たぶん意識の表層では、猥褻な手紙に対するお仕置きくらいに思っていたのでしょう。でも、あれは八つ当たりです。そのせいで逮捕された彼が可哀相でならない。映画ではその後の関係者の人生がしばらく綴られますが、何が言いたいのか良く分からなかった。最終的にはつぐないになっていないし…。自分は被害者の彼に代わって「いい加減にしろよ!」と叫びたくなりました。八つ当たりは止めてください。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-05-19 03:27:44) 12.題材・キャストなど良いのだが、心の変化が何故起きていったのかが明確ではなく感情移入できなかった。おしい。 【お好み焼きは広島風】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-04-05 13:51:04) 11.《ネタバレ》 期待していたのにあんまり面白く無かったです。 悲惨な戦争に時間を割きすぎて肝心の二人の恋がいまいち伝わってこないというか、焦点が定まらないというか、凝った脚本も無意味というか、、、 文芸的・時代的な悲劇のヒロインにキーラ・ナイトレイは情緒に欠けるというか、心に残るヒロイン像ではなかったです。 【木村家の娘】さん [映画館(字幕)] 4点(2009-03-31 22:54:01) 10.《ネタバレ》 名作といわれるメロドラマがしばしば戦争を背景にしているのはなぜか、という疑問があったのだが、これはその一つの答え。メロドラマは鎮魂なんだな。戦争で恋を成就できずに死んでいった若者たちに代わって、スクリーンの上で恋愛をさせてあげてるんだ。また、恋愛とはその人がまさにその人でなければならない状況、戦争は逆に個人が誰でもいい一個の部品になる状況、その対比もドラマに効果をあげてるんだろう。ただこの作品のカップルの場合、不幸の原因として戦争よりも語り手の関与が大きいわけで、この“つぐない”で許せるかどうかは観客の度量の広さに左右される。話者の、裁かれたかった相手についに裁かれなかったことの後悔の深さ・重さは伝わったけど。唐突に出来事があってから少し巻き戻して説明していく話法が、ラストでもちょっとずるく使われた。あと、姉セシリアが水のモチーフで統一されたこと。タイプライターのリズムが、これが書かれた物語であることを強調していたこと。海岸での長回しは見事だったが、つい撮影の大変さのほうに気が行ってしまったこと。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-02-23 12:11:28) 9.《ネタバレ》 キーナ・ナイトレイと言われても知らない私にとっては何故このジャケット、このクレジットの順番なのかさっぱりわからない。 この映画は主人公は明らかに妹のブライオニーである。 13歳のブライオニー役を演じたシーアシャ・ローナンは「ペーパームーン」のテイタム・オニールに匹敵するほど魅力ある女優である。(モー娘の加護ちゃんに似てなくもないが…) シーアシャ・ローナンが出ているシークエンスだけ判断すれば間違いなく10点あげたいところ。 原作未読なので何とも言えないが、姉カップルと妹の人生が途中からつながらなくなってしまうため、特に男の戦場シーンには倦怠感を覚える。 タイトルの「つぐない(贖罪)」は妹の気持ちと判断していいと思うが、それなら全編妹の目線で話を進めないと、謝罪する気持が伝わらないと思う。 前半はモタついていてついていけない。早く本題入れよって思った。監督の音声解説を聞いてみたが、冒頭から「そんなの分かる訳ないじゃ~ん!」と言いたくなったのが率直な感想。 最近観る映画は偶然か、時間軸をずらして、先に結果を見せておいて後から「実はこうだったんですよ」というシーンを作るケースが多い。流行りなのか?本作もそうだ。なんだか誤魔化されているようで気分がよくない。ストレートに見せてほしかった。 似たような作品で、松本清張の「天城越え」(映画は田中裕子主演)を思い出した。あちらのほうが人間の本質をついていると思う。 【クロエ】さん [DVD(吹替)] 4点(2009-02-16 16:19:37) 8.《ネタバレ》 アレって「つぐない」ではなく自己満足でしかないワケだけど...。 でも、他に償いようがないのも確か。 なんとも切ない結末。 悪気が無かっただけに、余計やりきれない。 【KAZY】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-02-15 02:00:49) 7.《ネタバレ》 時間をさかのぼって同じものを別の視点から描くというのをこういう映画で使われたのを見たことがなかったので、そういう意味では斬新であったが、はじめは少し混乱した。結局のところ最後の展開によってどこまでが真実でどこからがそうでないのかがはっきりしなくなり、余韻を持たせたつくりになっていて、それがあってよかったと思う。 【HK】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-12-31 10:51:54) 6.こういう作品を題して「雰囲気映画」と、私は呼んでいる。雰囲気美人の映画版・・・、ともちょっと違うか。美しく見せて高尚な文芸作品ぽいけど、実は中身はスカスカで。キーラ・ナイトレイはそもそもあまり色気のある女優ではないと思うのだが、なんだかこの作品では美しさが激減しており衝撃的。おまけにジェームズ・マカヴォイなる俳優も個人的に趣味じゃないので、2人の恋にもあんまり「感じ」なかった。『つぐない』という邦題はいただけない・・・。原題どおり『贖罪』でしょう、この内容は。 【すねこすり】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-10-15 16:07:59) 5.脚本が緻密でしっかりしているので単なるメロドラマにはならなかったけど、いまひとつ入り込めなかったのは時間軸が変わることによって真実を見せる手法のせいかも。セシーリアは劇場型キャラでわかりやすいのですが、誠実な雰囲気のロビーが「カント」という言葉を手紙に書くのは違和感がありました。印象的な映像と重厚な音楽の取り合わせが秀逸でした。 【omut】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-05-18 03:00:51) 4.展開が遅く、話の大筋が見えないので退屈する。 「意外な結末」も大したことはなく、 あっけなく終わってしまった感じ。 【エンボ】さん [映画館(字幕)] 4点(2008-05-01 21:29:01) 3.《ネタバレ》 ただ単に良家の姉妹と使用人との三角関係を描いても面白くはないわけで、あえて妹の「偽証」にスポットを当てるのであれば、当然、その失敗をした「後」の妹の心理変化や行動にこそ物語の中核が表れるはずなのですが・・・その辺はほとんどすっ飛ばされて、後半は戦場でのロビーの様子が延々と描写されるだけです。結果、コールドマウンテンの劣化コピーのような、本来の話の出だしとは全然関係ない方向に着地してしまいました。最後のバネッサによる裏返しは多少新鮮でしたが、肝心の物語の核がないため、ただひねっただけのように感じてしまいます。中盤の砂丘での長回しは面白かったので+1点。 【Olias】さん [映画館(字幕)] 5点(2008-04-30 02:59:07) 2.《ネタバレ》 素材自体は悪くないが、ココロに訴えてくるものがまるでない。 したがって、評価は下げたい。 素材はいいので、一流の演出家ならば、もっと泣ける作品に仕上げることはできたはずだ。 何を描きたいのかが明確になっておらず、散漫としているのが残念である。 本作のメインに当たる部分は、何よりも“虚構”の世界ではないだろうか。 「つぐない」の本当の意味を考えると、ここにもっと光を当てないと何も意味はなさないと思う。 もし、自分が脚本家ならば、現実の世界よりも、虚構の世界をメインに組み立てたい。 ロビーが浜辺で眠りについた後は、「ロビーがイギリスに戻り、セシーリアの元に帰ってきて、彼らが再開するシーン」を感動的に描きたいところだ。 「わたしの元に帰ってきて」というのがセシーリアの一番の願いだったからだ。 そして、「彼らが海辺の家で幸せに暮らしているところをブライオニーが訪れ、贖罪を求めた後に、二人に許されるというシーン」をきちんと描きたい。 しかしながら、許された後に、ブライオニーが老人となった“現実”の世界に戻ってしまい、実際の真相・顛末を語るというのが普通に考えられる筋書きではないか。 “現実”の世界よりも、“虚構”の世界こそメインにならなくてはいけない作品だ。 今まで見てきた世界が現実の世界ではなく、ブライオニーの考えた創作の世界だと知れば、観客は驚きを隠せないだろう。 そして、「つぐない」の本当の意味を知るはずだ。 イアン・マキューアンの原作は読んでいないが、そういう趣旨を込めた作品だと思う。 本作では微妙な感じで終わってしまったが、個人的には、“虚構”の世界なのだから、ブライオニーは二人に許されてもよいのではないかと思う。 彼女はつぐなったのわけだから、それは報われてもよいはずだ。 死を目の前にして、二人に許されれば、彼女もきっと安らかに眠れるのではないか。 ただ、“浜辺での長回し”や“窓際で二人がキスをする部分を映しながら、ブライオニーが立ち去る部分を描く”など、映像的な部分においては見応えがあった。 ジョー・ライト監督の前作「プライドと偏見」においても、美しい背景を上手く利用する才能は際立っており、その点だけは評価できる。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 5点(2008-04-14 00:32:51) 1.《ネタバレ》 さらりと鑑賞したため今ひとつ印象に残ってないのですが「プライドと偏見」然りキーラは古風な趣が似合いますね。そしてブライオニー(少女時代)役のシーアシャ・ローナンがキュートでした。物語はとても繊細です。少女ゆえの(憧れの異性が姉と愛し合っているのを垣間見ての)悪意のない嘘(と私は解釈してます)が自分自身も含めて登場人物の人生を変えてしまいます。そして意表をつくラストは一瞬「え?」っと思ったほどです。いずれにしても日本公開時かパッケージ化された時に再見して再評価したいと思います。 【SITH LORD】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 5点(2008-03-16 16:06:10)
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