みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
11.前作では、「異形の者の持つ哀しみ」みたいなものが作品の中にそこはかとなく表れていて、だからこそまた、ヘルボーイ氏のカッチョよさというものも際立っていたんですが。しかしこの2作目では、そういう「哀しみ」を、わざわざ強調し過ぎている気がして、いささか押しつけがましい。ちょっと残念。でも、次から次に現れるヘンテコキャラの数々についつい笑ってしまう、楽しい作品にはなっております。敵の宅八郎みたいな王子との、カンフーばりの殺陣も楽しい。そういえば、ヘルボーイ氏が赤ちゃんを抱いて走って逃げるシーンなんかを観てると、『九龍の眼』を思い出したりもして。あと中盤で、ヘルボーイとエイブが缶ビール飲みながら話し込む場面、ドタバタした映画の中で、心和むひと時ですね。冷静に観れば話し込んでる二人の顔、相当なマヌケ面なんですけれど(笑)。 ★2011/8/6訂正 ×『九龍の眼』⇒○『新ポリス・ストーリー』です、多分(また間違ってたらさらにアホですね。すんません。) 【鱗歌】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-04-29 07:45:05) 10.前作品からパワーアップし映像も内容も迫力満点。深く考えずに気楽な時間で ファンタジーを堪能できるので是非おすすめ。 次回作につながる伏線も しっかりあって楽しみ。 ハリーポッターやロードオフザリングよりよほど 楽しかった。 【Jane.Y】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-04-24 08:31:51) 9.う~ん、自分は主人公に人間に敵対する側に加担して欲しかったな。エルフの王子が人間に戦いを仕掛けたのは、自分たちの棲家としてきた領分を侵されたから。それは充分に宣戦の動機になるんだけど、それ以上に掘り下げられないままに終わってしまうのが残念だった。主人公がエルフ側に付けば、嫌でもその部分が強調されるよね。テーマが掘り下げられるだけでなく、ストーリーもダイナミックに展開するはず。有りがちなヒーローものに一石を投じた作品になったと思うんだけど…。 この監督が表現するクリーチャーたちの世界観には独特のダークな見応えがあるけれど、それを活かす為にも、もうひと捻り欲しかったという印象です。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-11-30 23:58:36) 8.《ネタバレ》 この監督はもう自分の中では気になる監督のひとりになっている。この映画の前半、虫が多くでてくるので、かゆくなりそうだったが、好きな映画だ。ちょっとピントがずれているかもしれないが、観てて宮崎駿を思い出した。なぜだろう。「風の谷のナウシカ」の漫画を思い出し、歯車の上での戦いでは「カリオストロの城」を思い出したのだ。それにしても地球上の話とは思えない。「スターウォーズ」のように別の星の話と思えてくる。そういえば、ゴールデンアーミーは「フィフスエレメント」に出てくる異性人を思い出した。でも観終わってみると、この監督の職人のようなこだわりに、この映画の世界が嬉しくなってくる。 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-08-24 01:46:00) 7.監督のクリーチャーてんこ盛り。 【spputn】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-08-21 21:11:58) 6.《ネタバレ》 一作目よりテンポもよくなり、派手さもアップし、ファンタジー要素が強まり、ずっと見やすく面白くなっておりました。ヘルボーイとリズの痴話喧嘩、ヘルボーイとエイブの友情、エイブの恋やら、ガス男の嫌味ったらしさとか、マニングさんのてんてこ舞い具合とか、キャラクターにも愛嬌があって楽しい。世界平和より恋を選ぶのも正直。 全体のストーリーそのものはどっかで聞いたことのあるようなつまらない話だし、人々に嫌われて苦悩するヒーローっていう流れにはそろそろ辟易気味。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-06-07 12:18:02) 5.前作に比べB級感が無く特殊メイクの質感が良く、映像も綺麗です!音響もサラウンド感が素晴らしく、監督が交代したのかと思うくらいでした。しかしキャラクターに魅力がないので感情移入できないのが残念! 【じょーー】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2009-02-20 16:29:36) 4.《ネタバレ》 全く期待していなかった分、出来の良さに驚いた一作でした。独特の世界観がツボにはまり面白かったです。不気味な形のクリーチャーが所狭しと出てくるのが良い感じ。また主人公サイドのキャラクターも不気味なのに愛嬌があって結構かわいかったです。一見化け物みたいなビジュアルの二人が"I can't smile without you"を歌うシーンなんか最高!モテない男二人の哀愁漂う姿が可愛いです、化け物なのに……笑。 何も考えず気楽に観れるのがうれしい。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-01-30 02:00:19) 3.《ネタバレ》 ギレルモ・デルトロ監督は評価されている監督だが、今まではちょっとピンと来ない部分があった。個人的にはそれほど評価していなかった監督だが、本作を見れば、彼の世界観の豊かさ、イマジネーション力の素晴らしさには圧倒される。 ギレルモ・デルトロ監督は間違いなく才能ある監督だと確信した作品だ。 アメコミ作品の多くは、ヒーローの苦悩といったダークな面がことさら強調されているが、本作のような能天気でユーモアに溢れており、スケールが大きなファンタジックな作品こそ、コミックらしい面白みを感じられる。 緊迫感が足りない微妙なユルさやバランス感覚が非常に上手いと思った。 昨今のアメコミ作品の中は、中途半端な作品が多く満足できないものが多かったが、本作は満足できる優秀な作品だ。 ストーリー、アクション、世界観、キャラクターいずれにも満足できた。 バトルシーンがあっけない部分があるが、前作同様であり、このシリーズの特徴でもあるので多少は目をつぶれる。 アクションや様々なクリーチャーも見所の一つだが、ヘルボーイたちの人間らしい部分も見所の一つになっている。 誰かを好きになったり、妊娠を悩んだり、だらしのない恋人をしかったり、しかられたりと、彼らは人間よりも人間らしい。 そんなときは、酒を飲んで、歌を歌って、嫌なことも悩みも吹き飛ばすというのも非常に面白い描き方だ。 見る人によってはバカバカしいと思うかもしれないが、本作のコアな部分は『どうでもいいことで悩むヘルボーイやエイブたちの姿』だと思っている。 どうやって世界を救うかということで悩むよりも、どうやって恋人の機嫌を直すか、どうやって好きな人に愛を伝えられるかということで悩むかという点に面白みを見出せるかどうかがポイントになるかもしれない。 彼らとは対照的に、容姿が醜く、自分達と異なるからといって、軽蔑したり、化け物扱いをする人間の浅ましい心を描くことで、何かを感じて欲しいという想いをデルトロ監督は込めたのではないか。 ヘルボーイたちが唐突に人間達に嫌われることに違和感がないわけではないが、“流れ”を考えると仕方のないところだ。 ヘルボーイたちの非常にピュアな心を描くことで、エルフが嫌った人間の心を間接的にも描いているような気がする。 そして、冒頭の教授と幼いヘルボーイのやり取りも素晴らしい。 本当の親子のような姿が描かれている。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-01-22 22:02:50) 2.大真面目なファンタジーとバカバカしさを上手い事融合したなぁって感じです。 登場人物全員が自分の信念に従って行動しており、敵も含めて悪人が居ないのも、勧善懲悪なヒーローものとは一線を画している所以ですね。 ただ、仲間や組織の説明が殆ど無く、前作未見の私は置いてきぼり感がありました。 まぁ前作見てから行けよって話ではあるんですが、タイトルからは続編だと分からなかったもので・・・ 上映が始まり、原題がHellBoyIIになってて初めて気付きました。 知ってたら予習してもっと楽しめたのにな~ってのが少々心残りです。 【目黒のさんま】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-01-22 13:03:20) 1.前作同様、敵がカッコイイっ!! 顔はゾンビっぽいが、エルフの王子様ヌアダのアクションが超カッコイイよ~。 前作のクロエネンといい、ヘルボーイは敵役を見るのが秘かな楽しみ・・・。 ストーリーとしてはイマイチですけど、色んなクリーチャーとか、見てて楽しいシーンが多かったので個人的には好きです。 ヨハンとか死神とかは特にいなくても差し支えないような気もしましたが、また次につながるのかな?という期待を込めて。 【ラファエロ】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-01-21 22:44:50)
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