みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
152.今見れば、多分評価は変わるのでしょうけれど、20年くらい前、劇場で見た当時は、なんだか説教臭い映画だなぁ、なんて思いました。ロケの中で展開するミュージカルに違和感を覚えましたし。ミュージカルって、もっと夢のあるものなんじゃないの?傷つけあい殺しあうミュージカルってどうなの?って、そんな思いで見ていた記憶があります。今のところ、点数はその時の印象のままで付けます。 【あにやん🌈】さん 6点(2003-11-27 12:51:20)(良:1票) 151.えっ?こんな人が?!と思うくらいそのキャラクタにそぐわない切れのいいダンスにはビックリでした。ただ登場人物すべてがいまいち共感できないルックスだったので客観的に見てしまった。ジョージ・チャキリスは顔の色が悪すぎでギラギラしてるし、ナタリー・ウッドはキュートじゃないし、イマイチなぁ…。物語終盤で決闘の夜の気持ちをそれぞれの立場で唄う「トゥナイト」はまさに胸躍る盛り上げ方でワクワクさせられ、名作といわれる所以がここにあるのでしょう。 【さかQ】さん 6点(2003-04-14 03:43:53)(良:1票) 150. 2003年1月現在、ミュージカル映画は絶滅種と言ってもいい位に皆無。なので、絶滅寸前の60年代に敢えて復権を賭けたその意気込みに8点!因みにロバート・ワイズはミュージカル初体験だったため、実質的な現場指導は振り付けのジェローム・ロビンスに任せっ放しだったとか。その分、フィルム編集に手腕を発揮したのはワイズ本人だったりする。元・エディターだからねぇ。シェークスピアの引用については…「ロミオ&ジュリエット」なんかよりゃ遙かにセンス有ると思うけどな。 【へちょちょ】さん 8点(2003-01-02 06:29:39)(良:1票) 149.アメリカの音楽史,否音楽史に残る不朽の名作の映画化である。世紀が変わっても脈々と生き続けるブロードウェイの伝統はこの作品に帰依することが大きいだろうし,現代のミュージカルは,すっかりポップスと化してしまったようだが,改めてミュージカルの原点はオペレッタにあることや近代音楽史に与えたジャズの影響の強大さを認識する。もっともバーンスタインのミュージカルのすべてが人々に受け入れられたかというわけではなく,やはり映画化された「踊る大紐育」は原作とは大きくかけ離れたものになってしまっというし,「キャンディード」は初演から全くの失敗。「波止場」?「タヒチ・トロット」?名前すら聞いたことのない方も多いだろう。つまり,ミュージカル作曲家バーンスタインの名声は,この一作のみで不朽のものとなったのである。そんなことを思いながらジョージ・チャキリスの鋭い踊りを見る。逝って11年,指揮台上でのレニーの激しいアクションを思い出した。 【koshi】さん 10点(2001-09-22 20:54:59)(良:1票) 148.視聴環境ですが、最初に見たのがテレビだったからで、先日リメイク版を見た後に、続けて見ました。初見の時も製作から20年近く経っていたはずですが、これこそアメリカへの憧れの第一歩だった気がします。主人公たちが差別される側だったのに、それさえもカッコ良く映ってました。衣装や演出も撮影技術もずっとずっと上のはずのリメイクを見た後なのに、全く色褪せず、むしろ勝ってるように思えるのは、こっちの方がリアリティを感じるだけではないような気がします。なんなのでしょう。脇役の品の無い顔が揃ってたり、背も低くカッコ悪いのに。どうしても減点を感じるのは、やはり長いからかな。 【♯34】さん [地上波(吹替)] 7点(2024-03-10 20:26:39) 147.一度は観ておきたい、過去の名作。 思ったより重厚でヘビーだった。 もっと軽いミュージカルかと思ってた。 今の時代の映画には無い良さもある。 ミュージカルのパートがスゴイ。 観て損はない作品。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-05-18 01:00:36) 146.《ネタバレ》 初見はテレビの吹替版。30年ぶりくらいの視聴。 (Upper) West Sideはマンハッタンの地域名。あまり治安が良くない貧しい街として描かれてる。日本だと…西成? これは多感な時期の少年・少女目線の作品だから、ミュージカルパートに大人は入ってこない。先に住んでいたヨーロッパ系移民と、来たばかりのプエルトリコ移民。彼らは同郷の仲間でグループを作り、どうでもいい縄張り争いに一生懸命だ。 ジェッツもシャークスも若者たちは鮮やかな色の服を着ている。対する大人は白、グレー、茶に制服。 街並みは、ウエストサイドだけに西日が当たるのか、カラフルだけど色褪せている。対して夜の灯りや濡れた路面はどこか輝いて見える。 ミュージカルパートは素晴らしいものばかりだが、特に『クインテット』の疾走感が物凄い。 夜の闘いを前に昂るジェッツとシャークスのコーラス、普段と変わらずベルナルドの帰りを待つアニタ、トニーとマリアのお互いを求め合う歌声は伴奏を飲み込むように溢れ出る。5組の歌の混ざり合いは息を呑む美しさだ。 全てを染める真っ赤な夕焼け。大人たちには普通の夕焼けも、若者たちには燃えるような赤に見えているんだろう。 トニーが死に、抗争も愛も終わり、一人、また一人と運動場から立ち去る薄汚れた服装の若者たち。あれほどみんなが待ち望んだ『トゥナイト』。夜はただ暗く、街灯は虚しく地面を照らす。街が真っ赤に染まった『クインテット』とは対照的に、暗いモノトーンの運動場を赤色灯の赤い光だけが無機質に点滅するラスト。60年経っても学べるものが多い作品。 【K&K】さん [地上波(吹替)] 8点(2021-02-04 22:32:58) 145.今に通じる“差別と貧困”や“不寛容による対立”をテーマに、「ロミオとジュリエット」を下敷きにして現代の若者の群像劇を描いたミュージカル映画の傑作。G・チャキリス、R・モレノ、R・タンブリン等の芸達者な踊りに比べ主役二人(R・ベーマー、N・ウッド)は霞んで見えるが、音楽やダンスと芝居の融合という点で、これも計算のうちなのだろう。 躍動的なダンスで若者の活力を謳った「アメリカ」、対立して熱くなった時こそ“頭を冷やせ”のメッセージを込めた「クール」、甘いラブソングの「マリア」等々、名曲が華を添える。お気に入りは「クール」だ。A・パーキンスをワイルドにしたようなT・スミスをメインに、彼らが歌い踊るシーンは「静」から「動」への流れが見事! ラストはトニーが殺され悲劇的な結末だったが、「ロミオとジュリエット」と異なり、生き残ったマリアの叫びは、不毛な対立を越えて微かな救いを残す余韻があった。 フィンガースナップの流行やM・ジャクソンのミュージックビデオへの影響、日本でもジャニーズ少年野球団が芸能界を志すきっかけになった等々、この作品は多くの方面に影響を与えた。そして「サイボーグ009」。ジェットの登場シーンにおけるオマージュは忘れがたい。 共同監督のR・ワイズとJ・ロビンスは作品の完成後決別したとか。2人の才能と情熱が化学反応を呼び起こし、この名作を生んでくれたことに感謝。 【風小僧】さん [映画館(字幕)] 10点(2015-10-24 20:59:24) 144.チンピラの争いの映画です。映画史に残る名作として不動の地位を築いている理由が私にはわかりません。 【チョコレクター】さん [地上波(字幕)] 2点(2015-09-27 22:19:20) 143.《ネタバレ》 ○冒頭の10-15分はいかにもミュージカルらしく、非常に期待感の持てるオープニングだった。○しかし、それからというものの話の暗いこと。最初は、2つのグループが何かをきっかけに仲良くなるとか想定していたが、殺し合うなんてもってのほか。○ほかのミュージカル映画にも通じるが、やはりこの手の映画は陽気な面が前面に出ていないとみていられない。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2014-08-23 10:13:34) 142.いまいち。TV用の短縮版だからか?ネーミング的には「ジェット」の方が好き。 【すたーちゃいるど】さん [地上波(吹替)] 4点(2014-06-05 15:22:56) 141.同監督の『サウンド・オブ・ミュージック』が健全・家庭的な内容であるのに対して、こちらはロミオとジュリエットを不良グループの抗争に置き換えた反社会的な内容ですね。何かジェームズ・ディーンの『理由なき反抗』を観ているみたい。健全・ロマンスといった、既存のミュージカルの概念を打ち破ったという意味では重要な作品ですね。ただ、主演のトニー役はミスマッチかなぁ・・。むしろ助演のベルナルドの方がめちゃカッコいい。ダンスシーンの演技力は圧巻で、数あるミュージカル映画の中でも特筆に値します。 【けんおう】さん [レーザーディスク(字幕)] 7点(2014-05-02 18:30:30) 140.ロバート・ワイズのミュージカルはあんま好きじゃないんだよなー。 「罠」とか「地球が静止する日」とか普通の映画の方が面白いし。 それでも、ブロードウェイの狭い空間から飛び出し、のびのびと弾け飛ぶ若き俳優陣の熱気!踊る、踊る、踊る! 腹の底からエネルギーを放出する叫び。 生きる活力をガソリンにして注入されるようなパワーに溢れている。 ストーリーは小さな不良グループ同士の抗争という筋書きだが、 宗教争いや全ての戦争に対するメッセージも刻まれているのだ。 歌唱シーンの吹き替えはかなり残念だけど、それでも体を震わせる熱意をひしひしと感じられる。 ナタリー・ウッドの演技、マーニ・ニクソンの力強い歌声。 文字通り怒りに満ちたものがある。 リチャード・ベイマーの演技、 ジョージ・チャキリスの存在感も凄かった。トレードマークの赤のように燃え上がるダンス、 リタ・モレノの情熱的な踊りも見事。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-03-13 00:09:45) 139.高校の文化祭で、私のいたクラスはこの作品の演劇をやって最優秀賞を獲得したのです(私は俳優でなく照明係でしたが)。原作を20年以上後でようやく鑑賞。若者たちの躍動感が素晴らしいです。シンプルなプロットを印象的なダンスシーンで盛り上げています。ミュージカル映画鑑賞の経験が少ないですが、他の作品も見てみたいなと思いました。 【次郎丸三郎】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-02-26 12:54:36) 138.《ネタバレ》 私の考えている、ミュージカルの(特に作曲者の)評価基準に、音楽による世界観というのがある。その作品世界を的確・端的にあらわした音楽、そしてどの一曲をとってみても、その世界の一部であることが明白に分かる統一感。 『南太平洋』は聴いただけで潮の香りがしてくるし、『キャッツ』では忽ち月夜の猫の集会に引き込まれ、『ミス・サイゴン』では東南アジアの落日の前に喧騒の街が浮かび上がる。そう多くは無いそういった優れた楽曲の一つが、この『ウエストサイドストーリー』だ。そのプロローグで我々は、対立する不良グループのイキがった争いを目の当たりにする。 しかも、このシーンはダンスまでが一体となって、二つのグループの諍いとその緊張感を表現していた。とりわけ、彼らの小競り合いがそのままダンスになっているのは見事で、才能というものを感じさせる。 ジュリエットであるマリアがトニーと共に死なないのは、ちょっとバランスが悪い感じはするのだが、一方それにより物語の視点が「二人の悲劇」にある感じの原典よりも、二つのグループの対立に重きが置かれ、よりテーマを前面に押し出していて、それはそれで良いのかも知れない。 【Tolbie】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-05-28 19:47:27) 137.何度も観る映画。ミュージカルは基本元気をもらう作品が多い中、この作品は"ロミオとジュリエット"が作品のベースになっているので・・・ご想像におまかせ。しかし楽曲とダンスが素晴らしく何度観ても飽きない(ミュージカル好き限定) 【movie海馬】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2012-04-22 03:59:02) 136.陽気なお話を想像していたら、意外にも重いお話でした。 【*まみこ*】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-02-25 00:02:03) 135.ロバート・ワイズ監督はかなり色んな映画を撮っている人ですが「サウンド・オブ・ミュージック」「ウエストサイド物語」と映画史に残る素晴らしいミュージカルを撮っているだけあって僕の中ではミュージカルのイメージが強い監督です。 心温まる物語と歌の素晴らしさで魅せる「サウンド~」と歌の素晴らしさプラス、キレのある素晴らしいダンスで魅せる本作。どちらも元の話があるものをスケールの大きいミュージカルに仕立て上げた演出が見事。本作の場合は共同で監督した振付師ジェローム・ロビンスの功績も大きいですね。 ミュージカルとして話の展開は好みではないですが、キレがありカッコよくて、特に前半のユーモアにあふれたミュージカルシーン、それを支える歌、音楽、ダンスのどれもが本当に素晴らしく見応えがある作品です。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-01-23 21:12:43) 134.「ロミオとジュリエット」を現代風にアレンジした、ドラマ仕立てのミュージカル映画。 元々ミュージカルが苦手なので、冒頭のシーンからヤバいと思ったのだが、 そんな心配も杞憂に終わり、最後まで楽しく鑑賞できた。ベタな恋愛悲劇なので、 ストーリーは好みが分かれるかもしれないが、出演者達はダンスや歌がうまくて見応えがある。 「サウンド・オブ・ミュージック」同様、映像、音楽、演出に優れており、 いかにも大作だなというミュージカル作品に仕上がっている。・・・と思ったら監督さんが同じだった。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-15 11:37:18) 133.学生時代に授業で観ました。10代後半の娘っ子だった私ら、ミュージカルにとんと縁がなく事前情報もなしに見せられたもんだから、いきなり登場人物達が歌いだし踊りだし…に大爆笑してしまった思い出。推薦した教授はさぞやがっかりしたことでしょうか。こんな最悪な環境が初見だったに関わらず、十数年たったいま、時々ムショウに観たくなりDVDをレンタルしてしまうのです。お話そのものは「ロミオとジュリエット」の古典ベースなので現実感がなく古くさいし悲劇ラストでいいとこないし。でもあのミュージカルシーンとダンスの爽快感が忘れられないのです。特にアニタ役のリタ・モレノの圧倒的で情熱的なダンスが素晴らしい。これでアカデミー助演女優賞獲ったと最近になってようやく知ったけど納得です。マンボ、マリア、トゥナイト、アメリカ、そしてクール! そうそう「ぱお!」がマイケルジャクソンの専売特許ではないと知ったのもこのミュージカル映画でしたw 【どぶん子】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-07-06 15:20:34)
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