みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
11.《ネタバレ》 “悪”とされる秘密結社にとっては戦隊側が“悪”であるように、“正義と悪”というのは置かれた立場によって変わるもの。この映画であればどちらが勝っても、“正義”が勝ったと腑に落ちることになるか……そう序盤では思っておりましたが、牢屋からの報復が始まって以降、ちょっと投げっぱなしですよね。隠れ家から独房にトンネルを掘っておけば、あの殺人はすべて完遂するのかどうか。皮肉ではなくそこが正直わからない。たとえば判事の携帯電話から弾が出る仕掛けやすり替えた方法など、説明までいかなくてもせめて伏線がないとなんでもアリになってしまわないだろうか(最後に自作の核兵器を持ち出す、なんてこともできてしまう)。ラス前まで来て隠れ家とトンネルが露見しないと考えているのも妙だ。 米国の司法制度の問題点を追求するのを主眼として、下敷きに据えたのがもっともセンセーショナルである猟奇的な復讐テロにしたにも関わらず、その部分が曖昧ではなにもかもぼやけてしまう。「もう殺人者と取引はしない」、このひとことだけで万事OKにはなりえないだろう。 序盤で期待は大きかっただけに惜しいが5点。オーラスの演奏会で“なにか”が起こってサヨナラホームランを期待したことは最後に記しておきます。 【まつもとしんや】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-10-04 11:44:05) 10.ラストの締めくくりでマイナス1点。私にとってはバッド・エンディングでした。確かに奴はやり過ぎていた。けど、あんな終わりにしちゃったら元も子もない。あと、冒頭のシーンももう少し怨みが高まる様な作り方や長さ持ってくれないと感情移入も薄い。冒頭から10年経つのが早過ぎ。復讐が始まってからも結構トントン拍子。スペシャルドラマにして2時間×3回くらいの丁寧な編集にして犯人をギャフンと言わせるくらいのエンドにしたら私好みのお話になったかも、と残念。 【movie海馬】さん [地上波(吹替)] 5点(2012-09-26 23:39:37) 9.《ネタバレ》 検事さん、犯罪者を爆殺するなんてそれは完全なる報復でしょ。 【ヘイターインサウス】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-06-20 14:52:43) 8.《ネタバレ》 内容を全く知らずに、タイトルに惹かれてレンタルしました。いや~なかなか見応えがあり、十分楽しめました。ただ二つほど気になった点が。一つは「完全なる」という割には、刑務所に続くアジトを、どうして発見されることを予測できなかったのか。あそこまで頭が切れるならそのくらいは計算できるだろうと。もう一つは、主人公が最後まで自分のことを「正義」と主張していたこと。できれば殺人を犯した時点で「悪」と言って欲しかった。そして検事に向かって「あんたが本当の正義になれば俺に勝てる」とキメてくれてたら、文句なく10点満点にしてたでしょう。それでも」人には薦められる作品だと思います。余談ですが、墓場での派手な殺害シーンは、あぁハリウッドお得意のサービスシーンなんだと目をつぶりましょう。(;´∀`) 【Dream kerokero】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-06-10 06:54:27) 7.妻子を殺され復讐の鬼と化した男と、自己中心的なエリート検事がかつての残虐な事件を巡って息詰まるような攻防戦を繰り広げるという話なのだが、途中から終盤にかけて完全にストーリーが破綻している。特に改心したはずの検事が犯人を目の前にして刑務所もろとも爆殺しちゃうって……。けっこう重厚で良質の犯罪映画を撮ってきた監督だっただけに、とても残念な映画だった。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-05-17 01:22:44) 6.《ネタバレ》 犯人の復讐と言う動機は「狼よさらば」の流れだと思います。ただここで感心したのは法哲学に踏み込んだこと。複雑な今の時代、時に目先の理由で本質を外してしまうことがあります。ここでは裁判での有罪判定を高めるという目的の方が優先して、凶悪な犯行を行った犯人が3年で社会に戻れるという不条理に、家族を殺された犯人は、法そのものを憎むようになり、さらにはその不条理に目をつぶる鈍感な法の執行人、さらには行政までをも憎むようになるのです。でもすべての復讐を殺しで行ったというのが、この映画の味わいの薄さでした。冒頭の凶悪な犯人は同情できない。でも法の執行人にも家族がいるのに同じように殺していくんじゃ負の連鎖です。ここはこの不条理に鈍感な人たちは同じようにその鈍感さゆえに彼らが痛い目にあうようにすれば面白かったのではないか?と思うのです。あの女性判事に適当な判例で、犯人が保釈されることを裁判所でわめくところが一番面白かったです。あれを掘り下げてもらえば、もっと粋な作品になったと思うんですが・・・ 【トント】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-01-22 00:58:31) 5.《ネタバレ》 これは惜しい。次から次へと予想を裏切り、驚かせ続けてくれたのに、ラストはあっさりこれですか。出来れば最後まで驚かせて欲しかったなぁ。 【にしきの】さん [DVD(吹替)] 6点(2011-12-12 09:37:57) 4.《ネタバレ》 米国の司法制度が分からないので、どうして殺人者の1人が死刑(米国の薬物による死刑の場面は初めて見ました。心停止を起こす薬物も使用していたみたいでした)になり、実際の殺人者が懲役3年なのかが理解できませんでした。その為か、単なる手の込んだ復讐劇としてしか捉えられませんでした。しかし、同じ復讐劇でも「ブラック・サイト」のような厭らしさはなく、むしろ頭脳明晰なハイテク機器を駆使した殺しのオンパレードで、ある意味でのそう快感(?)もありました。最後のジェラルド・バトラーがナパームの炎を背負った姿は、地獄での仁王様を観ているようで、初めての感覚でした。 【亜酒藍】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-10-24 01:09:44) 3.《ネタバレ》 半分くらいまでは面白かった。仕掛けが大きくなりすぎて恐怖感がなくなった後半がもったいない。 【Mazelo Nostra】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-10-11 11:24:04) 2.《ネタバレ》 設定がありきたりっちゃー、ありきたりです。しかし、みなさんおっしゃる「線引き」が大事でした。Law Abiding Citizen =法律に従う市民。が「完全なる報復」となったいきさつも知りたい、、、ところで、ジェイミー・フォックスが最後にコンサートに行くというのを想像できた方は何割だったでしょう、統計とって見たかったですが(笑)。肝心の司法に関する答えがあやふやだったように思いますね。ちょっと消化不良かも。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-09-05 14:59:19) 1.《ネタバレ》 司法取引を批判する映画なのか、刑務所にいながらにして凄惨な犯行を繰り返すサイコサスペンス映画なのか。後者の映画を撮りたいがために、中年層を取り込めるよう、司法取引の批判という知的な社会性漂うコーティングをしてみました的な映画。ジェラルド・バトラーがただの冷血なテロリストにしか見えず(事実暗殺者だが)、共感ゼロです。女裁判官を言い負かすシーンが面白かっただけに残念。 【かんちゃんズッポシ】さん [映画館(字幕)] 3点(2011-01-25 23:09:03)
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