みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
5.《ネタバレ》 えーと、何からツッコミを入れれば良いのか…先ず、この映画はアイドル映画だよね、前田敦子主演の。なのに彼女の下手な小芝居以外は彼女が引き立つ要素が全く無いというのが致命的。原作の小説の欠陥云々を今更掘り返しても仕方ないけど、少なくとも映画での主役は前田敦子なんだから、彼女をもっと引き立てる様なシナリオを作るとか、目立つ様な演出をしなければ、駄目でしょう。なんか、見ていて同じマネージャー役の峯岸みなみの方がはるかに目立っているし、オマケに峯岸みなみは演技も上手かったりして、誰の為の映画なのかが全く分からないですね。それと、根本的な話なんだけど、ドラッカーの"マネジメント"が全く活かされていないよね。身内に高校球児が居たから分かるのだけど、劇中でやっていた練習方法(複数のチームに分けての競争)なんてのは普通に採用している高校なんて沢山あるし、それがマネジメントを読んで気付いている様では普通は甲子園になんか行けません。ピッチャーが全然投球フォームが出来ていないし、ストライクに絞って球を打つとか言っているのに、試合では思い切りボール球に手を出しているし、オマケにラストで程高が勝つシーンでは全然マネジメントに関係無くなっているし。コンセプトが中途半端なのかもしれませんね。デートムービーにもなってないし、アイドル映画としても中途半端、ついでにコメディ要素や泣きの要素も持たせているくせに全然笑えないし、泣きも出来ない。そういう映画になっいるのがこの映画だと思います。 大泉洋と峯岸みなみの演技は中々良かったのでこの2人分の得点が全てという感じです。 【奥州亭三景】さん [映画館(邦画)] 3点(2011-06-18 01:13:31) 4.《ネタバレ》 無難なつまらなさ。予告編で観て、予想できるつまらなさ。 特に序盤は、結構酷い。 退屈な上に青木さやかのコントとか、スクリーンで観たくない。 そこらの演出とか酷すぎて、開始10分くらいで帰りたくなった。 まあ、序盤こそ酷いシーンが多いものの中盤以降は平平凡凡なベタなストーリーなので、観られなくはない。それにしても、女優陣に華がないのは痛すぎる…。 さて、本作はタイトルで「もし」という仮定を使った話である。仮定するってことは、普通じゃ考え付かないハッとさせられる出来事が待っているに違いない!って思うじゃないか。 でも、別にない。 もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだらこんなことになるのか!!?みたいなのが全然ない。 ごくごくフツーのスポコン。ドラッカーさんだしにされてるだけじゃない? 「マネジメント」ってそんな浅いのか? とりあえずイノベーションイノベーション言いたいだけじゃねーか。 なんで、こんなチマチマした映像を大画面で観てるんだろ、って気になる。 教育テレビで、じっくり解説しながらやってくれた方が面白いんじゃないかね。 どーせなら、AKB総出演でプリティ・リーグやってくれ(観るかわからんけど)。 【すべから】さん [映画館(邦画)] 3点(2011-06-12 09:17:28) 3.《ネタバレ》 AKB48の総選挙もあったし、見てみようと思い、ブラックスワンではなくこちらを選択しました。この映画を見ていて思ったのは、前田敦子という女優の事です。彼女は総選挙で1位になった時、自分を嫌いでもAKBを嫌いにならないでほしいと言っていました。しかし、私は彼女に言いたい、万人に好かれる人などいないという事を。そして、あっちゃんを好きで好きでたまらないファンは大勢いて、その人たちを大切にしてほしいと思う。この映画でも、もっともっと彼女を魅力的に描く方がよかったように思う。例えば、ず~と寄っていって、アップにする場面を多用するとか(画面いっぱいの笑顔、驚いた時の顔、怒った時の顔など)。親友が死を迎える時、アップの顔で涙がボロボロこぼれる演技をするとか、彼女に恋をする少年が出てくるとか、あっちゃんの為の映画と言って良いものを作る方がずっと良いように思えた。ローマの休日がヘップバーンの為の映画だったように、あっちゃんの為の映画という物で良いように思う。その方が大ヒットすると思う。今後、彼女が少女から女に変身するような映画が撮られたら、その映画は名作になるに違いないとひそかに期待するできばえだった。今後に期待したい。 【matan】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-06-12 03:50:13) 2.《ネタバレ》 ドラッカーの『マネジメント』を読んで弱小野球チームを立て直してゆく、という基本コンセプトから言うと、後半になるにつれ、理論よりも情に訴えるドラマ優先になってブレちゃってるんですよね。こうなって欲しくはないな、って展開(悲劇を持ってきて泣かせるパターン)をしてしまうのと合わせて、後半はやや凡庸な青春映画になっちゃった気もします。前半の、マネージャー=マネジメント本って勘違いから始まりつつも、そこから理論的に組織を組み立て、外部にまで影響を与えてゆく流れをもっと全編に貫いて欲しかった感じで。でも、みんなのキモチが一つにまとまってゆく姿は、同時に映画が作品としてまとまってゆく姿にもオーバーラップして感動的。AKB48って全然知らないんですけど(顔知ってるのって大島さんとか才加さんとかくらい?)、主演の前田敦子嬢はちっちゃくて(って調べてみたらそんなちっちゃくないですが)細っこいけど頑張る、みたいな感じがスクリーンにいい感じに投影されていて魅力的でした。束の間の若い日々を過ごす人々の姿が焼き付いていて、見ていてやっぱりこの国の青春映画っていいよねってしみじみ。おっちゃんには遠い昔だけど、死ぬまで日本の青春映画を見続けていたいなぁ、日本人に生まれて良かったなぁ、って思わせてくれる映画でした。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 8点(2011-06-05 13:41:49) 1.AKBも映画も大好きな私ですが、もしドラに関しては「AKB映画だしなぁ・・・」と躊躇していました。でも見に行って良かった!すごく面白かったです。●物語の序盤、チーム内での不満や仲間への不信感が試合結果に直結する所なんかは、見ていて昔の職場を思い出しました(笑)AKB世代より、社会人経験がある人のほうが共感できると思います。●会社勤めをしていると、目標達成のために感情の摩擦はやむをえなしと考えている人にたまに出会います。ひどいときは「自分の言っていることは合っている」→「自分にはその資格がある」と思っている場合も。●ドラッカーの私が好きな部分は、この映画でも描かれてたけれど「共感」→「協力」→「勝利」なんですね。どんなに能力が高くて、専門知識があったとしても、周囲に正しく理解されなければ、あるいは正しく活用されなければ価値は下がるわけで、感情の摩擦は反発を生むことがあるから、正しい理解や活用を阻むことが多いわけで。●なのでというのは強引かもしれませんが、大泉洋が「フォアボールをしようと思ってできるピッチャーなんていないんだアッ」と叫んだ場面は不覚にも泣けてきました。アイドルと若手イケメン俳優の奮闘は素晴らしいものがありましたが、やはり洋の存在は欠かせないでしょう(笑)本編とはズレましたが、是非見てください。ドラッカーの引用はありますが、基本的には若者が勝利に向かって努力するいい映画ですよ。 【キュウリと蜂蜜】さん [映画館(邦画)] 8点(2011-06-05 00:08:02)
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