みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
6.映像はなかなかキレイでしたね。 劇場の大きなスクリーンで見てこそ価値があると思います。 ですが、スペイン・バルセロナの雑多な猥雑さが出てなくて、いかにも映画用の、よそ行きの表面しか描かれていないのが残念。 逆にロンダの街はキレイすぎましたね。 さて、映画のほうですが、前作よりはおもしろかったように感じたのですが、どこか違和感を感じました。 やっぱり、織田クンは外交官役なんだから、ネクタイを締めたスーツ姿で活躍して欲しかったですね。 そういう面では、伊藤英明の方が印象に残っています。 やっぱり、カッコいいヒーローはスーツ姿で活躍して欲しいです。 スーツ姿が似合わない日本人には、ジェームス・ボンド役は無理ってことですかね。 あと、黒木メイサはなかなかの美人ですが演技は下手ですね。 もう少し演技力のある女優を起用すべきだったと思います。 【ミスプロ】さん [映画館(邦画)] 6点(2011-07-15 00:32:38) 5.《ネタバレ》 前半~中盤にかけては良く、これは中々いけるかもと期待したが、中盤~後半にかけて盛り下がり気味でした。事件の真相に辿りついても、驚きより「ふ~ん」と冷めた感情が先行してしまいました。 黒木メイサは賛否分かれそうですが、陰鬱な雰囲気がキャラ設定に合うかと思いきや、抑揚のない一本調子的なセリフの言い回しや、演技が固くギクシャクしていているところが駄目でした。この映画の核ともいえる役だっただけに、もう少し何とかならなかったか。説得力なしです。そもそも何ぜ、事件の第一発見者とはいえ一介の通訳の小娘に、大の男達がこうも振り回されてるのかの説明が乏しいため、ラストまでは、何やってんだよしっかりしろ!との思いが拭いきれずモヤモヤしてました。織田裕二、伊藤英明の両名は良かった。伊藤が織田より目立ってた感がありますが。戸田恵梨香は何だろ、この女優さん演技ワンパターンじゃないですか?ある意味黒木より駄目。ただ今作は前作よりは良かった、スペインの背景が素晴らしく異国情緒に浸れた、ということでこの点数。 【LORETTO】さん [映画館(邦画)] 6点(2011-07-14 11:58:29) 4.《ネタバレ》 前作同様、外交官と云いつつ外交官らしくない織田裕二が大活躍する。 まあ僕は映画的手法はこれっぽっちも判らない素人なのでそういったこと抜きで話をすると、織田裕二の気取っている役柄はあんまり好きではないけれど、今回は前作よりもあまりそれが感じられなかった。 ストーリー的には少し無理を感じるものの見せ場や盛り上がる場面もあり、なかなか楽しめた。 ※2021年8月3日追記 これは何度も観返すうちにどんどん好きなっていった作品。 冒頭の黒田の登場シーンや、戸田恵梨香演じる前作の登場人物、安達の登場シーンなども、いきなりではなく、前のカットで後ろ姿を映しておいての登場、というさりげなさからくる巧さ、黒田の処置を、闘牛士の事故を被せることで暗示する演出、そしてカサブランカを彷彿とさせる余韻の残るラストなど、実に、巧いな、と思わせてくれるシーンがたくさんありましたし、実際のところ、アクションもかなりクオリティの高いもので、和製ジェームズ・ボンドものとでもいうべきスタイリッシュさも兼ね備えている作品でした。 アンダルシアである必要性は?と聞かれると正直内容にも思えるのですが、十分良くできた作品だと思います。 【クリムゾン・キング】さん [映画館(邦画)] 8点(2011-07-11 04:06:24) 3.期待しないで見に行きましたが割りと面白かったです。 前作はダレダレで飽き飽きして見てましたが、今回は飽きの来ない展開で終始楽しく見ることができました。キャラクターの個性に面白みが無く残念ですが、全体としては良い出来だと思います。 【ぬーとん】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-07-08 01:32:15) 2.《ネタバレ》 前作と比べると非常に満足できる出来になっていたと思います。とにかく前作の「アマルフィ」に散見された、全く必要の無いシーンの数々は本作には余り見当たらなかった。また今回はバルセロナ、アンダルシアの風景も綺麗に撮れていて安心。前作のピンボケ空撮は一体何だったのでしょうか。あとは前作から相変わらずの警官と主人公・黒田の無能さ(黒田は基本的に捜査の妨害しかしていない)をカバー出来ればもっとサスペンスとして盛り上がったのではないかと思います。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-07-03 20:03:27) 1.《ネタバレ》 バルセロナの路地で、異変に気付く織田裕二のショット。その後景に、意味ありげにバイクを止めている男が映っている。続くチェイスシーンでは既に織田はオートバイを駆っている。という具合に、鮮やかな省略の妙味を随所に見せてくれる。 一方で、カットは多めに割られながらも、そのうちの1ショット内に難度の高いアクションを取り込んでインパクトを作る工夫も徹底されている。(タクシー後方からの清掃車の激突、マーケットでの三つ巴の追跡シーン) 空ショットは極力抑え、自然光を活かしながらロングショットでロケーションと人間とを同化させることで、双方の存在を見事に際立たせている。 その白眉が、緑の地平線を背景に黒木メイサが片足を引きずりつつ歩む横移動のショットだろう。 あるいは、風の感覚を伝える演出の数々も細かい。空撮の、風に乗るような感覚のみならず、ホテルや車の窓の開閉によって主人公らの顔に吹き付ける風は、独特の情感を醸し出すとともに、説話的にも無駄なくシークエンスに活かされている。 伏線としての小道具、仕草の活かし方もさらに良くなっている。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-06-26 22:22:47)
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