みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
60.《ネタバレ》 もうちょっとシャープな謎解きものを期待したのに、まるで月並みな人情ドラマ。テレビのなんとかサスペントとかと大差ない程度。血のつながり? 親子関係? あーあ、古くさい。せっかく旬の俳優を並べたのに、これではなあ。もったいない。制作サイドの才のなさが深刻。だいたいが、当初から問題のありかがわかってしまうような筋書きなんて、脚本家の無能の極み。 【goro】さん [DVD(邦画)] 3点(2014-04-25 23:53:28)(良:1票) 59.《ネタバレ》 他のテレビドラマの映画化で、シリーズの方向性と違うなどと批判しておいて、迂闊だったと反省する。このガリレオシリーズの映画版は、科学を応用したトリックを暴くという事が主眼のテレビシリーズとは違い「情」というモノを、めいっぱい見せてくれていて、それが感動的に受け入れられる良い映画版シリーズになっていると思うからだ。 事件のトリック的には、たいして驚きも何もないばかりか前作映画よりもガッカリであるが、それがもたらす物語が秀逸。 娘を守ろうとした二人の父の話にも感涙させられるが、「人生を捻じ曲げられようとしている者」が少年の事だというTVでは見られない湯川の感性。それに対しての湯川の対応が「科学」というモノを教える、というのには心底感心する。それが実に、「情を持ったガリレオシリーズ」らしくてイイのである。 【Tolbie】さん [DVD(邦画)] 8点(2014-03-01 21:17:31)(良:1票) 58.個人的に「容疑者Xの献身」は大嫌いな映画だったんだけど、前作よりは随分楽しんで観ることができました。夏の空気感が伝わってくる映像や、役者の演技、ペットボトルロケットで実験するワクワク感、そして所々ハッとさせられる編集など、見所は沢山でした。TVドラマの映画化でここまでシッカリしてる映画は初めて観ました。とくにペットボトルロケットのくだりは良かった~。自分も、子供の時に親父と一緒に試行錯誤しながら飛ばした思い出が蘇ってきて、感動倍増でした。湯川の主義、心情も伝わってきました。最後に一瞬映る調査船にもハッとさせられます。ただ、事件の真相は「容疑者Xの献身」同様、あまり共感できるものではなかったです。「家族のため、大切な人のため」と言いつつも、裏を返せばただの身勝手としか感じられませんでした。極論ですが、つい最近、人を殺して「けじめつけてきます!」と言い残し自主したヤツがいましたが、あれに似た気持ち悪さがあります。美談のように描いてますが、やってることは結構エグいと思います。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 6点(2013-07-23 11:47:44)(良:1票) 57.この事件は別に湯川先生じゃなくても解決できなくない?警察で十分事足りる(子供がわかったくらいだから)最初の事件にしてもそれ程驚きもなく、むしろそうなると動機が弱くないか?って思うし、旅館の事件も同じく。海を守るって話も結局どうなったのか。前作が良かっただけに残念です。湯川先生を出せば何でも面白くなると思ったら間違いです。いい所と言えば、湯川先生と少年とのやり取りがほのぼのしてて良かった事と杏さんの魅力が全開だった事彼女がお気に入りの人にとっては一見の価値あり。 【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 4点(2013-07-01 20:01:35)(良:1票) 56.《ネタバレ》 『容疑者Ⅹの献身』に比べると、非常にガリレオっぽくてこちらのほうが好き。特に序盤はキレキレの湯川節がザ・ガリレオって感じで楽しい。くそ真面目、超クールなのに、そこにユーモアを生み出すのが湯川学最大の魅力だと思います。 ミステリーとしてはやや弱いか。演者の表情や雰囲気でなんとなく真相が読めてしまう。そしてその想像の範囲を出ない真相。さもありなんといったところ。ごりごりに推理を楽しみたい人たちにとっては物足りないことでしょう。 そのぶん人間ドラマに魅かれるところがあるかと言えば、それもぼちぼち。前作『容疑者Ⅹの献身』では犯人の皆様にすごく感情移入できたのに、なぜでしょう。他の方のレビューを見てなるほどなと思いました。必然性の欠如。これは原作の問題かもしれませんね。 唯一良かったのは男の子かな。理科は嫌いって言う恭平君に、「聞き捨てならない」と理科の魅力をペットボトル探査機を使って伝える湯川さん。2人のやりとりに終始ほっこりしてしまいます。 ・・・だからこそ恭平に殺人の片棒をかつがせたことは許せいないです。それに気づいている湯川さんが、成美に恭平を支えてやれと言ったシーンはぐっとくるものがありました。 総評。傑作とまではいかないかもしれません。ですが万人に愛されるガリレオシリーズの一品だと思います。 ※ちなみに東野圭吾作品、すべて読んでいるわけではありませんが、彼の作品は過程はすごく盛り上がるのですが真相やオチがいまいちなものが多いです。そういった意味では、この作品はとても東野圭吾っぽいです。 【たきたて】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2023-05-06 09:05:57) 55.映画前作「容疑者Xの献身」がそれなりに悪くなかっただけに、「かばう」の種類は違うとはいえ、こうも「かばう」を連発されるとちょっと辟易としてきます。福山のキャラづくりも、前作の堤真一との対比だとアリだったと思うのですが、真っ向から対峙する相手がいないと、雑魚相手に意味ありげなことを匂わしがちな不快なキャラだよなと。あと「容疑者X」における容疑者の非情な決断は、天才と狂人は紙一重というところで、それなりに納得感があったのですが、本作の容疑者の非情な決断(殺しじゃない方)は、そんな雑なことある?と思ってしまいました。 【camuson】さん [インターネット(字幕)] 2点(2023-02-07 17:42:42) 54.《ネタバレ》 容疑者Xの献身が良かったのでこちらも見ましたが期待以上のものではありませんでした。容疑者Xのある意味閉鎖的な空間と比べ少し物語が広すぎた感があります。あと、吉高さんが出てますが前作の柴咲さんと比べ全然活きていないですね。 【珈琲時間】さん [インターネット(邦画)] 5点(2023-01-13 09:02:45) 53.《ネタバレ》 テレビシリーズも原作も読んでいませんが全然OK。 ペットボトルロケットやら一酸化炭素中毒などの要素を組み込みながらのひと夏の話。 一見さわやかに思えますが話はだいぶ重め。解決しても決して晴れやかな気持ちにはなれないけれど、「それでも、知り、選択すること」の大切さを問いかけてくるような、そんな作品でした。 【クリムゾン・キング】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2022-10-16 19:54:41) 52.読了後視聴。青い空と海と少年との交流が素敵に描かれています。 【TERU】さん [インターネット(邦画)] 9点(2022-09-25 20:57:51) 51.《ネタバレ》 出だしはワクワクしたんだけど... 殺人にいたる動機がかなり弱い気がする。 そんな理由で追いかけて行ってまで殺そうとまでするのはむしろサイコっぽい。 そっからもう楽しめなくなった。 【Dry-man】さん [インターネット(邦画)] 5点(2022-09-13 22:52:32) 50.福山でも杏でもない、主役は白竜です、俺は男泣きしました。 【まるまだっち】さん [DVD(邦画)] 8点(2021-10-07 09:49:32) 49.《ネタバレ》 ネタバレあります。 ■仙波 → 16年前、成実の罪をかぶってムショ行きに。出所後は重病を患い、ホスピスへ入所。どうやら、余命幾ばくも無さそうだ。 ■川畑 → 成実の罪を隠し通すため塚原を殺すことに。ある意味では、彼もその人生を狂わされた被害者かもしれない。 ■塚原 → 何の罪もないのに殺されるという、本作における最大の被害者。 ★成実 → 全ての発端である殺人事件の真犯人。あれから16年、両親の故郷にある美しい海で優雅にダイビング三昧の日々を送り、あまり罪の意識はなさそうに見える。そして、これからも何食わぬ顔で海の番人ヅラして生きていくのだろう。 (総括) 男たちばかりが不幸な物語である。前田吟さんの若かりし日の結婚写真で「男はつらいよ」思い出しちゃったけど、あれは今思えばこの事件の真相 (性質) を雄弁に物語っていたとしか思えん。 以上。 【タケノコ】さん [インターネット(邦画)] 4点(2021-08-07 23:03:40) 48.《ネタバレ》 役者たちはきちんと演じている。わかりやすい進行でストーリーを引っ張っていく。真相がカットバックで挿入される。そつがない。 でも、一番大事な家族の人間関係のあやが東京の話になってしまった。真夏の方程式なのに冬の東京が重くのしかかる。「真夏の方程式」じゃないじゃん。川畑節子と仙波が故郷の夏の海で過ちを犯して成美が生まれたのなら、もう少し「真夏の方程式」だったかも。せっかくの美しい海がストーリー的に重要ではなく中途半端に見えてしまう 。 【ブッキングパパ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2020-07-19 17:12:45) 47.最初は良かったけど、だんだん面白さが低減しているような気がします。 「そんなんで、殺しちゃうんだ!」と思うような動機はいただけないなぁ・・・ 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 5点(2018-07-11 20:48:48) 46.2013年はガラケーのほうが主流だったっけ・・・ IPHONEの動画モードとか、いろいろあった気がするが? 【チェブ大王】さん [地上波(邦画)] 5点(2018-07-08 21:34:36) 45.《ネタバレ》 うーん、これって「容疑者Xの献身」と似てますよね。 面会室での、湯川と、川畑の会話を聞いて、泣き崩れる成美の姿も、「容疑者Xの献身」の石神の姿と被って見えました。 どうしても「容疑者Xの献身」と比べてしまいますが、湯川と川畑の面会から事件の真相(湯川の推測)が明るみになり、面白くなりました。 【へまち】さん [インターネット(邦画)] 6点(2018-02-17 12:51:05) 44.《ネタバレ》 始まった時は、名作の予感だったけど、後半かなりいけてない。皆の指摘している通り、動機もトリックも無理がある。残念。 【センブリーヌ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2017-07-23 00:34:02) 43.15年前の衝動殺人に今回の計画殺人、どちらも殺意に至る切羽詰まった動機が伝わってきません。ミステリーより感動に重きを置いているようですが、最後の延々と続く感動シークエンスも空虚に映ります。小説も無理っぽかったような記憶があるので原作の問題ですか。 【ProPace】さん [地上波(邦画)] 5点(2016-03-27 01:09:43) 42.《ネタバレ》 夏休みの少年モノとして見れば、実験シーンをはじめ見るべきところはそれなりにある。夏らしい風景の切り取りもよい。けれど、それを台無しにする脚本と演出。多くの方が指摘する殺人の動機やミステリーとしての評価は、たぶん原作もそうなんだろうし、少年を犯罪に絡ませて後味の悪さを残すあたりは悪い意味で東野圭吾らしい。ただ、演出としては、たとえば工夫のない杏のダイビングの描写・・。同じアングルをただ繰り返すだけ。また、「家族愛」描写も杏の泣いてる顔を芸のないアップでだらだらと写すだけ。全体的に締まりがなく、登場人物の「感情」を描くシーンの多くが冗長で、こちらの感情を刺激するどころかかえって冷めてしまう。その意味では、変化に乏しい湯川先生を演じる福山雅治と眼力だけで乗り切った白竜以外の俳優みんなが下手くそに見えたのは、演出力や構成力の問題だと思う。ながら見するテレビではいいかもしれないけど、いちおう2時間これに集中するつもりで見ている映画では、このへんの出来が作品の評価を左右するのです。あ、あと前作もそうだけど、基本的にTV版の登場人物(警察側の2人)は完全に顔見せ以外の意味がない蛇足でした。 【ころりさん】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2016-02-07 14:34:26) 41.《ネタバレ》 一見面白い雰囲気はあるものの、観終わった後はいろいろと「?」が浮かぶ。初めて会う女をいきなり追いかけて刺すか?とか何かを言いにきた「元」刑事を話も聞かず衝動的に殺すとか、そしてみなさん仰せのまだ小学生のかわいい甥っ子に犯罪の加担をさせてしまうという最高に後味の悪い結末。観なきゃよかったと久々に思ってしまった一本デシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(邦画)] 1点(2016-02-03 06:56:59)
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