みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
34.《ネタバレ》 ○戦時中に不倫とはと思うが、どの時代にも付き物なんでしょう。それを半世紀越しに知る息子。戦争に割にライトな雰囲気とは裏腹の内容。○語りを中心に進んでいく中で、所々に顔を出すCGは必要だったかな。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-02-22 22:33:19) 33.《ネタバレ》 私の母は「女中さんじゃないんだから」が生涯の口癖で長らく意味が良く分かりませんでしたが、本作は今より二世代前の生活様式がよく描写されていたため時間旅行のようでとても参考になりました。タキが時子夫人に強い口調で自分から提案した(予告編のシーン)事を実行せず運命が決まってしまったため、二人は信頼関係になかったという事で感動も無くわざわざ映画を作る内容だったのかと思いますし、映画としての満足度は低くなってしまいました。原作だとタキは時子夫人に恋していたという事ですが、残念ながらその複雑さは表現しきれなかったようです。60年も経てばあの時何故そのような行動をしたかの理由というかストーリーが自分の中で出来上がって言い訳がましく語る事もできると思いますが、それも無かったので薄っぺらい印象です。 【DAIMETAL】さん [DVD(邦画)] 4点(2015-10-23 08:06:50) 32.《ネタバレ》 一部レビューに批判としてありますが妻夫木に「南京大虐殺があった」と語らせるシーンは私も興冷めしました。思想・信条(良心)の自由は憲法で保障されているとはいえ娯楽映画に持ち込むのは反則です。そもそも唐突・決め付け過ぎます。倍賞の「南京陥落の戦勝セールが楽しかった」という回想に言い返す場面なのですがそれなら「戦争は殺し合うものなんだからいくら勝ったからと言ってセールをして楽しむのは人として間違ってないかな?」程度が自然です。それから逆に吉岡はミスキャスト(松が惚れる魅力がない)、との批判には疑問です。美女は醜男に惚れる、のは定説ですしむしろ影のあるいかにもという俳優が演じたらちょっと臭さを感じます。各論から触れましたが総じてさほど感情移入できる物語ではありませんでした。松が書いた手紙を実は黒木は吉岡に渡さなかった、のがラストの見どころのようですがそれとて特に感動的でもなく「それがどうした?」感がありました。感性が鈍いのでしょうか。そんなこんなで5点とさせていただきました。 【yoroshiku】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2015-08-19 15:25:11) 31.これは面白いね。 ほんと小さいおうちの小さい出来事なんだけど、松たか子と黒木華の功績が大きい。 ほぼ想像通りに事が進むので、驚きとかはないんだけど、なんとも言えない予定調和の面白さがある。 シリーズ作品の1本を見ているかのような安定感がありました。 小中家での出来事や戦後の奉公先での出来事も見てみたい。 【もとや】さん [地上波(邦画)] 8点(2015-06-25 20:20:22) 30.《ネタバレ》 最後の山田洋次ファミリー、倍賞さんも吉岡くんも、落としどころがキチンとしたとこで、見事完結!戦時下がこんなに明るい社会だったってことは、現代だって・・・てことがよく分かりました。 【トント】さん [DVD(邦画)] 8点(2015-06-21 23:50:26) 29.《ネタバレ》 いや~おもしろかったですわ。何が面白いって、まさに「昼ドラ」ですやん(笑)。そりゃ、上流の奥様が、しがらみにもまれながらも不倫を続ける話なんざ、見てて楽しいに決まってますもん。家政婦は見た、じゃなくて、タキちゃんは見た、ですね。そしてまた、その当時の時代背景も知れて興味深い。妻夫木くんのポジションは、まさに教科書でしか当時を知らない現世代そのもの。この年代だから食べ物はなにもないだろうにとかそういう単純さでみちゃいけませんね。やはり生き証人の言葉は大切です。 【あろえりーな】さん [地上波(邦画)] 8点(2015-04-01 22:52:55) 28.黒木華の存在感だけは評価できますが、あとは退屈。それなりに丁寧に作ってある気もするのですが、伝わってくるものがありませんでした。 【コウモリ】さん [DVD(邦画)] 3点(2015-03-12 08:28:39) 27.演者さんたちに支えられて小さいエピソードたちも意義有るものになりました。 【HRM36】さん [地上波(邦画)] 5点(2015-03-09 13:52:18) 26.原作の方が時子と板倉が惹かれあっていく様子がよく描かれているが、ほぼ原作通りで雰囲気がよく出ていると感じた。黒木華は眼で演技ができる女優ですね。 【noji】さん [地上波(邦画)] 6点(2015-03-09 00:33:02) 25.《ネタバレ》 原作は未読です。タキちゃんと時子や恭一とのやりとりや平井家で起こる日常の出来事が少し喜劇っぽく描かれていて、サザエさんを観ているようなほのぼのした気持ちになれました。話が進むにつれ時子の不倫が中心になっていき観ていてもつまらなくなりました。なんだか残念です。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-03-08 16:16:56) 24.《ネタバレ》 映画の内容については皆さんが書きつくしているので、書きません。黒木華の演技力と存在感がすごいですね。てっきり東北出身かと思ったら、違ったのでびっくりしました。黒木華がいなかったら、この映画は安っぽい不倫劇になっていたのではないか、この人がいたから、この作品に芸術の香りが加えられたとすら感じられます。妻夫木聡は自然体の演技でしたが、好感が持てました。吉岡秀隆は、あのへにょへにょした感じがもとから好きでないので、何でこんな人と不倫をする気になったのかと思いました。 【チョコレクター】さん [地上波(邦画)] 6点(2015-03-06 12:57:21) 23.その時代に生きる人々の様々な想いが戦争によって破壊されていく。「過去を美化するな」という戦後教育を受けた若者の叫びに2重の意味を込めた、山田監督の反戦映画なんだろうと思う。(原作未読なので小説のテイストは違うのかもしれないが) 【東京50km圏道路地図】さん [地上波(邦画)] 7点(2015-03-03 21:13:30) 22.小さいおうちで起こった小さな情事。引き込まれて一気に観てしまったものの、オチに肩すかしを食らった気分です。本作を観たからと言って何の教訓にもならない気がしたもので…。特筆すべきは黒木華の圧倒的な存在感。 【Kの紅茶】さん [地上波(邦画)] 6点(2015-03-02 10:07:37) 21.《ネタバレ》 いやー参りました。あやうく健史の三文芝居に、いやタキ婆さんと健史の絆の深さを見誤るところでした。健史は空気の読めない馬鹿者ではなかったのですね(以下妄想を含めた個人的解釈です。未見の方はご注意願います……)タキは何故奥様の手紙を板倉に届けなかったのでしょう?2人の不貞が明るみになり、家族が壊れてしまう事を恐れたからでしょうか?いいえ、違います。もし彼女がそう考えたのなら、手紙など始末してしまえばいいのです。送り主(奥様)も充て主(板倉)も死んでなお、誰も幸せにならない不貞の証拠など大事に取っておく必要はありません。にもかかわらず、タキは死後“不幸の手紙”を健史に託しました。その意図は何だったのでしょう。私はこう考えます。“この手紙を坊ちゃんに届けておくれ”。どうしてそんな惨い事を望んだのでしょうか。それは奥様に対する憎悪。夫がありながら愛しい人に手を出した性悪女。数十年の時を超えた奥様に対する復讐。それがタキの隠された本心であったと推測します。しかし自叙伝からは、そんな気持ちなど微塵も伝わってきません。それもそのはず。タキは本心を必死に隠し、自分に嘘をついて、生きて来たからです。(そんなタキの心を見抜いたからこそ、健史は彼女に自叙伝を書く事を勧めたのでしょう。そして「過去を美化するな」「事実をありのままに書け」と。タキの心を救うため)たった一通の手紙に、一人の女性の人生が縛られました。なんと哀れな事でしょう。ですから、健史はタキの真意を汲み取ったうえで、奥様への恨みを晴らす事に一役買ったものと考えます。しかし、ここで驚くべき事が起きました。坊ちゃんはタキを許したのです。「苦しまなくていいよ。小さな罪はとっくに許されているよ」と。母親を憎め、そして私(タキ)を恨め。そんな気持ちで持ち続けた不幸の手紙だったはずなのに、大きな心で許されるとは。憎しみを超えるのは、愛。慈しむ心。タキが坊ちゃんに注いだ愛情がこんな形で返ってくるとは。タキの魂はきっと救われたに違いありません。以上、私なりの解釈でした。もちろん、タキはもっと高潔な女性だったかもしれませんし、2人の仲を裂いた自戒の念ゆえ手紙を持ち続けたと考える方が自然かも。しかし、タキは泥臭く生々しい感情を内に秘めた“普通の女”であったと考える方が、このお話は沁みると思うのです。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2015-02-24 22:09:06) 20.《ネタバレ》 手紙を渡さなかった事に、どこまで感情移入できるかが肝になってくると思うが、まったく出来なかった。晩年「長く生きすぎた」と涙するまでのことが描かれているとは感じない。何の不満や不自由も無い(少なくともそう思えた)奥様の不倫との感情のギャップが不自然です。序盤からテンポが良く、会話の間の取り方もさすが。黒木華のはまりっぷりも良かった。それでも話がおもしろくない、それにつきる。 【ラグ】さん [DVD(邦画)] 4点(2014-12-21 01:06:58) 19.あの絵を捨てたのはもったいなすぎるがどうやって入手したのかがすごく気になる。 【アキラ】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-12-16 15:56:31) 18.《ネタバレ》 山田洋次監督が戦前、戦中、そして現代を舞台に何十年も秘められた恋を描いた映画。見る前はかなり不安な面もあったのだが、実際見てみると安心して最後まで見ていられたし、ところどころ難はあるものの良い映画だった。丘の上に立つ赤い屋根の小さいおうちのモダンさが印象的で、主演のふたり、奥様・時子を演じる松たか子は気品のある演技でとても良いし、タキ役の黒木華もまるで本当にその時代の人のような存在感と抑えた演技も印象的でこのふたりはまさにハマリ役。奥様と板倉(吉岡秀隆)の不倫関係を描くというのは山田監督の映画では異色のような気がするが、決していやらしくならずに描いているところが山田監督らしく、あまり不倫の映画を見ているという気にはならないし、ミステリータッチの展開も山田監督の映画では「霧の旗」以来だと思うが、この要素もうまく機能している。「母べえ」とほぼ同じ時代を舞台にしていながら、映画から受ける印象が違うのも良かった。(出てる役者のせいもあるのかもしれないが。)舞台となった小さいおうちが空襲で焼けるシーンをミニチュア特撮で表現したのも山田監督の映画としてはずいぶん思い切っている気がする。全体としては「東京家族」より本作のほうが好みなのだが、いちばんの不満としては登場人物たちの悲しみを号泣で表現する演出が多いのにはストレートすぎてひいてしまうし、せっかく出来ていた感情移入も途切れてしまうのは残念。(中でも倍賞千恵子演じる晩年のタキがモノローグで感極まって泣き出すところは唖然としてしまった。)原作がどうなっているのか知らないのだが、もっと抑えた演出のほうが効果的だと思うし、山田監督ならそれができるはずだ。あともう少し、「東京家族」の主要キャストが出演しているが、撮影の延期で降板した室井滋も過去パートに出演していて、黒木華演じるタキと一緒のシーンを見ていると、演じているキャラはちがうのだが、描かれている時代背景が同じせいかこの前までやっていた朝ドラ「花子とアン」をつい思い浮かべてしまった。終盤に出演している米倉斉加年(「男はつらいよ」シリーズ常連俳優)が最近亡くなってしまったのは惜しい。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-11-28 01:39:32) 17.ドキドキやワクワク感はない。見ていて安心感はある。一番の弱点は話があまり面白くないところ。 タキちゃんは良かった。 【紫電】さん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2014-11-20 21:02:13) 16.吉岡が二十代て。とツッコミどころもいろいろありましたが、さすが山田洋次、落ち着いて最後まで鑑賞出来ました。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-11-03 20:05:03) 15.《ネタバレ》 少し切なくなるような、そしてすこし罪悪感を感じるような映画でした。なんとなく心温まる雰囲気は山田洋次監督らしいです。でも少し説明が多すぎました。もうちょっと雰囲気だけで心情を物語る撮り方が欲しかったなあ。最後のくだりは無くても良かったなぁ。 【Keytus】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-10-24 00:56:09)
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