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ファイブ・イージー・ピーセス

Fave Easy Pieces
(ファイブ★イージー★ピーセス)
1970年【米】 上映時間:98分
ドラマロードムービー
[ファイブイージーピーセス]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-03-23)【TOSHI】さん
公開開始日(1971-05-01)


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監督ボブ・ラフェルソン
キャストジャック・ニコルソン(男優)ロバート・エロイカ・デュピー
カレン・ブラック(女優)レイエット・ディペスト
ビリー・グリーン・ブッシュ(男優)エルトン
ファニー・フラッグ(女優)ストーニー
リチャード・スタール〔男優・1932年生〕(男優)レコーディング・エンジニア
ロイス・スミス(女優)パルティータ・デュピー
ヘレナ・カリアニオテス(女優)パーム・アポダカ
トニ・バジル(女優)テリー・グラウス
スーザン・アンスパッチ(女優)キャサリン・ヴァン・オスト
ラルフ・ウェイト(男優)カール・フィデリオ・デュピー
ウィリアム・チャーリー(男優)ニコラス・デュピー
ジョン・P・ライアン(男優)スパイサー
地井武男ロバート・エロイカ・デュピー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
天地総子レイエット・ディペスト(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
伊武雅之エルトン(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
菅谷政子ベティ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
加川三起トゥインキ―(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
中西妙子パルティータ・デュピー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
此島愛子パーム・アポダカ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
渋沢詩子キャサリン・ヴァン・オスト(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
宮川洋一カール・フィデリオ・デュピー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
玄田哲章スパイサー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
原作エイドリアン・ジョイス(原案)
ボブ・ラフェルソン(原案)
脚本エイドリアン・ジョイス
撮影ラズロ・コヴァックス
製作ボブ・ラフェルソン
コロムビア・ピクチャーズ
製作総指揮バート・シュナイダー
配給コロムビア・ピクチャーズ
その他フレッド・ルース(キャスティング)
あらすじ
石油採掘現場で不満と自己嫌悪を抑えながら働いているボビーは実は音楽一家に生まれ育ち、自らもピアニストになれる才能を持っていた。同棲しているレイは彼を盲目的に愛するが、ボビーは彼女を軽蔑しており、冷たく接するのが常だった。父親が病気で倒れたことを知ったボビーはレイと共に数年ぶりに実家へ帰る。彼はそこで兄の恋人に頼まれて「簡単な曲(easy pieces)」を演奏する。ボビーは演奏に感動してくれた彼女に希望を見出し、求愛するのだが・・・

】さん(2004-08-15)
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【クチコミ・感想】

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16.なんか難しい映画ですね~ ニコルソンの緻密な演技がやっぱ素晴らしいです。ただ、純粋に映画としてはイマイチでした。少し入っていきにくかった…でも、ニコルソンの凄さと感慨深い内容はなかなか見事なものがありました。見るタイミングを選ぶ映画でもあるかな?! レスマッキャン・KSKさん 6点(2004-12-14 01:10:17)

15.うーん、どうでしょう。恥ずかしながら、私もボビー(ジャック・ニコルソン)のように、学歴の割には、素直に胸を張れない仕事をしています。しかし、彼の焦燥感は頭ではわかっても、共感までには届きません。彼の責任感を放棄する態度や、自覚しながらも逃避を続ける生活に、どうしても違和感を覚えてしまいます。本作のような映画は、主人公へのシンクロ度がそのまま評価に反映するので、私には5点が妥当でしょう。最後にひとつ。この奇妙なタイトル、ピアノの初級教本の名前から来ているとか・・・。 円盤人さん 5点(2004-09-24 01:41:00)

14.《ネタバレ》 フリーターには胸が締め付けられる様な話です。優秀な音楽一家に生まれたわけでは無いのにずーーっと主人公のボビーの気持ちが痛いほど伝わってきました。親は子供に期待をかけるし子供も親の期待に答えようとしてしまう。もしその期待に答えられずに挫折したら最悪ですよね。きっと絶望に打ちのめされた様な気がするんじゃないかな・・・もしかしたらうまく立ち直る人の方が少ないかも。かといってあのラストは悲し過ぎるような感じがするしその反面一抹の希望すら感じてしまう自分に少し嫌気がさした。 一番星☆桃太郎さん [DVD(字幕)] 10点(2004-07-31 01:39:02)

13.《ネタバレ》 ラスト直前で父親に呟いた「こういう生き方しかできない」行為を、直後のガソリンスタンドでやってしまうとは。唐突なんでビックリしたけどこれが彼の生き方なのでしょう。ジャック・ニコルソン初期の名作だということで期待して観ましたが、ストーリーがダラダラしていてイマイチでした。トラックの上でピアノ弾き出すようなシュールなシーンは好きだったんですけどね。 ライヒマンさん 5点(2004-06-19 00:57:38)

12.特技「しんどくなったら逃げる」な自分にとって、この主人公には共感を覚えた。無論、将来を嘱望されたエリート人生から逃げ出したホビーと、何も嘱望もされてないのに人生から逃げ出しっぱなしの自分では比べようもないが、逃げることが生きることになってしまった人生、という共通項は見出せた。この当時のアメリカって、今とは違った意味で心底疲れてたんだろうな 永遠さん 5点(2004-05-25 19:56:16)

11.こういったテンポの映画は苦手だ~。 ケンジさん 5点(2004-05-10 16:54:31)

10.人間に運命なんてあるんだろうかと思う。ジャックニコルソンは全然好きじゃないが、いい演技をしていると思う。禿げ青年の苦悩はすごく伝わってきた。こういうシンプルなピアノ曲って心地よい。ラストシーンはかなり唐突で、唖然とさせられたが、この映画のイメージを決定付ける名場面だと思う。そしてそれが全く受けつけなかった。 ぷりんぐるしゅさん 4点(2004-03-29 18:29:26)

9.おいおい、最後そうやって逃げるかい。まあ、可愛いんだけどあそこまでまとわりつかれるとねえ。男は勝手だから逃げ出したくなる気持ちはわからなくはないが。でも逃げはいかんでしょう。逃げは。 tantanさん 6点(2004-02-12 23:25:53)

8.《ネタバレ》 迷妄と現実を相克しながら、ボビーは彷徨い続ける。子は親をけしては越えてはいけない。崇高なる存在を失うとき純粋な心は脆く頽落していく。節操に峻拒しても思想的煩悶は拭い捨てることはできない。すでに形而上の実存に囚われたボビーには畢竟な生活から逃避することしかできない。 ぼんさん 8点(2004-01-14 13:32:18)

7.正直この映画のよさが分かりませんでした。ただのわがままな男に見えてしまった。もう少し大人になったら分かるのかもしれませんが・・。5年後に再チャレンジしたいです。 ジョナサン★さん 4点(2003-12-24 13:06:52)

6.《ネタバレ》 「イージー・ライダー」を動とするなら、「ファイブ・イージー・ピーセス」は静である。エリート音楽一家に生まれ、将来を嘱望されながら石油採掘場で肉体労働に従事するボビーは、自由を求めてアメリカ中を旅するキャプテン・アメリカ&ビリーのコンビとは対照的な存在だ。彼らに共通しているものは唯一つ、現実からの逃避。混迷する時代の中で、将来への夢も目的も見失ったアメリカそのものの姿を象徴するかのように、その日暮らしを続けるボビーの日常。逃げることしか生き延びる道を知らないボビーの前に、言葉を失くした父は答える術を持たない。ただ無学であるがために、したたかに明日を生き抜いて行くであろうボビーの恋人レイの無垢な瞳だけがこの映画の救いだろう。ラストシーン、妊娠した恋人からも逃げ出したボビーの帰りを疑いもせず待ちながら、雨のしょぼ降るガソリンスタンドでコーヒーの紙コップをかじり続けるレイの無欲な眼差しこそ、精神の崇高な自由という幻想に追い詰められて行った60年代のアメリカが見落としていた真実そのものなのだ。逃げるアメリカ。汚辱にまみれたその魂の再生を予知するかのように、無知で愚かなレイはボビーが戻るのを待っている。おそらく彼女はその愚鈍さで、たくましく赤ん坊を産み育てて行くだろう。「イージー・ライダー」を編集段階まで監督しながら、ついにクレジットされることのなかった監督ボブ・ラフェルソンが、再びジャック・ニコルソンと組んで作り上げた、この作品はアメリカン・ニューシネマというムーヴメントに対する一つの答えでもある。 anemoneさん 10点(2003-12-05 00:59:14)

5. J. ニコルソンという人は、面相が特異なので、主人公のキャラクターに無意識に肉付けしてしまっていることに気付いた.本当は苦悩する以前に簡単に逃げ出してしまう、そして甘い自分を際限なくさらに甘やかすアダルト・チルドレンであるのに.ショパンのプレリュード4番の演奏は不安定で哀しい彼の心象そのものだったと思う.   シャリファさん 7点(2003-09-07 21:50:20)

4.うむ、苦い。ただ、アタクシの経験値が足りないためか、もひとつ感動には至りませんでした。でもラストシーンは切なくて、余韻が残りました。 ぐるぐるさん 6点(2003-09-06 18:40:45)

3.最高でした。ジャック・ニコルソンはほんとにすばらしい俳優です。きっととても賢明な人なのでしょう。 終わりの始まりさん 9点(2003-07-17 14:09:53)

2.自分はニコルソンの最高傑作だと思ってます。疎外感、父親との確執、目標も無くその日暮らしの生活、満たされない人生・・・自分とかぶっている部分が多くボビーが物言わぬ父と会話するシーンではいつも泣けます。 大トロさん 10点(2002-02-13 01:18:28)

1.アメリカンニューシネマの傑作かつ製作陣が大好きなイージーライダーとほぼ同様と聞いては期待せずにいられなかったのだが・・・。この映画の見どころはどこなんでしょうか?俺にはまったくわかりませんでした。なんか評論家筋には極めて高い評価を得てるみたいなんだけど、話としてはジャック・ニコルソン扮する主人公と妊娠したガールフレンドが久々に実家に帰るというただ、ただそれだけの話でして。ニコルソンと口がきけなくなった親父との会話のシーンに感動せよ、とでもいうのだろうか?ただ、映像はとても美しかったが・・・ ダイさん 4点(2001-07-02 23:59:40)

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【点数情報】

Review人数 36人
平均点数 6.06点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
325.56% line
4719.44% line
5616.67% line
6925.00% line
7411.11% line
838.33% line
925.56% line
1038.33% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.00点 Review2人
2 ストーリー評価 3.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 3.00点 Review2人
4 音楽評価 3.50点 Review2人
5 感泣評価 3.50点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

1970年 43回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ジャック・ニコルソン候補(ノミネート) 
助演女優賞カレン・ブラック候補(ノミネート) 
脚本賞エイドリアン・ジョイス候補(ノミネート) 
脚本賞ボブ・ラフェルソン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1970年 28回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)ジャック・ニコルソン候補(ノミネート) 
助演女優賞カレン・ブラック受賞 
監督賞ボブ・ラフェルソン候補(ノミネート) 
脚本賞ボブ・ラフェルソン候補(ノミネート) 
脚本賞エイドリアン・ジョイス候補(ノミネート) 

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