みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
7.舞妓入門編。舞妓になるまでの話を丁寧に描いている。主人公もいい。良作であると思うが、気になった点が2点。母親が話の中でしか登場しなかった事。この母親というのがストーリー上重要な要素だったのなら、母親を登場させた回顧をみせるべきだった。もう1点は、そもそもミュージカルにする必要があったのか。俳優陣の歌の上手さには感服したが、だから何?という感じになる。この監督さんなら、ミュージカルという手法を使わず、じっくりストーリーを進めていった方がよかったと思う。 【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 5点(2014-09-19 04:49:36) 6.スペインの雨は平野に降って、京都の雨は盆地に降る。これぞまさしく「マイ・フェア・レディ」をもじった「舞子はレディ」 ヒギンズ教授が若くてハンサムな言語学者になってしまうけど、歌有り踊り有りのコメディ・ミュージカルは何と言っても私好みで大変おもしろかった。鹿児島弁と津軽弁の女の子も良かったけど、竹中直人さん歌はまさに役者のミュージカルだ。そして監督夫人の草刈さん、踊りは本職だけどここでも見事、おまけに富司純子さん顔負けの諸肌ぬぎ。YS11からペーパームーンと京都の風情だけでなく印象的シーン満載。 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 8点(2014-09-16 17:23:40) 5.《ネタバレ》 前作であれ?もしかして?周防正行監督は第二のスピルバーグでも目指してるのかな?娯楽映画だけでは物足りなくなった?社会派の映画だってやれるんだよて感じずにはいられなくなり、「それでもボクはやってない」は評価できるけど前作は評価できない。そんな中での新作は舞台が京都でしかも舞妓さんのお話し、それをミュージカル風にとなると期待せずにはいられなくなり見てきましたが、この監督はやはりコメディがよく似合う。目の付けどころが良い。よくこんなにも田舎の雰囲気十分な素人さ全開な女の子見つけてきたなと驚かされます。上白石萌音、この新人さんあってこその映画である。京都弁を一生懸命に覚えようとする姿に頑張れ!て応援したくなります。稽古の場面で叱られて泣くシーンで、声が出なかったのが治る時のあの涙、泣き声は少女の気持ちがよく解るシーンとして上手く描かれている。沢山の人に見守られながら本当の舞妓さんへになる少女の成長物語として楽しむ事ができた。最後にもう一度だけ言わせてもらうけど周防正行監督は今の日本映画界にあって数少ない娯楽映画をきちんと撮れる監督だと思ってる。これからもまた面白い映画を撮り続けて欲しい。間違っても誰二のスピルバーグ化やオリバー・ストーンみたいな説教臭い監督にはならないで欲しい。 【青観】さん [映画館(邦画)] 8点(2014-09-15 20:19:12) 4.観光名所の絵葉書ショットも題材も、海外マーケット狙いの思惑が見え透いて辛い。 そうなると、赤いワンポイント小道具や、上白石萌音と富司純子が正座しての 正対切り返しや、そこでの富司の台詞中に挟まれる6つの空ショットといった 周防監督の小津趣味も、海外への目配せと勘ぐってもしまう。 常連組の馴れ合いじみた箇所も余計に感じるし、ミュージカル部分も各役者に無理に 割り当てていないか。この作品なら二時間を切るのが妥当と思う。 オープンセットではないだろうが、長谷川博己と上白石が連れ立って歩く橋の横手の柳 が風にそよいでいたり、水遣りのあとか、雨のあとか、石畳が湿って 光を反射していたりといった細やかな仕事は基本に忠実である。 草刈民代が上白石に化粧を施し、竹中直人が初お披露目に同伴するシーンの 厳かな美しさも良いが、何より富司純子のショットには常に敬意が払われている のも美点だ。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-09-15 20:01:28) 3.《ネタバレ》 年に1~2回、京都旅行にでかけて、老後は京都に住みたい(宝くじでも当たればね・・・)と思っている私にとって(両親とも代々目黒なバリバリの東京モンですけどね)、京都は憧れの世界。 その京都の伝統、文化、そこに生きる人を伝えている部分はとても良かったと思います。絵葉書的な定番の風景も出てきますが、舞妓の世界から見た京都の生活というのがとても興味深くて。 一方、今年は『アナと雪の女王』19回見たりとか宝塚ハマって8回見たりとか(今年あとプラス3回予定)、ミュージカルづいておりますが、この映画、ミュージカルってモノとしてはダメダメな感じなんですよね。 歌や踊りにちゃんと命が通ってないの。なんていうか、とってもハンパなモノを見せられてるなぁ、って感じで。普通に演技している部分はいいのに、なんでミュージカルシーンになると途端に画がダラけてるようなふざけてるような、いい加減なモノになっちゃうんでしょ? 歌で心に響いたのって大原櫻子(このコは『カノジョは嘘を愛しすぎてる』でも聴かせてくれましたねぇ)のところだけ。主役のコも上手いけれども踊りや表情は全然な感じ。ベテラン俳優の皆様に至っては、見ていてキビシイとしか。 『Shall we ダンス?』(宝塚版も見させて頂きました)のダンス教室メンバーが揃って出演していて、ラストにはあの二人が復活したりもしていますが、そういう内輪ウケ的ノリが必ずしも良い方向に機能していたとは言い難い感じで。特に監督の奥さんのミュージカル部分、あそこは丸々要らなかったんじゃないかなぁ。その分、尺を削って欲しかった感じが。 京の伝統の大切さについて言及している映画が、ミュージカル映画とか歌謡映画とかの伝統を軽視しているように見えてしまうのは問題だなぁ。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-09-14 20:22:11) 2.よくできた作品だと思います。 タイトル通り、「マイ・フェア・レディ」をモチーフにして、日本作品としては珍しいミュージカルに仕上げています。 脚本や演出よりは、役者の上手さでもっている作品のように感じました。 周防監督はコメディ作品を撮るのはやめたんでしょうかねえ? やっぱり、「シャル・ウィ・ダンス?」を上回ることはできてませんね、残念です。 【ミスプロ】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-09-14 16:50:31) 1.《ネタバレ》 上白石萌音は逸材だ。朝のあいさつの声の音色だけでも惚れ惚れする。でも、春子から作中ラストで岸部一徳のいうところの「一生懸命な若さ」のようなものが伝わってこないんだ。慣れない場所で困っている様子はうかがい知れるが。この作品自体が上白石の店出し(デビュー)なのではないかと思ってしまう。作中、やはり一徳の「小春の店出しでこんなにいろいろな人が脇を固めていてズルい」といった趣旨のセリフがあるが、そのまんまのことをワタシは本作に感じてしまう。また、そんな好待遇に上白石自身が困っているようにもみえるんだ。【追記】そして、あなたもメインテーマが頭の中でリフレインして困っているはず。 【なたね】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-09-13 20:20:42)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS