みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
41.前作からの落差の激しさにガックリ、ダラダラした展開での長すぎる上映時間にグッタリ。イーライ・ウォラック頑張っていたけれども魅力は感じず。リー・ヴァン・クリーフ素敵ではあったものの、私の血圧・脈拍は変化無し。嗚呼もどかしい。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 5点(2020-06-13 02:10:23) 40.この映画を端的に表すとするならば、まあやたらと長いということです。最初30分は説明風の流れが延々と続きます。途中も拷問のシーンや砂漠のシーンがやたらと長い。汗臭そうなこめかみのアップが延々と続くし、ラストの三つ巴の決戦もまた長いこと長いこと。音楽が終わってからもさらに長い。もう本当にマカロニウエスタンを一言で表すなら「しつこい」。 ハッキリいってもう少しウマくまとめてくれたら余裕で120分で収まったハズです。しかしこの単調で気だるい雰囲気が正にマカロニウエスタンだともいえますので、難しいところです。何よりクリント・イーストウッド=ジョーとリー・ヴァン・クリーフ=セテンサ、そしてイーライ・ウォラック=テュコの三つ巴の絵が最高すぎて嬉ション出そうな勢いなのです。 随所に豪快なシーンもあって、有無を言わさずテーブルの下からぶっぱなしたり、、風呂桶からぶっぱなしたり、、と、とにかく最高×豪快×かっこイイ×マカロニ=続・夕日のガンマンなのです! 2023/9再鑑賞 ドル箱三部作として4K放送されていたので「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」「続・夕陽のガンマン/地獄の決斗」と、続き物として再鑑賞しました。やはり以前の鑑賞時同様、本作はどうにも間延びしていて時間が長く感じてしまいました。余談ですが、イーライ・ウォラック=テュコが夕陽のガンマンのジャン・マリア・ヴォロンテ=インディオじゃなかったことに驚きました。似てますが別人ですねこれ。 前二作と比べると本作はストーリーが凝り過ぎていて、マカロニのしつこさとは相性が良くありません。南北戦争とかも必要なくて、伝説の黄金と戦争を絡ませた伝説話で十分でした。続けて見るとロケ地が同じだったりして少し安っぽさも感じました。私のとっては前作「夕陽のガンマン」がマカロニウエスタンのベストオブベストでした。 【アラジン2014】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-09-05 14:51:18) 39.《ネタバレ》 とりあえず長い、そして南北戦争のシーンに西部劇のガンマンが混じっている違和感が強かったです(時代考証は間違いないのでしょうが)。正直前作ほどの楽しさは無かったですが、ラストの「ならず者」→「悪玉」→「善玉」→「お前は善玉なんかじゃねえ!」で思わず笑ってしまい、全部許せる気持ちになりました。映画を見ているとこういうこともあります。 【次郎丸三郎】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-09-03 11:28:11) 38.渋くてダンディな映画でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-30 15:19:54) 37.《ネタバレ》 見せ場のラストの決闘シーンが引き付けられる。ウォラックのカマ走りは可愛い。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 5点(2014-02-11 12:17:51) 36.《ネタバレ》 素晴らしいですね。開幕から台詞がないこの作風はどっかで観た気が・・・と思ったら、なるほど「ウエスタン」に通じるものがありますね。雰囲気と役者で魅せる素晴らしさ。こちらもやはり、私にはストライクです。 この作品はまさに原題の「善玉・卑劣漢・悪玉」が示す通り、とにかくキャラが良かった。若かりし頃のイーストウッドかっこ良すぎ。また、卑劣漢と悪玉の差別化ですが、やむにやまれぬ事情で姑息で卑怯なことを行うトゥーコを卑劣漢と表わし、表向きはマトモだが裏ではドス黒いことをやっているエンジェルを悪玉と表現するあたり、なるほどと思わせられます。もちろんどっちも悪なことに変わりはないですが。個人的に好きなのはやはりトゥーコ。「憎めない悪党」というキャラクターの表現が見事です。 さらに描写として、ブロンディとトゥーコの関係の表現が素晴らしい。序盤で二人は「相棒とはいえ分け前は俺が上だ」という主張をする。そして物語が進むにつれ、ブロンディはトゥーコが現在に至った理由を知り、ほんの少しだけトゥーコに対する印象が変わる。終盤、決闘においてトゥーコはエンジェルを狙う。これは宝の場所を知っているブロンディを後にする+単純に恨みがあるエンジェルを狙うという理屈的な理由が働くのも上手い。そして最後、ブロンディは宝を全て持ち逃げできるほど有利な状況であるにも関わらず、トゥーコと山分けにする。つまり、同情したり隙を見せるほど心を許してはいないが、お前に対する印象はほんの少し、ほんの少しは変わったよ、ということが表現されていると思われます。トゥーコを舐めて酷い目にあわされたというのが伏線として効いていますね。 また、名も無き者の墓に宝が埋められているというのとブロンディが名も無き若き兵士に敬意を表するというシーンはリンクしているように思えます。「本当に偉大なのは、歴史の表舞台に立たない名も無き者たちなのだ」というメッセージが込められているように感じました。 【53羽の孔雀】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-01-19 05:22:27) 35.《ネタバレ》 続とあったのでてっきり続編かと思っていたら、リー・ヴァン・クリーフが悪玉で前作とはまったく別のお話に。 夕陽も関係なかったし、この邦題は疑問。 善玉イーストウッドと卑劣漢ウォラックの丁々発止も楽しく、三者のキャラが互いに引き立てている。 南北戦争が舞台だが、前作のように純粋に荒野のガンマン対決のほうが西部劇らしい劇画的な高揚感があった。 戦争ものになると集団性を帯びてそれが薄れてしまうので、南北戦争はストーリーに入れないほうが良かった。 入れてしまったために違和感が生じたし、2時間40分の長尺になって少し中弛みができてしまった。 それでもラストの三つ巴対決は緊張感がある。 その前に、墓場で20万ドルを探すウォラックのオカマ走りには笑ってしまったけど。 【飛鳥】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-11-28 20:59:27) 34.《ネタバレ》 20年ぶりぐらいに観直しましましたが、南北戦争の戦闘シーンまであるし記憶に残っていた以上の超大作だったんだと再認識させられました。もっともカネかけてるのは判るけど、はっきり言ってあの戦闘シークエンスは不要だったんじゃないでしょうか。前作に続いて善玉・悪玉・卑劣漢の三すくみ対決ですが、ここまでこってりしていれば数ある三すくみ映画の完成形と言える存在で、このプロットはタランティーノが後年になって盛んに模倣していますが未だに本作を超える域にまでは達していないのです。 セルジオ・レオーネの映画では物語の進行があまりにゆったりし過ぎるのが欠点で、本作でも善玉・悪玉・卑劣漢の三人が一人ずつ紹介されるだけで冒頭30分も使うんですから恐れ入ります。さすがのリー・ヴァン・クリーフもイーライ・ウォラックには喰われっぱなしで可哀想でした。本作でのイーストウッドは“ドル三部作”の中でいちばん個性が薄かった気がしますが、まあこの“名無しのジョー”は『夕陽のガンマン』と合わせると莫大なカネを稼いだのだから良しとしなければ罰が当たりますよ(笑)。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-11-21 22:43:07) 33.《ネタバレ》 『続』とは言いつつも前作の続きではありません。 キャストはクリント・イーストウッドとリー・ヴァン・クリーフの2枚看板を引き継ぎつつも役名などは違っていて前作との因果関係はありません。 そして今作は何と言ってもイーライ・ウォラックの活躍抜きには語れないでしょう。 2枚看板に割って入るようなカタチで縦横無尽、憎み切れないあのキャラクターは素晴らしいですね。 彼がいなかったらこの映画は成立していなかったと言って過言ではないでしょう。 善玉イーストウッド、悪玉クリーフ、uglyはならずもの…かな?はウォラックという設定ではありますが、特に『イイヤツ』はいません(笑) みんな、お墓に埋められているという20万ドル目当てに、牽制し合い、出し抜こうとするお話で、緊張感があって面白かったです。 ラストにも繋がる『賞金首を一旦捕まえさせて、絞首刑のタイミングで逃がす』って件、アレをやるメリットってなんなんですかね? ラストのは安全に山分けするためだとは思うんですが、物語序盤のはよくわかんなかったです。 クリーフがもう少し活躍してくれてたらもっと面白かったと思いますが、なかなかどうして続編ものとしては(続編じゃないんだけどねw)かなり面白かったです。 【ろにまさ】さん [地上波(吹替)] 8点(2013-06-13 13:58:30) 32.《ネタバレ》 ラストの決闘シーンがとにかくカッコよくて最高、痺れます。ただ南北戦争を絡める必要があったのか疑問ですね、時代の移り変わりを表現したかったのでしょうか。後はイーストウッドが全く善玉とは呼べません(笑)あれだけやってたら相当悪いやつでっせあいつ(笑)。悪玉3人によるお話ですが不思議と引き付けられますね。各キャラそれぞれに魅力があるので見てて飽きません。後は相変わらず音楽と演出が神がかってますし素晴らしい西部劇です。 【キリン】さん [DVD(字幕)] 10点(2013-01-01 23:57:50) 31.《ネタバレ》 善玉、悪玉、卑劣漢が織り成すマカロニ・ウエスタン。前作より増してシブみとスゴみを発揮する主演イーストウッド。よく練られたシナリオ。決闘前の焦らす演出が見事でした。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-07-21 00:55:32) 30.《ネタバレ》 「夕陽のガンマン」に続きイーストウッドは今回もおいしい所を持っていかれてしまっています。役得だったのは“The Ugly”のイーライ・ウォラックでキャラクターの面白さはもちろんのこと、彼には最大の見せ場が用意されています。ここで言う見せ場とはウォラックが不戦敗に終わるラストの三すくみのガンファイトシーンではなく(この緊張感も半端ないが)、その前にウォラックがお目当ての墓を目指して疾走するシーンです。どんなに動体視力が良くても、あのスピードでは墓標を識別できるわけないなどというヤボは言いっこなし。あの走りはお宝にたどり着くには必須のダッシュなのだ! 【ミスター・グレイ】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-06-30 11:47:29) 29.The Uglyの厭らしさがいい。 【kagrik】さん [地上波(字幕)] 7点(2011-10-08 22:14:45) 28.《ネタバレ》 「続」と言っても俳優一緒なだけでストーリー関係なかったんですね・・。前作と全く異なるプロットであり、挑戦的な意欲は良。ただ今回は復讐劇のようなものは無く、ひたすら金を追い求める物語のためか、ラストにあのカッコイイ音楽が鳴ってもイマイチしっくり来ない。だからこそああいうとぼけたような楽器なのかな。「卑劣漢」にしても、あれで何人もの人間を残虐に殺してきたわけで、あまり「憎めない奴」とは思えない。そこそこ面白かったけど、このシリーズが本作で終了したのも頷ける感じ。 個人的には、前作で強烈だった弁髪の中国人ポーター、今回はアイルランドかユダヤ移民の楽団員に扮して(おそらく同一人物だと思う)また素晴しい演技を見せてくれたのに満足。何なんだこの俳優w 【番茶】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-08-09 23:39:46) 27.トゥーコが卑怯者でも憎めないキャラだった。モーティマーは前作とは打って変わって冷酷になってるし、どうせならトゥーコにも見せ場をつくってほしかった、最後の墓のシーンはメタリカのSEに使われているのでちょっと嬉しかった 【TWISTED SISTER CHRISTIAN】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-07-25 23:36:28) 26.《ネタバレ》 これに、軍隊の大軍が戦争している必要はあったのだろうか?軍が出てきて、大勢の戦闘がないほうが不自然という見方もあるかも知れぬが、私は西部劇に軍が出てくるのって、好きじゃない。理由は、西部劇というのは私にとって、一人一人の「男の生き方」の映画だと思っているのだが、軍隊って「組織の物語」だからだと思う。でも、そう考えると、今回彼らが橋を破壊したのは、「組織の理不尽」を個人が吹き飛ばした、という事なんだろうか。 そんな穿った見方は置いといて、物語の最後の三人決闘は、面白い展開で、しかも一人の弾を抜くことで、実にユニークな「作戦勝ち」になっている。そしてその優勢を保ったままでの、最後の意趣返しの展開は、お見事。 最後にクリント・イーストウッドが去っていく姿を見て、これ善玉かよ?って思った途端、最後のセリフ。まんまと敵の思うツボの反応をしてしまったようだ。掌で踊らされたみたいだ。でも、悪い気はしていない。けっこう面白く見れた。「卑怯者」が、所謂「憎めないヤツ」と言われるような愛嬌は無いにしても、殺されて是と言うほどの悪人には思えないからだと思う。 【Tolbie】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-06-19 18:12:15) 25.この映画はビル・カーソンが死んでしまい、ブロンディが金貨の隠し場所を知る唯一の存在になった所から一気に面白さがアップした。トゥーコをただの悪党で終わらせず、人によっては一番応援してしまうキャラにまで持って行く巧さや、クリント・イーストウッド、リー・ヴァン・クリーフの相変わらずの渋さ、かっこ良さ、そして前作を凌ぐ派手な演出、と長い尺にも見合うだけの内容だったと思う。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-02-19 16:14:54) 24.《ネタバレ》 クールな賞金稼ぎペテン師ブロンディと憎めない小悪党テュコの金貨探しのロードムービー。これに同じく金貨を追う悪党エンジェルアイが絡み、背景に南北戦争を配する。音楽の良さは言うまでもない。 ・強盗を働いて大金を手にしたグループがいたが、軍に襲撃されて全滅。かろうじて生き延びた人物から金の隠し場所を聞くブロンティとテュコ。それぞれ一部しか聞いておらず、二人合わせないと宝のありかに行きつけない。この設定が秀逸。二人は時に協力しあいながら、時に馬鹿し合いながら、旅が続いてゆく。途中でテュコの生い立ちが明らかになり、人物に深みが加わる。ボロンディの過去は語られる事無く、謎めいた雰囲気を最後まで纏う。両者の掛け合いが最大の見どころ。◆一方セエンジェルアイの影は薄い。いつの間にか南軍の捕虜収容所の軍曹になっている。途中からいなくなるが、いったいまたどうやってあの墓場にやってきたのだろうか。ご都合主義だ。◆エンジェルアイが最初の殺しをする場面で、親父だけでなく息子も殺す。駆け付けた妻がそれを見てふらついて倒れる。一瞬幼い子供の姿が見える。それを巧みなゆれるカメラで表現している。殺す相手にも妻子がるということを伝えており、生命を軽視してドンパチ撃ち合うだけの娯楽映画では無いことを示している。◆反戦思想が読み取れる。戦争のシーンは疲弊しきった兵隊や負傷者の場面がほとんど。捕虜収容所の隊長は壊疽で死にかけ。捕虜たちによるもの悲しい音楽が長く続く。テュコを護送する駅の場面で「俺の首は3000ドルだが、お前の腕は何の価値も無い」と兵士の失われた腕をとる。護送列車が去ったあとのホームに並ぶ遺体。橋を奪い合うために川を挟んで毎日戦闘を繰り返す。その下らなさを誰よりも酔っぱらい隊長は知っているが、作戦には従わなければならない。「隊長は戦死したがってるぜ」「こんなに大勢が無駄死にか」二人はあきれ、橋を爆破。それを見て満足して死んでゆく隊長。死体の山に十字架を切るテュコ。死に行く敵の若き兵士にコートをかけてやるブロンディ。戦争は銀行強盗よりも愚かだ。【ツッコミ】①テュコたちが護送列車から飛び降りたのに、どうして誰も気づかない。手錠を線路で切る場面も同じ。②橋を爆破するのが簡単すぎる。衆人監視の中では無理。③橋が爆破したのにどうやって対岸に渡ったのか。④ブロンディは墓場で、いつ首吊りロープを用意した。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-12-25 22:09:10) 23.《ネタバレ》 3人の主要登場人物は魅力的だし、彼等の関係がどんどん変化する展開は楽しいのですが、如何せん上映時間が長すぎた。その長い上映時間の中で流れる同じ音楽がまた眠気を誘う。私はどうしても途中で何度も流れるキザッたらしいエンニオ・モリコーネの音楽が好きになれなかったです。 【民朗】さん [地上波(字幕)] 6点(2010-06-11 16:49:19) 22.《ネタバレ》 ○前二作に比べると、面白さが増している。見せ方が洗練されている。この見せ方は後の「ウエスタン」に通じている。○さすがに三時間は少々長いか。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-11-29 16:27:47)
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