みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
72.《ネタバレ》 とにかくベネディクト・カンバーバッチの演技に感服です。 これ悲しい映画ですね。 半世紀も最重要機密として封印されていたとはね、そりゃあそうでしょうよ。 偉業を成し遂げた天才を称えるというより、抗議の意味合いが強いのね、内容的に。 しかし戦争というのは、勝とうが負けようが知れば知るほど辛くていたたまれないことしかないんですよね。 こんな内容の映画だとは予想してなかったです、もっと早く観るべきでした。 確かホーキング博士を演じたエディ・レッドメインがオスカー主演男優賞だったんですよねー 主要部門にノミネートされててカンバーバッチもでしょ、結局脚色賞だけだもの もう5~6年前のことで今さらなんですけど、なんか悔しいなあ、 それほど映画としてもカンバーバッチの演技も素晴らしかった。傑作、秀作だと思う。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2020-02-18 21:53:09) 71.個人的に盛り上がるとこなく終わってしまった 【なますて】さん [インターネット(字幕)] 5点(2019-12-28 06:15:53) 70.《ネタバレ》 天才数学者を巡る良質なミステリーであり、社会の不条理に殺された孤独な男のラブストーリーでもある。非常に強いこだわりを持ち、協調性に欠けたアランの言動は普通の人なら避けたくなるタイプだが、その発達障害を持つ当事者なら共感するところはあるのではないか? 彼は戦争終結を早め、コンピューターの父という、世界レベルの功績を残した。だが、機密保持が優先である故に、理解者に励まされても何の慰めにもならず、多くの人がしている普通の生活を切望していたあたり、マジョリティーの世界との深い断絶を感じてしまって切ない。戦時下での判断が救える人と見捨てられる人の数を決めるように、そのボタンの掛け違えで、もしクリストファーが生きていたら、同性愛が禁止されていなかったら、歴史が大きく変わっていても彼に救いはあったのだろうか? 【Cinecdocke】さん [地上波(字幕)] 7点(2019-05-27 21:32:32) 69.《ネタバレ》 エニグマを最初に解いたときはグッときた。けど、全体的に暗くてアンハッピーで、フラストレーションがたまる。 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2019-05-21 00:16:41) 68.所々自分には理解できない部分があり、おやっ?と首をかしげる部分があるが、ストーリーは飽きさせないグイグイ引き込まれる所があり面白かった。 ただ、同性愛関係の部分が自分にはあわず、モヤっとした。 【miso】さん [地上波(字幕)] 7点(2019-05-17 00:04:43) 67.《ネタバレ》 恐らくほぼ事実に基づいたストーリーなのだと思いますが、 民主主義の街で100年も経っていないのに、価値観が異なる世界。 今後100年で世界はどう変わっていくのだろう? と恐怖を感じてしまう。 解読できるヒントを掴むシーンは当時の事実に基づいているだろうか? 事実では無いとしたら、ちょっと安易な発想だと思った。 【yoshi1900ololol】さん [インターネット(字幕)] 8点(2018-09-19 15:39:29) 66.伝記があまり得意でない自分にとっては物語りは軽快で見易さとしてはまあまあです。 ただエニグマ解読という難解なミッションとチューリングの秘密という2つのストーリーが混在しすぎてバランスが悪い。 また本作はビューティフルマインドみたいに数学の天才ということを披露する場面が弱かったように思う。 数学者というより機械いじりが好きなエンジニアみたい。 そういった意味ではやや消化不良である。 人よりも長けている部分があれば欠けている分部もある、それを人との出会いによってカバーしていくというのは嫌いじゃない。 【mighty guard】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-06-19 12:56:35) 65.《ネタバレ》 ベネディクト・カンバーバッチ出演以外の知識無く、prime videoで適当に選んだ何の期待も無く観た作品が大当たり。 天才数学者に纏わる物語が見事に交通整理された三つの時系列でもって描かれた奥行きの深い作品。 第二次大戦時ドイツ軍の暗号解読に成功した勲章ものの功労者に対するヒトラー総統と大して違いのない国の仕打ちが余りにも酷い。チャーチルは何をやっとったんじゃ(怒) 収監よりホルモン治療を選び衰えてしまったチューリングがクリストファーと別れたくないと泣く姿に胸を衝かれる。非業の最期をテロップのみで示してくれた演出により、悔し涙が止まらない事態は避けられた。半世紀の時を経ての謝罪やら恩赦に、国としての取り返しのつかない損失を思い知ればいい。 主役はベネディクト・カンバーバッチ以外考えられず、一世一代の名演技に拍手喝采。 【The Grey Heron】さん [インターネット(字幕)] 8点(2018-05-03 23:02:26) 64.《ネタバレ》 エニグマ解読の成功を何年も隠しながら味方の犠牲に目を瞑り続ける、是即ち戦争終結を2年以上早めて1400万人の命が救われたという歴史家の論理。この辺は日本への原爆投下同様、勝者が歴史を作るのが世の常なんだろうけど、もうちょっと検証してほしいですね。このような作品を見ていると論理的冷徹さが勝者への必要条件だということを思い知らされます。生まれてくる時代がちょっと早かったために悲運に見舞われたLGBTの主人公、冷徹な見方をすればこれも社会環境の進化の一過程なんですか。映画の方は登場人物等かなり脚色されているように見受けられましたが、同時進行の3時代の映像や構成のバランスが素晴らしいのであっという間に引き込まれました。 【ProPace】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2018-01-30 22:05:53) 63.エニグマ解読の裏に、こんなドラマがあったとは・・・すごい。 【へまち】さん [インターネット(字幕)] 8点(2018-01-20 10:07:22) 62.《ネタバレ》 カンバーバッチの芝居が「いかにも奇人の天才感」満載で素晴らしいですし、映画の中で「決まり切った言葉をもとに解析すりゃいいんじゃん!」とひらめいてからのシーンは観てるこっちもテンション上がるし、全体に真摯な内容で「名画ならではのオーラ」が漂っている素晴らしい映画だと思います。 とても素晴らしい映画だとは思いますが、この手の映画は個人的には「なるほどね」以上の想いを抱けない、つまり心が動かない映画なので、(あくまで個人的には)高い点数にはなりえません。 客観的には9点級の映画だと思いますが、個人的に点数をつければよくて7点といったところです。もうしわけないです。 同性愛に関しては1960年代まではイギリスもあんなんだったんですね。てか「同性愛で男性が捕まった」とあったんですがってことは女性は捕まらないわけですね。 それ自体が性差別なんですけど…と思ってしまう2010年代に暮らしてる我々にはなかなか信じがたい事が割と最近まで普通にあったんだなという事に驚きです。 あと、昔の戦争映画では望んでも不可能だった事が今はCGで簡単に表現できるんだなぁ、という事を感じました。 映画中出てくるドイツの飛行機はユンカースだしハインケルだし、戦車は3号戦車だし。 昔の戦争映画であれば「アメリカやイギリスの練習機あたりを改装してそれっぽくしてる」程度のひどい代物が使われているのが普通で、観ている側としては「明らかに本物と違うじゃん」と言う事でテンションダダ下がりだったわけですが、昨今の映画はCG技術で簡単にそれを実現できてしまうわけです。 20年後、30年後の映画ってどうなってるのかなぁ、と思っちゃいます。 【あばれて万歳】さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-01-06 12:19:00) 61.実在した人物と実話を元にした映画です。天才の業績と悲劇に、心打たれます。映画としてどうか、というところでは、主演のベネディクト・カンバーバッチの存在感によるところが大だと感じました。声に深みがあり、知的な雰囲気が魅力的です。 偉業を成し遂げた人に正当な評価をしてこなかった社会に対し、この映画が担っている役割は大きいのではないでしょうか。 【あきさん】さん [映画館(字幕)] 7点(2017-03-20 08:04:28) 60.《ネタバレ》 面白かった。 はじめはビューティフルマインド的な映画かと思ったが、こちらの方がリアリティがあり面白いと思った。 暗号を解き明かしても、相手に気づかれない程度に利用するというところが、なんとも悲しいところである。 全てのゲームなどにおいてもそうなのだろう。 スポーツやゲームで相手の癖やサインを見抜いても、それを完全に利用してはすぐに相手にバレる。 相手にバレない程度に利用するということが重要で、そのためには非道になるくらいの精神力が必要だということを痛感させられる映画である。 【シネマファン55号】さん [インターネット(吹替)] 8点(2017-02-18 02:31:39) 59.天才の一言でかたづけるには重い、 戦争を解決した英雄と賞賛するには悲しい、 哀しいと表するには偉大である。 クロスワードパズルを解くという、好奇心に溢れた思いが、 どこで同僚の兄以上に戦争に解読を活かすという狡さに変わったのだろう。 あるいは、パズルとはそういうものだろうか。 並び替え、普通ではないような途中経過(人生)の後に、 自身の答えがある。 チューリングマシン、その先に私は今、文を打っている。 【元祖】さん [インターネット(字幕)] 10点(2017-02-13 22:16:24) 58.《ネタバレ》 長年隠され続けた真実、あまりに悲しい物語。 アラン・チューリングのキャスト(幼少期と大人になったとき)が抜群にこの映画にふさわしい。陰のある雰囲気かつ頭が切れる存在はどこか魅力的。 彼を突き動かした幼少期の友人こそが、結果的にはのちの戦時下での暗号解読成功に導いたのだから、人生どこで転機があるかわかりませんね。 暗号解読に用いた機械の作成方法などの些末なところは飛ばして、暗号解読に至る苦悩や逮捕後のアランを見せてくれたのがよかった。 戦争終結に尽力した数学者の最期はあまりに不遇で孤独。 【カジノ愛】さん [インターネット(字幕)] 6点(2017-02-08 19:05:09) 57.《ネタバレ》 まさに佳作。面白かった。見所はやはりエニグマ解読後の葛藤。非情な決断の背景にある、自分の計算でより多くの人を救えるという天才ならではの自信と、少しずつ人間味を増しつつあった主人公のエモーションのあいだの揺らぎをしっかりと演じたカンバーバッチに拍手。3つの時間軸が交差する展開を混乱なく見せる脚本と演出も、派手さはないけどとてもよかったと思います。ラストシーンで資料を燃やす暗号解読チームの姿をバックに、チューリングは「自殺した」との字幕が流れますが、その前のホルモン剤投与によって、身体的・精神的な安定だけでなく、天才的な頭脳のひらめきも失っていたこともしっかりと描かれていて、「国家」によって彼は「抹殺」されたと言ってもいい。それはナチスの同性愛者への迫害に等しい、国家の罪であるという怒りとメッセージも明確に伝わりました。ただ、難点は解読までのプロセス。やはり暗号解読の「ロジック」、なぜクロスワード・パズル名人が暗号解読に向いているのか、といった部分の論理的な裏付けや説明が端折られていて、何が困難で、チューリングのチームの発見の何が凄かったのか、がわかりにくかったところでしょうか。そういう論理的な面白さを期待して見たら、セクシュアリティ描写も含めて、思ったよりもエモーショナルな映画であった、という感じです。 【ころりさん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-02-05 17:44:57) 56.号泣した。 タイトルのおかげで、全くノー・マークの状態で観たのが良かった。 こういう良質な映画を観ると、日本映画はまだまだ青いなと感じてしまう。 【プラネット】さん [DVD(字幕)] 9点(2017-02-01 21:39:36) 55.暗号解読に関しての映画だが、別の軸として「人の多様性」つまり同性愛も絡んでいる。ただし、上手く処理しきれていない印象があり多少残念。 雰囲気も含め、よく出来ているが大人しめの作品になった印象は拭えない。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-01-21 21:52:55) 54.《ネタバレ》 第二次世界大戦中 史上最高の暗号装置「エニグマ」の解読のため集まった6人の専門家 その中でも一際いびつな天才チューリングの物語 エニグマの解読・解読してからの情報の選択・戦争が終わってからの孤独と物語が進んでいく 115分の作品にしては得に無駄と思えるシーンもなく(結局ソ連スパイとはなんだったのか 戦争中偉大な功績を残した天才も極秘任務のためと称えられるわけでもなく 同性愛者が受け入れられなかった時代だったため、最後は自殺してしまう。 不遇な人生だったでしょうが、死後は評価されたみたいで少しは報われたのでしょうか? コンピュータの生みの親ということを最後に知って、より思うところが多くなりました。 天才には変人が多いと聞きますが、チューリングも例によって協調性がなく、強迫性障害みたいな物を持っていたご様子 どこかの天才が天才とは1%のひらめきと99%の努力という名言を残してましたが、この映画もそういうところまでしっかり再現してて それを見事に演じてるベネディクトさんがすごい 【メメント66】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-01-15 22:08:16) 53.《ネタバレ》 暗号が難しすぎてどこがどのように難しいのか、 全く意味がわからんのは残念。 難しすぎてちゃんと説明するのは時間のこともあるし無理なんでしょうね。 とにかくものすごい難しい問題が コンピューターのおかげで解けた、と。 でもそれは言えない、と。 死後長い間、その功績も称えられずだった、と。 脚色無しなんだろうか?これが全部実話だったら本当にすごい。 【虎王】さん [DVD(吹替)] 6点(2016-12-14 14:44:42)
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