みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
7.《ネタバレ》 黒沢清の救いのない展開は、前回の「クリーピー」を観てたので、 多少免疫があった。 だから最後はバッドエンドなのかと思いながら観てた。 そうなんです。この監督「岸辺の旅」や「トウキョウソナタ」でいささか薄められた感じはしてたけど、 元々が「CUREキュア」の監督なので、油断してると、不安のどん底に突き落とされかねない監督なんです。 しかし今回は長澤まさみが世界を救っちゃうんですよね~。 また彼女、いい演技してるんです。 概念を引っこ抜くという発想の面白さ。引っこ抜かれた人の在り方。 宇宙人の特殊能力でしたが、この設定で、アイデア次第ではもっと話の膨らみ方が可能な感じですね。 概念とは、環境の創るもの。 だから環境を変えない限り、引っこ抜かれた概念は、もとに戻っていくのかもしれません。 長澤ちゃんが、「愛」を取り戻すとこまで観ていたかったなぁ。 【トント】さん [DVD(邦画)] 7点(2018-06-08 14:08:26) 6.《ネタバレ》 日常に忍び寄る不気味さ。 不安を煽る演出にドキドキしっぱなし。 おどろおどろしいバラバラ現場から、トレーラー横転タイトルバック。 センスがよろしい。 WOWOWの『予兆』を観ていたので、予備知識はもっていましたが、どうなるかわからない展開にドキドキし疲れました(笑) 長澤まさみさん、長谷川博己さんのガイドは私をもしっかり案内していただきました。 結末こそ、ふーん、でしたが、なんかやりきった感じの完成度でしたよ。 見てよかったです。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-05-14 22:03:51) 5.《ネタバレ》 設定はありきたりだけど、段々分かっていく感じはなかなか良かった。ただ、地上に降りた侵略者(偵察者?)が3人なのに病院がパニックになるほど喪失者がでているのが疑問。散歩している画面が少ないんですよ。長谷川博己に乗り移ったあとの爆撃戦も雑。厚労省の人が別の正義の宇宙人かなと思ったけど尻すぼみでした。ちょい役でいろんな人が出ていたのに+1点。 【Banjojo】さん [映画館(邦画)] 8点(2017-11-07 23:48:44) 4.《ネタバレ》 ○「SF/ボディ・スナッチャー」的な映画。侵略者は何人かいるのに「散歩」しているのは冒頭の松田龍平のみ。その場面を見ていない長谷川博己が「彼らは散歩する侵略者なんです!」と演説するシーンは違和感しかない。その場面は俯瞰ショットと各国のフラッグがある辺りセンスあったのにもったいない。○「愛」で落としたのは良いが、彼らの侵略シーンのCGがしょぼすぎてこれまたもったいない。あえて映さない表現方法もあると思うが。○長澤まさみは良い女優になったな。他の役者陣も良かったが、彼女の映画だった。 【TOSHI】さん [映画館(邦画)] 6点(2017-10-28 09:52:08) 3.《ネタバレ》 映画を観て納得できない箇所が多かったのでその後小説を読みました。 「散歩する侵略者」というタイトルではあったが映画では「散歩」があまり強調されていない 病院が「感染者」で溢れているのは真治が散歩した回数と比例するはずなのに、それが分かりにくかった 長澤まさみをはじめ役者の人達はとても素晴らしかった(児嶋を除く) そのイメージで小説を読むと面白かった 映画は無駄な努力が多いし分かりにくく説得力がない 小説のような終わり方だと、それはそれで非難されると思うので、苦しみは理解できますが。 【かのっさ】さん [映画館(邦画)] 5点(2017-09-21 12:10:28) 2.《ネタバレ》 如何にも胡散臭そうな東出昌大の牧師や、得体の知れない笹野高史が現れたりしただけで笑いがこみあげてくる、絶妙なキャスティングが多数。 恒松祐里のアクションが素晴らしく、登場人物の歪な歩行は不謹慎な笑いを誘い、終盤の海辺と空の独特な終末感が心をゾクゾクさせる。 ちょっとしたジャンプカットの数々も何となくSF的なアクセントに感じられて心地いい。 これらの見どころだけで映画として十分と思う。 などと言いつつ、やはり何よりも長澤まさみが絶品。あの駐車場での感動的な一言こそ映画の最高潮である。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 8点(2017-09-15 00:04:30) 1.《ネタバレ》 3/8 特典映像付のblu-rayを購入し、既に3回くらい鑑賞。キャストが対談で好きなシーンは何か聞かれて、長澤まさみが光石研が豹変するシーンと答えていたのが良かった。私もあのシーン好きなので。 劇場を含めこれだけ繰り返し見てしまうほどハマッたという事でもう10点でいいよ。 人によっては退屈な映画かもしれないが、普遍的な物語に宇宙人という非日常なモノを掛け合わせる事でこんなにも面白くなるのかと思ったし、単なる侵略モノに終わらず、夫婦の愛がテーマになっていたり(クライマックスでの長澤まさみと松田龍平のやり取りのシーンは素晴らしい。凄い演技。)、黒沢清の徹底した画作りだったり、とにかく隙の無い映画だった。 9/25 2度目の鑑賞。(他に観たい作品あるのに何故かまた観てしまった。アホだ・・・) 初見時点数4→翌日6→今8 これは2回目から面白くなるタイプの映画だったか。 いや、初見時期待感を上げ過ぎるとこうなる事がある。よくある。 とにかくこうなtって来るともう松田龍平が宇宙人にしか見えないよね。 あんなにマッタリした感じで本当に侵略する気あるのか?と疑問に感じるのは変わらずだが、少女に寄生した宇宙人は気性が荒い事から、彼らにも色んなタイプがいるんだなという事で納得する事にした。 ジワジワと異変が起きていることが分かる展開はゾクゾクするし、かといってシリアスすぎず、全体的にコメディタッチなのが絶妙!突然画面が暗くなって不安を煽ったり、病院での長回しによるパニック描写などは黒沢清らしくて好き。 光石研の「キーーン」は何回観ても笑える。ここだけで10点やりたいぐらい。 【ヴレア】さん [映画館(邦画)] 10点(2017-09-12 23:25:18)
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