みんなのシネマレビュー

ゲティ家の身代金

All the Money in the World
2017年【米・英】 上映時間:132分
ドラマサスペンス犯罪もの実話もの小説の映画化
[ゲティケノミノシロキン]
新規登録(2018-03-17)【皐月Goro】さん
タイトル情報更新(2018-04-23)【皐月Goro】さん
公開開始日(2018-05-25)


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監督リドリー・スコット
キャストミシェル・ウィリアムズ(女優)アビゲイル・ハリス
マーク・ウォールバーグ(男優)フレッチャー・チェイス
クリストファー・プラマー(男優)ジャン・ポール・ゲティ
チャーリー・プラマー(男優)ジョン・ポール・ゲティ三世
ロマン・デュリス(男優)チンクアンタ
ティモシー・ハットン(男優)オズワルド・ヒンジ
脚本デヴィッド・スカルパ
音楽ダニエル・ペンバートン
撮影ダリウス・ウォルスキー〔撮影〕
製作リドリー・スコット
編集クレア・シンプソン
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【クチコミ・感想】

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2.「地獄の沙汰も金次第」ではないけれど、ビジネスの成功は勿論、慈善事業も、教育も、犯罪も、人の生死すら、「金」でどうにかなるという現実、むしろ「金」が無ければ何も行動を起こすことすらできないという現実を、終始一貫突きつけてくる。
まさに「この世界は金がすべて」という身も蓋もない現実を、ファーストシーンからラストカットまで言い切っている。

登場人物たちが揃いも揃って「金」という概念に支配され、右往左往する様は「皮肉」に満ちており、深刻な事態を描いているにも関わらず、時には失笑すら禁じ得ない。
しかし、その観客の失笑すらも、この映画世界の内外に存在する怪物のような“二人の老人”による「支配」の範疇なのではなかろうかと思える。
即ち、リドリー・スコット監督による豪胆かつ繊細な映画作りと、緊急登板したクリストファー・プラマーのリアルで精力的な役作りの賜物だと思う。

スキャンダルによりケヴィン・スペイシーが撮影完了後に降板するという非常事態をはじめ、その後のギャラの男女格差問題に至るまで、不幸にも色々とゴタついた撮影現場の苦労は伝わってくる。
正直言って、この映画が本来到達すべき「完成度」に至っていないことは垣間見える。だがしかし、その諸々のトラブルやそれに伴う社会的な“視線”すらも、作品の“味わい”として加味し、驚くべき短期間で纏め上げてみせたリドリー・スコットには感服せざるを得ない。

また、「やっぱりケヴィン・スペイシーで観てみたかった……」という、映画ファンとしての正直な思いも否定はできないけれど、あまりにも豪華すぎる“代役”となったクリストファー・プラマーの強欲かつ哀愁漂う「糞爺」ぶりは脱帽だった。

一見、キャラクターの焦点がぼやけているようにも見えるし、ストーリーテリングはちぐはぐに見える。実際、上手く纏まり切っていない映画なのかもしれない。
ただ、だからこそ、この欲と不条理に塗れた現実世界に蔓延する「皮肉」を、巧みに表現し得たとも思える。

良い意味でも、悪い意味でも、「生々しい」この映画の雰囲気をクリエイトしたのが、御年80歳の超大巨匠であることに、またしても舌を巻く。 鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 7点(2018-06-07 23:48:53)

1.《ネタバレ》 2018.05/26 映画館鑑賞。良く言えば前半は丁寧に、後半はスピーディに。創業者のケチさ加減は半端でない。流石リドリー80歳も健在、15,6本は観てるネ。イースト・ウッド同様まだまだ創って欲しいね!! ゴシップの話題が沸騰したらしく急遽、ケビン・コスナーからクリストファー・プラマーへ変更取り直しとその後のウォールバーグ問題。結構影響を感じる。 ご自由さんさん [映画館(字幕)] 7点(2018-05-28 22:34:08)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 22人
平均点数 6.86点
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514.55% line
6313.64% line
71254.55% line
8522.73% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review2人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

2017年 90回
助演男優賞クリストファー・プラマー候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2017年 75回
主演女優賞(ドラマ部門)ミシェル・ウィリアムズ候補(ノミネート) 
助演男優賞クリストファー・プラマー候補(ノミネート) 
監督賞リドリー・スコット候補(ノミネート) 

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