みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
5.《ネタバレ》 アナはいつまでも女王の添え物であるわけがない。いずれ二人は袂を分かつであろうし、その場合王国を去るのは異能の力を持つエルサだと思っていたのでこの帰着点には納得です。 前作の冒頭でいきなり死んだ両親からのルーツの話なのは興味深い着眼点だったんだけど、その大事な物語の始まりがわりといい加減な設定な気がしました。 パパはママが助けてくれたことも、ママがなんだかすごい秘密を持ってることも知らなかったの?そうだとしたらパパとママはどうやって出会って結ばれたの? ただのギャグシーンにしか見えないクリストフのアリアなんか入れちゃうくらいなら両親の物語をもっと練ってほしかった。 それといいかげん「でも結局生き返るんでしょ?」っていう話の流れはもうやめてほしい。 前作の後、ディズニーは現代的なメッセージを送り続けてる。ファンタジーといえどもリアルでシビアなテーマも扱っている。 途中でキャラクターがいなくなっても説得力のあるストーリーならファンは納得するんだから。 とはいえエルサ好きとしては、前作では逃げてばかりだった彼女が自ら決断して前に進む姿が嬉しかったです。表情も豊かだったし。 オラフに自分の真似されて微妙な表情をするエルサがかわいかった。 【denny-jo】さん [映画館(吹替)] 6点(2019-11-24 16:12:34) 4.天下の「アナ雪」が、2作目、こんなんでいいのかなあ、と。いいのかもしれないけれど、何だか、なあ。 セリフの上では、姉妹愛みたいなことをしきりに語っているけれど、いや、セリフはいいから、それを行動で示せよ、と。 後半に展開される冒険物語は、その姉妹愛に裏打ちされてる、ってコトなんでしょうけれど、もともと「4人での冒険」ありき、みたいなオハナシなので、ちっとも切実感みたいなものが無い。 どこからともなく聞こえてくる謎の声、というのが物語の発端にあって、そこにエルサが引きつけられていくんだけど、その引きつけられていく理由が「私だけにはワカルんです」ってんじゃあ、これまたちっとも切実さがなくって。もう冒険でも何でも勝手にしてよ、という気持ちになってきちゃう。 というワケで正直、あんまりノレなかったんですけれど、ミュージカルとしてはさすが充実していて、数々の楽曲を、水・氷・炎を自在に操るCGが彩り、目を楽しませてくれます。ある意味、一作目よりは「雑音」の少ない構成とは言えるのかも知れません。 まあ、天下の「アナ雪」にあまり噛みつく自信もないので(笑)、きっとこれは寝不足のまま観に行った私の方が悪いんだろう、となどと反省しつつ、しかし、では寝不足でさえなければノレたのか、というと、はなはだ疑問なのですが・・・。 【鱗歌】さん [映画館(吹替)] 5点(2019-11-24 07:23:25) 3.《ネタバレ》 前作連れられて映画館で見たのですが予想外に面白かった。続編が出るとのことで前知識入れずに鑑賞。結論は、これは無くてもいいかなぁ。やはり1作目を超える2作目は本当に難しいということ。1作目よりシリアスでダークな展開の中では、「笑える小ネタ」がとにかく合ってない気がする、もう寒い。クリストフのトナカイの楽曲とか、もう何見せられているの??という感じ。楽曲も1作目を超えるものは無かった。指輪ネタもしつこい。う〜ん、2作目見て思ったことは、もう一度1作目を観たいということです。あっ、映像はすごく綺麗です。 【はりねずみ】さん [映画館(字幕)] 5点(2019-11-23 21:27:09) 2.《ネタバレ》 前作のストーリーにはそれほど乗れた訳ではないが、エルサは何故あの力を得たのかという謎だった部分が解明されるというので気になり鑑賞。 結果的にこれは「マレフィセント2」だなと思った。 やっぱり人間と他種族との共存というのがテーマであり、平和な世界を創ろうという普遍的な話。 ただ、そこまで予想外な展開がある訳でもないしあの解決方法とか、エルサの選んだ道とか色々疑問も感じちゃったけど、まあ王道な物語展開だし、ミュージカルシーンも迫力があったので観て良かったと思う。 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 8点(2019-11-22 14:48:18) 1.《ネタバレ》 イマジナリーライン(想定線)って映像を描く上で大切なポイントなのだけれども、『アナと雪の女王』は前作も今作もシーンだけではなくて作品全体が一本の線に貫かれているのね。 時間に余裕がある人は前作共々見直してみて欲しいのだけど、『アナ雪』ではキャラクターの動き、映像の位置関係が全て徹底的に管理されているの。 エルサやアナの住処、拠点であるアレンデール城は常に最も右側に存在していて、そこから外に出るのは必ず左側へ進むの。そしてアレンデールから出た後もひたすら右と左に支配されていて。 左に進む時は未知の世界へ足を踏み入れてゆく、冒険に向う時。右に進む時は故郷に戻る、安定や調和の道を進む時。エルサの氷の城も、今回の冒険の経路である森もアートハランも全て左側へ進んだ先にあって、エルサはひたすら左向きに突き進み、アナを右向きに突き放したりするわ。 混乱や苦悩は縦移動と左右入り乱れ。歌声に悩まされるエルサは左右縦移動から左移動に推移して「未知の旅へ踏み出そう!」ってなるし、海に出たエルサが水の精霊に阻まれた時は右に戻されるたびに左に向って、手なずけた後は左向きに安定して。 キャラがどちらを向いていてどちらに進むか、総てのカットに意味があるの(クリストフのお笑いミュージックビデオまで含めて)。 最後、総てが終わったラストシーン、アナはひたすら右向きで、エルサはひたすら左に向うのね。それがそれぞれの立場、生き方を示しているの。 実のところ地理的な位置関係の描写は毎度イマイチなのだけど(アートハラン、やたら近くない?)、極端に徹底したこだわりは評価に値すると思うのね。ただのどミーハーなディズニーアニメ、程度の認識で済ましちゃわないで。 【あにやん🌈】さん [映画館(吹替)] 9点(2019-11-21 23:13:56)
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