みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
76.まさに目の保養になりました。フレンチクラッシク特集で劇場に足を運んだ甲斐がありました。ラストのせりふのための布石とも思えるストーリー、いやー、しびれました。ロケ地のFort Boyardに行って見たいですパリから3時間だとか! 【HRM36】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-01-04 11:59:21) 75.《ネタバレ》 ジョアンナ・シムカスの無邪気さは罪。たまに見せる寂しげな表情とのコントラストには、アラン・ドロンならずともやられてしまう。それを見守るリノ・ヴァンチュラ親父の方に彼女が惹かれていたという設定も、世の男性にはたまらない。 ストーリーはあくまで妄想的。死ぬのだったらこんな逝き方がいいとか、看取るのならばこういう粋な台詞言って送ってやりたいとか、三角関係はあくまでプラトニックが基本とか、格好良すぎて有り得ない。そもそも要塞島での銃撃戦など、ガキの思い描く戦争ごっこレベル。妄想大爆走映画! でも、海と空の深い青色と、口笛と、囁くような歌声、そして彼女の「レティシア」という名前の響きが全てを包み込んで、忘れ得ぬ名画に昇華させてしまった。そもそも妄想って大好きだったんだ、自分。 この映画の良さを人に語るとき、つい熱くなりすぎて引かれてしまう。言葉で伝えるのは無理。自分の心に大事にしまい込むべき愛しい映画。 【こた】さん [DVD(字幕)] 9点(2015-02-19 07:58:00) 74.アラン・ドロンってこんな人なのかぁと思った映画。 思ったより面白かった。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-08-15 10:34:57) 73.《ネタバレ》 初めて見たのは20年ほど前のこと。タイトルの印象からサスペンスフルな物語かと思っていたらそうでもなく、自分のエネルギーを持て余す三人の微妙な三角関係を主軸とした儚い青春もの…という印象であった。驚いたのは、感動的なレティシア水葬ののち、これでエピローグだなと思ってたらその後もテンション下がったまま30分くらい話が続いたことであった。 最近映画館で再見して、むしろレティシアの死後に、心に空洞を抱えたままに走る男二人を描くのが主題だったのかな?と感じた。初見時、ラストのドンパチは正直唐突な感が拭えなかったが、愛を無くした男たちの魂の叫びが銃声に乗り移ったのだと思えば印象的ともとれるわけであった。…よく分からないかもしれないが、書いている本人が分かっていないのだから仕方がない。 展開が間延びするようなところもあるので大傑作とは言わないが、海ではしゃぐシーンをはじめ印象的な場面も多く、継がれていくべき作品だと思う。事実上この一作で舞台を去ったシムカスについては、「惜しまれるぜ補正」が強烈にかかっていることは否定できない、が、心を持って行かれそうになる。危ない。 【カツルギ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2014-05-04 20:24:21) 72.冒険者たち、っていうタイトルが泣かせる。一般的な「冒険」要素は少ないのですが、人生そのものに対する冒険のようなものがあって、もはや冒険ができないような年齢になった自分にとっては、かなり感じるところがありました。まあリノ・ヴァンチュラも、このとき50歳に近かったわけですが……。あとはやはり、ジョアンナ・シムカスのかわいらしさ、音楽の美しさにノックアウトされてしまいました。評判がいいので以前から見たかったのですが、もしかしたらいいタイミングで見ることができたかもしれません。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-03-23 10:34:11) 71.おじいさんが出てくるシーンや、海に浮かぶ島、青いサンゴ礁、レティシアのドレスなど印象に残る場面が多い。 【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-01-27 06:29:23) 70.もっともらしくあれこれ活動していますけど、前提となるスリルが感じられないのです。それぞれのパートも、あまりつながっているようには思えません。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2013-04-20 02:34:29) 69.《ネタバレ》 マイベスト10に入る映画の一つです。ベスト3かな。構成している3つの要素すべていい。初めのアクロバット飛行の二人とレティシアの出逢い。お宝探しのコンゴの海。そしてラストのレティシアの生まれ故郷と軍艦島の攻防。3人の不思議な三角関係とでもいうような微妙な関係と男の友情。音楽も素晴らしい。 【仁】さん [DVD(字幕)] 10点(2012-11-16 23:38:18) 68.冒険というほどでもないし、展開が間延びする。ただ、舞台は綺麗だしレティシアは可愛い。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-06-19 20:55:24) 67.《ネタバレ》 くそー、最後の二人のやり取り格好よすぎるぞ。 わかる、レティシアが魅力的で男なら惚れてしまう。 それにあのロケーションも素晴らしすぎる。 あんな印象的な不思議な場所、他にある? 自分みたいな平凡な男には、夢破れた3人の大人たちがなんとも自由で羨ましく、かっこよく、憧れてしまう。 死に方も含めて男のロマンってやつだな。 【kosuke】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-05-14 02:20:13) 66.夢とロマンを追ってたどり着いたのが海に浮かぶ要塞、宝があっさり見つかってしまうがええーっという感じだが、流れる音楽が印象的で実に良い。終盤の銃撃戦は嫌だけど・・・。昔見た映画だったけど、DVDで再鑑賞して新たな発見。前半の日本料理屋が出てくるあたりで「戦場にながれる歌」のポスターを発見。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-02-06 20:17:40) 65.三人の男女との間に芽生えた友情と愛を軸に、彼らの夢を追う姿を描いた青春ドラマ。 主役たちの関係は、現実にはありそうで中々ないシチュエーション。 思わずストーリー展開に期待を抱いてしまうのだが、前半の演出は今ひとつ。 後半に入ってからは音楽を含め、フランス映画らしいアンニュイで物悲しい雰囲気が漂い、 それが主人公たちの微妙な心の変化と悲劇的な展開にマッチしていた。 個人的にはラストの中途半端なアクションは微妙、かつちょっとクドかった。 それでも"友情"というテーマは最後までしっかりと表現されており、 心に残るドラマには仕上がっていた。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-10-06 06:22:57) 64.《ネタバレ》 かわいさと美しさを兼ね備えたレティシアが素晴らしく良かった。 【osamurai】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-29 00:24:25) 63.海の城塞の存在感がすばらしく、この弧絶感にたどり着くための物語のようだ。3人の友情も恋愛との境界線がせつなくさわやかで、これが男女友情物語の基本でしょう。 【ねこひばち】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-06-18 09:42:15) 62.《ネタバレ》 本作には熱烈なファンが多く評価も高いことは知っていますが、昔から私にはどうも合わなくこの作品の良さがわからないんです。60年代後半以降のアラン・ドロン主演の映画はどうも雑な作品が多いのですが、自分には本作もその中に入る一本です。男二人に女が絡むというプロットの映画は沢山ありますが、成功している作品はみな三人の心情や恋愛感情が細やかに表現されているという共通点があります。本作の最大の欠点はまさにその点で、なんか作りごとじみたお話しとしか感じられないんですよね。前半のパリでの生活は、飛行機だスロットカーだとやたら機械的な小道具を強調することでコンゴでの冒険生活と対比させようとしていますが、監督ロベール・アンリコの演出力では手に負えないところがあったようです。特にギャングが絡んでくるあたりからは薄っぺらい演出だなとつくづく思います。ラストの要塞島をとらえた空撮ショットは確かに素晴らしいので、プラス一点。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-10-11 23:05:59) 61.《ネタバレ》 ハッピーエンドではないが夢のある映画です。レティシアが語り、ローランが引き継ぐ「海上の朽ちた要塞を買い取ってホテルにする」夢がなかなか良い。この、フランスのラ・ロシェル沖にあるボイヤール要塞は1860年に完成するも、要塞として使われることなく、刑務所に使われたことがあるらしい。実際にベルギー人がホテルにするため買い取ったこともあるらしいが、その夢は実現しなかったそうだ。現在も当時の姿そのままで、一般人は上陸できないが、近くまで往復するボートツアーはあるらしい。 【きーとん】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-16 19:40:03) 60.《ネタバレ》 甘い。確かに甘いが、だからってこの映画に対してケチを付けるということは出来ない魅力がこの映画にはある。オープニングからして惹き付けられるあの美しく切なく、甘い何か人生とはほろ苦くて哀しいものである。だからこそ夢に向って突き進むということは素晴らしいとでもあの音楽自身が語っているようなほど一度、見ただけで、聞いただけでいつまでも耳に残る。離れない音楽、二人の男に一人の女というのはよくある典型的なパターンであるが、この映画の最大の功績はやはりヒロインであるレティシアを演じているジョアンナ・シムカスの存在があればこそで、彼女の存在なくしてこの映画が大勢の方に愛され続けているということは絶対にないと断言して良いぐらいジョアンナ・シムカスが良い。海を愛し、「海が私の初恋の相手」だなんてかっこ良すぎるし、素敵じゃないか!周りから見れば何言ってんだ?と思われるかもしれないが、何かに対し素直な気持ちで自分の好きなことを告げる。なかなか出来やしないことだと思います。そんな彼女にもただ一つ思ってても言えなかったこと、自分の事を愛してくれているマヌー(アラン・ドロン)よりローラン(リノ・ヴェンチュラ)の事が好きでいた気持ち、それをローランに伝えることなくギャング達に襲われて死んで行った彼女とラスト、同じくギャングの銃弾によって殺されたマヌーに対してレティシアはお前の事を愛していたぞと言うローランと嘘を言えとだけ残して死んで行ったマヌーの事を抱きしめるローラン、この映画は青春のほろ苦さ、破れし夢を追い求める男と女の青春映画であると共に恋愛映画なのである。あのラストシーン、ここでは音楽も一切無しというのが良い。余韻を残したまま終わる。ここらがフランス映画の上手さであり、今時の映画とは大きな違いである。美しい音楽と美しい海、空、切なくてほろ苦くてそれでいて、甘さも残しつつ青春の儚さをストーレートに表した正に青春と呼ぶなに相応しい映画である。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2009-08-02 11:51:12) 59.《ネタバレ》 今はもうこの世の人ではない叔母が飼っていたマルチーズの名前がシムカで、その娘の名前がレティーシア。天国の叔母さん、DVDを見ていて何十年かかけて1つの真実に到達しましたよ。さて、『冒険者たち』ですが、冒険者じゃなくなっちゃってからが長い映画。自由と冒険を求めていた3人が、それを求めなくなった時、彼らは生きる意味を失ってしまったのでした、お金に縛られる事で自由が失われてしまったのでした・・・なんて捉えるのは簡単です。ですがそんな教訓じみた考え方よりも、ここは冒険と自由とに生き、散ってゆくカッコ良さこそがキモと捉えたいですね。おフランス映画的オシャレ&カッコ良さを堪能する、もうそれで十分でしょう、って。現実にゃ、こんな生き方できないもん。現実でこれやろうとしたらただのアホだもん。もうね、アラン・ドロンがひたすら男前でカッコ良くてね、ジョアンナがオシャレでね(あのメタルなワンピースは痛そうだけど)、もういいじゃん、十分じゃんって。悲劇なんだけど、意外なまでに清々しい、気分のいい映画でした。 【あにやん🌈】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-03-29 16:52:30) 58.《ネタバレ》 主人公三人組がそれぞれ夢に破れる前半と、後半の宝探しの展開に連続性がなくてまず混乱。船上でのプチバカンスは楽しかったけど、その後二転三転するストーリーにまたまた混乱。あの葬り方も絵としては美しくていいですけど、その後の相続とかのことを考えるとあれはダメじゃないでしょうか? というか犯罪だし。宝探しを持ちかけた連中の存在感も後半ではかなり適当になってしまいちょっと残念。映像の美しさとストーリーの面白さのバランスが最後まで不安定だったように思えました。 【とかげ12号】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-09-15 09:38:18) 57.仲良し3人組の映画として終われれば、とても良かったのに、途中からおかしくなってしまいました。映画としてのテーマが絞られておらず、ストーリーに違和感を感じました。 【shoukan】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-09-13 18:25:30)
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