みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
221.《ネタバレ》 実は初めて劇場で観たときはちょっと物足りなさを感じていました。春日部防衛隊やひまわりがほとんど活躍していなかったりすることもあるのですが、何よりもラストの「死」が唐突なものだと感じたからです。 でも再度観たら全然違う印象になった。しんのすけは命を存続させただけではなく、彼や周りの人間をちょっとだけ変えていて、戦争や死があふれている世界の中で彼らの人生をよりかけがえのないものにしていた、と実感できたからです。 さらにしんのすけは全然戦争や死を知らなかった、これはしんのすけが愛する人の死を知るまでの物語でもあると思う。人の死で安易に涙を誘わせる映画とは全く違います。 ラストの余韻も素晴らしく、争いのない世の中が幸せであることを教えてくれる映画です。傑作。 【ヒナタカ】さん [映画館(邦画)] 9点(2010-08-03 23:07:19)(良:1票) 220.《ネタバレ》 だめだー!見始めた時は所詮しんちゃんでしょ?なんて思ってたのに。「かあちゃん!」の台詞に全身鳥肌が立ってしまった。ナメてました。この戦国大合戦、勝ち負けでいうところの完全に私の負け戦であります。10点献上。 【はらへり】さん [DVD(邦画)] 10点(2009-12-19 23:13:43)(良:1票) 219.展開に無駄がなく、笑いもしっかりあり、絵も良い。フルにしっかり楽しませてもらいました。戦争で人がいっぱい死んでるのに血が一滴も出ないってところが、幼児にみせること前提のアニメ映画の制約(限界)を感じさせますが、その制約の中でこれほど大人に支持されるものに仕上がってるのが凄い。 老若男女全世代向けの面白い映画って、一番難しいと思うんですよね。そういう意味では「バック・トゥ・ザ・フューチャー」や「ターミネーター2」などと近いベクトルを向いているのかも。クレヨンしんちゃんとか、ドラえもんとか、キャラクターに捉われないで、このレベルの単発アニメ映画がどんどん出てきてくることを願います。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-08-29 12:45:31)(良:1票) 218.「オトナ帝国」でも強く感じたが、これも何で敢えて「クレしん」シリーズでやる必要があったのか甚だ疑問。確かに近頃の邦画アニメの中では割と練り込まれた良作かなとは思うけど、時代考証へのこだわりとか、どう見ても本作スタッフが見据えるメインターゲットは本来の児童じゃなくて親御さんだろ?と鼻について仕方が無い。あと、安直な「タイムスリップ」ネタは「夢オチ」と並ぶ両刃の剣だから個人的にどうにも好きになれないこともあって、高評価の中で申し訳ないけど5点。悪しからず。 【へちょちょ】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-03-10 16:12:29)(良:1票) 217.《ネタバレ》 これは本当に劇場で観たかったです!クレヨンしんちゃん最高傑作だと思います( `・ω・´) しんちゃん必要ないじゃんっていう意見も目立つけど、おまたのおじさんが銃弾に倒れたときしんちゃんが流した涙に心を打たれました。しんちゃんはお尻を出して歩行したり、局部を露出したりお下品で変わった子っていうことで、悪影響とか言われてるけど、あの時流した涙はしんちゃんおまたのおじさんの「死」を悟っているから流せるんだよね。5歳で人の死を理解して涙したしんちゃんは、すごいと思うな~・・・。 【尤紀ё】さん [DVD(邦画)] 10点(2007-12-17 00:27:12)(良:1票) 216.ギャグ映画の枠を軽く超えて 涙覚悟で見なければならない。 映像もすごくキレイで独特の色合いがステキ。 このレベルになると、しんちゃんはいらないん じゃないかと思ってくる。 これは優れた時代劇で、クレヨンしんちゃん だから見ないという偏見を捨ててみる価値はある。 【突っ込み】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-09-30 16:12:07)(良:1票) 215.《ネタバレ》 あまりにも無理矢理じゃねーか? どうやって戦国時代にタイムスリップしたのかなんてヤボなことはいわないけど、それがなぜいきなり野原家じゃなきゃならないのか全く説明されてないじゃんかー! こんなんで感情移入できるかー! で、本筋! なんだ、これ? 「身分の違う男女の悲恋」? そんなもん、時代劇でさんざっぱら見せられた、もうコケが生えてるようなプロットだろ? あんまり大人をバカにしちゃいかんぞ! ったくよー。 ブツブツ。。。 って、うおっ!? なんだこれ!? 泣いてるじゃん、俺!!! ちくしょぅ。。。 【とっすぃ】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2006-05-25 03:01:48)(良:1票) 214.《ネタバレ》 すごくよかった!心からいいと思った映画です!クレしんの前作は凄かったので最初の方のギャグからしてあぁ前みたいに楽しい映画になるかなぁと思ったけど、またもいい意味で期待を裏切ってくれた。「北と南で生まれた人が京で出会って恋に落ちた」みたいな事を言っていた。これがとても凄いことだと感じた!好きな人と結婚できる今は凄いんだ! 【ランニングハイ】さん [映画館(字幕)] 10点(2006-04-22 00:02:17)(良:1票) 213.《ネタバレ》 まさかクレヨンしんちゃんを見て泣くとは思いませんでした。戦国時代を取り扱うのだから軽すぎても良くないし重すぎても楽しくないから難しいんじゃないかなぁと思っていたのですが、杞憂でした。ストーリーはしっかりしているしテンポも良くて、登場人物(特にしんちゃん家族と又兵衛と廉姫)がとても魅力的でした。そしてラストは涙涙・・・子供向けだと思ってたからこんな展開は予想していませんでした。これが気に入ったので他のクレしん映画もいくつか見てみたのですが、意外にどれも面白いですね。でもこれがやはりベスト!名ゼリフはたくさんありますが、中でも一番最後の「おい、青空侍」という廉姫のセリフが一番好きです。ああ、でもしんちゃんの「お前えらいんだろ!?お前のせいでこうなったんだぞ!なのに逃げるのか?!」みたいなセリフも胸に響いたな・・・。 【クリスタル】さん [地上波(字幕)] 8点(2006-04-02 15:34:11)(良:1票) 212.これやばい。何がやばいかって?そこらへんどこにでもいる高校生の俺を泣かせてしまうほど、しんちゃんがいい男だったからさ。 【ばっじお】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2006-01-12 17:37:44)(良:1票) 211.20回ほど見て、クライマックスで20回とも泣いた作品です。いやいや、何度見ても最後の展開には涙が止まらない。単純な人間の「死」。これでも十分泣けますが、それまでの伏線、アニメならではのビジュアル効果、それらがうまく使われて感動がさらに大きくなるもんだと思いました。そして笑わせるところはしっかり笑わせてくれる。これだけメリハリのある話の流れを作るのは大変だったのではないでしょうか?とても満足させていただきました。満点。 【ロボ(⊃゚ω゚⊂)】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-11-11 01:56:59)(良:1票) 210.《ネタバレ》 「モーレツ!オトナ帝国の逆襲」と並ぶしんちゃん映画の中でも名作中の名作である。ここでもまたしんちゃんは相変わらずのギャグで笑わせ、そして、大いに泣かさせてくれる。野原一家の家族の団結力の素晴らしさと一方でしんちゃんが出逢う二人の大人の恋物語、それもやたらめったら好きだとは声に出さない大人の恋の物語としての泣かせ方の上手さ、青空侍、おまたのおじさんと簾ちゃんとの恋の刹那さ、色んなものがこの映画を単なるギャグアニメの枠に収まらない素晴らしい作品に仕上げている。しんちゃん映画の醍醐味、笑い、感動、全てがこの映画の中に見える。これもまた素晴らしい名作である。しんちゃんを馬鹿にして見ようともしない人達、特に大人に見て欲しい。そして、家族の素晴らしさを知って欲しい。しんちゃんだからってけして、馬鹿にして欲しくない。正しく見終わった後に「アッパレ!」と叫びたくなるぐらいの名作です。 【青観】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-08-05 23:17:42)(良:1票) 209.《ネタバレ》 笑えて泣けて、心に残る正統派時代劇。戦国時代の世相を背景にした、又兵衛と廉姫の切なく悲しい恋物語を主軸に、野原一家も助演としてキラリと輝く活躍ぶり。結局しんちゃん達がタイムスリップをしても歴史は何も変えられなかったけれど、彼のおかげで一人の武士がほんの数日のあいだでも存命し、野原一家を通じて家族の絆を感じ取り、身分の壁を越えて愛する人への想いを解き放つことができた。それだけでも十分だと思う。これから先、私がふと青空を見上げて、ぽっかりと浮かぶ白い雲を見つけた時は、どうしても井尻又兵衛という戦国の世に生きた侍を思い浮かべてしまうんだろうなぁ。 【ライヒマン】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-04-12 21:34:59)(良:1票) 208.《ネタバレ》 今ふと思ったのですが「ドラえもん映画版」にしろ、「クレしん映画版」にしろ「TV放送をフリに使える」んですよね。「ジャイアンが映画になると急に優しくなる。これほど心強いことはないぜ!!」みたいな。普段おバカなことしてるしんちゃん一味が本気で登場するんですよねえ。僕が一番「ゾクゾクッ」ときたのはミサエが敵の将軍の攻撃からしんのすけを守ったところです。 【ようすけ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-04-12 04:31:22)(良:1票) 207.クレヨンしんちゃんでここまでやるとは、すごいの一言です。特に姫さまが又兵衛を案じて城を抜け出すシーンがすばらしい!普通ならさらっと流してしまう場面かもしれませんが、ここで魅せるこのセンス!やっとの思いで塀に飛び移る仕草、塀を乗り越える仕草、よろけながらも走る仕草。。。このシーンに思いがぎゅっと凝縮されていて、思わずほろっと来てしまいました。アニメとか、クレヨンしんちゃんとか、関係なく演出がうまい。監督さんの力量だと思います。過去に他人の作品ながら自分の世界を思いっきり出してしまったアニメ監督さんはいるけど、この映画の監督さんほど原作を尊重しつつ良い作品を作った人は見たことありません。客層も考えてあって、あったかい感じです。全てを通じて映画への愛情が感じられました。本当に映画が好きなのでしょう。すごい!! 【おしりはばとび】さん 8点(2004-07-14 00:59:52)(良:1票) 206.《ネタバレ》 『クレヨンしんちゃん』というと元々は青年誌の連載、子供視点から大人の世界をシニカルに捉えた大人向けなマンガだった訳ですが、テレビアニメ化の際に思いっきり子供向けにされてしまったという経緯があって、ヘンなファンタジー路線の初期はひたすら違和感との戦いでした(『クレしん』も『あたしンち』も安易に『ドラえもん』理論で作られてしまったような)。原監督になってからは全くの子供向けからの軌道修正が図られたようで、大人も楽しめる『クレしん』路線は原作に対する回帰を感じさせました。さて、本作は廉ちゃんとおマタのおじさんの美しくて悲しい物語。しんちゃんは脇役気味だし、ひまわりなんか、もう「いたっけ?」くらいに目立たなかったけれど、しんちゃんがいたからこそ、廉ちゃんとおマタのおじさんの物語が輝いた訳で。子供で、今の時代に生きるしんちゃんの、正直な発言が、廉ちゃんの心を開き、おマタのおじさんの本音を引き出してゆくのですから。アニメ、しかも『クレしん』の世界で描かれた、真っ直ぐな「男と女」の物語は、日本映画史に刻まれるべき名画でした。でも、大人も楽しめる路線は結局この作品が極で、その後は原監督が降りて迷走気味、遂にはまた完全子供向けに戻ってしまって、原監督が『タマタマ』から『戦国』まで重ねた努力を無にするつもりか?みたいな感じがしておりますが。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 10点(2003-12-03 11:10:56)(良:1票) 205.《ネタバレ》 監督が「クレしん」というカンヴァスの上で自由に作品を作っている感じ。ところどころに散見されるこだわりもいい。5歳児の目に映る戦国時代の合戦というのはあまりにむごいものがある。とどめに井尻又兵衛の暗殺。「殺し」の多いアニメに過剰に反応する大人がいるが、こういうものは積極的に観せるべきだと思う。未来の日本はいい国になっている、という廉の台詞がいい。それから、映画のひろしはかっこ良すぎる。最高です。 【アイカワ】さん 9点(2003-11-07 06:13:49)(良:1票) 204.《ネタバレ》 クレヨンしんちゃんの映画で初めて衝撃を受けた作品。子ども向けの映画でそのままハッピーエンドではいけなかったのか。とは思うが、そこがこの作品のまさに肝となるシーンで、そのままのハッピーエンドになるのとは大きく評価が異なるのでしょう。単純明快で泣ける映画です。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2022-01-22 16:49:29) 203.なかなか泣ける。 が、やっぱりイイ年こいたオッサンに、 クレヨンしんちゃんはちょっと厳しいものがあった。 さすがに対象年齢外だった模様 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-05-24 22:05:12) 202.《ネタバレ》 旧ドラえもん映画の「のび太の恐竜」で子供を守ろうとしたブラキオサウルスがティラノサウルスに首を噛まれて絶命したのを思い出した。初めて観たのは小学生のときで、あのシーンは確かに悲しかったけれでも今でも心に強烈に残っている。そして「のび太の恐竜2006」でティラノサウルスとブラキオサウルスの戦いが引き分けになっていたのを観たときはなんだかモヤモヤした。 言わずもがな最後の又兵衛が撃たれて亡くなるシーンがこの映画が傑作たる所以だ。だって普通の子供向けアニメ映画では絶対にやらないよね。仮に撃たれて、一瞬「えっ!?」てなっても結局助かっててハッピーエンドになるのが今の子供向けアニメ。でもそんな予定調和を無視して、現実ってときに不条理で残酷だったりすることを、そして戦争が悲惨なものであることをこの映画は子供たちにきちんと教えてくれる。僕はそれでいいと思う。 【ばかぽん】さん [インターネット(邦画)] 8点(2019-11-24 07:01:35)
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