みんなのシネマレビュー

天国の口、終りの楽園。

And Your Mother Too[米]
(Y Tu Mamá También)
2001年【メキシコ】 上映時間:106分
ドラマ青春ものロマンスエロティックロードムービー
[テンゴクノクチオワリノラクエン]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-03-24)【イニシャルK】さん
公開開始日(2002-08-10)


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監督アルフォンソ・キュアロン
キャストガエル・ガルシア・ベルナル(男優)フリオ・サパタ
ディエゴ・ルナ(男優)テノッチ・イトゥルビデ
マリベル・ヴェルドゥ(女優)ルイサ・コルテ
エミリオ・エチェバリア(男優)テノッチの父
高木渉(日本語吹き替え版)
猪野学(日本語吹き替え版)
唐沢潤(日本語吹き替え版)
竹口安芸子(日本語吹き替え版)
寺田はるひ(日本語吹き替え版)
楠見尚己(日本語吹き替え版)
脚本アルフォンソ・キュアロン
カルロス・キュアロン
撮影エマニュエル・ルベツキ
製作アルフォンソ・キュアロン
配給ギャガ・コミュニケーションズ
編集アルフォンソ・キュアロン
アレックス・ロドリゲス〔編集〕
録音フィリップ・ストックトン
字幕翻訳松浦美奈
その他アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(スペシャル・サンクス)
ティモシー・J・セクストン(スペシャル・サンクス)
ギレルモ・デル・トロ(サンクス)
あらすじ
テノッチとフリオは17歳。ガールフレンド達は欧州旅行に出かけてしまい、冴えない夏を過ごしていた。ある日二人は、テノッチの従姉妹の妻である美しいスペイン人女性、ルイサと出会う。二人は彼女を誘う為に、「天国の口」という海岸に一緒に行こうと誘う。しかしそこは伝説の海岸で、実在するのかどうかも判らない。それでも三人は、出発した・・・

ともとも】さん(2004-03-31)
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【クチコミ・感想】

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52.最後がちょっと安易すぎる。もっと最後の方を詰めて欲しかった。全体的には好感が持てなくはなかった。全体的に(全体を通して)△。 Leannán-Sídheさん [DVD(字幕)] 6点(2007-08-02 02:36:07)

51.《ネタバレ》 どいつもこいつもやりたがる。乱れまくりの世界。結局みんな猿なんだ、ということでそれなりに納得だったが、最後の最後で、あの女性が実は癌で一ヵ月後に死にましたというオチにがっくり。説得力ゼロ。そんなものを付け足して、あれらの行為に別の意味を持たそうとするのはあざというというか、間抜けっぽい。そういう嘘くささははいらないのです。 MARK25さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-07-18 20:07:32)

50.《ネタバレ》 少年2人の派手な言動に目を奪われがちですが、真の主役はルイサでした。それは衝撃の結末で明らかになります。彼女が置かれていた状況を知ると、今までの出来事に対する捉え方が劇的に変化します。ルイサの心情を慮ると心が締め付けられる。同姓の観客ならば尚更でしょう。それは深い余韻を伴います。それにしても人生は無常なもの。しかし情緒的に捉えることも出来ます。彼女が「終わりの楽園」に辿り着いたのには、意味があるのではないか。存在するはずのないビーチ「天国の口」。もしかしたら、彼女は誰かに導かれたのかも。ルイサにとってハノは、夫である前に恩人でした。孤独から救ってくれた人。でも愛情とは、少し違うかもしれない。彼女が生涯のうちで最も愛したのは、元彼だったような気がします。ちょうどテノッチやフリオと同じくらいの歳に事故で死んだ彼。前歯が欠けた、ポニーテールの彼です。彼の話をするルイサは楽しそうでした。顔すら分からない彼の姿が頭をよぎります。ラスト、少し大人になったフリオの髪は伸びていました。頭の後ろで髪を縛れるほどに。この事から、死んだ元彼の霊的な介在を主張する気はありません。でも、ものは考えよう。全ての事に意味がある。理由がある。そんなふうに考えることで、救われることもあります。この夏の出来事が、2人を成長させたとは思いません。この出来事がなくても、テノッチとフリオは別れたと思います。2人の関係は、成長期の少年に多い、特殊な結びつきでしたから。彼らにとって彼女は、甘いような苦いような思い出の一つでしかないと思います。彼女の死を知ってもなお、それは変わらないと思う。少なくとも今のところは。ただ、ずっとずっと経ってから、ふと思い出して涙を流す日が来て欲しいと願います。それはたぶん精神的に彼女に追いついた時。その時、この経験は彼らをいい男に変えてくれる気がする。 目隠シストさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-06-14 19:00:05)

49.この旅を経験したことによって、少年2人の人生観が変わってしまいました。それを考えると、すごく切なくなります。イルサは何を伝えたかったのでしょう。まだ見ぬ楽園を求めるための、道先案内人の役だけを望んでいたのでしょうか。日本人にとっては過激なシーンが多いので、目を引きつけられますが、何をこちらに伝えたいのかが判りませんでした。 shoukanさん [DVD(字幕)] 5点(2006-10-09 00:13:17)

48.レビューが結構低いのがビックリです!!私は素直にこの作品を楽しいと思いました、sexシーンは無くてもあってもいいような・・・。ストーリーはメチャクチャだけどそれがまた面白いです♪ 愛しのエリザさん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-12 15:22:52)

47.メキシコの現実はわからない。ただ、日本よりは貧困で治安も悪くそして、
とにかく暑いのだろう。
作品の中でも車移動中に出てくる警官隊の数や地方での暮らしぶりからわかる。
主人公の2人はまだ子供。現実が見えてない。とにかくわがままで自己中心的。
少なくともメキシコの子供たちの半分くらいは早くから親の仕事を手伝いまたは社会人に
なり彼らより先に大人になっている。
そんな人がこの映画を見たらきっと羨ましくてほほえましい光景なのかもしれない。 ひでさん 7点(2004-09-25 13:27:57)

46.男2女1・・・そらあんな展開になるわ。乾いた空気と朽ちる命を性欲がリカバー。ん~どうなんやろねー。 モチキチさん 4点(2004-09-10 04:29:39)

45.ルイサの腰のくびればっかりに目が行きました。くびれくびれくびれくびれくびれくびれくびれくびれ・・・・・・・・・・・ マミゴスチンさん 6点(2004-08-29 04:16:18)

44.《ネタバレ》 浜辺と豚の群れ、飛び込み台と手淫など意外な組み合わせが結構楽しめた。ナレーションをいれたからだろうか、SEXのいやらしさはあまり感じなかった。 はざま職人さん 6点(2004-08-24 04:36:04)

43.ポ・・・ポルノ?爽やかな青春ロードムービーを期待してたので、冒頭から引きまくり。メキシコ人とスペイン人の日常会話って、本当にあんなお下劣なんでしょうか? HIDUKIさん 2点(2004-08-22 23:53:33)

42.サンベルナベの海の家での7分間にも及ぶワンカットの長回しにビビッた。台詞なのかアドリブなのか、演技しているとは思えぬ自然な表情と連続した会話の出来に驚かされ、そしてここで役者の後を着いて歩いて行くカメラマンの揺れる画面が何だか可笑しかった。三人共が衝動的な行動に走りすぎて思考部分が感じられず、誰もが経験する青春の一幕を生々しく描いた傑作、という評価は私には持てなかった。 WEB職人さん 4点(2004-08-15 22:45:21)

41.何から何まで稚拙な坊や二人のバカ騒ぎ。でもそれはあの年代特有の熱を帯びていて、私はルイサに近い懐疑的な目線で彼らを眺めていた。劇中90%は坊や達のアホ話とセックスで満ちていていい加減だれてくるが、最後のコーヒーショップのシーンでこの映画に対する印象はちょっと変わった。夏の後に秋が来るように、流れる時間の中で自然に何かを悟り、良くも悪くも大人になった二人。生き続けることの切なさを感じた。傑作とは言い難いけれど、胸の奥に小さなシミを残す作品。「終りの楽園」、なるほどなあ…。 のはらさん 7点(2004-07-25 02:35:27)

40.《ネタバレ》 なんかね、いーっ!てなるのよ、みてると。それで最後、ガエルの一言から唐突にエンドロール、これね。突き抜ける所はとことん突き抜け、重い所はさらりと流す。なにげに構図なんかも絶妙。最高! ドレミダーンさん 10点(2004-07-11 17:48:43)

39.【ともとも】さんが「死期を悟った者が生の輝きに引き付けられた」と書かれてますが、成る程とは思いつつも、それは私にとって後知恵でしかない。私は本作から別の悲しさを感じました。それは「大人になる」ということは「身の程を知る」ということである悲しさ。周りが見えず自己中で生きているから彼らは馬鹿に見える、と同時に輝いてもいる。が、一たび周りが目に入り、その中での自分の位置を知ってしまうと、その輝きは途端に翳り始める。それが大人になるということ。ルイサの本心がどうだったのかは私には判りませんが、罪な女であったことは間違いないでしょう、4点献上。 sayzinさん 4点(2004-07-03 22:39:21)

38.びっくりするほど美しい、といわけではないのにすごく引き込まれてしまう映像。説明しずらいけれど不思議な魅力のある映画だ。「生命感にあふれるこのこの国に暮らせてしあわせ」というようなセリフがあったけれど、このリアリティはメキシコらしい生命感なのだろうか。そして、ぎりぎり下品にならない男の子たちのアホな言動がかわいい。とくに彼女との最後の夜、めちゃくちゃに酔っぱらうシーンが最高。後で思い出したら、なつかしいような恥ずかしいような…。こんな年ごろにしかできないバカバカしさがよく出てます。夜中にラムコークとか飲みながら見るのが気分。 ETNAさん 8点(2004-06-22 17:10:21)

37.これはビミョーな映画だった。ハマる人がいるのは分かるけど、私にはワザとらしく感じられてかなりイライラした。セックスシーンそのものは妙に生々しいけど、彼らのどこかお利口っつーかバカになりきれてない所にもしらけてしまったし。ただ、ラストは衝撃を受けた。彼女の境遇を考慮して見ると全く違った印象を持つ事は確か。で、よくよく考えてみたけどやっぱこれは反則だと思う。作品の中では全然描けてないと私には思えた。なので「可もなく不可もなく」の5点。音楽は良かった。 黒猫クロマティさん 5点(2004-06-21 11:22:21)

36.《ネタバレ》 全体のストーリーはいいと思うんだけど、やはりあまりにも性描写が露骨すぎてねえ・・・いや、そりゃあの年代の男って全身性器だからあんなもんなんだけどね。今となると自分もそうだったなあと思い出されて肝心なストーリーの方に頭が行かないんですよ。なんか見たくもない昔の自分たちの行動を無理矢理見せられている気がして。自分の場合、なんでいい思い出になってないかって言うと全身性器で相手のことほとんど考えてなかったっていうことかなあ。今振り返ると、多少、自分自身に嫌悪感すら覚えるんですが。。。怒りかなあ。。。多分、結婚して子どもが出来たりすると、こんな映画に対しての感想が変わるんじゃ。。若い男の子の描写が露骨すぎるわりには写実的で胸が痛い。「時計仕掛けの・・・」は現実ばなれした雰囲気(たしかに今じゃあんな感じな人間はいると思うが)あるからそれほど痛くはないんだけどね(唯一、嫌なのは車が故障した振りをして、近くの家に入って・・・ってところ) 蝉丸さん 3点(2004-06-05 00:58:05)

35.《ネタバレ》 途中までのたまらなくハイで、馬鹿馬鹿しい、青臭さと若気の至りとセックスとが混濁したロードムービーの雰囲気が好きだったんですが、突きつけられるラストが「終わりの楽園」であるとすれば、そこに至るまでの過程が「天国の口」であり、それは決して永続するものではない。二人の関係の崩壊を語るナレーション、景色も自然的背景から都会へと鮮やかに対照されたラスト数分の二人の会話は語っていること以上に重く感じられます。ただ、個人的には最後まではっちゃけた馬鹿映画でいってほしかったようにも思います。 虚学図書之介さん 6点(2004-06-04 10:16:39)

34.ただただひと夏同じ時間を一緒に過ごして、その後僕たちはバラバラになった。あの旅に出たからこういう結末になったのかといえば、そうかもしれない、し、もしかしたら全く関係なかったかもしれない。滞りなくこれからも時間は過ぎていく。彼らは何も変わらない。ただ「あの夏」は確実に存在して、いつかふと彼らが振り返った瞬間、自分たちが天国の口に何かを置き忘れたことに気づく時が来るのだろう。 さん 6点(2004-03-28 15:15:10)

33.《ネタバレ》 タイトルにひかれて観に行きました。ほとんどセックスシーン。だまされた~。美しい人妻、とか言って全然美しくないし。 ぷー太。さん 3点(2004-03-22 13:56:11)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 72人
平均点数 5.69点
000.00% line
111.39% line
256.94% line
379.72% line
41216.67% line
579.72% line
61419.44% line
71013.89% line
879.72% line
956.94% line
1045.56% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.42点 Review7人
2 ストーリー評価 4.75点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.50点 Review4人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 7.50点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

2002年 75回
脚本賞アルフォンソ・キュアロン候補(ノミネート) 
脚本賞カルロス・キュアロン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2001年 59回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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