みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
30.中年男と少女の物語には外れが少ないですね。台詞が少ない中二人の感情の描き方が素晴らしい。 【akila】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-03-07 21:40:11) 29.《ネタバレ》 『ペーパームーン』のエンターテイメント性を省いたって感じでしょうか・・・ 事実、監督のヴィム・ヴェンダースは『ペーパームーン』(公開年も一緒)の試写を観て、カブってると思い脚本を変えたとの逸話も・・・ ところどころ良いシーンもありましたが、個人的には退屈な映画でした。 【ぐうたらパパ】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-02-21 14:45:12) 28.《ネタバレ》 地味で劇的なことが起こるわけではないけど、しみじみと心に浸み入るような作品です。少しずつ変化していく心境がよく伝わってきます。2人で写る証明写真の4コマがそれを象徴しているよう。いうほど「ペーパームーン」と似ているとは思いませんが、個人的にはこちらの方がずっと好みです。 【きーとん】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-07-25 12:22:39) 27.ふとしたきっかけで9歳の女の子を預かる羽目になった30男の心温まるロード・ムービーこれは同監督の「パリ・テキサス」にも負けず劣らずの傑作と思います。白黒映像なので私は、雰囲気の良く似たヴィム・ヴェンダースとジム・ジャームッシュとよく混同してしまいます。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-08-20 00:24:32) 26.この監督の他の作品もあまり合わなかったので、そもそも見るのが間違っていたのかもしれないが、それにしても起伏がなさすぎて辛かった。いくつかはおっと思うようなシーンもあったりするのですが、あちこちで雰囲気だけで流れている部分が目について、のめり込めないのです。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-06-01 04:35:58) 25.ペーパー・ムーンには言うほど似ていないですね。こちらはエンターテインメント性を極力排除して、二人の感情を重視している感じです。二人のやり取りがいちいちほっこりさせますね。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-05-19 22:59:48) 24.《ネタバレ》 写真という小道具が、うまく使われている印象。なぜあそこで終わらせたかが、個人的にはちょっとよく分かりませんでした。 【hum7en-j%:?#?】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-02-04 13:03:50) 23.現実から離れたところにあるのが旅らしくて良い。現実に戻るのも含めて 【デフォルトモード】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-23 18:20:20) 22.ペーパームーンのやさ男版という印象です。 【Yoshi】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2008-06-17 12:07:23) 21.すごく自然に流れるような二人の感情の変化、繊細な心の動きが手に取るようで、じんわりとくる。でも無駄なシーンにみえるところがいくつもあって、個人的には少し退屈だった。ペーパームーンにテーマ的に酷似しているのは痛い。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-04-18 01:10:07) 20.《ネタバレ》 ヴィム・ヴェンダースの「ロードムービー三部作」の一作目にあたる作品。 全編モノクロ画像。 主人公がひたすらさすらい行くお話で、道中、少女を連れた女性と出会い、その女性と一夜を共にし、夜が明けてみるとその女性はおらず、仕方なく主人公はその少女と旅を続ける・・・という展開。 この物語における主人公の、「ちゅうぶらりんな精神状態の中での癒しの旅」みたいな設定が、その時の私の精神状態と酷似していた。 それと、主人公が31歳ってのもあり、思わず映画の中の主人公に自分を投影してしまった。 ロードムービーでその主人公に自分が投影された時・・・ まるで自分の分身が、映画の中でその時を体感している様な感覚に襲われたのだ。 あと、撮影監督が『ダウン・バイ・ロー』の「ロビー・ミューラー」ということで、これもばっちりツボ。 なんか話が出来すぎの感は否めないストーリー展開ではあったが、それを補って余りあるほどの素晴らしいロードムービーであった。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2007-09-01 20:23:06) 19.静かな映画ですが、見終わった後に噛み締めるような感動があって、日を追うごとに好きになっていきました。とっても愛らしい映画です。 【スー・ミー,スー・ユー・ブルース】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2007-08-05 02:38:34) 18.音楽がよかった。子役もやたらと愛らしいです。写真を撮るシーン、ギャロのバッファローにもあるけど、都会のアリスへのオマージュだったんだなぁと。 【アンダルシア】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-11-29 18:39:02) 17.この作品と「ペーパー・ムーン」を比較している人が何人かいるけど、私も「ペーパー・ムーン」よりも、この方が好きです。この作品の監督でもあるヴィム・ヴェンダース監督って「パリ・テキサス」を観ても感じるけど、ロードムービーを撮るのが本当に上手いと思う。小津監督を尊敬しているというだけあって、どことなく小津監督の世界に通じるものがあります。少ない台詞と何気ない会話の中に見える二人の表情、それを映し出すカメラワーク、流石は小津監督を尊敬していることだけはあると思えるぐらい、淡々とした話を無駄な台詞と無駄にカメラを動かさずに見せる。モノクロの映像と美しく心地の良い音楽が味わい深さをより強くしている感があって、一度観たらいつまでも心に残りそうなぐらいです。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-09-16 20:58:41) 16.“都会の”アリスが着ているジャンパーの“ALASKA”の文字がいいですね~。アメリカ、オランダ、ドイツ、中国語のような音楽が流れる店、イタリア人が住んでいる家。場所にいくら自分を刻みつけようとしても写真は現実のように写りません。どこにいてもどこにもいない彼がようやく出会った存在の場所、アリス。お母さん、おばあちゃんと男の臭いが全くなかったアリスが初めて出会った男、ウィンター。アリスが撮ったウィンターの写真にアリスが反射して写りこむショットの2人の重なりは爽快です。その後、ジュークボックスの少年や自転車に乗っている少年を見つめるアリスの視線もいい。存在すべきは場所ではないことを確認するように、ウィンターが再びインスタントカメラを手にしたのは船の上、ラストは当然のように列車の中。転石は苔むしたのでした。 【彦馬】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-22 13:21:58) 15.何より車が印象的だった。単に乗り物としてだけでなく、プライベートな空間としての魅力が、このロード・ムービーを観てすごく感じた。 【michell】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-08-25 22:20:09) 14.ヴィムベンダースの映画には自然な時間の流れが存在する。風景画に時間軸をプラスした感じだ。固定されたカメラ、街を見下ろすようなカメラワークはかつて風景画家であった(?)ベンダースの感性がいかんなく発揮されている。どこをどう切ってもベンダース。緋文字のトラウマから抜け出した、完全復活の作品。それと、アリスが可愛すぎ。食べちゃうぞぅ(≧д≦;)幼いアリスに振り回される男が、なんとなく「あの」映画にインスピレーションを与えているような・・・? 【神風】さん 8点(2004-08-24 18:06:55) 13.ペーパー・ムーンと比較される事が多いけど、私はこっちの方がずっと好きです。なんか、この映画の方がロード・ムービーとしての魅力があるんです。なによりもアリス役のイェラ・ロットレンダーがわがままでませていて、それでいて哲学的な事も言っていて、とても魅力的でした。ラストは少し哀しくもあるけど、「レインマン」みたいで良かったです。ラストの二人の成長ぶりがペーパー・ムーンと差別化を図りつつ、旅の終わりとしてとても印象深いものになっていました。 【マイカルシネマ】さん [DVD(字幕)] 10点(2004-07-30 16:51:05) 12.彼の望む『風景』はファインダーを覗き込んだ瞬間に逃げてゆく。其れは、彼自身の現状から逃げ出したい、離れたいと云う願望の現れか..。或いは、自己の存在を確認する術か..。迷うペン先が触れるのは、アメリカの現況ではなく消えかけた足跡なのかも知れない。「キレイな写真ね、空っぽで」少女の無垢な瞳が裏付ける。そして、その言葉の主もまた、“何か”が欠落している。 故郷に帰る事を決心し向かう空港、そこで出逢った母子。此処で波線は徐々に繋がりを求めて伸び始める ― どこかに忘れてきたのか、それとも完全に壊してしまったのか…空っぽ同士(“LOST SOUL”)の自分を修復する、あてどない旅路の始まり。 少女と青年は、お互いを『他人』の枠で囲い、根無し草の如く彷徨い始める。やがて、紡がれ始める絆は綻んだ傷口を覆うものとなり、2人に変化が訪れる。露出オーバーの背景に彼らの影は一層薄く..だが、確実に繋がった絆は切れる事無く存在し。孤独もまた密かに付き従う。そして、突如訪れる旅の終わり…“自分探しの旅”は彼らの中では、終演を迎えることはない…。 アンチ・クライマックスを感じさせる俯瞰の映像に、観る側は平穏と不安を同時に憶える。其の線上に、予定させる結末を霞ませる程に。 【MAZE】さん 9点(2004-05-23 21:04:26) 11.都会に毒された男が少女と旅をするうちに癒されていく、という感じだろうか。ヴェンダースのロードムービー三部作の一作目。ヴェンダース映画の子供達は皆純粋で愛らしいが今作のアリスは格別である。おとなぶってもやっぱり子供でそこがなんとも可愛らしいのだが、時々ドキッとするような表情をする。ひたすらに移動していく景色とアリスの表情でこの映画の大半を語っている。ヴェンダースにとって子供というのは天使のような存在なのだろう。大人が子供に触れることで大人も浄化されるのである。つまりこれも人間肯定映画なのだと思う。 【R&A】さん 8点(2004-02-19 13:08:17)
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