みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
41.雰囲気の良い映画ですね。料理も美味しそうだし、マリオのキャスティングもハマってる。料理から人・家族へと思いが移っていく様子が少し中途半端なため、ラストの感動がいまいちだった。残念。 【noji】さん [地上波(吹替)] 5点(2009-04-11 08:20:10) 40.《ネタバレ》 他人に料理を食わせるけれど自分は食べているところを見られたくない、というのは、「食わせる方」が「食わせられる方」より〝優位〟だと感じているからですね。「食べる」という行為を「弱味を見せる」「無防備になる」というふうに考えているのです。 確かにそれはそうかもしれず、太古の昔は「食っている間に油断して食われる」という事情があったでしょうから、「食う」イコール「油断」という本能的な危機感は誰にもあるのかもしれません。 そしてマーサは、他人に食わせている時に自分の優位性を感じてほっとするので料理人になったのかもしれませんし、そうならば彼女は危機感の強すぎる人なのです。 なんかそんなことを考えてしまいましたがそんなにはずれていないでしょう。 強情な姪っ子(私にも1人います)とのぶつかりあいはシビアでしたが、もうひとつ突っ込みが浅くて残念なのは職場における女性リーダーの難しさ、職業的なプロ意識がほとんど描けていなかったことかなあ。 あーゆー状態の女性が職場を率いていくのは到底ムリですし、職業人としてのマーサを未熟に描きすぎている。 ラストがあまりにもハッピーすぎて安易です。しょせん作り物だからそれでいいのだとがっかりさせないでほしかった。人生はそんなに全部うまくはいかない。働く女性の物語だからリアリティを大事にしてほしいですね。電話とビデオでしか出演できなかったお姉さんの扱いひどいかも。 【パブロン中毒】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-03-07 19:10:44) 39.《ネタバレ》 主人公の無表情ディスコミュニケーションぶりが的確に描写されている前半は、結構期待していたのです。ところが、最後に至るまで、恋愛面での変化くらいは捉えられていても、料理人としての成長や、子供に向けた感情の動きといったものがほとんど表現されていない。これでは作品としての幅が少ない、というかもったいないです。ちょっとした部分での光る演出(子供がパスタを食べる場面とか)や、料理をきちんと美味しそうに撮るこだわりなどは見えているだけに、残念です。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-02-03 02:11:09) 38.「幸せのレシピ」がリメイクだったとは露知らず..本作を観てしまった..(こちらがオリジナルだったとは..) ラストの展開がかなり違ってました..姪との関係が中心の物語..シンプルな創りですが、良作です... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-26 12:42:05) 37.《ネタバレ》 深夜テレビだからか、いろいろ省かれてたかな。マーサが食べられなかった理由と食べられるようになった理由がイマイチわからなかったのと、下の階に住んでる男との関係が発展せず終わってしまった。イタリアに向け家出してしまうのもちょっとありきたりすぎた感があるかな。でもまぁ見終わった後温かい気持ちになれたのでいい映画でした。 【ブラックバッス】さん [地上波(吹替)] 5点(2009-01-03 03:52:51) 36.いかにもドイツ映画っぽい雰囲気で、なんとなく暗い感じです。劇中でも言っていますが、風土のせいかもしれません。マーサは隣人や同僚に恵まれているなぁと思ってしまいました。頼りっぱなしです。料理のシーンはそれほどフィーチャーされていないのですが、観ていてお腹がすきました。 【色鉛筆】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-11-27 07:30:57) 35.《ネタバレ》 ◇フランス映画だとばかり思ってました。なるほど、ドイツでしたか~。◇マーサの「あの子は私に似てるの」のセリフが、欠けているものが何か分かっていてもできない大人のジレンマを表していて共感できました。◇最後にキレてレストランを出て行くところ、オーナーと和解できたのか気になってエンドロールまで凝視したけど分からず・・・マイナス1点。 【ハクリキコ】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-10 02:49:14) 34.《ネタバレ》 料理を題材とした映画は観ていて気持ちがよいです。今回の映画も出てくる料理の数々が美味しそうで、このような料理を気軽に出すレストランは自分の近くにないものか?と思いながら観ていました。 この映画を観て清潔感・透明感を感じたのは私だけでしょうか?レストランとマーサの自宅の厨房のステンレス的な質感や欧州の冬・雪とか、どことなく青白く硬質的な透明感を感じました。マーサの美しさもそうかな。 そんな中でストーリーは極めて予定調和的でわかりやすく、特にイタリア人シェフとの心の交流が暖炉のように、ほっとする優しい温もりがじんわりと伝わって来ます。 勿論、マーサが住む住宅の独身男性との関わり合いや、またレストランの支配人がイタリア人シェフを雇い入れた理由も描写が足りず中途半端感は否めませんが、そのような「ストーリーの是非」を云々するよりも、やはりセンスの良い音楽が流れる中で、マーサが厨房でエプロンを付ける時に感じる清潔感・凛々とした感じが映画全体に漂っていて自分は好感が持てました。 ああ、それにしても、やはりいろいろなスパイスが入ったマーサの作った料理を食べてみたいなあ~、無理は承知ですが・・・ 【たくみ】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-06-29 22:01:10) 33.《ネタバレ》 料理の映画であるなしにかかわらず、映画の中で食べているものが美味しそうに感じるかどうかは、その映画が面白いかどうかと関係がある気がします。レストランの中ででている豪華な料理よりも、マーサの家でマリオの作った料理の方が数段美味しく感じたのは監督の腕なのかも知れない。強引な感動作にせずに淡々と綴っている感じが好感をもてました。 【omut】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-06-29 02:52:13) 32.《ネタバレ》 ありがちなストーリーだが、マーサがきれいだった。料理もおいしそうだった。 【フッと猿死体】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-09-24 10:44:58) 31.まさに「ハートフル」な一品でしたね。職人気質が強くお堅い感じのドイツ人と陽気なイメージのイタリア人の組み合わせの妙を堪能させていただきました。全く気質が違う男女という設定は恋愛物の王道ですし、家族や生き方の問題も絡めたストーリーも良く練れていて、とても面白かったです。 【TM】さん [DVD(吹替)] 8点(2007-09-22 20:16:20) 30.あれま、、、ドイツ映画だったのね、、と思っちゃいました。ドイツくささはないですね。女優さんたちもフランスっぽい顔立ち。あまり堅苦しくなくらくーに観られる一品。いいもの食べたいな~。 【グレース】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-08-10 15:50:06) 29.うーん。可もなく、不可もなく。途中経過はいいんだけど、終わり方が普通。ま、この手の映画にカタルシスを求めるものでもないので、こんなものか。マーサみたいなお固いドイツ女とイタリア男をくっつけようとするのは、持てない女の心理をしっているからか?感情移入しちゃったよっ!! 【のりもちあつあつ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-09-02 00:14:38) 28.人は感情的な動物ですから、いくら有名な料理人がつくった食べ物でも、作った人が嫌いならば、どんな食べ物のあまり美味しいとは感じないでしょう。これがブラックジャックだったならば、医者の性格がひねくれていても、腕さえ良ければ患者は治るでしょうが、料理人の場合は腕だけでは人の舌を満足させることができないのだと思います。逆にまずい料理でも愛する人の作った食べ物はどんなものも美味しく感じられるものです。料理人のマーサは心の面を改善していくことで、人間として、そしてシェフとして成長していく様子がとても自然で共感がもてました。これは料理に名を借りたヒューマンドラマなんだと思います。 【花守湖】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-24 19:48:38) 27.いい雰囲気の作品なんですが、なにか足りないところがあるようです。まるでマーサみたいに(原題のMostly Marthaって、少し何かが欠けているマーサ、みたいな訳でいいのかなあ?)。マーサ、マリオ、リナ。それぞれの性格もちゃんとわかるし、俳優さんもきちんと演技している。マーサ役の女優さんなんて、ほんとに中年にさしかかろうとするキャリアウーマンの行動や、気持ちの動きを見事に表現しています。ストーリーも、良くある展開ですが、悪くはないですよね。上等な食材ばかり揃って、さあ、どう料理するかはシェフ(監督)の腕次第なんですが、力量不足は否めません。演出がストレートすぎるようですね。マーサとマリオが結ばれるシーンも唐突な感じを受けます。もう少しひねりをきかせて、途中に盛り上がりを入れてもらえたら、2人でリナを迎えに行くシーンで大泣きできるのに。ハートウォーミングな作品とキャッチ・コピーにはあるけれど、あまりにも展開が淡々としすぎて、最後があっけなくて、泣くに泣けません。セラピストや階下の建築家の存在意義も乏しいです。それに、マリオのウソ(死んだ母)にほだされて食べたくないパスタを口にする程度の良識は持ち合わせているマーサが、ちょっと料理をけなされたからって、いきなり客を怒鳴ったりテーブルの上をひくっり返すかなあ。王様のレストランの「しずかシェフ」でも、お客様にあそこまではしなかったですよねえ。まあ、だからセラピストのお世話になっているのかしら。料理そのものの映像表現も伊丹十三監督の「たんぽぽ」には、はるかに及びませんねえ。それでも、私はレストランや料理好きなので最後まで飽きずに鑑賞できました。作品のもつテイストも十分伝わってきましたので、佳作といってもいいかと思います。 追加:リメイク版「幸せのレシピ」を見て、オリジナルの素晴らしさ(冬のドイツの重苦しい空気の中で対照的な性格の男女の織りなすストーリー展開の素晴らしさ)を見直して+1点です。 【ひよりん】さん [DVD(吹替)] 8点(2006-05-17 20:02:23) 26.つい、どうでもいいところを見てしまう私は、マーサの部屋が好きです。特にキッチン。どーーんと並ぶオイルヒーター、鉄のフライパンがたくさんあったり、木のテーブルがあったり…。マーサの家でイタリア料理を振舞うことになったマリオがマーサの家のキッチンを見てうれしそうな表情をする…料理人にはたまらないキッチンなのだろうな~~。外食しないマーサはひとりで家で食べるときもきちんと料理してた。見習わなくては。リナの部屋(元マーサの寝室)も扉がふたつあったりして、あこがれます。 【ふぉんだ】さん [DVD(吹替)] 8点(2006-04-24 22:04:57) 25.マーサと対照的なマリオの大らかな所が良かった。けれど、いやに神経質そうで怒りっぽいマーサに好感が持てない。「マーサの幸せレシピ」じゃなくて「マリオの幸せレシピ」にタイトル変えたほーが内容にあってる気がするけど。。。 【civi】さん [地上波(吹替)] 5点(2005-09-30 20:28:11) 24.タイトルからなぜかフランス映画だと思いこんでいたので、ドイツ映画だと途中でわかって驚きました。良い意味でドイツっぽさとそうでなさがあったように思います。ドイツ人にイタリア人がどううつっているのかなんとなく伝わってきてそこは面白かった。マーサがリナと正面から向き合っていく姿は良かったです。 【kaneko】さん [地上波(吹替)] 6点(2005-09-29 17:10:48) 23.勝手な言動・行動の後、車内でリナが言った一言「ママの顔を忘れそうなの」。うぅ…。精神的なツラさを消そうとする人間の本能と、忘れたくない母の面影。その記憶の葛藤。ガツンと来るね。 【モチキチ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-06-25 00:36:37) 22.ほっとできる映画だった。映画から刺激を受けたとか、学んだとかそういうのはないけど、なんか納得してしまった。あと、ドイツ語の響きが新鮮でいい。なかなかドイツ語の映画は観れないから本当に貴重。内容は予想を越えるものではないけど、そのおかげで安心して観れる。 【wunderlich】さん 7点(2004-12-19 19:49:16)
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