みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
87.《ネタバレ》 萩原聖人のキャスティングは、果たしてこれでいいんだろうか?とか、何故負の意識、闇の意識を刺激する事が即殺人という形に結びつくのだろうか?とか、見ている間は色々と疑問に思ったのですが、見終わってみると、何やら冷たくザラついた、イヤ~なモノを飲まされたような感触が残り、恐ろしさがじわじわと染みてきました。人が壊れてゆく境界は曖昧で、ほんの少し背中を押されただけで越えてしまう危うさを感じます(それを感じているうちは大丈夫なのかな?)。意識して避ける事ができるのならばいいのですが、その引き金は日常の中に潜んでいて、日常の風景が歪んだように顕在化する、そんな怖さを監督は決して表層的な表現、即物的な表現に頼る事なく、象徴的な映像を通して内側から上手く引き出していたと思います。ただ、幸せポイントの全くない映画なので、もう結構でございます。ごちそうさま。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 7点(2004-06-16 01:37:04)(良:1票) 86.空気感の創造においてはもはや何も文句のつけようがない。『セブン』的なサイコサスペンスを想像していたが、こちらはより人間の根源に迫っている。「悪意」とは一体なんなのか?「狂気」とは自分とは無縁のものなのか? ラストシークエンスが映画終了後も心をかき乱していく。 【恭人】さん 9点(2003-11-24 11:56:39)(良:1票) 85.《ネタバレ》 邦画、洋画含めてサスペンスホラーの中ではトップレベルの怖さ。 怪物や殺人鬼に襲われるよりも、自分も他人も含めて「人間の精神」こそが、最も不可解で恐ろしいものだという事を再認識させられる。 「あんなに簡単に催眠術に掛かる訳がない」とか、「犯人に魅力が無い」という部分もあるが、この作品の恐怖の本質は、「人が誰でも潜在的に持っている他者への殺意は、きっかけがあればすぐにでも顕在化する」という点にある。つまりあの伝道師や催眠術はただの「きっかけ」でしかなく、「殺意の象徴」という存在であり、イコール犯人という位置付けではない。そこを見誤ると、この作品の恐ろしさは理解できないと思う。 殺意の本質は自分の心の中にあり、犯人がいるとすれば、それは見ている自分自身という事かも知れない。 【FSS】さん [ビデオ(邦画)] 10点(2003-06-17 14:43:37)(良:1票) 84.《ネタバレ》 CUREとは"解放"。 『羊たちの沈黙』『セブン』の影響は受けているだろうが、遜色のないクオリティ。 二作品と比べるとひたすら静かに長回しで進んでいくのに、どうなっていくのかという吸引力がある。 質問を質問で返す、コミュニケーションが成り立たない間宮との会話から次第に彼に取り込まれていく恐ろしさ。 日常の延長線上に突発的な殺人が起こるワンショットの破壊力。 そして精神を病んだ妻との関係で追い詰められている高部の本心もまた、 間宮に付け込まれていくきっかけを生んでしまった。 ただ、今までの加害者と違い、高部には"伝道師"としての素質があった。 間宮は後継者を探していたのだろう。 オンとオフ、どちらが本当の自分なのか? それどころか自分は誰なのか? 自分が守ってきたものは何だったのか? その自我が崩れたとき、高部は全てを放り投げ出したように"空っぽ"になった。 二度描かれるファミレスのシーン。 一度は残した料理を、二度目はきれいに平らげ清々しい表情になっている。 タバコの火を合図にウェイトレスが惨劇を引き起こすことを予見して映画は終わる。 一見、良い顔をした優しい善人だとしても心の中に常にわだかまりを抱えている。 その親切が誰にも伝わらない、見返りが感じられないものだと分かったら… 人はどこまでも孤独で、利己的で、誰かと関わる社会が存在する以上、そこから逃れられない。 エンドロールのピアノがその世界への諦観のように思えた。 【Cinecdocke】さん [インターネット(邦画)] 8点(2024-08-17 02:17:54) 83.《ネタバレ》 一連のオウム真理教事件が作品にそのまま投影されている訳ではないにしても、やはり「オウム後」の作品、ということではあるのかなあ、と。 普通に暮らしている(のであろう)一般人が、ある日突然、身近な人間を殺害する。続発する類似事件の要には、得体の知れない一人の若者がいて・・・となると、この若者が周囲の人間をコントロールして、自らが望まない殺人へと駆り立てる、ということのようではあるのですが、どうもそう簡単には割り切れない。若者にコントロールされるというより、日頃は表に出さないが実は心の底に抱えている鬱屈が、若者と接することで表に出てきただけ、という風にも感じられてきます。そういう、各人の心の暗部みたいなものが、孤立して存在しているようで、実は「この時代」というものを介して、互いに繋がっているような。 若者は、警察のお偉いさんに、あんた誰?という言葉を繰り返し投げつける。いや、名前はわかってる、そうじゃなくって、アンタは何者なんだよ、と言うのはつまり、若者が心に入り込めない相手、逆に言えば、時代が共有する暗部に無頓着で、何も気づかず能天気に生きている人。 たまたま、若者に形を変えて現れた「それ」は、若者が退場したとて解決する訳でもなく、形を変えてこの社会に残っていく。 一種の喩え話のような、寓意性を多分に感じさせる作品ですが、具体的に何が何の比喩になっている、というよりもまず、次々に現れる不気味なイメージが、ちゃんと「ホラー」として機能しています。正体が掴めそうで掴みきれない、何か。 水とか、ライターの炎とかいった、根源的なイメージはある種、「お約束」みたいなところがありますが、それにしてもまあ、この映画に出てくる建物のボロいことボロいこと、特に病院の建物はどうしてこんなに汚いイメージなんでしょうか(笑)。いや、実に見事なキタナさ、です。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2024-03-30 04:37:48) 82.《ネタバレ》 中盤くらいまでは、ああ「セブン」と「羊」がやりたかったんだねー、とはいえこういう正面切ってのサイコサスペンスって和物では貴重だし、くらいの感覚で見ていました。ところが終盤に向けての折り畳み方というか、凝縮の度合いが凄い。一番怖かったのは、実は間宮の関係ではなくて、「テーブルの上の生肉」。二番目が、ラストのウェイトレスのアレ(画面内の一番奥なのが良い)。あと、役所広司は話の展開とともにどんどん疲れて荒んでいく(間宮につけ込まれるほどに)という設定のはずですが、あまりそうは見えませんでした。ここはメイクで何とかしてほしかった。 【Olias】さん [映画館(邦画)] 7点(2023-10-04 01:48:13) 81.《ネタバレ》 -CURE- “治す”。 キュアに似た言葉で-CARE-ケアがあって、キュアは医者が施す治療。ケアは看護師なんかが行う、回復のための措置…らしい。催眠術を使った連続殺人。こんなの、防ぎようがないんじゃないか?と怖くなる。普通にサスペンス・ホラーだと思って観てたら、私が想像してたのとは違う方向に向かっていった印象。 映画の結末とは別に、例えば妻を殺してしまった小学校教師。ずっと付き合ってて恋愛結婚した妻を、催眠術で自ら手を掛けてしまう、やりきれない事件。加害者だけど被害者でもある、この何とも悲しい殺人事件の結末とかが気になってた。 『人を殺させる』のではなく、『相手の首元に“バッテン”印を付けなきゃいけない』暗示が掛けられてるから、暴れてバッテンを付け損なわないように、殺してしまうんだろうな。殺人はあくまで手段。バッテンが目的。みたいな。 捉えどころのない間宮との会話。イライラしつつ取り込まれていく様子が客観的に恐ろしい。 警官が同僚を撃ち殺すシーンのように、感情が感じられない無機質な殺人の怖さ。佐久間の部屋のバッテンと、慌てる姿の異様さ。この話はどう決着が付くんだろう?って期待が高まる。 よく解らずに終わってしまったので、他の方のレビューなんかを見て、なるほど~って思ったり。スルメのような映画なので、何回か観ていると理解も深まるかもしれない。 「あんな女房の面倒、一生面倒見なきゃいけないんだ俺は!」決して人に言えない、口に出せない心の叫び。帰ったら生肉。何があって、あぁなってしまったか解らないけど、奥さんの文江が可愛そうで仕方ない。出来ることを頑張ろうと彼女なりに努力している。沖縄のパンフレット貰ってきて、良い夫婦関係を作ろうと頑張ってた。その彼女が誰にどう殺されたのか?小学校教師同様、文枝についても、過程とその後が気になった。 私が気になるところは描かない映画だけど、観る度に新しい発見と解釈が生まれる、不思議な魅力がある映画だった。 【K&K】さん [インターネット(邦画)] 6点(2022-03-17 23:31:46) 80.ホラー映画か。 人間の不気味さ不穏さがMAX 狂気が感染して広まる様は怖かった。 ん…でも最後どういうこと? 理解不足のため仮の点数保留 【愛野弾丸】さん [インターネット(邦画)] 5点(2021-06-13 11:36:32) 79.あの程度の催眠術にかかる訳がないと思ってしまう自分とは相性の悪い映画でした。「あんたは誰?あんたの事聞かせてよ。」見ているうちにコントみたいで笑ってしまうんですよね。それじゃ観客としては駄目ですよね。 【東京ロッキー】さん [インターネット(邦画)] 3点(2017-12-07 18:15:02) 78.《ネタバレ》 この類の映画は、まさにどのくらい怖かったか、が評価点数に直結するのでしょう。 怖さに対する耐性にはかなり個人差(もしくは経験差)があるようで、その差が本作品に対する評価のバラつきなんだろうと思いました。私には十分すぎるくらい怖かったです。 ただ、視野の隅っこに得体のしれないものが映っている、とか、押入れの扉をあけたら突然現れる、とか、それらに追いかけられる、とかの怖さではなく、精神的内面的に訴える怖さです。かなり高度な怖がらせテクなのではないでしょうか。 ですので、怖いけど見たい場合によくやるように、手のひらで顔を覆って指の隙間から薄目を開けて恐る恐るスクリーンを眺める、という鑑賞をする必要はありませんでの、その手の怖さが苦手の人でも大丈夫だと思います。保証はしませんが。 ほんの少しスプラッタ的場面がありますが、その場面でも、スプラッタ要素は強調せず淡々と映しています。まあ、その淡々さゆえに、その場面が我々の日常生活の延長線上にありそうなので怖いんですが。 あと、萩原聖人はあまり演技の上手な俳優さんではないな、という印象を持っておりましたが、そうか、こんな使い方があったか、と感心しました。私には、萩原聖人が良い演技をした、というよりも、萩原聖人のキャラをうまく活かした配役の妙、だと感じました。 【la_spagna】さん [DVD(邦画)] 8点(2017-09-30 10:57:53) 77.《ネタバレ》 思ってたんとチャウ。 どーもこの監督さんとも合わないなあって クリーピーの人? 殺人衝動の伝道師って、カッコつけられても・・ねえ? 出てくる人物どんだけメンタル弱いの? 「アンタは誰? アンタの話聞かせてよ」で始まる催眠洗脳? あの程度で・・ってのがなあ。 他人を思いのままにって、あんまり簡単に成功したら、魔法物アニメと変らなくなる。 もっと具体的に薬とか使った方が・・て、おーそーだ、クリーピーでは薬物で洗脳してましたねえ。 この映画が原点でもあったのか・・。 て納得はしてません。 ご都合な展開にして説明を省くって一見カッコイイようで、実際は手抜きでもあるので、嫌いだなあ。 犯人が死んで、刑事が罪を受け継ぐ下りは、「セブン」みたいだけど、犯人逃がして殺した件をどう取り繕って 最後に優雅に食事するに至るのか・・ ん? 女房も殺しちまったか? で、判らなかった観客を量産して逃亡じゃあ、お金返せって言われるよ? ありゃ自分は払ってなかった・・ いずれ、終盤の良く分からない連続スキップ映像が何を表すのか、考えてしまいイライラして疲労するのよね。 でもまあ暇つぶし程度にはなるかな・・ 眠くはならなかったので最低ではありません。 イメージワードは陰気、冗長、意味不明、ストレス、不快・・等。 【グルコサミンS】さん [インターネット(字幕)] 6点(2017-07-31 21:31:15) 76.マルホランドちっく。大杉蓮はかつらにみえた。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(邦画)] 6点(2017-02-19 13:24:01) 75.《ネタバレ》 はじめから、高部刑事の妄想だった的なもんかと思いました。皆さんのレビューを拝見して、ええっ、そうだったのかと。意味ありげなシーンがあるなとは思いましたが(ラストのファミレスのシーンなど)。我ながら未熟な鑑賞者だとイヤんなっちゃうけど、やっぱ、わかんなかったなあ。残念でした。 【なたね】さん [DVD(邦画)] 5点(2017-01-08 18:45:54) 74.ミステリーと思って観たらサイコスリラー? あまり説明調でないので色々考察できる映画なのかもしれないが、いつかもう一度観ようという気にまではいかなかった。 【たんたかたん】さん [インターネット(字幕)] 5点(2015-11-04 13:52:08) 73.《ネタバレ》 様々なメタファーで満ちている、読み解く深みのある映画、という触れ込み。意味が解らないシーンが何を意味しているのか? 考察しているサイトを見るのもまた楽しい。とはいうものの、知らないことが幸せという場合もあるわけで。この映画の最後に出てくる廃屋。メタファーと思っていましたが、ノベライズによるとあれは間宮が催眠術を学んだ病院で、実際にあるものだとか。なぜ映画で説明がないのか?監督曰く、その方が海外受けが良いので削ったのだとか。その言葉に少しがっかりしたので-1しました。 【kirie】さん [DVD(邦画)] 7点(2015-01-27 21:07:21) 72.《ネタバレ》 出だしのだるさと萩原聖人にイライラ。だけど、この監督さんの独特の作風を理解してくると段々面白くなってくるんですね。といっても面白さのベクトルは大きく異なりますが後半の数々の映像の展開はなかなか。タイトルも含めとても意味深な作品でゴザイマシタ 【Kaname】さん [DVD(邦画)] 7点(2015-01-04 11:20:06) 71.《ネタバレ》 奇妙な映画 ホラーのようなミステリーのような全編を通して精神的な不快を誘う音楽やノイズ、映像で溢れている 見てる間中観客の焦燥感を呷る おもしろいかどうかは別として深く記憶に残る映画だった ミステリーの要素は多分にあるので結局謎解き的な事がまるで無いのは非常に不満だ すべてを観客の想像にまかせるならミステリー的な要素で引っ張るのはルール違反な気がする 雲の中のバスとか廃墟の病院とかメタファーな要素と 間宮(萩原)の不思議な力とかが現実の事件と混ざり合って何が現実で何がメタファーなのか判然としないのは好きな人にはいいかもしれないが、自分なりの解釈をする要素が私にとっては少なすぎると思った 間宮の背中のやけどや溶鉱炉?の様な映像とかまったく投げっぱなしだし 間宮の記憶障害も間宮の巧妙な話術の一つの様な感じになってくるのもミステリアスな存在からだんだんはずれて、むしろ詐欺師のようなイメージを持ってしまう気がした 結果として殺人鬼の伝道師が間宮から主人公に移譲したというオチなのだろうが妙に晴れやかな顔になっていたりとか観客の解釈にまかせて、解けないメタファーを数々投げるだけという映画に思えた 私のようにある程度、理詰めで映画を見るタイプの人には向かないと感じる タイトルがCUREであるということは殺した人にとって殺された人は不安の対象であり、それを取り除くことが癒しであるということだろうか、あるいは殺された人にとっての癒しなのか?どちらにしてもちょっとあざといタイトルな気がする 【にょろぞう】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-12-20 22:41:31) 70.《ネタバレ》 「本部長の藤原、あんたは誰だ?」国籍・人種・信仰・職業・家族・名前・住所・電話番号…等々、個人を規定するありとあらゆる肩書きを取り払った上で自分が何者であるかを弁明できるだろうか?大なり小なり社会や組織にアイデンティティを埋没させながら生きている現代人にとっては答えを出すのになかなか骨の折れる質問である。間宮(萩原聖人)はのらりくらりとその人を食った様な問答を通して、相手の固定観念や存在意義を揺さぶりながら催眠による“CURE”を施していく。どんなに温厚な人物でも日常の中でうっすらとしたストレスを抱えながら生きている訳で、それを暗示によって一点に濃縮・増幅させれば殺人だって犯し得るかもしれない。そうしてわだかまっていた憎悪や悪意を表出させて精神的安定を目指す事こそが“CURE”の目的であり、葛藤しながら間宮と対峙し続けた高部(役所広司)もその本質に触れて最終的にはその役目を引き継ぐ事になる。何とも突飛な皮肉に満ちた話ではあるが、これを一概に荒唐無稽と断ずる事もできまい。現に周囲を見回せば至る所で主義主張の名の下に憎悪や悪意が垂れ流されている。敵対する国家・敵対するイデオロギー・敵対する男女 、あらゆる差別やそれに対するカウンターとても例外ではない。理想のため?平和のため?愛国のため?純粋にそれだけの動機だと本心から言い切れるか?今日も我々は押し寄せる情勢不安をひたすら誰かのせいにしながら互いに憎しみをぶつけ合うのである。ほんの僅かな“CURE”を得るその一瞬のために。 【オルタナ野郎】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2013-09-30 12:52:41) 69.《ネタバレ》 面白かったです。究極の癒しを与える催眠療法は、ストレスの対象となる人を殺すことだったとういことでしょうか。奥さん殺したのは高部だったのでしょうか。高部は間宮の能力を引き継いだってことでしょうか。いろいろ謎を残したまま方が観賞する人の想像力を刺激するし、不気味さが残るのでホラーやサスペンスでは結構多いですが、私もまんまと罠にはまって色々考えてしまった。ラストのファミレスの店員はどうなったんでしょうか。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-03-09 18:42:17) 68.《ネタバレ》 Youtubeで日本語音声で鑑賞。なんの映画かまったく予備知識なしに観たので、イラついて萩原聖人をぶん殴りたくなった。暗くてよくわからない描写、BGM無しで間延びしたカット、さまざまなノイズ、すべてげんなりさせられる。洗濯機の音は実際に夜中にやられるとイライラするんだよね。寝ていても目が覚めてしまうし、そのあと眠れなくなるから(わかるか?隣人!)。 で、これってホラーだったんだね? う~ん、ぜんぜん怖さを感じなかったな。最初はサスペンスとして観ていたが、だんだんオカルトっぽい展開になって途中から「自分が望んでいたものと違う」と思うようになった。それもあって、さらに退屈さが増し、100分程度の映画が2時間以上経ったように感じられた。 とにかくイラつくから、二度と観ることはないだろう。 鑑賞者にこう↑思わせるのが狙いだったりしてね。萩原聖人の演技力と製作者の演出にはめられたとも言える(笑)。 【オオカミ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2012-10-29 13:13:16)
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