みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
12.フランク・キャプラって、本当に人間の善意を信じる人だなと、改めて思いました。甘いかもしれないけど、私はそこが好きです。ただ、「素晴らしき哉、人生!」ほどのインパクトはなかったですね。 【H.S】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-12-11 23:35:42) 11.素晴らしき哉、人生・スミス都へ行くと比べるとそこまでだった。じじいになったらああいうじじいになりたいものだ。 【ばっじお】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-28 18:17:42) 10.《ネタバレ》 松竹新喜劇のようなストーリーです(爆) いやぁここまでコテコテですと古き良きアメリカ映画と言われても、 私にはついていけず置いていかれたまんまでした。 なぜなんだ?なぜアカデミー賞作品が合わないんだ? しかもキャプラなのにJ・スチュワートのそれも若い頃のなのに・・ はて・・?あぁ、そういえば私は寅さんや松竹系人情喜劇が合わなかった・・ しかしこれは洋画だしそれも賞作品、しかしついてゆけない・・ コメディだと確認しながらも時折シリアスになるので、 何か学ぶものがあるかもとかまえれば時代が違うからついてゆけない。 学ぶというのも変でたいそうなんですが、素晴らしき哉やスミスがどうしてもちらつく(笑) あのふたつとはジャンルが違うので比べちゃいけないのですが軽いんです。 しばらくしてまた再観賞すれば違う評価かもしれませんが・・ どのお話どの人に感情移入すればよいのかわからないままでした。 そのわりに長く感じたのは脚本はコメディなのに凝っていたからだと思います。 面白く観られたのは変な家族の変な夕食と監獄の中でのやりとりかな。 家族のありのまんまを両親に見せたいと言う秘書の恋人の気持ちはわかる。 けどあんたはなんでそんなに天然なの?って思うんですよね。 あの変な家族のありのまんまを見せたら元から結婚賛成してない母とかはもう・・ 好きになったらゴーイングって笑えるんですがついてゆけない(笑) そんなにお人よしなら家出してこの変な家族に入りなさい。 もう養子になっちゃえば?とか思ってたら家出しちゃった(爆) ・・まさに舞台喜劇の世界です(舞台劇のほうがいいかも) 今回も秘書役=賢い恋人はJ・アーサーで天然いい人はJ・スチュワート。 このコンビは完璧で違和感もないのですが私にはついてゆけない~ この家族もこの爺さんもいい人たちなのですがなんか違う。 税金払わない時点で立ち退きなのにとか思ったり、 このてのコメディを真面目に観ちゃいけないんですが、 これは社会風刺コメディなんだとはわかっているんですが、 根がいい人の集まりの家族ってとこがどうも笑えないのです。 火薬を縫ったキャンディの箱を近所に配るなんて笑えない。 しかも赤=革命を起こせみたいな表書きなのですから、 この風刺がドタバタ劇の発端になってはいるのです。 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-10-09 15:18:45) 9.フランク・キャップラ監督の作る世界、その雰囲気が大好きです。この作品もまたいかにもキャップラ監督という感じの人間的な温かさ溢れる良い映画です。フランク・キャップラ監督にジェームズ・スチュワートてくりゃあ、ファンにはそれだけでたまりません。とにかく面白くて、それもけして下品な笑いではない良き古きアメリカ映画の香りが十分漂う笑いとユーモアを堪能出来る良い映画です。 【青観】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-08-17 22:48:40) 8.《ネタバレ》 フランク・キャプラが織り成す人間讃歌は素晴らしい!本当の豊かさとは何か?を教えられました。それぞれ自分のやりたいことを好きなだけやり、人生を楽しむバンダーホフ一家に、当時の古き良きアメリカの家族像を想像します。最初、ジェームズ・スチュワートが主人公かと思いましたが、ライオネル・バリモアだったのですね。この当時にこのような破天荒な脚本ですが、素晴らしいの一言に尽きます。ところで、カラスをあそこまで仕込むのはすごいことだと思いました。あと、セイウチのマスクにも大笑いしてしまいました。コメディタッチですが、今の時代にこそ観て欲しい、家族愛に溢れた作品です。 【どんぶり侍・剣道5級】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-06-14 22:13:17) 7.お金など無くとも、人は素晴らしい人生を生きられる! 【ボビー】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-01-15 00:41:48) 6.ほぇ~、この作品はちょっとびっくりしたなあ。キャプラって「古き良きアメリカ」を愛する、ある意味保守的な人なのかな、と思っていたのだけれど、この設定って言わばコミューンみたいなのを作ってる家族の話な訳でしょ?しかも家長のバンダーホフは「税金なんて払わねーよーだ、だって政府なんてムダに戦争とかして全然俺らの役に立ってねえじゃん」などとのたまうし、ま、通して観た後はやっぱしいつものキャプラ節(お金や地位よりも、友達とか家族を大事にしようよっていう)が発揮されてるのだけれど、ずいぶんラディカルでアナーキーな設定だよなーと思いました。思うにキャプラって、いわゆる左翼とかイデオロギーの人ではなかったけれど(作中でもイデオロギーを盲信する人たちを“イズムマニア”と呼んでおちょくるシーンがあった)、かと言って「反動」的でもなく、なんというかホントに地に足のついてて、なおかつ柔軟な発想のできる、アメリカの良い所を体現していた人じゃなかっただろうか?少なくともその作品を見る限りはそう思えるなぁ。それにしても留置場に入れられても飄々としてるバンダーホフじいさん(演ずるはドリュー・バリモアの大伯父ライオネル・バリモア。っていうか、えっ、この人って「素晴らしき哉、人生!」で悪役ポッターやってた人!?気づかなかった・・・)は、のんきで、素敵です。それに、これはヤボな話だけれど、大企業の寡占化が進む現代(困ったことに映画会社もなんだよねぇ・・・)に観るとなかなかに示唆的で、古いのに新しい作品、でもあるなあ。正にこれ、うんこちんち・・・・・・もとい、温故知新。 【ぐるぐる】さん 8点(2004-07-17 16:48:43) 5.まるで舞台劇のようだった。最初にシカモア家が紹介されるシーンでは、観る者を完全に置き去りにする程のスピード感。勿論いい意味で。次々に現れるヘンな住人たちに、一気に引き込まれずにいられない。全体を通して、一見支離滅裂でありながら緻密に計算された演出が心地よく、散りばめられた小ネタも楽しい。とにかく古さを感じさせない。大企業の社長さんが堂々とした演技を見せており、見事な人間像だった。「どんな大団円なんだろう」と先が読める展開だったにも拘らず、ラストも不満の残らない形で締めてくれたのは、監督のさすがの力量か。 【やすたろ】さん 8点(2004-04-15 22:49:44) 4.《ネタバレ》 うんうん、そうだよ、お金なんかより大切なのは友達だよ。観て良かった、いい映画だった。コミュニケーションも希薄で正直に生きる事が恥ずかしくさえある現代で、これほどストレートな美しい感動物語をつくったとしても笑われてしまうだろう、それはとても悲しいことだけれど。だけど、いやだからこそ僕たちは古い映画を観るのかもしれない。この白黒の物語の中でなら、友情や愛情に素直に感動する事が出来る。そう、クラシック映画は永遠のイノセンスだから。 【紅蓮天国】さん 8点(2004-02-16 23:25:21) 3.BSのアカデミー特集で観ました。フランク・キャプラのヒューマニズムはいつ見ても自分を勇気付け,元気にさせてくれる映画である。この作品も、登場人物の言葉の軽快なやり取り、自由主義、楽天主義といったキャプラの魅力が存分に発揮された傑作でしょう。そして、上流社会に対するチクッとした皮肉と、人生とはなんたるものかという問いかけも見逃せない。いやー、いい映画を観たという気分にさせてくれました。キャプラとジェームス・スチュワートのコンビはやはりいいいですねー。 CG全盛の今の時代にこういう映画がほしいです。 【たましろ】さん 9点(2004-02-11 00:10:42) 2.変人ばかりが集団生活している家と周辺の立ち退きを迫る実業家がいる。古臭い一帯を開発してビルを建てようというのだ。昭和13年にこんな今風な話がアメリカではあった、というのが驚き。変人一家を束ねるライオネル・バリモアのおじいちゃんに対する実業家氏、「人生はお金じゃないよ、人情だよ」というキャプラの人間賛歌のメッセージはここでも高らかに歌い上げられ、実業家氏は一転お金の亡者から生還してめでたし、めでたし。楽天的なヒューマンな作りはメルヘンに近いような気もするが、善人が報われるという話は気持ちがいい。 【キリコ】さん 8点(2003-11-16 15:42:23) 1.《ネタバレ》 終盤は観ていて本当に辛かったです。良心に目覚めていくカービー氏に感情移入してしまい、この上なく惨めな気持ちになりました。まるで一人だけ除け者にされているように…。「フランク・キャプラ、何て酷い映画を撮るんだ!」と思っていると、最後の最後に世にも素晴らしい大団円が…最高のカタルシス。「フランク・キャプラ、あんたは何て良い映画を撮るんだ!!」これだから人生はやめられない。【余談】それにしてもライオネル・バリモアの役は『グランド・ホテル』のキャラクターをそのまま受け継いだような感じですね。 【かんたーた】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2003-10-06 14:41:49)
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