みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
72.デカチンひとつでポルノスターを目指す若者を描いた小洒落た映画。登場人物は多い割りにわかりやすくて良いが、なにぶんとっちらかりすぎて長い。ストーリーにおおきな山場がないぶん中盤がキツイが、終盤はきちっとそれぞれのキャラクーにオチがつくため気持ち良い。もうちょっと内容が濃ければなぁ。 【すべから】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2008-08-06 13:03:52) 71.《ネタバレ》 70~80年代の「歴史に残らない」ヒット曲がこの映画のテーマとよくシンクロしている。そしてビーチ・ボーイズの語り継がれるべき名曲「ゴッド・オンリー・ノウズ」がかかる場面は逆に普遍性を感じさせる演出で印象深い。個人的にも思い出深いサウンドトラックにやられました。最後までダークがM・ウォルバーグだと気づかなかった。 【kaaaz】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-06-01 02:35:37) 70.《ネタバレ》 アンダーソン監督は素晴らしい才能の持ち主だと分かる作品だ。 凡人の監督が本作を監督しても、これほど面白い作品には仕上がらないはずだ。 独自の世界観や映像を追求するだけではなく、王道的な“流れ”をきちんと踏まえている点も好感がもてる。 「導入」→「成功」→「綻び」→「失敗」→「再生」という非常に分かりやすい流れを辿っている。 自分らしさを上手く出しながら、観客が楽しめる作品に仕上がっているのは流石だ。 また、驚異的なのはバランスの良さだ。 これほど多くのキャラクターがいるのに、どのキャラクターも光を放っている。 そして、どのキャラクターも心の闇が映し出されている。 しかも、主人公をないがしろにするわけでもなく、主人公にも完全にスポットを当てているのが恐ろしい。 2時間掛けても1人のキャラクターすら描くことができていない作品が多いのに、これほど多くのキャラクターをきちんと描くことができるというバランス感覚のよさは素晴らしい。 そのキャラクターを演じた俳優陣も凄い顔ぶれだ。 当時はそれほど有名ではなかったのかもしれないが、これほどのメンバーが一同に介するとは驚きだ。 素晴らしい作品だが、あえて文句をいえるとすれば二点ある。 一点目は、監督と主人公の仲違いの理由がイマイチなのが、ややもったいないところだ。 単に横柄な態度によることで仲違いになるのではなく、もうちょっとドラマティックな展開でもよかったのではないか。 例えば、芸術性も何も理解していないのに、芸術性の違いによって監督と衝突させてみたり、ビデオ参入を決めたことに対して抗議したりというような展開でも面白いだろう。 作品が素晴らしいのは“スターである自分”が出演しているからであって、監督を含めて、その他は無用の存在という思い上がった姿勢をもうちょっと違う角度から描いて欲しかった。 二点目は、偽クスリを巡る銃撃戦があったが、あの部分は蛇足気味のような気がする。 主人公が駐車場でボコられて、監督に謝罪するという流れでも話はすんなりと通るのではないか。 一方、監督側の方も、企画モノの撮影の際に素人をボコボコにしたことで監督の傷も浮き彫りになっていたところである。 両者の傷が上手く融合することで、仲直りというクライマックスに持っていくこともできる。 あの爆竹が鳴る家の銃撃戦を挟むと、やや流れが悪くなったという印象を持った。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-05-19 22:30:22) 69.ポルノ版『スカーフェイス』といったところ。ただひとつの「モノ」を武器にのし上がっていくマーク・ウォルバーグ。普通に生きられない人たちが擬似家族を形成していく様が切なくも愛おしい。長い映画だが、演出はノンストップでテンポ良く進む。ポール・トーマス・アンダーソン監督の傑出した才能は、次作『マグノリア』で結実することになる。久し振りの鑑賞だったが、ドン・チードルやフィリップ・シーモア・ホフマンまで出演していることに驚いた。 【フライボーイ】さん [DVD(吹替)] 8点(2007-08-21 15:25:30) 68.《ネタバレ》 まずはじめにへザーグラハム&ジュリアンムーア、サイコー!・・・それはさておき正直この映画間延びな感じがするのは否めない。けど僕はどういう仕事なれ、どんな過去を背負いつつも何かにこだわりを持って今に生甲斐を感じてるこういう仲間達とともに何かひとつを作り上げ、たとえスランプに陥ってボロボロになっても最後にはまた集まって何のわだかまりもなく再スタートを切れる彼らがとても素敵に思えた。こういう一体感ある仲間っていうのはどことなく羨ましいな~。正に情熱的なポルノ映画だね!!そして最後の最後に真の「主演男優」が登場するのも可笑しい。デ、デカッ!!笑クララが立って以来の衝撃だった。 【たいがー】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-12-01 22:41:02) 67.同じ監督の作品では「マグノリア」よりもこっちの方が、好きですし、面白い!この映画、なんてたって、役者が良い!特にジュリアン・ムーアが素晴らしいです。彼女の演技は本物の女優魂が感じられます。そして、また作品全体を包み込む、何とも言えない温かい眼が感じられる。けして、傑作でもないし、そんなに素晴らしい映画でもないとは思うものの、結構、好きです。この映画! 【青観】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-10-20 22:34:42) 66.バカだなぁ。。。と。オンナには気持ちわかんないよ。そういう成功の仕方ってあるのね。でも、業界の裏はこんな感じなわけ?ふ~ん。 【エディ】さん [ビデオ(吹替)] 4点(2005-09-24 14:53:09) 65.《ネタバレ》 これを観たのがかなり前、でびっくりしたのがヘザー・グラハムおねーちゃん。ロスト・イン・スペースの方ってのを後で知ってまたびっくり。そしてジュリアン・ムーアにもびっくり。なんでって、二人ともポルノ業界の女優にしか見えなかったから。見事な役づくり&演技。で、内容の方は、ちょっと長いんだけど、不思議とドンドン観てしまう感じで、たぶん、へ~ポルノ業界ってこんな感じなんやってゆう興味が映画の中に引き込んでくねん。リアリティーな雰囲気もかなり出てると思うし。だって上の二人、まじでポルノ女優にしか見えへんねんもん。バート・レイノルズも。なんや落ちぶれてこんな業界にいってもたんかいなって風にしか見えへんかってんもん。後、いい意味での古臭さってゆーんかな、辛気臭い70年代風味な雰囲気が出てて、自分の気持ちがドンドン、ブルーになってくのがちょっと心地いい。観る人を絶対選ぶ映画やと思う。ラストはモザイクでよく見えへんかった。でかいのだけはなんとなくわかったけど。 【なにわ君】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-01 14:39:28) 64.誰もがアレに憧れる。 【ナクサライト】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-04-30 16:58:40) 63.とんでもない映画なのですが、僕は好きです。 汚いはずなのにタッチがきれい。 これを他の監督が撮ると汚くなりそう・・・・・。 あとはラストをどう思う?は毎度の意見ですか。 【やぶ】さん 9点(2004-10-10 22:53:10) 62.ちょっと甘すぎる。ポルノ制作の裏側が見れるのはおもろいけど。主人公の凋落ぶりがいかにもじゃあーりませんか(今どきチャーリー浜っぽくね)。 【はざま職人】さん 5点(2004-06-17 03:10:42) 61.まあなんにしても楽な職業とは無いものですね。 【tetsu78】さん 6点(2004-06-14 02:19:38) 60.イマイチでした。ラストのシーンは、ひきました。 【ギニュー】さん 4点(2004-05-11 19:40:41) 59.けっこう笑いが多い。キャラが濃いというのは本当に楽しいことだ。主人公はサタデーナイトフィーバーのパロディみたいだし、へザー・グラハムやジュリアン・ムーアなど美人女優のお色気シーンは嬉しいし、お友達は皆いってるし…。ドン・チードルが一番笑った。マーク・ウォールバーグは全然スターに見えないけど、そこがポルノ業界っぽくて笑えるし、ある意味リアリティがある。 【ぷりんぐるしゅ】さん 6点(2004-04-05 20:02:24) 58.まさに「強者必衰の理を表す 奢れるものは久しからず ただ春の夜の夢の如し」と。しかし、疲れた。長いよ。流石「マグノリア」の監督、同じ点でひっかかった。登場人物は誰一人として華のある人物がいない。「ショーガール」の様に人間の強烈なパワーとハートを持った人物は存在しない。誰もがどこかスネていて、怯えて、被害者意識に捕らわれている。描きかが常にどこか陰鬱で、キリスト教的な同人格者集団の絵巻の様。叙述的に群集劇を描く映画ならば、どれほど人格のカオスを描いているかに私は期待したいのだが、登場人物の行動原理のプロセスは皆同じだ。逆に単一人格集団絵巻を撮らせればこの監督の右に出るものはいないのだろうが、「素晴らしい高級レバ刺しとは思いますが、私は結構です。」。 【夢の中】さん 4点(2004-04-05 00:11:09) 57.ポルノ映画への考え方が変わったかもしれない。ポルノをやっている人の中にも、こういう夢に溢れた人達もいるのだろうなぁと。ジュリアン・ムーアの色気と演技が素敵でした。ヘザー・グラハムはやっぱ脱ぎっぷりがいい。口汚くキレるヘザーは、何だかかわいかったです。 【無雲】さん 6点(2004-03-30 00:16:03) 56.私が理解力無いだけ?全然面白くないし、で結局何が言いたいの?って気がしてしまう。へザーグラハム、ジュリアンムーアと2人とも好きだし、音楽はとても良いんだけどなあ。結論としてはこの監督は私には合わない。 【亜流派 十五郎】さん 3点(2004-03-26 16:53:30) 55.《ネタバレ》 70年代後半から80年代にかけての、アメリカポルノ業界の人々を描いている。寂しい人たちが何人も出てくる。いつ剥がれるかわからない、メッキ細工のきらびやかさに食いつき気を紛らわせ、何かのきっかけで「そら見たことか、俺らなんてこんなもんだ」と言わんばかりに崩れていく登場人物たち。これを一歩引いた目線で追いある種淡々としていて、空虚な感じが良く出ていたと思う。登場人物が涙を流すのシーンも多く、ポルノの裏の人間ドラマにしんみりとなった。生きるのに必死なんだなあ、と。最終的には、みんなして小さな一歩を踏み出すことで光を見いだそうとする。前に進もうとする人々は綺麗に見えるものだと思った。 【のはら】さん 7点(2004-03-22 17:43:59) 54.この映画で描かれる「崩壊と再生」には二つの側面があると思います。一つは主人公、そして彼を取り巻く人々の挫折と再生。もう一つは、いかにも物質主義的な「アメリカン・ドリーム(登場人物がやたらと高級車に拘っているのが象徴的)」の崩壊、そしてそれでも、なお希望を見出そうとするラストシーン。ある意味、これは20世紀的なもの(価値観)を問い直そうとしている映画だと思います。 【ぐるぐる】さん 8点(2004-03-19 16:11:57) 53.登場人物がそれぞれ夢を持っていることが素晴らしい。ポルノ映画ながらただサービス精神満点の作品ではなく、映画として一つの“作品”を作りたいと思ってるジャックや自分の取り柄をいかしてスターになるというダーク等の擬似家族の形成、崩壊、再生そしてそれぞれの道に歩んでいくというストーリーはベタながら非常に見ごたえがある。やはりポール・トーマス・アンダーソンとは只者ではなかったんだなぁと思った。 【クリムゾン・キング】さん 8点(2004-03-06 19:37:02)
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