みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
7.世界の歴史上、稀に見る野蛮な裁判によって日本人が失ってしまったものが、どれだけ大切で大きなものであったのかを痛感できる作品です。 日本人として生まれて来たからには、この映画を拝観させて頂くのは義務なのではないでしょうか? 【憲玉】さん [DVD(邦画)] 10点(2006-10-14 19:39:28) 6.ただただ敗戦国の悲哀を感じた。裁判をひらいて文明化された公正な西洋を演じれば未開で残忍な野蛮人の首祭りでは無いとでも強弁できるとでもおもったか、列強に伍すほどの力を手に入れた日本の、しかしながら黄色い肌の小人には教育が必要で洗脳できると思ったのかは知らないが、戦に負けるや当時のエリートで国を任すにたると支持された指導者達が、国民に非難されあるいは忘れられた中にあっても、分かりすぎるほどに分かっていた自らの運命を従容と受け入れた気持ちを思って、戦争の評価はさておき胸が熱くなった。 【ぷうボス】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-01-11 11:36:47) 5.市川昆「東京オリンピック」、小津「東京物語」と並んで、三大「東京」映画である。 【みんな嫌い】さん [DVD(邦画)] 8点(2004-11-01 13:50:17) 4.あぁ、これは学校の教材に最適ですね。授業とかで使ったらいいんじゃないかな。映像は雄弁に語ります。ポツダム宣言、日露戦争、日中戦争、太平洋戦争、満州事変、神風、空襲、原爆、東京裁判、虐殺シーン、処刑シーン、ガンジーの葬儀等々、、、貴重な映像の数々を拝見させていただきました。何が正しくて、何が正しくないのか、すごく考えさせられます。戦争というものにおいては、おそらく勝った方が善なんでしょう。長い人類の歴史を振り返ると、正しい事正しくない事というのは、常に変化している。時代によって変わる。だから今、正しいとされている事も、未来ではどうかわかりません。極論すると、正しい事なんて本当はないんじゃないかと思えてきます。 【あろえりーな】さん 7点(2004-07-15 23:15:37) 3.ドキュメンタリー映像のみで構成された作品です。第一部は日本が第二次大戦へと至る経緯を、第二部は極東軍事裁判を克明に記録しています。日本の歴史教育では、近代の歴史を非情に軽んじていますが、下手な歴史教師の近代歴史を教わるぐらいなら、この作品をじっくりと観るのが一番。それほど丁寧なつくりになっています。 【伊達邦彦】さん 10点(2004-02-23 04:43:21) 2.戦争に負けるとはこういう事なのですね。勝者が敗者を裁く報復のための不合理な裁判の記録です。ナチスを裁いたニュルンベルグ裁判の再現が目的であったため、ユダヤ人虐殺に相当する「南京大虐殺」が作られる必要がありました。当然、証拠も証言も曖昧です。虐殺について、弁護人がアメリカの原爆投下を引き合いに出すシーンが胸を打ちます。原爆は許されるのかと。インドのパル判事のこの裁判の不当性を訴え日本を無実とする主張は有名ですが、裁判長を務めたウェブ判事でさえ、後に日本の行為は経済封鎖などによる自衛の行動であったとして理解を示しています。ろくに裁判などもされず処刑された千人にも及ぶBC級戦犯のことも忘れてはいけません。この裁判を統轄したGHQ最高司令官マッカーサー元帥がその後証言した言葉が全てを語っています。「日本が起こしたあの戦争はほとんどが安全保障のためであった。」 【パセリセージ】さん 7点(2004-01-14 23:00:04) 1.佐藤慶のナレーションが画面にピッタリくる硬派の映画ですね。というよりドキュメンタリーですね。当時の東京裁判の記録フィルムを使って再構成した作品です。木戸満さんおっしゃるとおり、被告人には不利な形式で行われた裁判であり、インド人判事の正義が通じなかったのは裁判長との駆け引きによるものだと信じています。個人的には文民でタダひとり死刑になった広田弘毅が哀れでなりません。 【オオカミ】さん 7点(2003-11-20 13:14:25)
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