みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
4.《ネタバレ》 結構自分勝手で多少悪いこともしている初老の保安官補を演じるジョン・ウェインが、少女の敵討ちを手伝う映画です。敵役もギンギンに悪い奴には見えず、返り討ちに遭うような恐れも感じず、たくさんの人が死ぬ割にはほのぼのと安心して観ていられる西部劇でした。ジョン・ウェインは無理なく個性的で、それでいてジョン・ウェインらしい役柄を完璧にこなしてます。というより、ジョン・ウェインをイメージしながら脚本を書いたのでしょう。これが彼の代表作とは思いませんが、アカデミーを獲ったのは彼にしか演じられない個性を功労的に評価したのではないかと思います。唐突ですが、アメリカ映画と西部劇とジョン・ウェインの関係って、日本映画と時代劇と三船敏郎の関係に似ている気がします。ちなみに、4人を相手に銃撃戦を挑むところはさすがに無謀に見えましたが、あれが「TRUE GRIT」ですか? ただ恐怖に対する神経が麻痺している人って感じなんですけどね。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-12-15 16:01:59) 3.父を殺された娘の復讐譚、とは言え、何とも言えぬおおらかさに満ちた作品、であります。確かに凶悪犯は出てくる、死人も出る、でも、悲惨さは感じられず、ユーモアが勝っており、登場人物みんな何だかいいヒトたちに思えてくる。ジョン・ウェイン演じる保安官も、“ヒーロー”という雰囲気ではなく、ひと癖もふた癖もある、やや屈折した役柄、それでも屈折しすぎてないところがミソ。確かに、この辺でオスカーあげておかないと、もうチャンスが無いかもしれない(ははは)。彼を始めとする、血はつながってないけど親子3代、みたいな凸凹3人組の珍道中、これが映画後半、雄大な大自然の中に(ときに小さく、小さく)ゆったりと描かれています。ラストで、蛇の穴とかなんとか無理に盛り上げてるのが、とってつけたようで、まあこれも娯楽作の宿命というか、ご愛敬、なんですけども。ロバート・デュバルはこの頃から、アタマが涼しげ。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-09-06 16:37:33) 2.《ネタバレ》 父を失った娘のしっかり者という域を超えたがっちり振りが、世間はそんなに甘くないだろうという気がするがこれはコミカル部分なので良いとしよう。やたら弁護士の名前を盾にするのは面白かった。映像的にも広がりのある画が美しくて良い。知名度ほどの面白味は感じられなかったがそこそこに楽しめる。西部劇好きの人ならきっと満足出来る内容なんじゃなかろうか。 【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-09-25 22:30:52) 1.本作でのジョン・ウェインの演技が他の作品に比べ、取り立てて素晴らしいとは思えません。しかし、アカデミー賞主演男優賞をやっと手に入れ、実にめでたい作品となりました。ちょっぴり哀しさもありますが、スカッとさわやかな西部劇ですね。 【ジャッカルの目】さん [地上波(吹替)] 8点(2007-04-15 16:46:21)
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