みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
31.《ネタバレ》 ●憎まれっ子、世に憚る!!桃井氏のキャラクターは史上空前ではないでしょうか。ここまで人情に揺るがないのも珍しい。●もう一人の嫌われ者・岩下氏との絡みが本当に面白い。●記者秋谷の非難の考え方は現代でも見られますね。司法では無罪でも人として・・・と。●球磨子を最も嫌悪している息子が無罪の決め手を提示してしまう皮肉。無罪確定時点で財産譲渡が済んでいるということはないか?と期待しましたが、現実は世知辛い(自分も白河家に思い入れしてしまってますね)。●大変優れた作品と考えますが、何度も見る気にはならない。清張作品・野村作品にはよく感じる印象です。 ●大物然とした登場ながらすぐに消えた丹波氏。この方、こういうチョイ役が多いですね。 【次郎丸三郎】さん [DVD(邦画)] 9点(2014-07-05 22:49:45) 30.《ネタバレ》 法の善悪と倫理の善悪のねじれ、矛盾。事実や法のみを信じる律子と自分の欲求を満たす事のみを求めて生きる球磨子。社会道徳的には決して良しとされない二人の勝利(無罪)という形で終わる。しかし、二人は勝利の宴をあげるわけでもない。お互いを罵り合い、血(ワイン)を浴びせながら、自分を宣言して別れる。その馴れ合わずそれぞれの人生に歩み行く姿には、社会道徳という大義のもとでぬくぬくと生きている自分にはない強さ、たくましさ、潔さを感じた。 【ちゃじじ】さん [DVD(邦画)] 8点(2014-02-22 16:30:05) 29.ふがいない男や法廷シーンなど現実にはありえない部分が多々あるが、そういうことにこだわるとおもしろくなくなる。映画だからおもしろいのだ。その映画の中の女優二人、桃井かおりと岩下志麻が凄すぎ、インパクトの強い映画だ。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-10-09 19:31:01) 28.《ネタバレ》 桃井かおり、岩下志麻すごすぎ。ストーリーに強烈さはないが、繰り返し鑑賞できる傑作。こういう邦画少なくなったのは、俳優の差か?クラブ内でのラスト桃井と岩下のからみ最高。 【竜ヶ沢中段】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-06-15 11:16:02) 27.松本清張原作の法廷ドラマ。 内容に関しては全体的にやや駆け足ぎみで、正直シナリオの完成度は高くない。 法廷シーンもTVドラマのセットのようで、あまり迫力がなかった。 本作の一番の見所は、やはり主演二人の女優対決。 桃井かおりの悪女はハマリ役だし、岩下志麻も安定感のある演技を見せてくれる。 清張原作の映画作品は長編ものが多いんだけど、どれも手堅くまとめていて、 こちらの作品もそこそこ楽しめるかと思う。 【MAHITO】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2011-08-14 17:04:37) 26.《ネタバレ》 球磨子役は、もう桃井かおり以外にはできないですね。以前ドラマで沢口靖子が演じているのをみましたが、まったく話になりませんでした。とにかく「あんな女、さっさと死刑にしろ!」とみんなが思う中、裁判に勝ってしまうなんて・・・。最後の、ワインを白い服にかけるシーンはすごかったですね。野村芳太郎監督の映画って、子供がいい仕事してますよね。 【ramo】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-08-02 17:47:38) 25.≪桃井かおり劇場≫ 岩下志麻も良かったけど、この映画は何といっても桃井かおり。強烈すぎます。今ではすっかり、ちょっとユニークな某化粧品のCMで有名な個性派女優さん、というイメージで固定されてしまっている感がありますが、子どもの頃この映画を観た時は、何て怖くて嫌な女の人なのだろうと思いました。映画の内容は殆ど覚えていなかったので再見。今観ても色褪せない強烈な悪女キャラ。脇を固める男優もそれぞれ良い演技をしてますが(柄本明、鹿賀丈史、小林念寺)、この二大女優の圧倒的な存在感を前にしては翳みがち。皆さんおっしゃる通り、所々のセリフで笑わせてもらいました。8点と思ったけど、最後のワインのシーンは邦画史上、いや≪映画史上≫と云ってもいいくらいのインパクトだったので、+1点で。 【LORETTO】さん [DVD(邦画)] 9点(2011-06-01 22:45:39) 24.《ネタバレ》 現在、あの二人と同じ役をこなせる女優がいるだろうか? 特に桃井かおりの憎らしさは振り切れていて、鑑賞者の心をダークサイドへ突き落とす。誰かあの女を痛い目に会わせてくれないものかと願ってしまった。もう製作者の思う壺だ。自分にとっての一番の見どころは、無罪判決後の二人の会話。社会的立場という意味では天地の開きがある二人だが、桃井かおりのひと言はスタンスの優劣を逆転させる強烈な一撃だった。「私は私が好き。あんた自分が好きと言える? あんたみたいな女、みんな大ッキライよ」。娘との別れで凹んでいた岩下志麻の傷口へ、ピンポイントで塩を塗り込みました。とびきりクールな岩下志麻でもスルー出来ない捨て台詞。ワインを浴びせ返したが、あれは桃井かおりの完勝です。憎まれっ子、世にはばかる。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-02-18 11:34:56) 23.《ネタバレ》 ?なシーンが結構あった。桃井が騒ぎだしても何故かしばらくそれをほっておく(セリフが終わるまで待ってる)法廷、中学生に対してあまりに苛酷な岩下に対して何も言わない親族一同、3流ゴシップ紙の記者も顔負けの柄本、等等。まあ最後までおもしろく見れたことは確かなんですが・・・ 【SAS30】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-01-05 11:35:38) 22.《ネタバレ》 ■ここまで腹の立つ人間はそうはいないんじゃないか、っていうぐらい桃井は完璧な悪女を演じている。あんな手紙残さなきゃきちんと死刑にできたのに、っていうぐらい死刑にしてやりたい人間。 対する弁護士岩下は、これまた別の意味で腹立たしいというかなんというか。どっちかというと手練手管の女性たちにダメダメな男どもがやられる物語なんだな。 ■おそらく一番の悲劇は桃井が犯人ではなかった(断言はしてないけど、法廷もので完璧な回想シーンが入ることはあまりないから、あれが真実だと見ていいでしょ)ことだな。父さんはあんな証拠残しちゃダメだよ。 ■エゴイズムの塊の桃井と、全部法の理論で当てはめて通す岩下。だが最後の子供との別れのシーンで、岩下がわずかにも法の理論の限界を感じとって変わろうとしたのかなと思わされたのに対し、桃井は相変わらずだったというところが、物語の収束なのかな。 ■けどあんなに法廷でバカやってる人間が、男を手玉にとって世をうまくくぐり抜けているとはどうも思えないんだけどなぁ。悪女ならもっと賢そうなものだが(ウザくはあったが) ■あと、他のレビュワーさんが書いているようには、僕は笑えませんでした。別にいたって普通な。 【θ】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-04-25 01:05:02) 21.多分3回くらいは観てるから、初回時以外は結末は分ってたんだけど、大人になるほど面白くなりました。脇役含めてこれ以上のものは無いと思えるキャスティング、ぐいぐい引き込むストーリーとテンポの良さ。法廷での戦いと、クマ子と女弁護士の正反対のキャラの戦い、もう最高でした。あの桃井かおりの腹立つ口調、ちょっと真似したくなっちゃいますよね。証言の核となる“クマ子は悪い女だ。でも私は愛している。”・・・そりゃあ、そんな父の言葉は無かったことにしてしまいたかったわな~。少年はかわいそうでした。女のコワさが分る映画だけど、男の弱さにため息が出てしまう結末も秀逸です。 【あっかっか】さん [地上波(邦画)] 8点(2009-03-20 13:27:05) 20.《ネタバレ》 まさにこれが映画じゃ!って感じの傑作。 脚本もキャストも演出もなにもかも最高。本当に桃井ははまり役ですよね。そして、これだけおもしろい上に、今観ると笑いの要素もたっぷりと。「この、ペン乞食が!」「バンス」「あんたみたいな女、大っ嫌い」「お゛えーっ」・・・名セリフ(?)連発! 【HAMEO】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2008-12-30 19:11:04) 19.松本清張と野村芳太郎というだけで勝負アリなのに、加えてなんと桃井かおりと岩下志麻という信じられない夢の組み合わせ!この一騎打ちはまさに日本映画史上に残るカッコよさ!細かい突っ込み所は確かにあれど、当代切っての2大女優の火花散る激突にただただ 唖然呆然・・・ラストのワインぶっ掛け合いには思わずエビぞり!こんなカッコエエ女の カッコよすぎるシーン、ないでホンマ。 【チョッパー】さん [地上波(邦画)] 9点(2008-08-07 22:06:05) 18.《ネタバレ》 なかなか楽しめる法廷サスペンス。 桃井かおりは、考えうる最低の女を見事に演じている。 一瞬流す涙のシーン、これがあるかないかで全体の印象は結構違うだろう。 わき役もそれぞれいい味だしてる。 雑誌記者役の柄本明(若い!)。 鹿賀丈史は、根は悪い人じゃないキャラで好感度高い。 丹波哲郎の意味のない登場、エグゼクティブ・デシジョンのスティーブンセガールか?! 【エンボ】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-05-05 09:44:34) 17.《ネタバレ》 法廷シーンが突っ込みどころ多すぎなのが最大の難点。作品のテーマも、最後に岩下と桃井が中途半端に分かり合ったようなシーンを入れることで、かえって見えにくくなってしまった。そんな中でも、岩下の弁護士としての役作りはさすがにきっちりしており、また桃井演ずる球磨子の「変さ」を裏から支えることにも貢献している。 【Olias】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-02-17 01:45:04) 16.あの女はろくな死に方せんやろね。 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-01-24 23:56:35) 15.物語は松本清張の法廷サスペンスなんですが、法廷に入ってからは、桃井かおりの存在が、むしろ喜劇調へ引張っていくほどの面白さがあった。桃井かおりのふてぶてしさと、岩下志麻のキャリアウーマン弁護士役の競演は双方の持ち味が全快で見応えがあり、突如マダム山田五十鈴の登場で私の笑いも全快となった。でも、あの判決には少しガッカリしたかな。裁判後も、桃井が岩下にワインをぶっかけたり、性格・生き方が全く異なる二人のバトルは最後まで楽しめます。理論で動く岩下志麻、感情で動く桃井かおり、どちらの女性を・・・いや、どちらも・・・(NFC) 【サーファローザ】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-10-11 13:30:20) 14.学生の頃、テレビでやっているのを何気なく見てたらとてつもなくおもしろく、ビデオにとらなかったことを非常に後悔した作品。ミステリーの面白さもあるが、やはり対照的な2人の女の生き様の描写がすばらしい。個人的には裁判制度の違いの問題はあるがハリウッドでリメイクしてもらいたい作品である。 【陽炎】さん [DVD(邦画)] 10点(2007-07-28 12:38:03) 13.《ネタバレ》 思いっきりネタバレです。 やっぱり殺人だった! のほうが面白いのでは? 息子の証言により無罪になりましたが、息子はそのその時父親とはガラス越しにしか会話していない。 球磨子が・・・声は録音テープ、手紙の差し入れはガラス越しに・・・(手紙は事前に球磨子が用意)。 勿論保険金は貰えて、最後の電車の中でタバコふかしながら、回想・・・・ ちょっと無理があるかな? でも、これも二人の女優の共演で楽しかったです。 【yoshi1900ololol】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-07-24 08:38:18) 12.《ネタバレ》 とにかくおもしろい! 桃井、岩下、仲谷など、キャスティングが完璧。 ストーリーにも、ぐいぐい引き込まれます。 別に哲学的にどうとか、そういうものではないですが、何にしろ、面白いものは、面白い! 【コウモリ】さん [地上波(邦画)] 9点(2007-04-23 01:06:48)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS