みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
30.《ネタバレ》 突っ込みどころ満載な映画だが、思ったより楽しめた。個人的には、エロおやじよりも、金で何でも解決しようとする(麻薬まで平気でやっているし・・・)息子が嫌いでした。 【ぱんこ】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-05-19 22:31:33) 29.《ネタバレ》 普段は死についてまったく意識にしないで生活している私なんかは、人生をそれほどマジメに生きていないわけですが、初めて死に直面した時の、普段は陽気なレミのあの表情(隣の人工呼吸している患者を見る目等)は上手いなあと思いました。それと考え方の違いから疎遠になっていた息子が、父親をもう直ぐ失うと理解した後のあの献身ぶりは、偽善的にも感じなかったし素直にそう動くだろうなと思って見ました。ただ世の中にはもっと不幸にして亡くなる方が多く、レミは温かい仲間に囲まれて最高の最期になったのではないでしょうか?しかもヘロイン中毒だったナタリーの人生観を変えた。ちゃらんぽらんに生きていた人間、まだ生に執着する人間にも容赦なく襲ってくる死。その現実を直視して悟ったナタリーも救われたし、金を握らせないと見舞いすら来ない生徒ばかりの中で、無理しない生き方で、他人の人生観に影響を与えるって凄く幸せな人生ではないかと思いました。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-02-26 14:31:37) 28.《ネタバレ》 アカデミー賞らしくない、捻くれた作品ですね。 親父が信奉している社会主義は、資本主義の申し子である 息子にしてみれば全くの時代遅れで相手にされない。 死ぬ意義を見出したいと気張ってみるものの、実際は ヘロインを打たれてラリってるだけ。 国家や政治について偉そうに語ってみても、 実際、頭にあるのはエロいことばかり。 臨終の際に思い浮かべるシーンも、女性の太ももである。 そんなどうしようもない親父をかわいいと思えるかどうかで、 評価が分かれてくる映画ではないでしょうか。 【Ruby】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-04-24 04:44:05) 27.《ネタバレ》 「やりすぎちゃーうんか」。とつっこみたくなる「みなさん、さようなら」。この自分勝手オヤジがガンで死ぬまでに、ここまでしてやらにゃーいかんのか。えっ。これが例えば他人の為に身を捧げた聖人のような人であったなら、ここまでしてあげましょう。喜んで。死ぬのがわかったのがそんなにすごいことか。こりゃー、カントクが「ボクはこうしてほしいなっと」と言ってるだけの話でしょうが。そんなことは自分の妻子にだけ言ってればよろしい。あたしにゃ理解できん。日本人は死ぬ時は人にメイワクかけずにぽっくり逝きたいと思うのが美徳とされておるのじゃ。悪いか。息子はどこからどうみても不出来なモルダー捜査官。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-12-17 23:30:33) 26.なんだろう?全部が全部中途半端。もっと生に執着するのかと思ったら、あっさりって感じだし・・・。麻薬警察の刑事もなんだかよくわかんないし、薬中の彼女にしても薬中で止められない「あっそー」止めたの「あっそー」て感じ。 【さら】さん [DVD(吹替)] 4点(2005-12-13 10:48:56) 25. この映画良かったですよ。こういう映画を「たそがれ」と較べるなんて意味ないし、オスカーにそれほどこだわらなくてもいいんじゃないでしょうか。そんなこと気にせずに見たら絶対面白い映画ですって。 テーマは伊丹の「大病人」などと一緒で、「自分ならこう死にたい」というのが基本線にあります。そういうあまりに人類共通のテーマなだけに、一歩間違うと低俗なお涙頂戴か、説教くさいモラリスト的な内容になるところを、インテリの諧謔的笑いで上手に包み込んでいる。 登場人物はみんな魅力的なんだけど、一番良かったのはやっぱり息子かな。 これも「今までは対立していたが、死に行く父のために、最後の親孝行をする」というそれだけ聞いたらいかにも低俗なお涙頂戴になるところを、<無口で、一般的なモラルを気にしない、過激な行動力のある冷酷非情なビジネスマン>という枠をはめることによって、エスプリあふれる笑いに持っていっているところが見事です。僕は彼を見ていてずっとプーチンを思い出していました。 ふつう、そういうプーチン的キャラを作ると、どこかでその冷たいスマイルの壁を壊し感情をあふれさせることで、そのギャップで物語を見せようという安易な路線に走るものですが、彼は最後の最後までほとんどそのままです。だからこそ、微妙な揺れがふっと走るだけで、すごく印象的になります。 こういう「ずらし方」は、井上陽水なんかと近いものを感じますね。 (点数は、オスカーの逆影響に抗議して+1) 【小原一馬】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-17 09:33:58) 24.さいしょは淡々としててわりと好きな展開の映画かなと思って観てたんですが。んー、なんか「主義」とか「主張」とか、小難しいことを考えながら観るような映画なんでしょうか。俺にはまったく理解できませんでした。 シモネタ大好きなおっさんにおばはん、拝金主義?の息子に、ヤク中の女、が登場人物ですからね。どこに感情移入すんねん、と。べつにおもろいことを言うでもないし。「死」がテーマの「泣きの映画」と思って観ると確実に裏切られます。 これカンヌかどっかで賞もらってるらしいですが、ってことは少なくとも映画評論家には評判が良かったってことですよね。どこをどうやって観ればそこまで評価できるのか、知りたいです。いや、皮肉ではなくマジメに。もっと映画を観てから出直してきます。というわけで、3点。 【708】さん [DVD(吹替)] 3点(2005-10-31 12:32:22) 23.《ネタバレ》 在カナダのフランス人という舞台設定と、下ネタがやたらに連発される以外は、特に目新しいものもなく、どこかで観たような、いかにもフランスっぽいストーリーで、中盤までは皮肉も効いてそれなりだったが、後半は話がグデグデになってしまった。また、連発される下ネタが、ザーメンで川が白くにごった、とか言う苦笑レベルの下ネタばかりなのも痛い。 【永遠】さん [DVD(字幕)] 3点(2005-08-31 03:20:48) 22.大学教授の父とビジネスで成功しているその息子..そして二人の確執..しみじみと“家族”をリアルに描いた作品です... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-06-22 14:42:42) 21.ジジババの会話が下ネタばかりだし、金をばらまく息子にも感情移入できなくて、内容も全く面白くないんだけど、テーマが「死」なだけになんか考えさせられる。観て損はしてないかなって思える映画でした。ラストの歌は良い 【やっぱトラボルタでしょう】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-06-14 14:25:00) 20.不幸な話です。死がじゃなくて死ぬ父親の息子がです。ときどきお金でなんでも動かす人に尊敬したりするけど、この人はなんとなくかわいそうでした。内容もほとんど心に残らなかった。死ぬ理由が見つからないから死にたくないって言葉は、少し気に入りました。一緒に見ていた友人が親しい人に囲まれての、こういう死に方がうらやましいと言っていたけど、ちっともうらやましくなかった。自分は火を見つけた熊たちと一緒にたき火をみながら何も言わずに死にたいです。 【omut】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-06-12 02:23:34) 19.前半は凄く面白かった。カナダの社会体制どころか、あらゆる主義主張、宗教、経済、国家に対する辛辣な視線。登場する時代遅れのインテリ馬鹿達も、たぶん監督の自分自身に対するアイロニーだと思う。これは確実に批評家(=インテリ)受けする内容なので、各国での受賞歴には非常に納得した次第(「たそがれ清兵衛」の良さは日本人にしか解らないと思う)。しかし後半は一転、やたら繰り返されるフェード・アウトでどんどんと物語がブツ切りにされ、いつの間にやらエロ親父も神妙になり、主題が何だったのか解らなくなってしまった。インテリ層には原題や9.11の意味する所が解るのかもしれませんけど、私の様な凡人にはイミフ。どうせなら、「死」そのものも茶化して終わらせるくらいして欲しかったと思います、5点献上。 【sayzin】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-05-13 00:11:18) 18.近親者の死を今だ経験してないせいでしょうか,つまんなかったです.不倫しまくったスケベオヤジとその相手数人(奥さん含)で笑っていられる神経が理解不能です.殺したのは誰か?みたいな設定でもおかしくない状況なのでは・・・ 【マー君】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2005-04-10 14:53:39) 17.観てる間は「8点かなー9点かなーラストが良かったら9点あげれるなー」と思って観てました。ラスト観て、6点にすることにしました。ぶち壊しです。ちなみに「ビッグ・フィッシュ」は9点つけてます。 【金子淳】さん [DVD(吹替)] 6点(2005-04-03 14:13:45) 16.《ネタバレ》 う~む、嫌な親子だ…。てっきり単なる父と息子の物語かと思いきや、それによって周りの人々も変化していくお話でした。「ビッグ・フィッシュ」が御伽噺ならこっちはあくまで現実の話。裏から麻薬を調達して来たり、見舞い客を金で雇ったりと。しかしながらそんな現実面が嫌い、何でも拝金主義で罷り通ってしまう物事。死に際まで女のことを考えている父親は幸せを通り越してある意味救い難い、息子は息子でプチ浮気なんかしちゃっているし。アカデミー賞外国語映画賞を受賞したにも関わらずここでの評価の低さが納得できます。 【かんたーた】さん 5点(2005-03-24 14:46:19) 15.可もなく不可もなく。ただもう少しコメディー色が強い話だと思っていたので拍子抜けだった。 【miso】さん 6点(2005-03-09 21:11:34) 14.《ネタバレ》 特に期待せずビデオで借りて見たりすると、かなり好感触。正直これを映画館で見たらと思うと嫌な予感がするが、ビデオで一人に見るにはもってこいである。 自分の死がわかってからの人々の行動にはバラエティーがあるが、これもまたそのひとつ。人生の最後を真っ当するってほどのことでもない、なにか新しくはじめるでも、何かをやりきるでもない、親しい友人たちと毎日を過ごし、ワインを飲みながら下ネタ話に花を咲かせ、妻も愛人も関係なしに、少しでも楽しく、少しでも楽に最期を迎えること、それが彼の選んだ道であり、彼の仲間たちもそれを喜んで承諾した。 この人の人生がどんなだったか見ずともわかってくるような作品、こんな一生ならどんだけ素晴らしいだろう。 【AXL侍】さん 8点(2005-02-25 03:49:00) 13.黒澤監督の「生きる」は「死」に直面した人間の描き方があまりにもステレオタイプだったのに比べて、この作品はシュールに描かれている。その点で非常に好感が持てる。 【STYX21】さん 6点(2005-01-06 20:54:03) 12.《ネタバレ》 期待したんですが、今ひとつ、いや二つ三つ四つ。父子同士の葛藤が描けてない。 いがみ合う二人が理解し合えるようになんだが、その理由もわからない。ヘロイン射ちまくり、病床で旧友とエロ話ざんまいっていうのも、ちょっとこれってどういう映画?って思ってしまった。カナダって薬物奨励してんの? 【ぱぴんぐ】さん 3点(2004-12-19 17:48:46) 11.《ネタバレ》 お金で全て解決しようとする息子。病床に伏しているとは思えない父親の元気な顔色。しかも最後に取った彼のこの世とお別れする方法。美談でもなんでもないです。残された時間を精一杯に生きて、自分の生きた価値を見出すことだって出来るはず。結局なにをこの映画で伝えたかったのか。ぼくには理解不能。正直、見てがっかり。 【C・C・バクスター】さん 3点(2004-12-10 15:10:03)
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