みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
181.葬儀、喧嘩(弔い合戦)、出産、音楽コンクール(ラジオ番組)、 といった縦糸を平行に描きつつ、 ラストの誕生と恋愛の成就にまでもってゆく、盛り上げ方が オーソドックスな映画的手法として完全に嵌まっていて 爽快だった。イムジン河という楽曲に相当にたよっている 局面が多数あったが、自分はこの曲むかしから好きだったので 大丈夫だったけど、設定含め深く拒絶する向きにはNGなのかも と… 【かれく】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-06-30 11:11:17) 180.《ネタバレ》 作品全体にほとばしるエネルギーがあるので、観ていて退屈はしなかった。 昭和の当時の雰囲気がよく出ているので、関西のドンピシャ世代であれば更にハマるだろう。 「恨」の精神が作品からもうかがえるが、これはあんまり好きじゃない。 それでなんでも正当化してしまうようなところがなんとなく感じられるからか。 学校では在日コリアンはその大半が強制連行で無理やり日本に連れてこられたかのように教える授業があった。 すっかり信じ込んでいたが、ずいぶん後になってそれは事実とは異なる偏った考えであることを知った。 この映画にもそうした類のものが感じられる。 葬儀に参列した主人公が日本人の代表として責められる場面では、歴史的に一部に起きた事実を元にすべての在日コリアンに起きていたかのような印象操作とも取れる描き方だった。 当時はほとんど無名だったので気がつかなかったが、久しぶりに観直してみると今売れっ子になってる役者がたくさん出ていてビックリ。 こんな豪華キャストだったとは思わなかった。 真木よう子のヤンキーぶりが似合いすぎ。 沢尻エリカはこの作品で可憐な少女だと思っていた。 あの頃は純真というか単純というか、いろいろ騙されやすい人間だったことに気づかされたようで…。 【飛鳥】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-06-15 03:12:10)(良:1票) 179.基本的には面白い映画。 暴力表現も別に殺し合いするわけでも無し、リアリティがあったので皆引いたんで監督の狙い通りだろう。 出演者もみんな生き生きと演技していて、パワーを感じた。 ただしやっぱり歪曲してる部分はあって、しかも感動的な場面でやられると涙も引くってもんだ。 しょうもない映画なら大幅減点だけど、これだけのもんなんで-1にとどめておく。 【たんたかたん】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-02-27 21:08:58) 178.《ネタバレ》 前作「ゲロッパ!」とは打って変わって、内容も深く、とても真面目に創っていますね~..朝鮮をテーマにしている作品としては、重すぎず、軽すぎず..秀作です!..「GO」なんかに比べると、遥かに出来が良い..作中に“歌”を引っ掛けるあたりは、秀逸..そして、大友康平の一言は、心を打ちました..ラストの彼女への告白も洒落が効いてて ◎(二重丸).. 笑い有り、涙有り、感動有り、、単純かつストレートに訴えかけてくる作品です... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-02-02 20:05:34)(良:1票) 177.塩谷瞬、高岡蒼佑、沢尻エリカ…どうなってるんよ、パッチギ。内容はやや思想的に不快な感じもありつつだが、ストーリーはまあまあ。 【なこちん】さん [DVD(邦画)] 5点(2012-05-26 23:56:32) 176.《ネタバレ》 出演者が皆パワーがあって、熱い映画。 色々考えさせられるテーマですが、サクッと観れて面白かったです。 仲良くなれたチェドキのお通夜で伯父にどやされた時は、本当に『悲しくてやりきれない』想いにさせられた。 そして『イムジン河』を唄う時には、南も北もない・・・朝鮮人や日本人という隔たりもないという想いになり、ジーンとさせられました。 アンソンが、新しい生命を抱きかかえた時には、涙・涙・涙。 笑いどころの『あなたの犬が食べたいです』とラストの『二人で一緒にヤリたいです』もツボでしたし、涙あり笑いありの傑作でした。 【ぐうたらパパ】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-02-12 15:29:01) 175.. 【3737】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-08-24 22:13:57) 174.《ネタバレ》 握りこぶしであちこちゴツゴツ叩く。素朴で愚直で、後ろ向きでなく、幸福であるための覚悟がわかりやすく、魅力的でした。だいいち登場人物が生き生きと、変に屈折してないのがいいよね。映画でなければならない理由が確かにここにはあるのだが、ただ楽曲「イムジン河」へのこだわりは、シンボリックではあるが少々説得力を欠き、ストーリー展開の小道具としての印象に終わった。 【ねこひばち】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-05-20 18:41:34) 173.《ネタバレ》 地図の上に引かれた国境というライン、もしこれが消えてなくなることがあったら・・・。 以前この映画を薦められながら、けんかやバスを横倒しすることが嫌で途中で見るのをやめてしまったのを、数年ぶりに最後まで見た。あれだけ嫌だったシーンを乗り越え、何度も何度も・・・。 この映画では私はいつも涙するシーンがある。それは「イムジン河」の歌が歌われる場面だ。この歌は昔フォーク・クルセイダーズが歌っていて、いろいろな逸話がありその後の「悲しくてやりきれない」と続くのだが・・・。 「歌に国境なんぞ、ないんだ」とディレクターが叫ぶ。そして朝鮮語で歌われた歌が、日本語で歌われ、想いは一つの感でしめくくる。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-04-17 07:24:26)(良:1票) 172.《ネタバレ》 食わず嫌いはいけないという気持ちになり地雷を踏みにきてしまいましたが、問題はこれは何を描きたいのか?に尽きると思う。 在日の方々への差別?大阪のノスタルジック青春映画?反戦?コミック? どれも伝わりづらいと自分は思った。(原作は知らないのですが) 大事なのはお互いを理解するという事であって、それで何が過去にあったからとか、 こうおもっているからと言い出せばもうそれはその時点で我がでてしまっているわけで、例を挙げればきりが無いし立場を変えれば意見も違う。 でも、お互い人間であり、互いを触れ合ってみれば理解し合えるのはこの映画に教えられなくても多くの人が判っている事なのでは? それを、こういうシチュエーションを利用するのが個人的に好きになれません。 いつまで、誰かに感情を操作されなきゃならないのでしょう。 皆そんなに人種や歴史にこだわりがある?もうこういう事に気持ちを利用されるは止めない?という思いです。 井筒監督がTVで映画完成したのがうれしくて標識をへし折って回ったという話をして いたのを記憶してますが、その曲げられた標識は誰が直して曲げられた標識が機能しない事に誰が困って、そういう標識を見た人がどういう気持ちで観るのかを考えると、申し訳ないけど井筒監督そんなに深く在日同和問題を理解し、他の人の気持ちを理解しているとは私は思えないなー。まあ、監督だから理解していなくても良いのかも知れませんが。時折人種問題に着目している姿を見るとちょっとね。 差別したり攻撃したりするのは相手がどういう人間だか判らないもしくは攻撃してくると思うから怖がって行う部分があるのだと私は思います。 それを一時の暴力で胸がすっとして、人種でおまえは過去の事をしらないからここにいて欲しくないなど書くのはそれはあまりに逆行していて単純すぎる考えでは? そういう考えに縛られる事こそ不幸であるのでは。ある部分そう思うのは仕方無いと思いますが、全体がそういう考えに流れては駄目。あるあるの納豆みたいに自分自身のしっかりとした考えを(それがどういう考えであるにせよ)もつべきと思います。 【森のpoohさん】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-03-25 09:52:14) 171.観たのは公開時。当時このサイトから離れていたので、書きそびれていました。私は「ゲロッパ!」は好きになれなかったのと、前評判が少し大げさとも感じていたので、観る前はさほど期待していませんでした。でも、一番思ったのは、「見直したゾ! 井筒さん」ということ。彼の「人間が好き」という姿勢は他の作品からも伝わってきますが、本作のように若い男の子を主人公にした作品が、一番井筒さんらしい。オジサンが若者を描くときにどこかににじんでしまいそうな説教クサさがないのがいっちゃんいい(説教臭いというコメントも読みましたが、私の言いたいのは若者に抑圧的な、という意味での説教クサさ。イデオロギーの意味ではありません)若者に対するエラそーぶりがないから、過剰とも思える暴力表現もゆるせるのです。それと、今の世の中の閉塞感は、私たちが、社会に内在する矛盾に鈍感になってしまっていることとつながっているような気がするのですね。それを、この映画は「そのままでいいんかい?」と問いかけているように思います。心を突き動かす熱いものを本来持っているのが人間(あるいは若さ)なんじゃないの?と。デリケートな題材を扱いながら多くの人の共感を得たのはそういう点ではないでしょうか。但し、わるいけど女の描き方は下手なのね。男が女をよくわからないのはまあゆるすとして、出産シーンの撮影には助産師さんの監修くらいつけてくださいよ。 【おばちゃん】さん [映画館(邦画)] 8点(2010-10-20 19:06:51)(良:2票) 170.《ネタバレ》 映画自体は大変楽しかったと思う。フォーククルセダーズのヒット曲は好きだからずる賢い使い方には「なんて汚いやり口だ、最低な野郎だ。良くやった」と妙に素直に感心してしまった。 内容自体が楽しめて色々な思いがあるんだな、とちょっと良い気分にさせてくれるのは良い。 でも終始違和感を感じてしまうのは、住んでいる、というだけでここまでやって良いという境界線を軽く超えているような気がするのだけれど、余所の国の人から見たら主張の意味がよく分からないけどなんか感動した、という評価になるのだろうか。 主張に関してはどうしても受け入れることができないというか、なんかおかしい様な気がする。普段この手の話題のことはどうでも良いので特に考えないが、そのせいで何がおかしいかというような具体的なことは何ともいえない。 どういう理由があって、どういう権利があるとよその国でこんなに意味不明な主張がまかり通るのだろうか。日本以外でこういうことすると逮捕されたり下手すると撃たれないか?映画の技法で鑑賞中全然そういうことに気が行かない。そういう意味だとすごい技量だ。でも物語としては毒だと思う。 結局良い気分は長く続かない。 【黒猫クック】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2010-08-03 01:18:45) 169.《ネタバレ》 ザ・青春。「私はあなたの犬を食べたい」このくだり、傑作です。久々に思いだし笑いするくらいいいシーン。朝鮮との関係とか、すっごく複雑な気持ちにもなったけれど、チェドキと康介がツレになろうと言ってるところは、なんだか単純に嬉しかった。出演者の表情とか、ずっとすっごいよかった。あと、ズボンおろすシーンももう一回見よう。楽しくなっちゃうな。 【鉄男】さん [地上波(邦画)] 8点(2010-06-16 22:55:02) 168.エネルギッシュだ。誇張されたようにも見えるかも知れない乱闘などのシーンは、実は結構抑えられた表現だと思う。(身近に良く似た環境があった人には良くわかると思う。)それはさておき、歴史的問題・恋愛・音楽・若者の暴走・・・等を上手くブレンドして一つにまとめた点はすばらしい。先入観で好き嫌いが別れそうな作品でもあるだろうが、逆に先入観が取り除かれた人も多いはず。なんにせよ、このようなテーマにチャレンジした作品がもっと出ても良いのではないだろうか。 【円軌道の幅】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-03-23 22:58:02) 167.《ネタバレ》 井筒監督がここで描くのは単なる暴力ではなく、あくまでコミュニケーションの一形態としての喧嘩だ。たとえ不毛ではあっても、血気盛んなアンソンたちにとって喧嘩上等はある種の身体言語であり、彼らなりのせいいっぱいの自己表現なのだ。アンソンの弟分チェドキが主人公康介に打ち明けるように、本当はそれが怖かったとしてもだ。だからこの映画が描くアクションは、一つのこらずそんな彼らの「生きる」そのことに直結している。生きるということはつまり、この困難な世界にそれでも頭突き=パッチギをかますべく立ち向かう、そのことにほかならないだろう。時に流血するほど過激にエスカレートする彼らだが、その姿が一方でどこか清々しいのは、解りあえず敵として立ちはだかる憎き相手もしかし自分と等しく生きるべき人間なのだということを、当たり前のこととして野蛮なはずの彼らが知っているからだ。人間はそれでも等しく人間なのだ、と。この映画が終始一貫ひたすらに語ろうとするのは、つまりそれだ。友情を誓いあったチェドキの葬儀の席で「お前は日本人だから」と遺族に糾弾される康介。一人涙にくれ、橋の欄干で大切なギターを叩き割る彼の姿は、朝鮮部落のみすぼらしいあばら家の、チェドキの棺も入らぬ小さなその入り口を、泣きながら懸命に叩き割るアンソンの姿にぴたりと重なる。日本人であることと朝鮮人であることが、同じ大切な友人を失ったこの二人の等しい悲しみすら別次元に分断してしまう現実。それぞれにその厄介な現実にどうしようもなく打ちひしがれる二人は、けれどそれでも同じように傷つき、そして同じように涙をこぼすのだ。そんな中、急速に浮き上がってくるのは、アンソンとの子を身籠る桃子の存在だ。ライオンと豹のあいの子レオポンをしきりに見たがった彼女の出産は、まさにこの物語の軸となる。そうしてイムジン河の「分断」から「融合」としてのレオポンへと、堰を切ったように雪崩込んでいく大団円。それぞれの熱くほとばしる血潮が一つの心臓へと巡っていくように、桃子の腹に宿る生命めがけて、映画はいつしか漲る力強さで確かな鼓動を脈打ちだす。それは日本人だからでも朝鮮人だからでもなく、人間がただ人間として生まれ来る上で等しく奏でる、逞しく尊いその心音だ。井筒はそうして、生きることを、生き抜くことを、つまりはパッチギることを、惜しみなく、ただひたすらに祝福するのだ。 【BOWWOW】さん [映画館(邦画)] 9点(2010-03-21 02:37:38)(良:3票) 166.けっこうおもしろかったです。さくっと見てしまいました。 【シトロエン】さん [地上波(邦画)] 7点(2010-01-31 17:32:28) 165.このタイプ(所謂、ロミオとジュリエット系)の作品としては非常にオーソドックスです。それゆえに非常に理解し易い作品です。分かり合えない象徴としてアンソン達と東高校のチンピラ、分かり合える象徴として康介とキョンジャがいる。最も良かった点は、対立したグループを和解させるスイッチとして康介の唄うイムジン河を持ってこなかった事。彼が唄おうが何をしようが戦争は止まりません。人種問題は決して簡単に解決出来ないからです。でも分かり合える人がいる事も事実、戦争が無くなる事を望んでいる人がいる事も事実、互いを必要としている人がいる事も事実です。和解する事など不可能(それはどんなコミュニティーでも無理)だけれど、それでも互いに歩み寄る必要がある。それを井筒監督は分り易く描いてくれた。良作だと思います。 【民朗】さん [地上波(邦画)] 8点(2010-01-27 11:13:23) 164.そもそも在日韓国人は祖国を捨てて、いい生活をするために日本に逃げてきた人でしょう。その人達が韓国人としての誇り、愛国を語るなど虫が良すぎます。ましてや日本が嫌い?日本人とケンカ?勘違いも甚だしいです。沢尻はかわいい顔で「じゃ韓国人になれる?」とか言ってましたが、なるわけありません。ここは日本です。日本人は優しいから自分をないがしろにしてまで相手を理解しようとしますが、相手方がこれではどうしようもありません。結局この映画は日本人は優しいから、取りこむのは簡単だと言っている様なモンです。こんな物に洗脳されるから相手は言いたい放題・やりたい放題なんです。日本は日本人のものですよ。いい加減目覚ましましょう。 【オニール大佐】さん [DVD(邦画)] 0点(2009-12-25 19:39:07)(良:9票) 163.《ネタバレ》 ◇たとえばアメリカ人監督が撮った「日本人が原爆・アメリカを非難する映画」を、日本人が見たら”ホントに分かってんの?”と言いそうな気がする・・・、というようなことを思いながら鑑賞しました。 ◇映画自体は結構楽しめました。真木ようこさんがキレイでしたね。 【ハクリキコ】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-11-29 22:00:25) 162.作りは雑だけど、まあ言いたい事は何となくわかる。別に思想の自由はあるし、どんな映画作ってもいいんだけど、なんで井筒監督がこの映画作ったのかなあと調べてみたら・・・<以下変更>「良」投票くれた方スミマセン。管理人さんより「作品へのレビューではない内容がある(噂話によるスタッフの中傷)とのご報告を受けましたのでご連絡しております。」との指摘。(別に中傷したつもりはないんですが・・・あっちの人って、こんなマイナー映画?のレビューまでチェックしてるんですね。あーコワ。)よって、「日本は戦時中、北朝鮮に対してとてもヒドイ事をしたんだなあ。とこの作品を通じて痛感しました。日本人ってダメですね。北朝鮮最高!マンセー!」と、コメント変更します。 【東京50km圏道路地図】さん [地上波(邦画)] 2点(2009-09-29 23:28:29)(笑:4票)
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