みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
274.《ネタバレ》 最初は人間の心理みたいなものが表されておもしろいかな?と思いましたが、観ているうちに段々不愉快になってきました。人の人生、生死を左右する判決がこんな軽く、いい加減な議論で決められてしまうのか?いくら映画におもしろさをが必要だとしても、脚本家が人が人を裁く重さというのをまったく理解してないとしか思えませんでした。 またこの題名「12人の優しい日本人」なにこれ。無罪にしたから優しいのか?登場人物の多くに優しさを感じなかったし、身勝手な人間にしかみえなかったが? 唯一の救いは現行の裁判員制度前の本当に架空な話だということです。面白いとか面白くないの次元ではないですね。 【ikuhiro】さん [CS・衛星(邦画)] 1点(2017-01-18 12:54:44) 273.《ネタバレ》 日本で陪審員(裁判員)制度が始まるだいぶ前に作られたことは、すごいことだと思う。 でも日本人ってこんなに変な人たちばかりかなぁ。不真面目過ぎる。最初の出前選び、必要でしょうか。それに女性の描き方がひどすぎる。人の話を聞いていない。ハンカチで遊ぶ。場違いな声を出したり笑ったりする。自分の意見が言えない。涙ぐんで黙る(女性が感情的で涙もろいことを悪いことと思わないが、ここでは蔑視してる)特にアフロヘアの女はあまりにもひどすぎる!原作者の女性蔑視が痛い。 【LOIS】さん [インターネット(字幕)] 4点(2016-12-24 21:51:34) 272.《ネタバレ》 まさかオリジナルより面白いとは思いませんでした。とにかく、12人の陪審員がいちいち「いるいるこんな奴」という人たちばかりで、ずれまくる論点やかみ合わない会話を聞いているだけで笑いが止まりません(何人か、人格を強調しすぎで浮いている人もいますが)。また、オリジナルの弱点であった証拠関係の細かさについても改善されています。衝突寸前の2人の立ち位置とか、かなり無理がある論証もありますが、被害者の酔った度合いとか、移動のルートや経過時間の意味とか、目撃者の位置関係など、実際にも重要である要素にもきちんと言及されています。ただし、製作者が自分の想い(祈り)を正面から具現化したオリジナルに比べ、こちらの方は技巧に走りすぎているというイメージは拭えず、その点ではオリジナルの方が上ですね。あと、1人ずつ出て行きながらそれに合わせて字幕を出していくラストの長回しは良かったです。 【Olias】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-07-21 01:55:32) 271.脚本が本当によく出来ている。コメディや謎解きも交えながら人物描写も素晴らしい。 あり得ないが自然な展開。とても面白い作品だと思う。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2016-07-09 15:02:12) 270.《ネタバレ》 後半、残り30分から面白く観ることができました。最初はセリフが芝居仕立てで臭く、酷い印象で、 日本人て、こんなにアホかな・・て感じ。 また、残念なのは、本事件はどう頑張っても、被疑者を殺人罪で有罪にできない(証拠がない)ことが、 はじめから分りきってしまっている点、全くハラハラしないね。 途中で新たな殺人の意志と関係する新証拠が出され、本当に殺人罪で求刑できるか・・って ところまで、緊迫した内容となれば、もっと面白くなったと思う。まあ、でも後半のドラマの展開は 面白く観れたが、映画というより、芝居だね。三谷の映画では、まだマシなほうでしょう。 【cogito】さん [DVD(字幕)] 5点(2016-06-26 14:02:59) 269.大好きな映画。 12人が議論するが、誰が主人公なのだろう。 わかった! そうか、あの人だったんだ(ヒントはリンチの『TP』)。 【激辛カレーライス】さん [DVD(邦画)] 10点(2016-01-31 11:33:09) 268.12人が事件について話しあっている、それだけでも面白い映画はできるんだなぁと関心。俺も会議の席では無駄に反発して、この映画のような面白い会議を目指そうと思ったが、迷惑な話なので未だに実行していない。 【六爺】さん [映画館(字幕)] 9点(2016-01-29 14:33:56) 267.「十二人の怒れる男」の合わせ鏡のような展開で、一人だけ強硬に有罪を主張した人が徐々に追いつめられる終盤は尻上がりに面白くなる。でも、初めに無罪を支持した人たちがいずれも明確な説明ができないというのは、日本人の優柔不断さを表現したかったのかもしれないが物足りない。10人も揃っていれば、一人ぐらいは理路整然と説明して相手に反論する人がいてもいいと思うし、その方がもっと深みが出たんじゃないかな。それ以外は全体的に面白くまとまっている。まあ、もともと本家「…怒れる男」があっての話だけど。「竹脇無我の無」とか「ダヨーンのおじさんの似顔絵」(全然似てない)は、ヒッチコックのカメオ出演的な遊び心があって、いいと思うよ。 【風小僧】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-09-27 12:37:42) 266.セリフを覚える位何回も観ました。 たまに観たくなって借りてくると、返すまでに最低3回は観てしまう。 何回観ても飽きないし、きまって同じ所で笑ってしまう。 ピザの場面では何度観ても「ああー」ってなっちゃう。 【ヴレア】さん [DVD(邦画)] 9点(2014-12-18 21:49:32) 265.この手の映画に映画のスケールの大きさを求めてはいけないのだろうが、正直全てが会議室のみで行われているため、テレビドラマの規模を超えていない。ただ、内容は面白かった。二転三転するあたりが、三谷幸喜らしさがでているし、見ていてイライラしてくるほど、ああ、いるいるこういう人、こういうのが確かに日本人らしいという、キャラクター1人1人がしっかり作られていて、それらのキャラクターだったらこういう発言になるだろうという、キャラが勝手に脚本を作ってくれたという感じ。 【シネマファン55号】さん [インターネット(字幕)] 7点(2014-09-16 11:24:35) 264.発想が面白いです。物語の内容もとてもよかったです。三谷幸喜脚本・監督でさらにコメディ調の「12人のちゃらんぽらんなイタリア人」とかも見てみたいですね。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-08-23 19:01:31) 263.《ネタバレ》 映画って本当におもしろいなぁと 素直に思わせてくれる、そんな映画 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-08-03 20:04:56) 262.これは面白い。観るべき作品。十二人の怒れる男とは全く別物なので、十二人~を観てても観てなくても楽しめると思います。絶妙な展開、配役、これはさすがとしか言いようがない。やはり三谷は才能あるよなぁと思わされた。ただ「ちょっと強引過ぎんじゃね?」と思う部分はあった、でもこれって陪審員=素人さんらの集まりって設定だしね。まぁ気にしても仕方ない部分じゃないか と。 【ライトニングボルト】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-07-01 10:49:00) 261.《ネタバレ》 フールーで鑑賞。「怒れる12人」は昔みて大変感動した記憶があるのだが、昔すぎて話の細かい筋は完全に忘れてしまった。こちらはというと、途中でどんでん返しが簡単に予想できる瞬間に「ふーんそうくるのか」と思わせるぐらいで、感動というにはてんで遠い。大体ちっとも優しくなんかないし、自然さもないし、単に下手くそな芝居してるだけでどこが日本人らしいのかと言いたくなる。何より迫真性がないのが一番いただけない。こんなんだったら一時間弱しかないテレビドラマ「ジェシカおばさんの事件簿」の「陪審員はつらいもの」という回の方(やはり「怒れる12人」を意識したものだと思われる)が迫真性の上でもミステリーとしての意外性の上でも段違いに上である(フールーで見られます)。やはり古畑任三郎はコロンボには遠く及ばない。ぬるいなぁほんと。 【空耳】さん [インターネット(字幕)] 4点(2014-06-25 14:17:58) 260.三谷幸喜で唯一じゃないかな?これは面白いし、大好きな作品です。 【Junker】さん [DVD(邦画)] 8点(2014-06-21 17:16:44) 259.《ネタバレ》 ちょいと登場人物にわざとらしさがあるものの、しばらくすると気にならなくなる程面白い。オリジナルがあれだけよく出来ているので、どうしても比較されてしまうけど、これはこれでいいですよね。ある意味オリジナルよりひねりが効いていて、「そぅきたか~~」と感心してしまいました。もう一つのリメイクのロシア版もいつか観てみたいですハイ 【Kaname】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-06-13 10:39:57) 258.《ネタバレ》 本家と比べてどうこうとは言うべきではないのだろうが、でも言ってしまうが、本筋の脚本はむしろ良く出来ていると思う。ほぼ全員無罪から出発してのひねりに次ぐひねり、この頃の三谷氏はまさに才気に溢れている。 非常に楽しく見たのにいまひとつ好きになれないのは、作品の都合上仕方ないとは言え、各人物の個性付けが強すぎるように見えるからだ。思うに、日本人ってもっと没個性的で、公の場では慎ましく、知らない人と打ち解けるには時間がかかり、基本的には紳士的で、人に遠慮し、規律を重んじて横並び主義で事なかれ主義で発言も無難で横目で人を探りながら言うもんだから盛り上がらず……それじゃ映画にならないか。でも、議論に一切参加せず寝てる奴とか、過剰に奇矯な人が多すぎて、もっと落ち着いて話し合おうよと言いたくなる。でも落ち着いて話し合っても面白くならないし。 このあたりは、もう作品と自分の波長が合う合わないの話なのであった。非常に楽しく見たし、完成度の高い作品だとは思うが、あまり入っていけなかったというだけのこと。ユーモアのセンスが乏しいのかなあと我が身を省みて、もう今更どうしようもないなと苦笑し、次のフィクションに向かうのでした。 【カツルギ】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-05-07 23:25:54) 257.随分前に休みの昼間にテレビで放映してたのが初鑑賞だったな。その時はタイトルも前知識なく観出し、すぐに『怒れる』のコメディだとわかったけれど、私は本家よりも気に入った。たぶん物凄く『日本人あるある』に共感してしまったのだと思う。それからも数回見る機会があったが、この緩さ、いいね、やっぱり。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 7点(2013-12-09 02:27:00) 256.寝床でなかなか寝付けなかった数日前の或る夜。 いつもはラジオ番組のPodcastを聞きながら眠りに就くのだけれど、適当なものが見つからず困った。 何かしら誰かと誰かが話し合う声を聞きながらだと眠りやすい性質なので、何か無いかと考え、ふと某動画配信サービスで「12人の優しい日本人」を探した。 本編はもう何度も観ているので内容は熟知しており、イヤフォンで台詞回しだけ聞いて心地いい映画は他に思いつかない。目論見通り20分ほどで眠りに落ちることが出来た。 ただ、やはり再び全編を観返したくなったので、翌日再々々々々…鑑賞に至った。 「面白い」なんてことはもはや言うまでもないことで、三谷幸喜脚本の映画作品の中では、今なお最高傑作だと思う。 気がつけばもう20年以上前の作品なので、出演している役者たちがそれぞれ「若い」ことも感慨深く思える。 塩見三省、相島一之、上田耕一ら今や映画・ドラマに欠かせない名バイプレイヤーたちの演技が何度観ても良い。 タイミング的に、出演している俳優たちの殆どが、この映画で初めて存在を知った人たちなので、その後の数多くの作品に出演している様を見つける度に、「あ、この人は『12人の優しい日本人』に出ていた人だ」と今なお思うことが多い。 中でも、陪審員8号(主婦)を演じた山下容莉枝などは、その後に観た出演ドラマなどの多くでは、薄幸でやや性格の悪い役柄を演じていて、その度に「こりゃやってないな!」の台詞を思い出しながら、「あの時はあんなに陽気だったのに……」と錯綜してしまう。 とまあすっかりと、自分の映画ライフそのものに染み込んでいる映画と言える。 これからも何度も見返すだろうし、しばらくは引き続きこの映画の「台詞」を聞きながら眠りに就く日々が続きそうだ。 「ジンジャエール!」とか聞こえてくると、ついつい画面を観ちゃうのだけれど……。 【鉄腕麗人】さん [インターネット(字幕)] 10点(2013-10-11 00:18:27) 255.《ネタバレ》 タイトルからわかる通り『十二人の怒れる男』をパロっていて、日本人だったらどうなるかを示したようで興味深い。 狩猟民族と農耕民族の違いを見るようだった。 妻が夫を走ってくるトラックへ突き飛ばしたとのおばさんの証言もあったが、暴力夫に悩まされていた美人妻への同情もあって、おばさんの証言よりも妻の証言が信用されている。 そうした無罪濃厚の状況から有罪の可能性を探っていくわけだが、12人のキャラが立っていてそのやりとりに引き込まれる。 三谷幸喜はこうしたキャラの書き分けがはっきりしていてわかりやすいのが特長。 そこが苦手という人もいるようだが、こうした12人にほぼ均等にセリフのある設定では、区別しやすくなるので混乱しなくて済む。 ただ、本家の迫力には到底及ばず、インパクトは少し弱い。 コメディ要素を入れて笑いを取ろうとしているために、軽くなっている印象。 議論が人間の本質的なものを抉り出す人間ドラマになるのではなく、推理ゲームの要素が強くなっているせいもある。 最初から有罪を強硬に主張し続ける会社員も妻に捨てられたことが理由というオチがかなり前からわかってしまうのもマイナス。 オチが見えてからはどうしても興味が少し削がれてしまった。 【飛鳥】さん [地上波(邦画)] 7点(2013-06-21 01:45:49)
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