みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
2.《ネタバレ》 非常に評価に苦しむ映画 というのも展開が子供だましというか、なにこれ?みたいなのがあったり、と思ったら、 うは、こうくるか!っていうのもあり、めっさ人物描写が上手かったり。 結果いうなら子供向けの映画として観たらつまらないです。 鼻で笑って終わりです。 実際に大人がちゃんとした映画を観れる視点で観れば評価は高くなるんじゃないかと 多分、子供を交えて観るのと、大人だけで観るのでは評価変わると思います。 映画館自体子供が多かったので、集団心理というか、 どいうしても馬鹿にした視点になってしまいがち。 設定は凄く面白いです。 引篭もりや何かの事情で学校に行けない子供が遠隔操作用のロボットで 学校に通うというもの。 この設定は多分イロイロと使いまわしは出来そうで。 ちゃんとした小説で読んでみたいと思いました。 面白いのは遠隔操作といってもロボットが受ける感覚をフィードバックすることが可能なこと 基本的には切られている機能なんですが、その機能をつけた事で引篭もりの主人公が 外の世界への憧れを抱く描写は結構良く出来てました。 あとは子供役がどれもハマリ過ぎで良かった。 思うんですが、最近の子役って凄く上手ですな。 自分の子供の頃見た子役はどれも学芸会のようなのばかりだったんですけど、 セリフ棒読みみたいな。 なんかやけに鋭い視線を出したり、 その時の心理描写見たいなのをアリアリと見せるような演技したりと 主人公役の子供二人の演技が中々でした まぁ、子役も良かったんですけど、 中村雅俊もやけにいい感じと思いました。 妻に先立たれ、子供に誤解されて、苦悩に生きる父親の役はハマリものです。 以下なんとなく思ったこと ゲームいらんかも、これで無理やり展開を作ったのが悪かった 結局なんのゲームなのかも良く判らなかった 主人公の一人が実はオンナノコって展開は悪くなかった やけに可愛い男の子だと思ってはいましたが…なにげに騙された 【ひで太郎】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-10-29 13:59:16) 1.物語は、母親を事故で亡くしたサトル少年が、自らも心と体に傷を負い、やがて自宅に引きこもったまま登校拒否を続ける。それを見かねた父親は、ロボットを息子の分身として登校させるようになる。これはまるで「鉄腕アトム」の世界そのものではないか。昔ならアニメで描かれた事が今ではCG技術の発達が実写を可能とした。ボディの一部に「檜」を使用していることもあって、機械(=マシーン)であるにも拘らず、どこか温かみを感じさせるデザインが秀逸で、細部に渡って実に精巧緻密に造形されている。そしてそれにも増して、その動きの滑らかなこと自然なこと。実写の人物たちと何の違和感もなく共存している見事さに思わず目を奪われてしまう。凡百のSF映画に登場する非現実的なクリーチャーたちと比較するまでもなく、リアリティを存分に感じとれるよう巧妙に作られていて、もぅそれだけで本作は十分に成功したといって言いぐらいだ。ロボットを介してサトルと心を通い合わせようとするジュンに大きな比重をかけて丁寧に描かれているが、演じる多部未華子の存在なくしては成立し得なかったのではないだろうか。それほどに彼女は眩しく光り輝いていた。初恋にも似た二人のピュアな関係が綴られていく一方で、父親とサトルとの描き方は最後まで曖昧なままで釈然としない。そもそも何故サトルがそれほどまでに父を恨んでいるのか、明確には描かれていないのが不満だ。またコンピューター・ゲームというバーチャルな世界と現実の世界との結びつきといった、ファンタジックな味付けも意味不明で、上手くいったとは言いがたい。しかしながら本作は、引きこもりや不登校といった現代社会の抱えるテーマに一石を投じた作品として、そして爽やかな青春ドラマの好編として評価しておきたい。 【ドラえもん】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-07-22 16:04:36)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS