みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
61.《ネタバレ》 寺尾博士と深津お手伝いさん、ルートくんの静かな不思議な生活。すがすがしくて、よかったです。浅岡ルリ子と博士の過去のエピソードがないと、なんの引っかかりもない物語になりますが、むしろその方がよかったかな。とんちんかんで穏やかな生活を、ただ眺めていたかったです。吉岡先生の授業は、昔受験の頃に見たNHKの数学講座を見ているようで懐かしかったです。 【なたね】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-11-21 20:14:25) 60.《ネタバレ》 私的には、NHKスペシャルでたまにやる数学者特集の方が面白いです。実在の数学者の方がよほど奇人変人が多いってことかもしれませんが… 【TINTIN】さん [地上波(邦画)] 5点(2009-11-19 20:29:10) 59.《ネタバレ》 見てる間、ずっと疑問符が頭の中につきまっとって結局解決できないまま終わりました。 他の人を真似するようで何ですが、 博士の事故直前の記憶をα、事故の後の記憶をβとします。 事故の後、意識を取り戻した博士は、一日を過ごした後、眠る直前の80分分の記憶は新たに付け加わった状態、すなわちα+β(眠る前80分の記憶)で眠ります。 しかし、その次の日はどうでしょうか? βは全く消え去り、αの記憶だけ持って目覚めるわけです。 ということは、博士の主観で考えれば、毎朝、毎朝、事故で意識を失った、その直後という認識を持って目覚めなければ、つじつまがあいません。 そんな認識を持った人間が「私の記憶は80分しかもたない」といメモ書きで全てを納得できるでしょうか? 最愛の同乗者に対する心配、事故の結果、いろいろ心配することが多いのでは。 どうも、博士の記憶はαだけではなくてθ(自分は異常であり、メモを絶えず見なければならない)っていう記憶は残ってる状態、つまり最低限の新しい記憶が付け加わってるように見えてしょうがありませんでした。 つまり毎朝起きた時の博士の記憶はα(事故直前の記憶)だけではなく、 α+θ(なにかが起こって自分は記憶を失っているという記憶)であるようにしか考えられません。 そこのところが、どうもくりかえし強調される80分しか記憶が持たないという設定と矛盾してるのでは。 腑に落ちないという気持ちが強すぎて、あまり楽しむことができませんでした。 (実際のああいう症状は、短期間の記憶はどんどん欠落するけども、長期の記憶は繰り返すうちに少しは定着するそうですね。それをきちんと説明して欲しかった) 【rhforever】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-11-12 11:22:42) 58.《ネタバレ》 原作の雰囲気はよく出ていました。でもラストは原作の方が良かったかな。完全数の6点献上。 【丸に梅鉢】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-08-15 18:17:45) 57.博士の愛した数式。その数式ですが、まったく意味が分からなかった。数学大嫌いな私からすれば公式を見るだけで拒否反応がでてしまいます。 でもその一見意味不明な英数字の羅列ですが、不思議なことに温かみを感じるんですよね。 【ライトニングボルト】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-05-16 20:33:47) 56.《ネタバレ》 赴任した教師のルート(吉岡秀隆)が生徒への自己紹介の中で、数学博士(寺尾聰)と過ごした日々を話すという物語。この安易で適当な設定は、いったい何なのだろうか。話の中に出てくる数学知識を説明するという趣向は、哲学を扱った小説「ソフィーの世界」のようでおもしろい。しかし吉岡秀隆の教師役、生徒たち、あらかじめ用意された教材の何もかもが嘘くさい。 博士(寺尾聰)に関する未亡人(浅丘ルリ子)の告白も、ドラマ性を高めようとしたのだろうが、薄っぺらい。原作を無視して、無理に掘り下げることはなかった。観客を過小評価し、いらない説明までしてしまっている。 本作を救ったのは、寺尾聰と深津絵里の演技。きれい事尽くしの本作だが、独自の雰囲気で説得力を持たせてしまった。 脚本は観客を混乱させる不要な台詞が多く、原作を誤解したまま完成させてしまったのではないかとさへ思う。たいへん残念な作品だ。 【DONG】さん [映画館(邦画)] 4点(2008-08-08 08:40:12) 55.《ネタバレ》 数学の哲学的、文学的な奥深さについての講義を受けているような感覚で鑑賞しました。文系人間でもその魅力は十分感じ取ることができました(吉岡秀隆の講義部分が非常にわかりやすくて良かったです)。 出演者たちの自然な演技や美しい風景も素晴らしく、心が癒される作品でした。 【TM】さん [地上波(邦画)] 8点(2008-08-05 18:15:01) 54.《ネタバレ》 「80分で記憶が消える」エピソードがひとつもないのは何故? 生徒たちが一昔前の学園ドラマみたいなのは何故? 雰囲気は好きなんだけど、これといって感動できない。 算数も数学も嫌いだったけど、ルート先生みたいな授業があったら好きになっていたかも。 【☆きなこ☆】さん [地上波(邦画)] 5点(2008-03-10 22:29:18) 53.《ネタバレ》 「記憶が80分しか持たない」“メメント”が頭をよぎったが全く中味は違う. 心やさしいハ-トフルな好きな作品。後半部の子供が博士の家へ遊びにきた時の叱責場面がしっくりしない。難しい数学が若干楽しくなる。でも難しい。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-02-29 15:38:26) 52.博士の記憶が80分しか持たなくなったのは事故後のことである。 「僕の記憶は80分しか持たない」ということを覚えてること自体がおかしい。 80分後には「記憶が80分しか持たない」ことも忘れてしまうのが正しい。 80分後には忘れてしまうということを80分後に覚えているのは記憶が80分以上あるからである。 つまり80分後以降に再び「僕の記憶は80分しか持たない」と言う事が可能なのは、 そのことを80分以上覚えているからなのである。 これを公式にすると、まず80分で記憶が消えてしまう場合は、博士の記憶= 1- 経過分 ÷ 80分 となり、80分後に 1- 1 = 0 となるが、もし80分以降に再び「僕の記憶は80分しか持たない」と言うのであれば、 博士の記憶= {1- 経過分 ÷ (80分+α)}となりα分が加算されなければならない。 しかも忘れないためにはαは増加し続けなければならない。αが増加し続けると、記憶はゼロにはならない。 しかしこれは博士の記憶=80分に矛盾する。 だがもし博士が80分以内に「僕の記憶は80分しか持たない」ことを思い出した場合は、 博士の記憶= 1- 経過分 ÷ (80分×思い出した回数)となり、80分以内に思い出すことを続ければ 記憶は消えることは無い。だが睡眠中は80分を越えてしまうので記憶が残らないはずである。 また起きている間も思い出し続けることは不可能である。 つまり「僕の記憶は80分しか持たない」と記憶することは不可能である。 答 博士は大嘘つきである。 【デヘデヘ】さん [DVD(邦画)] 4点(2007-10-29 16:25:48) 51.《ネタバレ》 記憶の長続きしない数学者って設定とかはぱっと見面白そうだったですが、いかんせん中身がない。「数学の定義を持ち出してみたら面白いんじゃない?」的なノリなのにはがっかりしてしまいました。 【まいった】さん [DVD(邦画)] 3点(2007-09-23 04:05:12) 50.《ネタバレ》 心が洗われる様な美しいすばらしい作品だと思います。√先生が授業を終えた後、何かを噛み締めるように静かに座っていた男子生徒、そして感謝の言葉を口にする女子生徒、それと同じものが今自分の中にあると確信します。無機質で冷たいものと思っていた数学が今はとてもあたたかく感じています。静かであたたかで本当にいい映画を見ました。ありがとうございました。 【ちょび】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-09-20 04:42:29)(良:1票) 49.《ネタバレ》 よく作ってあったと思う。丁寧なつくりは、黒澤直伝なんだろうな。原作読んでいても、素直に楽しめた。 ただ、原作の、シングルマザーの視点を息子の視点に変えてしまったことで、原作の中にある母の苦悩の描写は薄くなった。原作のそこの部分に共感した身としては、それは残念だ。あと、ルート先生のあの話を教室でじっと聞く中学生は、今時いないかな、とも思う。今時の中坊にはぴんと来ないんじゃないかなあ。実際の中学生の父はそう思ってしまったよ。 【いのうえ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-09-13 23:01:28) 48.小説は面白いのですが、映画は駄作でした 確かに数学の知識がない人のために、ルートが大人になり数学の教師になって、説明するという発想はすごいなと思いますが、それがむしろ余計でした 【キャラメルりんご】さん [DVD(邦画)] 4点(2007-08-28 13:52:42) 47.《ネタバレ》 寺尾って、いう人が嫌いなので、厳しい点数になります。 なんで最後に素の俳優が出てくるのか。 いやなんだよ、あーゆーの。 カントールも、話に出して欲しかった。 【オドリー南の島】さん [DVD(邦画)] 4点(2007-08-12 14:33:54) 46.《ネタバレ》 原作既読だったのでイメージのずれが生じたら嫌だなあと思ってたんですが全然そんなことありませんでした☆ それぞれキャストはよくはまってると思うし、数字の神秘についても原作の雰囲気がよくでててほのぼのと観れました。 終わり方もあれが一番良かったと思います。 【ハリ。】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2007-08-12 11:33:35)(良:1票) 45.《ネタバレ》 数字の持つ神秘性のようなものを強く感じました。無限にある数字にはそれぞれ説明できないほどの深い意味があって、それらは全て限りない宇宙のような人の心に通ずるものなんですね。博士の愛した数式は<Eπi+1=0> 【獅子-平常心】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-08-11 22:55:24)(良:1票) 44.《ネタバレ》 面白かった! 穏やかなトーンの映画なのに、息もつけないほど、ひきこまれました。テンポとか色彩とかが完璧で、丁寧につくられた作品だなあ、と。 各登場人物もとっても魅力的。僕が今まで評価していなかった吉岡も、ここではバッチリ! あんな先生の授業、受けたいなあ。 作品中に登場する数学が、また面白い!! 理数系の人はみんな知ってることなのかも知れませんが、文系の僕には、完全数も友愛数もネピア数も、とても衝撃的で、今から数学を勉強しようかな、と思わせてくれました。 映画として7点。数学の面白さに1点上乗せで、8点!! 【コウモリ】さん [地上波(邦画)] 8点(2007-07-18 15:03:37)(良:1票) 43.前半は、ほのぼのとして良かったのだが..最終的に、何をどう伝えたかったのか、良く分からない..博士が愛した数式の説明も、分かりづらかった... 【コナンが一番】さん [地上波(邦画)] 4点(2007-06-18 12:11:48) 42.ありゃ、ずいぶんと評価低いなぁ~、、、。すごくいい映画でしたよ~。とても温かで、やさしい気持ちになれる作品です。博士とルート先生のお話、すごくためになります。オイラーの公式や、直線の話なんか、うまいことストーリーと合わさって、いやぁ、実にいい。原作が素晴らしいんでしょうなぁ。僕の学生時代にも、ああやって先生が教えてくれれば、数学嫌いにはならなかったかもしれないのにな~。 【あろえりーな】さん [地上波(邦画)] 8点(2007-06-17 22:37:18)(良:1票)
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