みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
6.《ネタバレ》 不思議な雰囲気の映画。登場人物の持つ人間関係や悩みを、解決もしないし苦しみもしないで、淡々と緩やかにごく自然に包み込んでいく感覚が何か微笑ましく心地よい。淡々として、飄々として、ゆったりとして、多くは語らず、大きな感動はないのだが何故か心に染み込む。それぞれの持つ悩みは結構深く、前向きにがんばってもいないのに、のんびりと、ゆったりとしていて、見ているこっちがのんびりと癒されてしまうよう心地よさがある。いろいろ感想を書こうと思っても、うまい言葉が出てこない。細かいことをあれこれと理屈で解釈する映画ではなく、雰囲気や映像を感じる映画だと思う。その感性を揺さぶる映像、演出、演技は見事である。 【nobo7】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-07-23 01:20:17) 5.なんかいいね。 【アスモデウス】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-07-20 02:07:17) 4.《ネタバレ》 あんまりおもしろくなかった。「かのうしょう」はだまされた。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-07-19 12:29:59) 3.「サイドカーに犬」も本作も、原作は未読。ただ同じ原作者というのがわかると納得した。どちらもストーリーはとりとめもなく、しばらく経つと思い出せない感じ。ただ、作品として「良かったなあ」という印象だけは結構残る。この作品、私は父子水入らずで過ごすシーン(ジャージの二人)が好きで、妻や娘がいる状態(ジャージの三人)は何となく気分がざわついた。そのあたりはジャージの仲間はずれエピソードで意図されているのかな。やっぱりいい年の男二人、避暑地のぼろい家でのんびり過ごすというむさくるしさが味なので。本業・ロッカーの鮎川氏は格好いいけどどことなくとぼけていて、プロの役者じゃないからこそ出せるであろうぎこちなさが、作品における父親像に絶妙にマッチしていた。堺雅人は言うまでもなし。ジャージ着ててもハンサムな男たちは可笑しくて、でもやっぱり素敵。 【よーちー】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-07-10 21:33:14)(良:2票) 2.《ネタバレ》 やはり鮎川さんの日本語は素でどこか妙。演技もあまりする気がなさそうだし、こんな人をメインキャストに起用するのはかなりの冒険だったと思います。しかし、自然に割と普通の変人であると思しき彼からは、演技で作られた変人からは出てこないであろう味とおかしみと愛嬌がふんだんに出ております。 激ゆる避暑ムービーなので、真夏の昼下がりに冷房のキンキンにきいた部屋でうとうとしながら見ると良いような気がします。ほどよく楽しかったです。 東京の猛暑の天気予報を見て小さくガッツポーズをするシーンがとても好きです。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-03-18 11:39:21) 1.《ネタバレ》 原作者のファンで期待と不安半々で観ましたが、原作のイメージを損なうことなくうまく仕上がっていました。 なによりもキャストのイメージが原作にピッタリでした。 とくに父親役の鮎川誠は、バッチリでした。 長嶋有の小説は特に展開がある訳ではなく映画化は不安でしたけれど「サイドカーに犬」よりも原作のイメージをうまく表現していたと思います。 こういう話では主人公に自分の内面を安直に語りをいれて表現することもなく淡々と丁寧に撮られていて感心しました。 原作者のファンの方にオススメの映画です。 【じみへん1968】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-09-03 17:06:20)(良:1票)
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