みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
96.スポーツの政治利用というかナショナリズムの高揚には反対の立場なので、複雑な思いで見ていたが、まあこの場合は民族問題が関係しているので仕方ないのかなという気もした。マンデラはある種の寛容の精神により、ラグビーを上手く利用したのだろうと思う。 ラグビーは基本的に上流階級が行う閉鎖的なスポーツなので、それが瓦解していく過程は丁寧に描かれていたと思う。そもそもラグビーは国際大会になじまないし、南ア大会はW杯3回目で、ファンの関心はそれほど高くなかったと思う。それは今でも変わらないし、決勝トーナメントにも出る可能性がほとんどないのに、なぜか2019年に日本で開催するけど、結果的には盛り上がらずに、世界に恥をさらす事になるんだろう。 今は日本代表にも複数の多国籍外国人選手がいて、以前よりは強くなったがそれもどうなんろうという気もする。もう国際大会で国とか民族がどうのこうのいう時代ではないし、そういう意味では歴史的イベントとしての記録映画的な価値はある。ロムーはそっくりで本人かと思ったが、俳優だったとは。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2015-03-12 00:13:21) 95.《ネタバレ》 南アフリカ共和国の円滑な運営に人種融合政策が最優先なのは分かりますが、酷い仕打ちを受けた今までの相手に報復を堪えて許容精神で応えるネルソン・マンデラの姿には頭が下がります。彼の偉大さが伝わってきて前半はとてもで感動的です。マンデラ自身がもし自分が映画化されるとしたら本人役として名前を挙げたモーガン・フリーマンがピッタリはまっています。後半はラグビーのワールドカップ中心に進みますが、政治色を強く反映したやらせ的大会運営姿勢がうまく描かれています。試合も実際の映像をうまく取り込んで違和感を感じさせません。ただ、国民がうまくまとまっていく様子を強調し過ぎるあまり、実話なのに作り物感とくどさが残る映画でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2014-11-04 20:20:34) 94.退屈してしまった。 もっと面白いと思っていたのに。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-09-06 10:53:45) 93.《ネタバレ》 イーストウッドという事で他とは違う刺激的な面白さを期待しましたが、普通にラグビーの試合をして良い話で終わったので退屈でした。まあ、伝記映画の依頼も来るのでしょう。 【DAIMETAL】さん [DVD(吹替)] 2点(2014-08-18 09:55:08) 92.《ネタバレ》 これを観るまで、ネルソン・マンデラについて知っていたのはノーベル平和賞を受賞したってことくらいで、具体的に彼がどういう人で何をした人なのか、ほとんど知りませんでした(ネルソンと聞いたらまずイギリスの提督が思い浮かぶので最初はトラファルガー海戦か何かの映画だと勘違いしてた有様……;)。本作でのネルソン・マンデラという人の、「敵を赦す」広すぎる心と、「白人と黒人がひとつになって」という信念のもとに南アを建て直そうとするまっすぐな姿勢には、心を打たれるを通り越して圧倒されました。刑務所でキャプテンがマンデラの幻影を見るという演出も彼の器のデカさを物語っている気がしました。逮捕されて収監されていた身だったのにもかかわらず、「赦す」とはっきり言えるマンデラは凄すぎます。そして、国中から叩かれていた弱小ラグビーチームが少しずつ強くなっていくのを通して黒人と白人の距離が縮まり、ついには彼らが一緒になってワールドカップ優勝を喜び合う、そのことがどれだけ価値のある素晴らしいことなのか、身をもって知りました。映画で泣いたのは久しぶりだ……。イーストウッド恐るべし。「みんながひとつになれたら」という思いは国でもスポーツでもきっと同じなんだとマンデラはわかっていたのかもしれません。これを書いている現在は冬季五輪の真っ最中ですが、本作でのワールドカップのように、世界中の人々が国や人種の壁を越えて、五輪の期間中だけでも、スポーツを通してひとつになれたらいいなあと思います。 【深々】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-08-05 00:55:13) 91.円熟したイーストウッドの手腕が遺憾なく発揮された偉作です。 【K】さん [映画館(字幕)] 7点(2014-02-21 13:04:02) 90.マンデラ大統領の人生一本に話を絞って見たかった。 【miso】さん [地上波(吹替)] 5点(2014-02-15 19:54:20)(良:1票) 89.実話に基づいたいい映画なんだとは思う。 ただし、どうしても物語に入りきれなかった。道徳的な作品という感情を最初に持ってしまったからかもしれない。 【simple】さん [地上波(吹替)] 6点(2014-02-11 15:50:29) 88.立派すぎる内容とうまくいきすぎる展開に少々気味悪く気持ち悪いほど。しかしそれはそれ、実話だからこそ意味があるのだろう。モーガン・フリーマンのネルソン・マンデラは文句ないし、アパルトヘイトやラグビーワールドカップなどについても大変勉強になった。ただマンデラがどうして離婚したのか疑問が生じたのは事実、家庭的な面はどうだったのだろう。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-12-08 07:54:55) 87.《ネタバレ》 いや、もうこれは素直に良かった! イーストウッド監督だからなにかあるか?と思ってたけど、まぁ実在の人物で史実に基づいてるのでそこらへんは期待しすぎですね。でもあの飛行機はホントだったんだろうか?「え?マジで??」と変にドキドキしてしまった(苦笑) たまたま最近マンデラさんの獄中時代の映画(マンデラの名もなき看守)を観たあとだったので、とーっても何か意義深い時間を過ごせましたね。一つの国をまとめるなんて、そりゃぁ簡単には出来ませんよ。物事をとても大~きくみているマンデラさんはスゴイ! これぐらいの器じゃないと国は引っ張っていけませんよね。なにかとても勉強になった気分です。 とっても申し分ないキャスティングもいい。M・フリーマンはさすがの貫禄、M・デイモンも体作りから頑張ったみたいですごく似合ってたね。そして超大がかりなスタジアムの実撮影(ですよね?)。よくまぁこれだけ人を集めて、なおかつあの熱い試合の雰囲気を再現したものだと感心致しました。そこらへんもさりげなーくイーストウッド監督の成せる技?なのかな。 万人にお薦めできるとても良い映画だとオモイマス 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2013-08-28 17:45:51) 86.当時のワールドカップをリアルタイムに見ていた自分にとっては、映画が事実を越えられない壁に当たっているような作品でした。まあ、普通に面白かったですがね。 【TINTIN】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-08-18 22:24:24) 85.マンデラの功績を描いた優しい映画ですね。マンデラ危篤というニュースが世界中を駆け巡ってから、3週間になります。 【東京ロッキー】さん [地上波(字幕)] 6点(2013-07-15 17:06:08) 84.《ネタバレ》 どちらかと言うと客観的な眼で主人公を見つめる作風のイーストウッドにしては珍しく、ちょっと熱くそして青臭く物語を作っているなと感じました。この映画自体が盟友M・フリーマンの念願の企画であったからなんでしょうか。存命の人物でましてそれが政治家となるとなかなか映像化しずらいもので、この映画でもマンデラのダーク・サイドである奥さんのことは、娘は登場するのにほとんどスルーしています。そういうこともあり、映画自体は可もなく不可もなくと言った出来ですが、平凡な感動ストーリーというのが感想です。そして「スポーツも政治の一部である」ということが良く理解できる映画でもあります。 余談ですけど、こうやって考えるとキング牧師をテーマにした映画ってまだないですよね。キング牧師を演じてみたいという黒人俳優はきっと多いと思いますよ。もし映像化されたら、その大役は誰が射止めるのか想像すると楽しいですね。個人的にはF・ウィテカーかJ・フォックスかなと思ったりしますが(D・ワシントンはマルコムⅩを演っているのでちょっと無理かな)。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-06-13 01:01:01)(良:1票) 83.《ネタバレ》 凄く気持ちが良くなれる作品だった。大統領を中心に動く群像が様々に求心力を求めて走る。大統領自身が走り続けるため、空中分解を起こしながらもズンズン再構築を続ける。当時のアフリカがそう言う雰囲気だったのだろうか。あくまでも創作ではあるからその辺のリアリティは何とも想像でしか楽しめないのだけれど、スピーディーな場面設計がたたみかけるような演出は独特の後味を生む。 大統領の意志。民族だけでは無い、遺伝子レベルで少し違う人類同士が溶け合う最後にこの映画の真骨頂を見た。白人警官のパトカーのフェンダーに、ラジオを夢中で聞いて居る子供を見つけた。その瞬間の感動はゴールキックの瞬間と遜色ない。 沿道で祝福する国民に送られる大統領の静かさは、もう彼だけが主人公では無いことを枯れ寺院が認めていたが、いち早くそれを知ることが出来たのは勝利の瞬間に興奮したこの映画の中と外の大勢の観客であった。 素っ気ない撮り口のイーストウッド調だが、こう言う毒の無い作品にも上品に溶け合うのがなんだか嬉しかった。 【黒猫クック】さん [DVD(吹替)] 8点(2012-11-27 12:57:46) 82.マンデラ氏の凄さ、素晴らしさは十分に分かった。ぴったりなキャスティングでさすがの演技。そこに非の打ち所は無いです。ただラグビーの試合そのものをもう少し感動的に盛り上げて欲しかったというか、スポーツものと思って鑑賞してしまったのでちょっと物足りなかったかと。やっぱマットデイモンがなぁ、違うかな。 【ちゃか】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-11-09 16:34:40) 81.人種の垣根を越え、新生南アフリカ共和国を纏め上げる事に情熱を傾けるマンデラ大統領。人種間のわだかまりを抱えつつも大統領警護という同じ目的に向かって協力する警護官たち。ワールドカップでの勝利を目指しつつ、マンデラという人に思いを致さずにはいられないラグビー主将。さらにはワールドカップが始まり、スタジアムを埋め尽くす人たち、スタジアムの外の人たち、あらゆる人々の間に「絆」が生まれていく。それを象徴するように再三にわたり登場する「握手」のシーン。ってな訳で、多層的に仕組まれ、キモチいいくらい色んな工夫が凝らされた作品な訳でして。でも、題材が記憶にも新しい、95年南ア初出場・初優勝のあの大会。この映画のライバルは、他の映画などではなく、「実際の試合の方が感動的なんじゃないの?」ってこと。実際、映画でラグビーの試合を楽しもうなんて考えちゃうと、そりゃま、ちと物足りない。「ラグビーを楽しむ」映画じゃなくて、「ラグビーをとりまく人々」を楽しむ映画だねこれは。おそらくはラグビーにしか関心の無かった主将ピナールは、マンデラとの交流を通じ、「許し」という事を考えずにはいられない。その一方、ここで描かれるマンデラにとっては、ある種の“計算”の上での「許し」でもある。ただそれは、国をまとめあげるという情熱に基づいた打算であり、その情熱は、彼が休まずに走り続けていることで(警護官が音を上げることで)示される。良心だとか正義だとか、そんなんじゃなくて、あくまで一人の男の「情熱」が、周りを変え、ワールドカップ優勝を呼び、ついには国そのものを変えていく。このエゲツ無さがやっぱりイーストウッド作品、なのかな。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-10-29 22:52:34)(良:1票) 80.《ネタバレ》 マンデラをモーガン・フリーマンが演じたことは当たりだと思う。ラグビー中心の映画かと思いきや、描写や試合展開等が薄い。でも話の構成のメインはラグビーだったけど・・・ 【ラグ】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-08-19 00:42:46) 79.マンデラ側とラグビー側のどちらに重点を置きたかったのかがはっきりせずに、しかもこの両者が物語としても融和していない(マンデラがそこまでラグビーにこだわった理由や背景がほとんど描写されていない)。もっともそれ以前に、イーストウッドがこのような優等生的素材を選択したこと自体が驚きなのだが。せっかくなら、むしろSP側を主体としてそこから見た物語を構築した方が、発展性があったと思う。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-06-12 00:26:52)(良:1票) 78.《ネタバレ》 約8ヶ月ぶりに観賞。社会ドラマとスポコンの見事な融合。弱小チームだったラグビー南アフリカ代表チームが地元開催のW杯でよもやの快進撃、彼らを応援することで国がひとつになっていく。決勝では熱気が最高潮。延長戦に及ぶ激戦を制して優勝。イーストウッド監督作品の淡々としたイメージを覆すいつになくアグレッシブで爽快な結末でした。この最高のラストへ持っていくプロセスとなる物語の盛り上げ方が素晴らしかったです。演技派モーガン・フリーマン、マンデラ大統領にピッタリハマっていたと思います。今年有数の傑作。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-02-11 01:39:14) 77.《ネタバレ》 とりあえずええ話です、サラッとしているせいか、大感動という訳でも無いですが、赦す事を第一歩にしようというマンデラ氏の考えが素晴らしく思えました、オールブラックス強さを説明するシーンで、時同じくして日本が記録的な大敗を喫しているのが日本人として悲しい。 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-01-05 19:35:30)
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