みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
4.《ネタバレ》 祖父と孫娘の旅。 祖父役の仲代達矢素晴らしいですね。 孫娘春役の徳永えりさんも良かった! ホテルを探してるときの表情とかすごい。 祖父の居候先を探しに兄弟達の所を旅する二人。 みんなそれぞれに事情があって受け入れてもらえない。 他人の芝生は青く見えるというけれど。まさに。 「辛いから生きるのよ」というお姉さんの言葉にはハッとした。 で、映画は最終的に春の父親にまで会いに行き、祖父と春はウマが合うからずっと一緒に暮らしていこうねというところで終わり。 最後に祖父が倒れるのは納得行きませんが。 小林政広監督て家族の人間関係をよく描くね。 みなさん意外と評価が低くてびっくり。好き嫌いが分かれる映画なのでしょうか。 【kaneko】さん [映画館(邦画)] 8点(2010-08-22 14:35:14) 3.退屈で、つまらなくて、何度も途中で席を立とうかと思いました。どんな作品だってある程度の敬意をはらいますが、本作品は理解不能。主役2人の行動にはイライラしっぱなしでした。前半の音楽もそこまで流さなくてもいいと思う。終始、眠かったです。 【西川家】さん [試写会(邦画)] 0点(2010-06-19 06:34:44) 2.現代日本が抱えている問題を見事に表して・・・いない!おじちゃんも変人ですが、春も変人です。もうほっときましょう、この2人は。最後のシーンを最初に持ってこいと。そっからの春の旅の方が映画になります。 【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 3点(2010-06-16 22:23:02) 1.《ネタバレ》 例によって、ゴーストタウンのごとく往来のまるで無い殺風景な地方の街路。『バッシング』でも、『愛の予感』でも、小林作品に登場する「北の辺境」は無機質で人間味を欠き、主人公らの殺伐とした心象の反映といった具合で一面的に捉えられる。それでもこの作品はオーソドックスな脚本の趣向によるものか、東北や道南地区(牧場シーン等)の生活感のある暖色系のロケーションや、徳永えりの羽織るジャケットの印象的な赤が作品に温かみをもたらしている。 『白夜』ほどではないにしろ、佐久間順平の音楽は心情説明的で少々押し付けがましいなど不満もあるが、祖父と孫娘のツー・ショットと歩行、食事、その様々なバリエーションと反復表現にはやはり妙味がある。序盤の拒絶の身振りから、旅館の二階と一階それぞれの窓から外を見る二人のショット、仙台の大通りのベンチで肩を寄せ合い眠る二人のショット、腕を組み牧場の坂を駆け下りていく二人のショット、そして冒頭と対になるラストの電車シーンへと、二人が横並びとなるシーンは触れ合いの所作とともに滋味と幸福感を醸していく。 また、味覚以上に活力としての食事が描かれるのもまた小林作品独特の味だ。ラーメンのスープ、コップの水も必ず飲み干させている所が良い。 その他、印象的な細部として、配膳する徳永の手付きをさりげなく見守る淡島千景の視線。一泊目の夜、旅館の風呂場で徳永が口ずさむ歌声の澄んだ響きなどが忘れ難い。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-06-12 21:41:12)
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