みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
63.《ネタバレ》 過去の「X-MEN」シリーズは一通り観ているが、決して好きなアメコミ映画ではなかった。 面白くないと感じる最大の要因は、主人公のウルヴァリンのキャラクター自体に魅力がなくて、アメコミ映画に必須であろう高揚感を感じることができないことだ。 同シリーズの場合、物語の軸になっているのは主人公の活躍ではなく、プロフェッサーXとマグニートーの積年の対立であり、爺様同士のせめぎ合いになってしまっている点もエンターテイメント映画として華がなかったと思う。 しかし、今作は違った。圧倒的に面白かったと言える。 やはり、そもそも物語の軸であった「対立」の根源を描いている点が、とてもドラマ性に溢れ、プロフェッサーXとマグニートーの若き時代を描いた瑞々しさが、過去の作品にはなかった娯楽性に繋がっていたと思う。 主人公の二人には、それぞれに決して譲ることができない使命感と葛藤があり、信頼と絆を構築しつつも徐々に露になってくる「対立」には、単なる善悪の関係性ではないドラマの深みと説得力があった。 その他のキャラクターにも確固たる存在感があり、初めて「X-MEN」という素材の特徴を生かした群像性とそれに伴うエンターテイメント性を発揮出来ていたと思う。 ジェイソン・フレミングが演じていたと後から知った敵キャラの“アザゼル”が格好良かったり、もう少し活躍させてほしかったがCIAエージェントを演じたオリバー・プラットなど、脇役の存在が魅力的だったことも作品全体の質を高めている。 そして何よりも、ケビン・ベーコンを悪役のボスに起用していることにキャスティングのセンスを感じる。 その悪役が最凶に強くて、主人公のふたりが連携して何とか打ち勝ち、その勝利が皮肉にも彼らの対立を深めるという顛末には、決して短絡的ではないテーマ性とストーリーの緻密さが表れていた。 過去のシリーズ作品を布石にして、ようやくエンターテイメント映画として完成した“センスの良い映画”だと思う。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 9点(2014-06-02 22:42:59)(良:3票) 62.《ネタバレ》 非常に面白かった。今までシリーズ全作品を見てきたが、中でも珠玉の名作となっていると思う。「人種差別問題への提言」というテーマは変わらず、ミュータントの起源とX-MEN設立までの秘話、そして初代X-MENの活躍を描いた内容は、キューバ危機という実際の国際問題とも適度に絡み合い、物語に現実感と深みを感じさせる。登場人物たちの背景描写も内面までかなり細かく描いており、単なる人物紹介に終わらず各キャラクターに感情移入し易い作りとなっている。また、明確に善悪を描かないX-MENシリーズには珍しく、今回はセバスチャン・ショウという能力も存在も強大な悪役を配している。これはラストでマグニートーがショウを否定した上で倒すことで、後の時代の彼が単なる悪ではないと印象付けるのに役立っている。結局プロフェッサーXとマグニートーは袂を分かつこととなったが、どちらが正解と思うかは、観客それぞれ異なるだろう。観終わった後に誰かと話し合いたくなること間違いなし。まさにX-MENシリーズの起源となり得る作品だと思う。 【しぇんみん】さん [映画館(字幕)] 9点(2014-06-02 22:25:37)(良:6票) 61.CGは素晴らしいがストーリーは意外におもしろくない。 【ホットチョコレート】さん [地上波(吹替)] 3点(2014-05-30 05:05:39) 60.リブートを期待しましたがただのアメコミでした。ケヴィンベーコンが意外と若かったです。 【Kの紅茶】さん [地上波(吹替)] 3点(2014-05-24 22:58:51) 59.《ネタバレ》 ここまで完成されたヒーロー映画は他にはダークナイトぐらいしか上がらないんじゃないだろうか? それ程すばらしかった。単にヒーロー映画というよりもキャラ設定やドラマ部分なども重点を置ている。 その中でも元となるX-MEN三部作に対する配慮がすごい。 チャールズのテレパシーの範囲を増幅させる機械の中での髪を気にする言動や、テレパシーで探しているミュータントの子供たちの中に、ストームやサイクロプスがいたり、彼の 下半身麻痺へのもて行き方、ビースト誕生秘話、X-MENシリーズ共通の悪役であるストライカーの親父が出てきたりとそこらじゅうにX-MEN愛があふれかえっている。キャラ設定も非常に考えられていて、出てくるミュータントの能力の発想や見せ方が元三部作をはるかに超えてしまっている。音楽もすばらしく、エリックの潜水艦を浮かすシーンや巨大アンテナ?を動かすシーンなどが特にいい。 ヒーロ映画だとどうしてもストーリーが空になりがちだが、ショウによりソ連とアメリカが操られ核戦争が開始されるというストーリー展開も、他のヒーロー映画では見られない、非常に考えられたものとなっている。なんにせよ視覚的部分が一番の魅力で、この映画を観て思ったのは、他のどんな映画にも自分の"お気に入り"のシーンというのはあると思うけど、この映画で言うとほぼすべての場面が"お気に入り"のシーンであり2時間見ていても全く退屈しない。シリーズ化が予定されているようでまたも偉大なマシュー・ボーン監督が続投されるみたいだが、キック・アスもやってほしかったけど、しょうがない。。。。期待しまくって次作を待つとしましょう。 【走馬灯】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2013-03-12 17:36:53)(良:3票) 58.コミックの映画化では、Xメンシリーズはどれも、僕にとってずば抜けておもしろいです。これは、元の原作の設定が好きだからかもしれません。色々、癖のある能力者たち、その能力のぶつかりあいは漫画のジョジョみたいでもあります。そしてそれだけじゃなく、彼らと普通の人間との関わりあいも、よくあるアイデアですが、それはありそーな話で、そこをちゃんと描いているので、単なるヒーローものの善悪だけの話で終わらない深みがあり、物語に素直にのめりこめます。そして、今回は現実の歴史との融合性もうまく取り入れられ迫力も十分で、まったく退屈せずに楽しめました。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 10点(2013-01-06 09:28:45) 57.X-MENシリーズは好きですが、これが最高! 【pokobun】さん [DVD(吹替)] 10点(2012-11-24 18:30:51) 56.時代背景がしっかりしてるので信憑性もあって面白い。 【アフロ】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-08-04 04:29:56) 55.ケビンベーコンが悪役をやるって90年代映画か! とウキウキしての観賞。内容は勧善懲悪に徹しきれない時勢をしっかりと反映したヒーローモノで、CGやキャラ付けも見事。ケビンさんも相変わらずでちゃんとウキウキできました。 【j-hitch】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-07-21 02:46:15) 54.《ネタバレ》 いやー面白かったです。シーリズ物ってダメになっていく事が多いですが、このシリーズに関してはどんどん良くなってると思います、また最初から再鑑賞したくなりました。今後のスピンオフにも期待したい。エンジェル役のゾーイ・クラヴィッツってレニーの娘なのですね。 【ないとれいん】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-06-25 11:47:02)(良:1票) 53.《ネタバレ》 今まで作品に関するネタもあり面白かった。若いプロフェッサーX、マグニートーがかなりハマり役。スターウォーズEP3を見てるような感覚でした。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-06-24 21:59:24) 52.《ネタバレ》 人もミュータントも、心の奥底にある感情の回路は、似ている。どちらも妬みや猜疑心や劣等感でストレスに苛まされている。ここに登場するミュータント達は、ある目標に対しては合意しても、個々の価値観は多様性があり、異なる目標に対しては対立したりする。まるで2012年6月現在の民主党内のようだ(笑) 【VNTS】さん [DVD(吹替)] 6点(2012-06-07 23:16:25)(良:1票) (笑:1票) 51.映画的にはシリーズ中で一番好きです。しまったなぁコレも映画館で観れば良かった。もちろんこっちから観てもシリーズは楽しめるかもですが、私としてはやはり公開順に観て頂きたい。その方が今作をもっと感情込めて観られる事間違いなし!これを観てまたシリーズを再度見返すとまた感想違いそうだな。近いうちに観ようっと。今度はマグニートに肩入れしそうな自分がいる。シリーズにいないミュータントもいますよね。その辺も探してみよう。今回の友情出演のウルヴァリンが若干老けててご愛嬌。でもやっぱかっこいい!! 【movie海馬】さん [地上波(吹替)] 8点(2012-06-03 15:55:29)(良:1票) 50.《ネタバレ》 レイブンは青肌の自分を受け入れてくれるエリックに一女性としてこれまでにない喜びを感じたはずで、そのエリックの考え方は後のミュータント至上主義に繋がるとはいえ、ありのままの自分を受け入れろという言葉には説得力がある。悲しい生い立ちゆえに人間を信用できず、一番憎んでいたセバスチャン・ショウにも共感してしまうエリックが切ない。そんな友を救おうとして、救えなかったチャールズの苦しみもよく分かるし…。これが新3部作の第1部ってことで、まだまだ二人の複雑な?物語が見られると思うとワクワクが止まらない。そうそう、ヒュー・ジャックマンのカメオ出演は嬉しいサービスだった。初期型セレブロ登場も何となく嬉しい。最後になるけど、ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダーはパトリック・スチュワート、イアン・マッケランにあまり似てないな、と思っていたが、そういう事がどうでもよくなるほど、二人とも素晴らしい仕事をしたと思う。ハリウッドは俳優の層の厚さも半端じゃないな…。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-05-20 18:32:28)(良:2票) 49.《ネタバレ》 早くも2度目観賞。X‐MEN:エピソード0、プロフェッサーXとマグニートー誕生秘話。当時の国際情勢を背景に交錯し、やがて人とミュータントに対する考えの相違から別々の道を歩むことになる若かりし二人の物語です。プロフェッサーXがなぜ車椅子になったかなど様々なネタが明かされシリーズの核心に迫る内容で見応えありました。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-02-11 00:44:10) 48.マグニートーとプロフェッサーXの生い立ちをメインに人種差別のテーマを絡め、抜群のテンポで展開していくアクションを見せるなど一級の娯楽作品だった。シリーズは一作目と二作目しか観ていないけど出色の出来。 敵の親玉であるショウの能力は反則的過ぎ! 【eureka】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-12-21 15:37:15) 47.《ネタバレ》 やっぱり面白ーい!!映画版X-MENの世界観とか大好きです。(原作もちょこっと見ましたが破天荒すぎて・・・)おおっ!?ウルヴァリンも出てきたー!!っとファンサービスもあり、アクションシーンもかっこいい!!プロフェッサーの歩けなくなった原因とか、ちょっと矛盾点もありましたが、そんなことを吹き飛ばす面白さです。 【わたた】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2011-12-17 23:11:32) 46.これは低評価が付けれない。ストーリーも映像もアクションもそこそこ良い。 【のははすひ】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-12-04 22:26:12) 45.《ネタバレ》 映画館にて字幕鑑賞後、レンタルDVDにて吹き替え鑑賞。 ▼『ダークナイト』にせよ、『スタートレック(2009)』にせよ、『猿の惑星:創世記』にせよ、マジでこういう作品をつくってしまうアメリカの【本気】にはかなわないなあ。 ▼未来(結論)がわかってるストーリーなのに、途中に一切のダレがない。説得力のあるシナリオが素晴らしい。 ▼この作品、新三部作の第1部とのこと。第2部にも期待してます! 【伊達邦彦】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-12-02 05:05:57)(良:1票) 44.《ネタバレ》 評判がよかったので期待しすぎたかな。たしかに2人の敵対しながらも尊敬しあっている関係についてうまく説明していたけれど、その他の人物については掘り下げがやや足りない感じがしました。アクションの方は敵役のやることがせこくて、いまひとつ能力を使いきっていない感じでスッキリしないことと、戦闘シーンも迫力に欠けていました。派手にすりゃいいってもんでもないけど、もう少し何とかならなかったかなあ。自分としては前作のウルヴァリン(あれも落ちがグダグダだったけど)の方が良かったかな。などと文句を言いつつも、そんなに低い点数はつけられないというレベルには達しています。ローガンが出てきたのに+1点。 (追記)このあと3を見ましたが、いくつか矛盾がありますね。プロフェッサーXが3では歩いてるし。 そうそう、せっかくならケヴィン・ベーコンを透明にしたらよかったのに。 【EOS】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-11-24 12:48:18)(笑:1票)
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