みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
18.《ネタバレ》 この作品は誰でも知っている松本サリン事件を題材にした、 きわめてリアルなドラマなのですが・・ 視点は報道の体制を問いかけ、 犯人扱いされていた河野氏(もちろん違う名で登場)を中心に、 真実は報道によってゆがめられる怖さを描いていますので、 カルト教団の事件は二の次です。 私はこの描き方はよいと思いました。 悪いことをした架空の人物ではなく実在の人物がモデルならば、 こういう描き方の方がありかなと。 実在の犯人たちを派手に中心に持ってくると、 恐怖は間違えれば英雄視される恐れもあるのです。 ハリウッド映画ならば最後に真実の映像のあと、 カルト教団がいかに悪いことをしたかで終わるかもしれないし、 裁判のシーンまでつけてくれるかもしれない。 娯楽的にはそのほうが緩急がついていいのですが、 そうなると報道の冤罪を問うテーマがぼやけてくるのです。 邦画でそこまでやるのは無理でしょう。 好意的にこの真面目な作品を観ていたのですが・・ どうも作風が丁寧すぎというか、 私的には高校生は邪魔でした。 演技がどうというのではなくて、 ストリーテラーのように回想シーンに割り込んで問うのです。 これでは観ている方が自分で考えることができない。 頭で考えるのではなく自分のそのときの10年前の記憶で考えていくのに、 語られてゆくと自分の考えが映画を通しての理屈のようになる。 と私は思ったのですがもしかしたらこの描き方が共感できる人ももちろんいると思う。 そうだ思い出した、そうなんだよね、いや違うと思う、なんでそうなの・・ そういった問いかけは映画の中でできればしてほしくないのです。 それに扱っている問題が10年ほど前の最近の実話。 個人個人が思いを馳せ反省し共感し考えればいいことではないのでしょうか・・ ドキュメンタリーにはしたくはないと監督は言っていたけれど、 これではドキュメンタリーのようです。 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-02-15 11:00:37) 17.当時この事件、結構気になってたので最後まで集中してみれました。しかしノロじゃない方(コージだっけ?)の演技がオーバーすぎ。 【やっぱトラボルタでしょう】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-10-25 17:26:07) 16.使命感に燃えるジャーナリストか、権力へ怒りの声を上げる市民としては一流かもしれませんが、熊井啓という人は昔っから脚本家や映画監督としては二流だと思う。オリンピックでさえも「参加するだけじゃ意義が無い」と考えられてる時勢に、映画なんか作っただけじゃ当然の如く意義など見出せる筈もない。流石に昔の作品とは違って、再現部分の臨場感は思った以上の出来でしたけど、全てをスポイルしてしまうのが芝居部分。台詞や演出が酷すぎるから、芝居だってこうならざるを得ない。また、教育ビデオのBGMみたいな音楽も安すぎる。DNA鑑定の時代にお粗末な捜査しか出来ない所轄警察同様、本作の製作サイドも負けず劣らず時代遅れだと思う。そういうことで、告発を続ける心意気に+1点して、5点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-09-03 00:13:59) 15.ドキュメンタリーとして作った方が色々な意味で良かったと思う。 【PAD】さん 5点(2004-10-08 17:33:36) 14.悪くはないがドキュメンタリーではなく敢えて映画にする程の意義は感じられなかった。 【pied-piper】さん 5点(2004-05-06 20:19:08) 13.犯人扱いされた人の踏んだり蹴ったりぶりがよく描かれています。この映画の全てが真実ではないかもしれないけど、非常に勉強になりました。ラストのサリンの描写はなかなか…見ててつらくなりましたわ。 【ふくちゃん】さん 6点(2004-03-11 00:56:29) 12.熊井啓監督の生真面目さ、正義感の強さがプラスに出た映画。映画の出来云々というより、いまこれを作らなければならないという義務感、使命感をすごく感じる。一部の俳優陣の学芸会みたいな演技が辟易するが中井貴一、石橋蓮司のうまさが、それを救ってあまりある。サリンでバタバタ人が倒れていく場面は怖かった。熊井監督の面目躍如だ。こういう映画は斜に構えないでこっちも真摯に見たいものです。 【ひろみつ】さん 8点(2004-01-14 14:51:19)(良:1票) 11.今どきお金を払ってこの映画を観に行く人は滅多にいないと思いますが、日本映画の良心として、この映画を作ろうと思ってくれる人がいることは嬉しいです。作りとしては非常に古式ゆかしい日本映画ですし、ここまで真面目に真正面からこういう題材を撮ること事態、あり得ないぐらい特殊なことだと思います。ただし映画にはこういう使命もあるということを、たまに認識しておくのは悪いことではないです。こういう事件があったことを、多くの人に知ってもらいたい、という作り手の誠意がこれほど感じられる作品に、最近では滅多にお目にかかれません。そしてこれをきちんとこのタイミングで映画にしておくことで、この作品は歴史にこの事件を記録しようとしているのです。それは正しいことで、楽しいことではないかも知れませんが、そういうことも映画としての一つのあり方ではないかと私は感じます。 【anemone】さん 8点(2003-12-28 11:59:18)(良:4票) 10.想像してたものと全然違った。しかも悪い意味で。インタビューだと緊迫感がまったく薄れてしまう。 【たつのり】さん 3点(2003-10-08 04:08:57) 9.映画にするようなものではなかったのでは・・。おもしろくなかった。 【ボーボボ】さん 3点(2003-09-20 17:35:31) 8.文部科学省推薦って感じしてますねえ。ただ当時の河野氏に対するマスコミの犯人扱いのような報道、参考人なのにやりすぎではと思いました。こうした事実をしっかり伝える義務はあるので点はあまめに。 【亜流派 十五郎】さん 5点(2003-05-12 22:36:20) 7.松本サリン事件の全貌がやっとよくわかった。弱り目に祟り目とはこのことなのかな? 【masao】さん 9点(2003-03-23 01:11:01) 6.可もなく不可もなくっていうなんの刺激もない映画。点数高くてびっくりだよ。何が撮りたかったんですかね監督は。なんでみたんだろうか俺は 【えたひにん】さん 4点(2003-03-17 21:22:31) 5.なんか普通の記録映画みたいだった。ただ淡々と流れて行くのみでストーリーに感動する人はするんじゃあないだろうか?と想っただけであちきは全くなんとも想いませんでした。纏めてしまえばつまらないといったところだ。 【しゃぶ】さん 4点(2003-03-15 15:02:24) 4.まるで学芸会のような役者の稚拙な演技にほとんど見てられなかった。ただ最後のサリンがばら撒かれる場面は恐ろしかった。っていうことは映画化の必要はなし、ドキュメンタリーにしたほうが数倍面白く濃厚になったと思う。 【よっふぃ~】さん 3点(2003-02-24 13:54:11) 3.ニュースでしか知りえなかった事件の背景が見えて、非常に興味深かった。役者陣の熱演とストーリーが見事。 【サスペンス命】さん 10点(2002-11-16 17:03:09) 2.私の今年のベストワン候補。事件の全貌・背景が分かりやすかった。俳優陣は皆熱演だが、やはり主役の中井貴一と特に石橋蓮司の芝居が秀逸。演出も静かでありながら時にダイナミックで観客を引きこむ2時間。ものすごく心の深い部分で、”生きる”ということを考えさせられる映画。”蛍”で涙するであろう作り物の感激とは違った意味で心に響き、観て良かった。(22歳) 【ゴールデンリトリバー】さん 10点(2001-05-28 22:31:35) 1.熊井啓監督の作品意図としては、この年に起きたひとつの(あまりにも有名な)事件を記録しておきたかったに他ならない。それほどに“冤罪”というテーマは彼にとって魅力あるものなのだろう。が、しかしその描き方は通り一遍だし、どのシーンをとってみても印象はあまりにも希薄だ。それは今までにTVのドキュメンタリーや特番などでさんざん報道されてきたことを、単になぞっているだけに過ぎないからである。だからそこから何ら新しく喚起されるものも生まれてこないし、ましてや感動などあるはずもない。 【ドラえもん】さん 6点(2001-04-08 18:46:43)
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