みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
55.階段のシーンはよかった。食の恨みはこわい 【ホットチョコレート】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2009-05-24 08:52:12) 54.人海戦術を駆使した映像並びに音楽の凄まじい迫力にただただ圧倒され、観終わってからも暫くの間、頭がク~ラク~ラしていました。かの有名なオデッサの階段シーンは一見の価値がありました。「超ド級」「一大スペクタクル」「気合だーっ」の異様なハイテンションは国策映画ならではなのでしょう。容認出来ない内容なのですが、今まで映画からこれほどまでにエネルギーを感じた作品はなかったと言うところにこの点数です。 【The Grey Heron】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-05-01 02:52:24) 53.あの時代にこのようなものが作られたってことがすごいのはよくわかるのだが、やっぱり今見ると・・・。ポチョムキンっていう響きは今でも最高ですが。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-02-08 21:41:45) 52.《ネタバレ》 作られたというよりも、刻まれたというべきか。カメラにぶち込まれたのは、群衆がうごめく様を捉えた、数々の、そして圧巻のロング・ショット。そして嘆きや悲しみを、深い皺に刻み込んだかような人間の顔、顔、顔。何かが確実にほとばしっている。熱々だ。その上、この心理を揺さぶる技巧は充実し、更に女性や幼い子供や赤ん坊が犠牲になる様を強調しまくる。マグマのような、魂のサイレント。 【よし坊】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-01-24 08:51:16) 51.当時としては空前絶後の作品だったろうし、古典となった今も十分鑑賞に堪えうるものではあると思うが、エンタテイメントとしてのものは高い点数はつけられない。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-08-13 19:10:17) 50.時代を考慮すれば技術的には絶賛に値するでしょう。はてさて今見たらどうか、、まずオデッサの階段あたりから「無声映画なのに、なに!?この躍動感は!」と思って観ました。編集でここまで見せるなんて凄いです。終盤の戦艦のスピード感もエンジン、船体、煙の細かいカットの繋ぎによってすごく伝わってきた。やっぱ今見ても凄い。 // 追記<H20.4.7> 今観ることのできるサイレント映画というのは傑作だからこそ今も観ることができるわけなのですが、その傑作ぞろいのサイレントを何本も見た後にこれを観ると、この映画が他の傑作サイレントとは全く種類の違う映画なのだと改めて唸らされます。やっぱり凄いものは何度観ても凄く、観れば観るほどにその凄さを思い知る。 1点プラスします。 【R&A】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2008-04-07 13:02:18)(良:1票) 49.映画史に残る作品だけあって、オデッサの階段などすごいと思いますが、個人的にあまり面白いとは思えなかった。ただ、当時の背景や町並みなどをみれたのがよかった。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-03-28 23:59:36) 48.いかにもプロパガンダって感じだが、不朽の名作と謳われるのも大いに頷ける。ただ、ちょっと汚いので食事しながら観るのは辞めた方が良い。私はそれで失敗した。 【丹羽飄逸】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-02-10 21:07:09) 47.皆は1人のために!1人は皆のために! 非常に個人的なことですが、ポチョムキンっていう語感が大好きでもうそれだけでたまらないですね。もちろん内容も素晴らしいです。 【バムセ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-01-14 22:51:49) 46.ポチョムキンの名に恥じない野太い映画でした! 時代背景? モンタージュ? まったく気付きませんでしたよ。最後のカットがカッコよかった! 【ようすけ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-12-16 06:20:45) 45.《ネタバレ》 当時は画期的なモンタージュ技法も今や当然であり、映画史の観点から見れば重要な作品も現在では色褪せ時代を感じます。撃たれた母親が血を流すシーンを見ただけでもこの映画がいかに古いかが分ります。あまりに〝ちゃち〟です。しかしそれでもオデッサの階段場面での苦悶の表情や大混乱に見舞われる人々を見ると今尚壮絶に思えます。階段を上る生命力溢れる市民と階段を下ってくる無機質な兵隊を対比させ、ポチョムキンに呼応し徒党を組む市民と容赦ない無差別武力弾圧を行う兵隊の狂気と狂気のぶつかり合いに悲壮感を漂わせたのは見事としか言い様がありません。・・・・・・いや~それにしても食い物の恨みは恐ろしいと言いますがホントですな。 【ミスター・グレイ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-11-27 18:07:30) 44.勇気をもって1点をつけさせて頂きます。 生理的に合わなかったです。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 1点(2007-10-10 17:47:12) 43.思想、主義、そのあたりが強調されていた感じです。さすがに日本人なので、ロシア革命を”すばらしい”、といわれてもピンとこなかったです。でも、階段シーンの迫力はすごかったです。 【maemae】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-09-20 09:13:55) 42.ソ連発の真っ赤な白黒映画。政治的な意味合いはさておき、特にオデッサの階段周辺でのモブシーンのスケールの大きさなどには素直に感心してしまった。さすが国策映画、気合いが違います。でもそれを除けば別段面白い話でもなかったので…この点数。 【とかげ12号】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-06-02 17:22:41) 41.《ネタバレ》 革命を正当化するためのプロパガンダ映画であることは間違いないと思うけれども、映画史や演出の基本理論の勉強などに非常に役に立つ作品だ。 特に、本作における人々の感情の揺さぶり方などは本当に上手いと思う。 第1章「人々とうじ虫」では、水兵たちの胸に秘めた静かな怒りを表わしている。「食」という身近なテーマを描くことにより、「革命」という難しいテーマに対する分かりやすさ、親近感を抱かせ、スムーズな導入という役割を果たしている。 第2章「甲板上のドラマ」では、上官の横暴さを描くことにより、静かな怒りは大きな怒りへと変わり、本来許されるはずがない「反乱」の正当化を図っている。「兄弟!誰を撃つつもりか!」というセリフには、今後の革命などを抑止する働きも生じると思われる。 第3章「死者の呼びかけ」では、「ひとさじのスープのために(一人は皆のために(one for all))」死んだワクリンチュクを失った深い悲しみを、延々と続く人々の長蛇の列を描くことにより体験させようとしている。悲しみの疑似体験は、「皆は一人のために(all for one)」の精神を観ている者に宿らすことになるはずだ。 第4章「オデッサの階段」では、まさに「混乱」を描くことにより、市民が味わった「悲惨さ」を体験させている。また、政府軍の狙撃部隊の表情を映さずに、一糸乱れぬ直線的な行進を描くことによって、機械的な動作として感じさせ、彼らを非人間的な姿に捉えさせるようにしている。有名な乳母車のシーンでは、他のシーンとは異なりできるだけスローに描いている。「動きのあるシーン」の中で一旦動きを緩めて、観客に考えさせる余裕を与えて、感情だけでなく、理性までにも訴えさせようとしているのではないか。 第5章「艦隊との遭遇」では、緊迫感や緊張感を一気に高めて、高めるだけ高めたのちに、今度は一気に緩めて、「兄弟!」「革命万歳」という感情をストレートに観客に植え付けることに成功している。 実に計算され尽くされた奥の深い映画に仕上がっている。これほどまでの映画が、1925年に製作されたことは驚き以外の何物でもない。本作を通じて、「モンタージュ理論」を改めて考えさせられた。シーンに付加された意味を感じ取ることの重要性を考えるだけでも、鑑賞眼はさらに深まるのではないだろうか。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-09-11 23:59:32)(良:2票) 40.《ネタバレ》 ロシア革命を正当化する真っ赤っ赤なプロバガンダ映画。時代的にしょうがない面もあるが誇張のしすぎや自己矛盾などが多数ありプロバガンダ色が強すぎる。有名な「オデッサの階段」(ここはフィクションだが)で特にそれは見られ、殺されるシーンは女性ばかりだったりと偏った内容は逆に信憑性を歪めるのではないか。しかしプロバガンダとしても、踏みつけにされた死体は一人の子供だけでほかの死体はわざわざまたいで歩いていたりといった「違和感」のあるシーンもあり詰めが甘すぎる。圧巻はフィクションの階段シーンより、「たった1杯のスープのために」船上で下官達が上官達を虐殺していくシーンでしょう。自分達が上官を虐殺したことを忘れるかのように、たった1体の味方の死体を祭り上げる。今も昔も赤い方々は変わりません。映画の出来自体は当時の映画の水準があまりわからないので高得点はつけれないが退屈はしなかった。 【Arufu】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2006-08-19 18:26:34)(良:2票) 39.「オデッサの階段シーン」は素晴しい。このシーンだけはこの映画の中で際立って見える。上段から崩れるように流れ堕ちる人々は、それまでの勇猛さが嘘のように必死で、思想を失い恐怖に怯える愚衆でしかない。それまでに大きく強く恐しく描写された専制政治はこの映画を象徴していた。切迫した臨場感を増す乳母車の演出はこの映画を代表するワンシーンとなった。ー方でこの映画は革命への強い熱気を帯びたプ口パガンダ映画であり、その過剰なまでの反発には説得力が薄く、歴史的技術的価値以上のものは見入出せない。 【ハッシーふりかけ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-08-13 18:41:51) 38.すごい迫力でした。 【アンダルシア】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-04-21 21:46:05) 37.《ネタバレ》 学生のとき映像論の授業で断片的に見て、全部見た気になっていた映画。今回じっくり見ました。やはり見所はオデッサの階段。赤ん坊の母親の男のような白塗りの顔、印象的でした。叫ぶ顔が物凄い。ただ感動する映画ではないですね。 ショスタコ版で見たので、次はどの曲が流れるか楽しみながら見ました。交響曲いっぱい入ってました。階段シーンは11番でした。ぴったり!! 【トマトマート】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-02-17 02:01:57) 36.《ネタバレ》 「第一章 人々とうじ虫」というタイトルが凄い、何か笑ってしまいます。正直序盤はちょっと退屈…と言うのも観ている方も劇中の水兵たち同様、上級仕官の悪行に耐えなければならないので観ていて歯痒いのですが、一度蜂起が起こってからはひたすら凄まじい。どんどんエスカレートしてやがてかの有名なオデッサ階段での虐殺へと発展する。民衆の握り拳、泣き叫ぶ母親、乳母車、そして破壊されるオデッサ劇場の石造と、モンタージュの偉大さを噛み締めながらただ眼前に広がる地獄絵図に見入ってしまいます。また石段に並ぶ兵隊の影の太く長いこと!まさにエイゼンシュテインは映画の神様ですね。ただオデッサの階段のシーンがあまりにもエキサイティングしたせいか、その反動からかそこから最後の大団円までがまたちょっと眠くなるのですが、これは単純に僕の未熟さ故なので戒めの念も込めて-2点引いておきます。 【かんたーた】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-12-31 21:59:54)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS