みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
10.《ネタバレ》 シリアスな舞台劇風なドラマは観れる範囲なのですが、 これちょっときつかったです・・ 社会派ならきつくても我慢できるんですが、 家族愛がテーマですのでセリフの応酬ばかりでは苦痛でした。 どうにかついてゆけたのはP・ニューマン(若い!)がなぜそんなにE・テイラーを嫌うのか? その謎がはっきり知りたかったことがサスペンスとしての面白さでした。 それをここでばらすとこの退屈な映画が全く面白くなくなるので伏せます。 ある理由は中半から父を通してわかってゆきますが、 この夫婦の父は家族全体の嘘(この世の全ての嘘とも)に嫌気がさしているのです。 嘘偽の嫌いな父は誕生パーティで息子のニューマンによって余命の事実を知ります。 地下室に閉じこもりショックを受ける父に長男より愛されていたニューマンは・・ ここの親子の本当の語らいはなかなかよかったです。 ラストもそれまでの悪舌合戦が見事に新しい嘘というアイデアで後味はよい。 この新しい嘘というのは父についた嘘と同じようなよい嘘だと思います。 真面目に考えれば実に難しい問題を扱っているので、 もう少し見やすく映画的な面白さがほしかったです。 おそらく10年くらいまだ前の白黒の時代なら作風に余裕もあり、 セリフ回しももう少しコミカルでいてブラックユーモアにあふれた作品になったかも。 映画の作り方で大分違うと思うのです。 ラストからしてこれはブラックコメディにしたほうが面白く、 また緩急もついた感動作にもなったかもしれません。 出演者が豪華なのでちょっともったいないなぁとおもいました。 E・テイラーはやっぱりきれいでしたね~! 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-11-04 08:02:14) 9.末期ガンの父、財産狙いの長男夫婦、アル中の次男なんて、到底想定できない家族設定だけど、「人間を描こうとする時は、極限状態でなければ駄目なのね」と痛感。親父も決して守銭奴という訳ではなく、至って好漢である。ただ、人生の成功者に有りがちな物質的な豊かさの中で、精神的な愛を見失っていたのだ。死を目前にして子育ての間違いを息子から突きつけられ、虚しさも相当なものであっただろう。親父を演じた役者も血色の良い太った末期ガン患者という違和感を除けば、その演技力は凄まじいものがあった。この家は一見バラバラだけど、根は良識人の集まりである。家庭内暴力やネグレクトといった現代が抱える家庭問題に比べると、まだ救いがあった気がする。 【やすたろ】さん 7点(2005-02-05 11:52:27) 8.《ネタバレ》 ↓、、という名作です(笑:感謝)。 お金があっても愛情のない家は虚しいもの・働かないのはダメ・不貞などもってのほか、という感覚を教えこまれた世代なので、やはりこういうお話は心に響くし、お家騒動はまだ周囲でも目にします(=田舎、とも言う)。ラストシーンは何度目のTAKEかなと思うほどニューマンがカッコよく決めてますのですが、、えー、、これは、、もうよいってことですよね、、ちょっと考えましたバイ(笑)。ニューマンの強烈な演技に圧倒されるか、と思いきや、感情の上がり下がりはまかしといて!と言わんばかりのリズの頑張りが伝わります。カムバックしてよかった。ネコなのにストレートとはこれいかに。(爆:スミマセン!) 【かーすけ】さん 8点(2005-01-18 17:00:28) 7.資産家一族の財産相続や後継争いを巡っての家族愛憎劇、といったところの心理ドラマ。同じ原作者だし舞台劇だし、というのでなんだか「欲望という名の電車」と雰囲気が似てる気がする。 一代で財産を築いた偉大な父親は40年も連れ添った妻にも我慢してきたと言いあまり幸せそうでもない。 父親に期待されている次男は自殺した親友や過去のいきさつに囚われ、ウジウジと自滅的な生活をしてるダメ坊ちゃん。妻のマギーはそんな夫に嫌われつつも愛情を失わない。美しいリズが「熱いトタン屋根(修羅場)から飛び降りずに留まる」という忍耐強い、出来すぎのような妻を好演している。 長男はお人よしだけの人物に見えるが妻は露骨な財産狙いがミエミエの嫌な女。子供たちも憎らしげで可愛げがない。 と、こんな人たちが余命いくばくもないと分かった父親の誕生パーティに集い、今まで隠してきた感情を暴露しぶつかり合うというなかなか面白い作品。ニューマンはじめ出演者の演技で一層魅力的になってると思います。 ビッグ・ダディは大いなる西部で印象的だったパール・アイブス、やっぱり存在感あります~ というわけで7点か迷いつつ甘めの8点。 【キリコ】さん 8点(2004-10-09 20:47:04) 6.シンプルで阿りのない好感度作品。このシンプル素材がここまで魅力的に見えてしまうのは、ポールニューマンの演技のなせる技(勿論エリザベステイラーも一役買っています)。ポールニューマンのセクシーさというスパイスがなかったら、シンプルを通り越して地味で野暮な作品になっていたと思います。個人的にはDVDパッケージだけでも「買い」です。旧家の御家騒動を描いたありがちな人間模様は、当時としては見るものがあったのでしょうか。自分の殻に閉じこもってめそめそしてるボンボンには辟易してしまいましたが。「熱いトタン屋根の上の猫よ!」のマギーの台詞はツボ。 【ちか】さん 5点(2004-06-23 08:47:34) 5.魅力的な作品だが、主人公の二人にばかり焦点が当たりすぎていて、あっちこっちに説明不足があるのは否めない。ビック・ダディはどうして長男を毛嫌いするのか、私にはイマイチ理解できなかったのだが。 【ノコギリソウ】さん 6点(2004-02-29 00:08:11) 4.テネシー・ウィリアムズの同名戯曲の映画化。NYアクターズ・ステューディオ出身のポール・ニューマンが、メソード演技による集中の高い演技をこれでもかと画面に叩きつける。演劇的にもひじょうに評価が高い映画です。 【伊達邦彦】さん 8点(2004-02-24 02:33:41) 3.テネシー・ウイリアムスの原作にでてくる性の嗜好を抜いてしまったら、このお話は奥が浅くなってしまうのは否めません、時代的に描けなかったのでしょうが残念です。 【omut】さん 3点(2003-06-20 06:56:57) 2.何度観てもポール・ニュウマンのセクシーさにうっとり!この映画で私のポール様になった。特にエリザベス・テイラーの下着を隠れて愛撫するところのあのポールの眼!なんと切なく狂おしいものがあるのか。 【金太郎ちゃん】さん 8点(2003-03-25 22:02:52) 1.ポール・ニューマン男前すぎますよ。でもバーベルは似合わないと思う。 【あろえりーな】さん 4点(2002-04-04 04:35:45)
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