みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
76.帝国による圧政の過酷さや戦いの凄惨さがこれでもかというほど描かれており、暗くて重くて暴力的な、まさに異色作として仕上がっています。そんな作風にも関わらず、ちゃんとスターウォーズになっていることは流石であり、お馴染みのアイテムの登場のさせ方、戦闘シーンの盛り上げ方はシリーズ随一。また、ジェダイが登場しない、一兵士目線の物語であるおかげでシリーズの世界観がより深まっており、正編の追補版としての機能もきちんと果たしています。 その攻めすぎな作風ゆえに一部で拒否反応が出るかもしれませんが、私は文句なしの傑作だと感じました。 【2018/6/30 追記】 新作『ハン・ソロ』公開にあたり、設定年代の近いEP4と本作を再度鑑賞してみました。劇場公開時のレビューでは本作にシリーズ中最高の10点をつけていたのですが、今回の鑑賞でもあらためて本作が最高傑作であるという思いを強めました。ドラマ性の高さや見せ場の緊張感など、どの要素をとってもシリーズ随一と言えるクォリティの高さであり、とにかく凄い映画だと思います。 なお、↑のレビューでは異色作と書いていたのですが、あらためて考えるとそもそもスターウォーズって師匠と弟子が反目したり、親子で剣を向け合ったりと暗い話が多く、本作もその伝統に乗っ取った作品であると言えます。ではなぜ、本作のみが従前のシリーズとここまで異なった評価を受けているのかと考えてみたのですが、反乱軍の抱える闇が克明に描かれたことと、ひとつ間違えれば死に至るという緊迫感が全編に漂っていたことがその原因ではないかと思います。 まず前者については、狂人にしか見えない革命戦士ソウ・ゲレラを登場させたり(彼の登場はルーカスのアイデアだったようです)、主人公の一人であるキャシアンが口封じのためなら殺人をも厭わない姿勢でいることから、反乱軍もクリーンな組織ではなく、ひいては戦いに完全な正義などなく、戦争の当事者になった以上は悪事にも手を染めねばならないという厳しい現実を観客に付きつけてきます。特に目を引いたのは、惑星イードゥーにてゲイレン暗殺指令を実行しようとしていたキャシアンをジンが責める場面でした。味方が自分にウソをついて父親を殺そうとしていたのだからジンが怒るのは当然なのですが、それに対して「完全に自分の自由意思のみで動ける人間ばかりではない。俺は6歳で反乱軍に出会い、命令とあらば選択の余地なく従うしかない人生を送ってきた」というキャシアンの反論にも戦争や軍隊の真理を突いたものがありました。 後者については、まず前半にて主人公たちが圧倒的に非力である様が描かれています。例えばストームトルーパーなんてシリーズを通したやられ役でしかなく、オビワンやルークは何十人ものトルーパーに囲まれようが焦り一つ見せなかったのですが、本作の登場人物達はトルーパーの監視の目を掻い潜りながら活動しています。並みの戦士にとってはストームトルーパー一人であっても脅威であること、ひいては本作にはどんな不利な状況でも跳ね除けるスーパーヒーローはいないということを観客に突きつけてくるのです。そして、そのことが敵地において死と隣り合わせのミッションを遂行しているという緊迫感を醸成しています。 そんな非力な人間たちがチームを組むが、チーム内での足並みが揃っていないばかりか、惑星イードゥーでは反乱軍本体との連携もうまくいかず、焦った友軍が最悪のタイミングで雪崩れ込んできて場が完全に壊されるという失態をも犯すのですが、それでも俺らがやらねばならないんだと有志のチームが立ち上がる様には圧倒的な高揚感がありました。同時に、チームの実力に対して目の前の壁はあまりに高く、最初から死にに行っているようにしか見えないことが、最後の戦いが陰惨に見える原因なのだろうと思います。例えばEP4のヤヴィンの戦いだって反乱軍が壊滅寸前にまで追い込まれており、状況的には本作以上に厳しかったのですが、デススターで常人離れした活躍を見せたルーク一行の存在のおかげで「まぁ何とかなるだろう」という安心感はありました。しかし本作にはそれがないのです。 スカリフでの戦闘は、まさに壮絶を極めます。そもそも反乱軍にとって形成が不利である上に、規格外の強さを誇るベイダー卿までが参戦してくるという絶望的な戦況なのですが、一人でこの戦況を覆すことはできなくても、命を懸けて一歩ずつ前へ進み、仲間にバトンを繋いでいくことくらいならできる。また、ローグワン(一匹狼)を名乗るこのチームの意思を汲み、宇宙空間からの支援をするために駆け付けてくれた味方の艦隊もいる。クライマックスはSFファンタジーを超越し、絶望と、その絶望に挑もうとする人間の美しさが同時に描かれた素晴らしい戦争映画と化しています。 【ザ・チャンバラ】さん [映画館(字幕)] 10点(2018-07-02 19:19:48)(良:2票) 75.《ネタバレ》 キッチリと“SW世界観”を守り、“EPⅣネタ”も随所に入れて…な割りに「うーん、なんだこのコレジャナイ感…ファンムービー見てるみたいだなぁ…」と感じた序盤でしたが、ありがちな“娘よ私を信じてくれ”のパターンにはならず、そこら辺をサクッとトバすのも俺的にはグッドなのです(←そこを物足りなく感じる方が多いのも分かります) それにしても…今まで描かれるコトが無かった“同盟軍の中のルーザー(負け犬)達”に焦点を当てた今作は、同じルーザー中年となってしまった俺的にはシンパシーバキバキで、思わず拳を固く握りしめて「やったれええええ!」と画面に吠えてしまうワケなのです。(序盤に出てくる護送車に乗っている泥に汚れたトルーパーもイイ!) そして“任務”は無事に終了して…からの、余計なタメの無い淡々と進むあの展開があまりにも美しく、悲しく、本当に素晴らしかった!倒れたクレニック長官が何とも言えない表情でデススターを見上げるあのシーンも哀しい…。 これからは…ただ爽快なだけだったEPⅣのラストのデススター爆破シーンも、“あのきらめくビーチ”で寄り添う二人を想いながら見ることになると思います…。 と、最後に…ラストの“ベイダー無双”からの「希望です」までの数分間の破壊力(涙腺的な意味で)はちょっと史上最高レベルでした! 【幻覚@蛇プニョ】さん [DVD(吹替)] 9点(2018-05-06 14:05:58) 74.《ネタバレ》 約1年2ヶ月ぶり2度目観賞。エピソード4の10分前までの物語。スターウォーズ3.9と言うべきか。集まった名もなき有志集団ローグワンが、帝国軍の破壊兵器デス・スターの設計図をパクる任務に挑む。後半はミッション・インポッシブルと宇宙戦争が同時進行。なんてゼータクなんだ。最後に立ちはだかる我らがダースベイダー卿が、ご自慢のソウルセイバーの腕前を披露。多大な犠牲と引き換えに、切って貼り付けられたみたいな違和感のあるレイア姫の手に渡る設計図。そして物語は「新たなる希望」へ。傑作。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 8点(2018-02-09 21:47:39) 73.《ネタバレ》 これはスターウォーズファン以外には全く面白くない映画なのではなかろうか。EP4の前日譚であるが、スターウォーズはEP1~6できちっと完結しているので、そこで描かれていない部分を映画にしたところで、EP1~6があることが前提になってしまいます。本作単体として観ると魅力が全く感じられません。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-01-17 20:14:28) 72.《ネタバレ》 前半がつまらなく、時間が経つのが長く感じた。後半の戦闘はさながら戦争映画だ。ただ、なぜなのかはわからないが、スターウォーズ感があまりしなかった。この手の作品はやはりこういう内容になるのは仕方がないのかもしれないが、切ない。もう少し爽快感も欲しかったが、そこを求めるのは間違いなのかもしれない。終盤、ep4に繋がる感じになっていくのは良かった思うが、これぐらいするのは当然かとも思う。登場人物ではドニー・イェンがなかなか良かったな。彼のイメージにあっていた。それと、キャラとしてはドロイドのKがなかなか良かった。ユーモアと強さを兼ね備え、そして最後は死力を尽くした。感動した。 【スワローマン】さん [インターネット(字幕)] 4点(2017-12-31 10:21:34) 71.単なるスピンオフではなく「エピソード4」の10分前までを描くということで、終盤、どんどん4の世界に寄っていく再現具合は見事だった。ただ、それまでの物語は面白みに欠けた。というか、イマイチぴんと来なかった。事前に4を観直しておくべきだったかも…と反省。ベイダー卿の出番も必要最低限に留まり、やはり寂しさも感じる。クレニック長官はその穴を埋めるような悪役ではない。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-12-27 00:34:42) 70.《ネタバレ》 俺ダースベイダー大嫌い。悪役だよ。悪い奴だからね。ブッチャーと一緒、新日で言えばタイガー・ジェット・シンだわな。だからEP1~EP3なんか全く不要。ベイダーの過去なんてどーでもいいよ。必要ないし知りたくもねーよ。一応見たけどね。その点「ローグワン」はいいよ「ローグワン」は。私の大好きなEP4の出だしの斜めにスクロールしていくあらすじの一節を映像化してしまうアイディアは素晴らしい。確かにどうやって設計図盗み出したのか中学生の頃からずーっと気になってましたから。あんな物凄い苦労して手に入れたんですね。しかも作戦に携わったメンバー全員殉死。この辺り我々日本人の琴線に触れますね。グっときますよこれ。「さらば宇宙戦艦ヤマト」とか「ザンボット3」とか「ジャイアントロボ」の流れですね。命に代えて地球を守る、愛する人を守る、平和を守る。ヒーローたるものこうでなくてはいけません。デススター撃破の陰の立役者達の泣けるエピソードでした。懐かしいキャラもちらほら。これも嬉しい。あと、息子が小学生だったころ一緒になって夢中になってやってたNINTENDO64のゲーム「出撃!ローグ中隊」も思い出しました。でもあのゲームにはルークも出てたなあ。久しぶりにまたやってみようかな。 【S.H.A.D.O.】さん [映画館(字幕)] 8点(2017-12-25 22:06:32) 69.《ネタバレ》 疲れていたせいか、もともと興味が沸かなかったせいか、全く集中できませんでした。 冒頭から何の話やらさっぱりわかりません。 スターウォーズは新作を除いて全て見ました。 でも、これ、子供にも理解できますか? スターウォーズみたいな、ただ正義の味方と悪役がドンパチするだけの映画って、もっと簡単に作らなきゃダメでしょって言いたい。 これって家族向けの映画じゃないし。 それに、スターウォーズって全部で9作の予定がスピンオフなんか作ったら、これから先いくらでも作れちゃうってことでしょ。 金儲けもしょうがないけど、いい加減、映画も芸術的要素を考えないと映画産業自体、将来性がなくなってしまうと思う。 全くの予備知識なしに見たおかげで、最後のレイア姫の登場には驚きました。 【クロエ】さん [CS・衛星(吹替)] 3点(2017-12-20 18:59:14) 68.《ネタバレ》 評判がよく期待値が高かったため、前半はストーリー的にも魅力的なものでは無くあまり面白いとは感じなかったのですが、後半チームが一つになるところから一気に面白くなりますね。反乱軍が加勢にくる所は激アツです。主人公チーム全滅という悲しい結末ですが希望というタスキを渡す役割の重さを感じられ外伝としての役割を十分果たした作品だと思います。やっぱりスターウォーズはダースベーダーや盲目の剣士のような印象深いキャラクターが必要不可欠だなと再認識させられました。満足 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-12-17 10:56:52) 67.《ネタバレ》 ゴジラにしても本作にしても、ギャレス・エドワーズという人は本当に、元シリーズのファンを裏切らないですね。まさにファン代表といったところ。ただ、それが限界でもあるのでしょう。夢を膨らませ続けた挙句、裏切者扱いされてしまったジョージ・ルーカスとの大きな違い。 この映画も、本当に元シリーズを大事にしてる。この作品を作った理由って、エピソード3とエピソード4との「製作時期の違いを埋めるため」ただそれだけなんじゃないか、とすら思えてくる。エピソード4のクラシカルな特撮をまーったく否定せず、腫物を触りでもするようにここに再現していて、さすがにファンに媚びを売り過ぎなんじゃないの、と思いつつも、確かにこの作品を挟めば、CG満載のエピソード3から、CG黎明期というべき発展途上の特殊効果、予算も潤沢でなかったエピソード4へ、なーんとなくうまく繋がっちゃいそう。 さらには「ローグ・ツーなんていう続編を作るつもりないですよ」とばかり、惜しげもなく登場人物たちを退場させていくわけですが・・・ そういった諸々の「遠慮」が、作品の存在感そのものを小さくしてしまっているようにも感じます。 ファンに嫌われない程度の登場人物たちが、嫌われない程度の活躍を演じて見せ、その挙句に、どうも存在感が薄くなってしまって。 スターウォーズ・サーガの陰で人知れず散っていったものたちの、忘れられてゆく哀しみ、みたいなものをここで表現したかったのかも知れないけれど、存在感自体を我々にしっかり植え付けてくれなきゃ、忘れる前にそもそも覚えられもしないワケで。それこそ、10年も経ったら映画ごと忘れられてしまわないか、ちょっと心配。 【鱗歌】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-07-27 07:26:33)(良:1票) 66.《ネタバレ》 ストーリーがとてもわかりやすく、これ単体として普通に楽しめる内容で良かったです。 宇宙船も模型っぽい質感を表現してて、往年シリーズに違和感なく繋がるようとの配慮が見えますね。 ラストカットは驚いたなぁ。繋がった!って感じ。 タイファイターやAT-ATが登場してくるシーンはどれも格好良くてテンション上がりますが、 本作で一番格好良く感じたのはベイダー卿ですね。悪の魅力を存分に放っていて痺れます。 善者の方では、盲目のチアルートの華麗な棒さばきが良かったです。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-07-17 20:49:33) 65.《ネタバレ》 とにかくシリーズ4を見てから時間がたっているんで、設定を掴むのに一苦労。主演者の名前と地名がまたややこしくて頭働かせながら鑑賞。敵方も見覚えのある顔も。見てるうちに4のことが思い出されてきて感無量に。最後の戦闘シーンは4のオマージュぽくて興奮した。父娘の物語というのは、シリーズ通してのメインテーマとしてやっぱりと嬉しくなる。そして4でのメインアイテムのデススター設計図にこうしたストーリーがあったんだなあと思いをはせる。今作は外伝的な扱いではあるけど、十分スターウォーズシリーズの一角を担っているといって良いと思う。 【タッチッチ】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-07-14 20:21:22) 64.《ネタバレ》 鑑賞前から、皆死んでしまうという情報が!なので、観てても切ない、切ない。スピンオフなのに、本編よりもキャラが濃いのが何人もいる。ここまでの戦歴でかなりの猛者だったんだろうなという連中ぞろい。最後はシリーズと同じだが、違うのはキーとなる設計図のデータをバタンタッチして、みんな死んでしまうこと。最後のレイア姫で、おぉ!となるが、キャリーフィッシャーはもうこの世にはいない。諸行無常というか、後に残されたのは「希望」のみ。捨て駒と分かってても、希望を見失うことなく、全力で!というメッセージなのだろうか・・(泣) 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-07-09 00:23:15) 63.悲しい映画。「七人の侍(六人ですが)」が全員死んでしまうという結末に最後は涙が出た(姫がいるから「隠し砦の三悪人(六人ですが)」かな?)。この辺は黒澤明のオマージュなんだろうか?でもこの構成と展開は「面白い脚本を!」って考えると必然的にこういう風になってしまうみたいだね?だから「真似」とか「パクリ」なんて野暮な事は言わない。最後のエンドロールクレジットに「脚本・トニー・ギルロイ」の名前がクレジットされているのを見てこの感じを納得した。ボクの大好きな「黙秘」の脚本を書いている人ではないですか?。この面白さはトニー・ギルロイの才能によるものです。監督ではありません。最後にベイズとチアルートのコンビは最高でした。 【アマデウスga好き】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2017-06-16 19:12:40) 62.《ネタバレ》 まぁ見事なほど人がお亡くなりになりますねぇ。。。正直ラストはすごかったけど、あとはどうかなぁぁ、、、といったとこなので5点でオネガイシマス 【Kaname】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-06-10 20:09:03) 61.《ネタバレ》 今まで散々エピソード詐欺に騙され続けて来たけど、やっと本当のスター・ウォーズが始まったような気がします。 新作の公開に胸を踊らせて映画館に足を運び、こんなのスター・ウォーズじゃないとか言って落胆したことが懐かしく感じられます。 これからは本作と旧三部作を合わせて、四部作だったんだと思うことにします。 物語としては悲しい出来事の連続で、K-2の最期とかぐっと込み上げてくるものがあったけど、泣きはしなかった。 それは多くの犠牲の先に希望が感じられたからなんだと思う。 そんな積み重ねがあってのラスト10分には身震いがしました。 事前の情報で本作はエピソード3.5だと思ってましたが、実際にはエピソード3.99ですね。 これは僕の知ってるスター・ウォーズで間違いありません。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 9点(2017-06-10 10:07:04)(良:1票) 60.《ネタバレ》 この映画初めて見た時は妙に興奮した。なんでこんなに興奮するのかと思ってもう一回見返してみたら、どうも既視感に訴えまくるからだと分かった。自分の場合ボルテージが上がったのは、ヤヴィン4の基地とか、ターキン総督とか、AT-ATなんかが映るシーンで、どれも旧シリーズ絡みのシーンばかり。話題になったラスト10分なんてもう反則並で、例えて言うなら勝手知った他人の家の中を裏から覗いてるような気分になる。で最後にあのサプライズでしょ。そりゃ一瞬頭のぼせるよ。でも冷静に見返してみるとソウ・ゲレラの絡みとかイードゥの戦闘とか既視感のないシーンはあんまり面白くない。まあK2は良かったけど、全体的に見ると新要素に魅力は乏しかった。フォースの覚醒も同窓会みたいな内容だったし、既視感にばっかり頼ってると、シリーズ全体が先細りしていかないか少し心配。 【54dayo】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2017-06-07 00:51:44) 59.前半退屈、後半及第点。 やはりスターウォーズは、ライトセーバーと敵味方入り乱れたドッグファイトあってこそなんだと改めて思った。 【miso】さん [インターネット(吹替)] 6点(2017-06-01 18:18:35) 58.《ネタバレ》 スピンオフは知っていたけど、EP4につながるのかEP7につながるのか、すっかり忘れての鑑賞。 EP4で”もやっ”とするならココかな、、、を補填するストーリーです。 SW好きなら観たほうがいい。 SWを観たことがないなら、観ないほうがいい。EP4を観てからでないと、まったく面白くないかも。 (この作品を観る人でEP4を観たことがない人は少数だとは思いますが、必ずいらっしゃると思います) 【hyam】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-05-29 20:50:58) 57.《ネタバレ》 スター・ウォーズという映画が初めて登場した時の衝撃は何と言ってもその映像。脳内補完力が高かった当時の人間(笑)にとって補完を必要としない、さらにその上を行く現実感のあるSFというのは「神が地上に降りてきた」がごとき衝撃だったのだ。その意味でこの映画が素晴らしいのはリアリティを進化させていること。特に大破壊の表現が素晴らしい。かつてのSFがちまちましていたのは技術のなさというより想像力と、それの元になる知識がなかったからだ。 シリーズ初となる東洋人キャストはどうなのかと思っていたが、これが良かった。スター・ウォーズというのは過去の物語であって、つまり純粋なSFではなくファンタジーだ。だからEP4のイギリス訛りの白人ばかり+エイリアンという人種構成も成り立つ。なので回を重ねるごとにちょこっと黒人キャストが出てくるのが変な感じだった。東洋人もいれば「単にいろんなヒューマノイドがいる」という世界観が成り立つ。やっと。 個人的に残念だったのはダース・ベイダーの動きが軽いこと。ベイダーは普通に立って歩くだけでも怖い。なのにいかにも悪そうな台詞回しやヤクザが威嚇しているようなガチャガチャとした歩き方、フォースなんかなくてもおれは強いぃ―と主張するかのような軽快な殺陣は興ざめだった。 この映画の凄さは惑星規模のスケール感を表現しきったことだろう。惑星に薄く張り付くような大気、気の遠くなるような遠景、地球にはない絶景、信じられない超巨大建物、そのサイズ感が映像で出現した。これがSF映画としてのスター・ウォーズの意義だ。そこに役者がちゃんと演技してくれれば、もうそれでいいんだよ。だからスター・デストロイヤーがおもちゃっぽく見えてはいけない。 結果的にはドニー・イェンが大方を持っていってしまったが、しかし冷静に思い起こすとあのキャラ本当に要るか?いやそういうのが大活躍するのもスター・ウォーズ・・・。 【tubird】さん [映画館(字幕)] 8点(2017-05-28 01:02:32)
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