みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
45.《ネタバレ》 120年の宇宙旅行中に冷凍睡眠状態からなぜか覚醒してしまった男女、という設定は絶妙。その裏にある「秘密」は、まあ想像どおりではあったけれど、ジェニファー・ローレンス&クリス・プラットの主演俳優2人の圧倒的なスターパワーで押し切った感じ。とくにジェニファー・ローレンスは、旬の女優が放つセクシーなオーラだけでなく、「秘密」を知って豹変する表情など演技も絶品。熱愛ピークからの居心地最悪の地獄絵図状況に、こちらまで居たたまれない気持ちになりました。ただ物語の雲行きは、後半のローレンス・フィッシュバーンの登場あたりから怪しく・・・。彼の登場と退場は物語的に都合よすぎる(あの何でもできる腕輪を渡すため、だけのように見える)。不具合の真相は、それぐらい想定しておけ、としか言いようがないことだし。アクション演出自体もしょぼい。ラストの選択は、無理矢理眠らせる方向にしないと、彼が「やったこと」の責任は宙ぶらりんになってしまう。だいたい「孤独」の厳しさ・恐ろしさを知ってるジムだからこそ、自分が死んで彼女を1人でも生存させること以外の選択肢をなんとしても探ってほしかった。せっかくの秀逸な設定で描かれる「愛」の表現が、一回命かけて守った、その後は二人でイチャイチャするってところだったのが残念。もっと違うかたちの描き方あったんじゃないかなと思いつつ、まあ美男美女の幸せそうな画でなんかごまかされた気分。あと、邦題。なぜ単数にしたんだろう。まったく意味がわからない。 【ころりさん】さん [インターネット(字幕)] 5点(2019-11-30 22:15:56)(良:1票) 44.最近のSF苦手意識あったけど、これは素直に良かった。金をかけたであろう近未来な宇宙船に新しいデザイン、これだけでも見てて楽しい。 下手なラブロマンスよりよっぽどラブロマンス。 ジェニファーローレンスのボディラインが素晴らしいと思いました。 【mighty guard】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-11-29 21:28:20) 43.《ネタバレ》 自分だったらどうする、 それだけ考え続けて見た。 起こすかあ、起こすだろうなあ。 だから起こされたら、 ・・・許すと思う。 こんな状況の人に起こされたからって怒れる人って、想像力、共感力なさすぎないか? 「おまえ一生一人でいて一人で死ぬべきだっただろ」って言ってるわけでしょ? そんなことばかり考えながら見たので、 SFでありがちなハプニングでよりを戻すのを見ても 「結果的に助けてもらったことになるから許した?」 「こういうことでがんばる人だから許した?」 「そうじゃなきゃ許さないような人でも好きなのは顔ですか?」 よくわかりませんでした。 数少ない話ができる人のはずの船長の役割むごすぎ 男女は二人きりでいないといけないのねえ。 【スズメッキの魔女】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2019-09-29 21:21:17) 42.《ネタバレ》 宇宙にたった一人って、なんて恐ろしいシチュエーションだろうとすっかりびびり、冒頭からクリス・ブラットの置かれた状況には緊張でどきどきしました。どういう展開で孤独を消化してゆくのだろうかと。 ところが、J・ローレンス登場からどうも主軸が男女間のロマンス話へと移ってしまって、舞台が宇宙である必然性がさほど無くなっちゃうのは残念なことでした。 恋愛モノとしての、くっつく→けんかする→ヨリを戻す、の流れがこれがもう王道のシナリオ。揉め事の原因が命や人生に関わることなのでコトは大きいけれど、二人でピンチを乗り越えて元サヤに収まるってベタもベタ。 それに突っ込んじゃいけないのかもだけど、あんなでっかい高技術の塊な宇宙船のメカトラブルをちゃっちゃと専門外の素人が直せるというのもすんごく安易でないかい。もちろん専門職のクルーを片っ端からたたき起こすけどね、私なら。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-05-23 18:29:54) 41.《ネタバレ》 宇宙船で一人目覚めてしまう謎と孤独ドラマから、ラブストーリーを挟んで、終盤にようやくサスペンスとなる。ストーリーの語り口は不自然でじれったい場面が多く、脚本はよくない。それでも、宇宙船の外観と内部のヴィジュアルが奇抜で美しいのと、主演2人が役に見合う息の合った演技をしているので、飽きずに楽しめた。 【カワウソの聞耳】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-01-12 22:06:49) 40.なんか全く感情移入できず。主人公の孤独もいまいち伝わってこない。ラストの危機を乗り越えるのは、ちょっと出来過ぎな感じは否めない。宇宙船内や宇宙の映像は素晴らしく美しかった。 【noji】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2018-08-05 09:45:42) 39.《ネタバレ》 予定より、ただ1人90年ほど早く起こされてしまうというアイデアが面白い。結局主人公は1年以上悩んだ末に決断をするわけだが、自分ならどうするだろうと色々と考えさせるような内容となっている。特にSNSなどの浸透によって人との繋がりがどんどんと身近(?)になっている現代人には、この孤独との折り合いというテーマは大変興味深い内容なのではないか。美術的には割とキューブリックからの影響が素直に出ていると感じた。宇宙船の内部は2001に近いものを感じたし、突如現れるバーとバーテンダーのアーサーは、シャイニングに於けるロイドへのオマージュか。エンドロールでアンディ ガルシアの文字を見て驚き、巻き戻して見てみたが確かに船長役で最後の最後に5秒ほど出ていた。パート2でもできない限り、全く彼である必要が無いような役ではあるが、一体アンディガルシアのこの映画のギャラはいくらくらいなのだろう、と妙なことが気になった。 【rain on me】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2018-06-26 08:25:41) 38.《ネタバレ》 宇宙に飛び出すシーンに息を飲みました。もしコロニー計画があったら自分は申し込むのだろうかと考えてしまう(知力・体力テストに通らないとだろうけれど・・・)あの二人は子供をつくらなかったのね、そういうことになるよね。。。たくさん冬眠状態から起こせば混乱もうみ、引き返すことも移住することも無理になるでしょうね。それにしても映画で思いつくようなエラーを会社側が想定していないなんて、危機管理がなっとらん!! 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-06-18 11:20:12) 37.想像と違ってた。もっと二人きりの時間を楽しむラブストーリーかと。 【ゆっきー】さん [DVD(字幕)] 5点(2018-04-22 08:58:03) 36.《ネタバレ》 故障により突然目覚めさせられ、絶望と孤独の中気が狂ってもおかしくないと思う。そんな精神状態だったからオーロラを起こしてしまったんだろう。絶対ダメなことはわかっていても分かる気がする。あとは特に珍しくもない展開が始まるけどラストで分かる二人のその後の暮らしぶりを想像すると清々しい気持ちになれたのでこの評価。 宇宙船や内部のデザインも素晴らしかった。特にプール。宇宙に飛び出てしまいそうなあんなプールで泳いで見たい。 Jin 【仁】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-02-13 00:08:46) 35.《ネタバレ》 辛めに評価します。 何故、今回の航行に限り故障が発生したのか? 主人公(男)を無理やり絶望的な状況にする設定自体が陳腐。 幾つかの難関を経て予定調和的に仲直りする展開も安易。 ラストシーンの宇宙船内の描写は素晴らしいと感じたが、 そこに至るまでの展開は褒められたものでは無い。 5点は映像に対する評価。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-02-09 13:21:52) 34.《ネタバレ》 最初は、すごいバトルが始まると思っていた。ハンガーゲームの彼女に、ガーディアンの彼。ところが、すごいラブストーリーになっていく。私は素直に感動した。そして、幸せな一生を想像できた。彼女が、彼を許せたからだ。子供をつくらなかったのは、もし子供が1人なら、地獄の苦しみを味わうからだ。一緒に死ぬ事を彼女は選んだんだ。好きな映画の1つとなった。 【matan】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2018-01-31 21:01:35)(良:1票) 33.《ネタバレ》 孤独は辛いね。でも巻き込むのはよくない。生身で宇宙に出ていこうと葛藤する場面がすべてを物語っていた気がする。 【ぷるとっぷ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-12-24 18:13:16) 32.《ネタバレ》 予告編だと、偶然人工冬眠から目覚めるのかと思っていたのですが、無理やり起こしちゃダメでしょう。 どうでも良いですが、船の運行システムにも問題あるんじゃない? 自動メンテナンスが無理そうになった段階でクルーを目覚めさせるとか、交代制(複数人のチームで複数年、船の運行を担当する等)にしないとクルーが乗っている意味がないような気がします。まぁ、そんな設定にしたらこの映画は作れないけどね・・・ 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 5点(2017-12-23 11:19:10) 31.《ネタバレ》 これはダメです。この主人公は許されない。孤独に耐えられずにヒロインを起こしたところでもうダメだ。ここは彼女も同じ様に起きてしまった、じゃダメなんでしょうか。映画館で観ていて「あーあ…」ってつぶやいちゃう位。その位ダメ。この人どう償うんだろう…って考えていたら結局命捨てて君を守る!みたいな展開。何の解決にもならんだろう。それと、BGMが凄くダサいなと思いました。 【HIRABAYASHI】さん [映画館(字幕)] 3点(2017-12-16 18:27:01) 30.《ネタバレ》 設定は面白いのにSF的な哲学の方向へは転がらず、平凡なラブストーリーになってしまっているので評価は別れそう。宇宙遊泳がそんな簡単に出来るのか?技術者といえど専門家以外が船を修理出来るのか?修理のやり方簡単過ぎやしないか?甲板長の目覚めと退場は都合良すぎじゃないか?等々ツッコミどころも満載。映画の後半からちょっと男に都合が良すぎる。まぁイケメンだから良いのかな。実際あんなことされた女性はたまったもんじゃないだろう。最後のオチも陳腐過ぎやしないか。映像やセット、美術はとても冴えておりかなり見所があった。皆さんのおっしゃる通り、無重力状態になったプールのシーンは斬新でいい。以下、私が思いついたオチの案。 ①排熱孔を開き船を救ったジムはオーロラに改めて謝罪をしながらこれからの幸せを祈る言葉を伝え宇宙の彼方へ放り出され死亡。オーロラは一人宇宙船の中で生きていくことになるが、ジムの子供を妊娠していることが分かり、男女の双子を出産。88年後、ジムの植え木が生い茂り野菜や果物が実る船内で、冬眠から目覚めた乗組員をジムとオーロラの子孫が出迎える。 ②宇宙に放り出され助かることは出来ないと悟ったジム。オーロラに謝罪し、幸せに生きろと伝え死亡。船には他にも故障箇所があり、一人で修理できないオーロラはジムと同じように冬眠中の乗組員を冬眠から目覚めさせることを決意、技術者を数人目覚めさせ、船の修理に取りかかる。全ての修理が終わるとオーロラはジムのことを想いながらも幸せに生きろという言葉を胸に技術者の一人と結ばれる。88年後、オーロラと技術者の子孫たちが冬眠から目覚めた乗組員を出迎える。 ③ジムがオーロラに冬眠ポッドに入ることを勧めるが、オーロラは拒否。それでもジムは無理やりオーロラを冬眠ポッドに入れ、二人で愛していると言葉を交わしながらオーロラは冬眠に入る。ジムは日に日に老いながらも冬眠しているオーロラに毎日会いに行き、宇宙船の中で一人天寿を全うする。88年後、冬眠から目覚めたオーロラはジムの残したオーロラへの愛を毎日綴った手記を発見するのだった。 …どれも微妙か? 【eureka】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2017-12-10 22:39:10)(良:1票) 29.終始、男目線で身勝手な感じなので、女性には不向きだと思います。ストーリーは雑だけど、宇宙船の雰囲気と、ジェニファー・ローレンスの美しさを楽しむ映画。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-12-08 23:08:22) 28.《ネタバレ》 よくある宇宙船モノではあるが、この映画が面白いのは、そこにラブストーリーを絡めてきてること。男の身勝手さを許してしまうくらいの、男への敬意を感じたときに女性は愛を受け入れる。そのようなラブストーリーに宇宙船の危機を絡めている。 冒頭の、男が自分一人船内にいて、90年間、一人で生きていかなければならなくなった苦悩がもう少し丁寧に描かれてあれば、ドラマとしても見応えがあったと思う。ここでの苦悶は手塚治虫の漫画のテーマにもなりそうだ。 単純じゃない愛と正義が、無機質な宇宙船の船内の感じとミスマッチで面白い。 他にも見せ場が多い映画だった。無重力のプールで溺れかけるところは斬新なアイデアだと思う。 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-11-25 16:40:22) 27.船体の中の質感は良かった。ジムが抱えた孤独感も伝わる。僕だったら・・・ 同じことをしてしまう(泣 吟味に吟味重ねてとびきりの女性を選ぶ。念には念で3人くらい(笑。ただいくつかこれはどうなんだろう?とこもあるなあ。船体は光速に近いくらいのスピードで移動しているのだろうから、そこで船外での作業とか、いくらなんでも完全無人化の航行の無謀さとか、うん?というとこもあるけど、お気軽SFとして楽しんだ。ジェニファーローレンスの今旬のぐいぐいの演技が印象深い。面白かったけど、点数は厳しめに6点。 【タッチッチ】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-11-20 21:56:47) 26.《ネタバレ》 なんとも残念な三流ラブストーリーにしちゃったもんだ。 ラストがいけない。 仮にも「愛」を描くなら、コールドスリープに戻るか否か悩むオーロラにジムが一服盛って、宇宙船でひとり寿命をまっとうするラストにするべきだった。 90年後に彼女が目覚めると、宇宙船いっぱいに森や小動物などの自然が広がっていた…みたいな。 それが本物の愛ってもんだろう。 そしてジムが罪を償うには、その方法しかなかったはずだ。 愛し合う二人がずーっと宇宙船で生きていく…というには浅すぎる描き方。 最初のうちはイチャイチャしてればいいだろうけど、どんだけ愛し合っていようが、そのうち飽きる。 特にオーロラは、ライターで名を上げたいから宇宙船に乗船したほどの上昇志向の持ち主だ。 悪いが、ジムと一緒にいるだけで満足できるのは一年がいいところだろう。 そこら辺をうまく描けないもんだから、「運命の人」とか陳腐な単語を持ち出すとは、ガッカリだ。 後半は、ご都合主義の塊のようなストーリーだった。 まあ最初から設定自体がいかにも男目線のご都合主義だからなぁ。 ブルーカラーの機械工の男が、有名作家の娘の美貌の女を目覚めさせる。 一般社会では出会うことのない、住む階層がまったく違う二人。そこを男は自分の欲望のまま女を選び、目覚めさせる。まったくもって嫌らしい設定だと思う。 いかにもアメリカのマッチョな男向けのストーリーだわ。 こんなんで真実の愛だの言われると、ため息が出ちゃいますね。 現実だったら、オーロラは一人コールドスリープに戻り、ジムはひとり残される。 そして冬眠中のオーロラに毎日会いに行く。 おっさんになり、ヨボヨボの老人になっても毎日若く美しいままの彼女に会いに行く。 そしてひとり、息絶える。 そーゆうラストだったら、真実の愛を描いたラブストーリーだと認められるんだが。 どうだろう。 【りりらっち】さん [DVD(吹替)] 5点(2017-11-16 22:27:04)(良:1票)
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