みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
28.これ見逃してて、やっとDVDで観ました。 人種問題モノ・女性権利モノ・職業モノ・歴史モノ・アメリカンドリーム・・・ どの切り口から観ても良い作品。 前向きで、笑えて、感動的な “ ビハインド・ザ・ライトスタッフ ” ですね! 【墨石亜乱】さん [DVD(吹替)] 8点(2018-11-07 23:50:51) 27.《ネタバレ》 黒人差別問題を扱いながらも暗いシーンは少ない。 NASAの中で差別されていた黒人女性たちが能力を示して活躍していく展開はカタルシスがあって痛快。 3人の主人公が魅力的だったけどケヴィン・コスナーがいい役してた。BGMも良。 【Nig】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-08-22 03:20:08) 26.《ネタバレ》 評判通りの傑作。「いじめ、カッコ悪い。」っていうCMが昔あったけど、これはもう「差別、カッコ悪い。」と感じずにはいられない。なんだろうなこれは…。やはり彼女たちの戦い方だろうか。至極当然のことを、冷静に、毅然と求める感じ。大人として、社会人として、エリートが集まるNASAの職員として…。そして「前例」となった3人。清々しく、痛快でもある。それぞれに印象的な場面があり、またこれを演じた女優陣も大変良かった。さらにケヴィン・コスナー演じるアル・ハリソン(こちらは架空の人物か…)もすごくカッコよかった。それにしても、別に美人でもないおばさん主演の映画が大ヒットするというのはちょっと羨ましい。アメリカの映画文化の成熟度みたいなものを感じる。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-08-19 23:20:56)(良:1票) 25.あのNASAでも人種差別があったなんて…。人種差別ものにしては、全体的にはコミカルで、あくまでサクセスストーリーになっています。インテリらしく、感情的になるのは一場面だけ。やっぱ、感情的になっちゃいけないけど、我慢できないときもあるよねー。やっぱ最後は、本人の知力だったり、技量だったりだよね~。なんてことを思いました。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-08-14 22:47:37) 24.ハリウッドらしい作り、少し盛ってるなって感じがした。3人なかよし・・・ 別な切口でも、映画が作れたのでは・・・ 【cogito】さん [DVD(字幕)] 6点(2018-07-22 00:17:07) 23.人種差別問題と、NASAの宇宙開発を支えた女性の物語で、見応えのあるヒューマンドラマでした。 トイレの問題で不満が爆発したところの話はよかったな〜。 【へまち】さん [インターネット(字幕)] 8点(2018-06-17 18:24:33) 22.《ネタバレ》 昔のアメリカでは、トイレから水飲み場に至るまで白人用と非白人用に分かれていたんですねぇ。 当然、学校も白人用の学校には行けず、こういう抑圧の中で働き生活するのは大変だったことでしょう。 そういうのが、嫌味にならずに時には笑いもありながら見せてくれるのが本作の巧いところ。 そういう人種差別の部分と、それから家族や恋人などのプライベート、そしてNASAでの計算のお仕事の3つが 実に要領よく配分され描かれているなと感じました。 まぁNASAを舞台にした映画といえば、飛行士をはじめとしてエンジニアの人などの映画もあったと思いますが こういう計算を専門とする部署を描く作品は初めてのような気がします。 でもすごく大切なお仕事なんですね。今だったらシミュレーション技術なんかは全部スパコンとかが やってくれるんだろうけど、この時はまだIBMのコンピュータをようやく導入してみましたという時代。 彼女たちの存在は計り知れなかったでしょうね。そして人種の壁を乗り越えて一つになることで ソ連に打ち勝つことができたというそのあたりの流れも素晴らしいです。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-06-07 20:57:56) 21.《ネタバレ》 人種差別と戦いながらも、頭角を現していく黒人女性たち。 とにかく頼りになる! 話の好展開にやった!という気にはなるのですが、 何故か観終わった後、世の中悪くなって、ざまぁみろという感じが湧き起こってきた。 う~む、これは抑圧された側の呪いだろうか? にしても、頭のいい映画(勉強に役立つ映画とでもいうか・・)。 こういうのを観て育つ子たちも、頭良くなるんだろうな~。 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-05-12 22:09:21) 20.《ネタバレ》 この映画で描かれている場面で、人種差別の垣根を少しずつ崩していったのかなと思いました。 史実に基づいているけど、完全に一致しているわけではないことは映画の演出上、着色があるのは分かるのですが、忠実に描かれる事もいいのかなと思いました。 【トメ吉】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-03-20 08:59:56) 19.《ネタバレ》 どんなに技術が進歩しても、人間が進歩しなければ何の意味もない。そんなことを感じさせてくれた映画でした。 ドラマティックな題材が少ないのなら、もっとコンパクトにまとめても良かった気もします。再婚するまでの馴れ初めの話って、そこまで必要性を感じなかったので。 【Dream kerokero】さん [DVD(字幕)] 5点(2018-03-06 21:40:23) 18.黒人、女性、理系の職場、という三拍子そろった差別環境の中で戦う三人の女性がひたすらかっちょいい。またストーリーもさることながら、何気に映像がきれいでとても良かったですね。ヒューマンドラマなのに、映像だけでもわりと見ていられる。 ただあえて苦言を呈するならば、少し盛り上がりに欠けるかな。ウルっと来たのは、キャサリンがトイレに行っているところを咎められたシーンくらいだったし、もう少し何とかしてほしかった。見せ所なるシーンは他にもあったので、演出の仕方が少々不満。 【ばかぽん】さん [インターネット(字幕)] 8点(2018-02-19 06:54:07) 17.《ネタバレ》 激しさを増すソ連との宇宙開発競争において、卓越した計算技術により研究を支えた3人の黒人女性のサクセスストーリー。宇宙特別研究本部に大抜擢された黒人女性に注がれる、白人男性研究員の軽蔑からなるシロい視線。3人の恋愛や私生活を描きながら、天才的な計算能力により周囲を認めさせて人種差、性差を乗り越えていく様を映し出す。爽快な成功劇でシメるヒューマンドラマの王道。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 6点(2018-01-27 22:36:51) 16.《ネタバレ》 3人の主人公が素晴らしい。ケビン・コスナーもはまり役。60年代アメリカで差別される黒人たち、、、にしては住んでいる家は豪華! やはり当時のアメリカは豊かな国だったんですねえ。 【kaaaz】さん [インターネット(字幕)] 9点(2018-01-20 13:36:40) 15.《ネタバレ》 個人的にこの映画は差別と闘う人々の話ではないと思う。 この映画に出てくる人は黒人差別と闘ってる人達ではない、むしろ街角でプラカードを持って差別を訴えている人達とは距離を置いているようにしています もちろん理不尽さは感じていますが、黒人専用トイレを使うし、社会のルールとして受け入れています。 彼女らが反発する時は自分の成すべきことが見つかったときに、障害となるものが差別であれば乗り越えようとする行動力です。 「社会のせい」「会社のせい」「生まれた環境のせい」と思っている人には「ドリーム」は掴めない そんなことを言っているのではないのかな。 ドロシー・ヴォーンは計算係はいつか必要とされなくなるとIBMのコンピューターの時代を察知して勉強をする そして白人女性上司から「ヴォーンさん」と言われ黒人女性初の管理職を勝ち取る (この場面が一番涙がこみ上げた) この映画を観て、自分の3年後、5年後何をしているのかと自問自答しました 目の前にあることを流されるように処理しているだけでは未来は何もやってこない、この仕事がなくなったら、会社がなくなったら 結局頼るのは自分であって将来の自分に投資した人が成功というワードを手にしているんだと。 【かのっさ】さん [映画館(字幕)] 9点(2017-11-27 10:29:46) 14.《ネタバレ》 こんなに素晴らしくても、最優秀賞を逃すなんて”ムーンライト”恐るべし!!!、、、、。さてさて、この作品の前半最大の山場!主人公キャサリンが、現在の自らの置かれた職場環境の窮状を、みんなの前で、涙ながらに訴えるシーン!(もう、涙ちょちょ切れ!吐きそう!!トータルで、俺、このシーンがこの作品の一番の山の頂上だとおもった。直後、劇場内は俺を含め、かなり大勢の”花粉患者出現!”で騒然!あんなの映画館で初めて!) しかーーーーーし!!俺は後で思った。俺が超感動したこのシーン!ムスリムは、アラブ人は、ロシア人は、シリア人は、北朝鮮人は、東洋人は、白人は、黒人は、ヒスパニックは、中国人は、インド人は、プエルトリカンは、メキシカンは、インディアンは、どう思うのだろうか、どう感じるのだろうか?と思った。。。。。。。合衆国の贖罪か。裏を返せばアメリカ人の優位性の誇示か。単に真実の歴史の再現か、、、、、、、。まあ、それにしても、やはり”計算王キャサリン”の才能は素晴らし過ぎ!カッコ良過ぎ!ぜひとも、現代日本のテレビ局に来てもらって、ゴールデンタイム等でニッポンのガリ勉さんたちと”クイズ王、頭脳王”を競ってもらっても良いでしょう、、、、、、。あとそれから、超優秀なこちらの黒人女性3人。仕事だけでなく、なにげに私生活のほうも、超充実していましたねえ、、、。それにしても、アメリカの航空宇宙分野はすげーなあ!かっちょいいなあー! 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 8点(2017-10-29 11:54:03)(良:1票) 13.「私には差別意識なんてものは無いのよ」 と、キルスティン・ダンスト演じる白人女性管理職のミッチェルが、それが自分の本心だということを疑わずに言う。 それに対して、黒人女性としてNASA初の管理職を目指すオクタヴィア・スペンサー演じるドロシーはこう冷静に返す。 「分かっているわ あなたがそう思い込んでいることを」 愕然とするミッチェルのみならず、僕自身を含め、観客の多くがドキッとした台詞だったろう。 世界のあらゆる「差別」における最大の問題点は、あからさまなレイシストをどう排除していくかということではない。 「私は差別なんてしていない」と平然と生活をしている我々大衆の根底にある無意識の差別意識を、どう根絶できるかということだ。 「差別なんてしてない」と信じている人間に、実は存在する差別意識を認識させること程難しいことはない。 たとえそれの存在に気付いていたとしても、「知らないふり」をしていた方が、ずっと楽だし、正義を気取れるからだ。 自分自身の中に巣食う差別意識に対面し、それを認めることは、実は最も勇気が必要なことなのかもしれない。 社会に蔓延る人種差別を描いた映画を多々観てきたけれど、「“差別”が何故愚かなことなのか」という普遍的な問いに対する、分かっているようで分かっていないその「答え」を、これ程まで明確に、そして娯楽性豊かに示した映画を他に知らない。 この映画が示すその明確な答えは、あまりに潔く、的確だ。 即ちそれは、「差別」の存在が人類の進化においてあまりにも“非効率”であり、その歩みを留める致命的な“エラー”になり得るからだ。 本当に優秀な人材が、当たり前のように根付く差別意識とそれに伴う愚かな仕組みのせいで、ただ「トイレに行く」だけのために、無意味に駆け回らなければならない。 人類全体の新たな「1歩」のために、1秒、1ミリ、1グラムを追求するべく職に就く人間が、愚かな非効率を強いられることの罪深さをこの映画は圧倒的な雄弁さで物語る。 言わずもがな、キャストの演技はみな素晴らしい。 特に主要キャラクターとなる3人の黒人女性を演じた女優たちの魅力的な存在感は圧巻。原題「Hidden Figures」が表す通り、歴史の中に隠れた人達の輝かしい功績を燦然と体現している。 同年のアカデミー賞を勝ち獲ったのは、今作と同じく、社会的マイノリティの葛藤を叙情的に描いた「ムーンライト」だったわけだが、今作の映画としての非の打ち所の無さは同作を遥かに凌駕する。 世界中の誰が観ても、心から楽しめ、提示される問題の根深さを理解することが出来るこの映画の価値は極めて高い。 クラシックな車と同じく、古い「時代」とそれに伴う間違った「価値観」は時に立ち往生する。 悲しくて悔しくて、先行きままならないことも多々ある。 でも、ならば車の底に潜り込んで直せばいい、正せばいい。 彼女たちが示した勇気とプライド。そのあまりにも尊い価値に涙と多幸感が溢れ出る。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 9点(2017-10-29 07:53:08)(良:3票) 12.《ネタバレ》 『ライトスタッフ』のスピンオフ作品とも言えるんだけど、そんな小さな枠に収める必要がまったくない、かなりの良作だった。 宇宙開発という国家レベルの最先端プロジェクトが進行していたあの時代に、人々の生活の中で、まだあれほどの人種差別がまかり通っていたという恐ろしいまでのギャップ。 アメリカという国の偉大さと、国家としての矮小さが歪な形で浮き彫りになってはいるが、主人公たちの明るく前向きに困難を乗り越えていく姿に救われる。 ドロシーを先頭に、女性たちがスローモーションでIBM演算装置の部屋へ向かうシーンは『ライトスタッフ』の名シーンの引用(『モンスターズインク』なんかでも使われてた)だよね。 そういう意味でも、製作スタッフの『ライトスタッフ』に対するリスペクトがちゃんと表現されてたところが、さらにイイ! 【チャップリ君】さん [映画館(字幕)] 8点(2017-10-23 12:38:37) 11.人種差別をテーマとした、サクセスストーリーでした。2つの要素を組み合わせて面白い映画になったと感心しました。主役3人のうち、メインの話のロケット打ち上げについてが、1番メインテーマから外れてしまっていると感じられましたが、それでも面白さが損なわれることはありませんでした。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 8点(2017-10-20 23:01:17) 10.《ネタバレ》 1960年代に生まれましたが、先進国と思っていたアメリカでこの様な人種差別があったとは。 もっと進んだ国と思っていたので、とても驚きました。 そんなだったとしても、ぐちぐち言って我慢しようと思うでしょう私なら。 三人の才能溢れた女性たちはそんなでは収まらない。 努力とガッツと持久力、諦めないそんな生き方は輝いて見えました。 心から拍手、拍手です。 素晴らしい! 辛いテーマを扱いながら、軽やかで爽やかな雰囲気でお話しが進んでいくのもとても素敵。 エンドロールのご本人たちも見られて良かったです。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 8点(2017-10-20 11:18:42)(良:1票) 9.《ネタバレ》 ケヴィン・コスナーからタラジ・P・ヘンソンへと手渡される白いチョークが二人を繋ぐ。その慎ましいクロースアップが 不思議と心を揺さぶってくる。 これは冒頭の少女時代の教師から手渡されるチョークのアップショットとも呼応するのだが、 こうした様々なモチーフのさりげない反復や変奏が非常に豊かな映画である。 閉じられるドアと開かれるドア。コーヒー。ネックレス。見上げる行為。歩く行為。走る行為。 ガラス張りの本部長室とトイレの鏡。 オクタヴィア・スペンサーとキルスティン・ダンストとの対話もトイレの鏡像(虚像)として交わされるシーンを 一旦挟むからこそ、ラストの二人が活きてくる。 クライマックスである打ち上げ直前の再計算のシーンは実際なら内線電話一本で済む話だが、 そこをあえてドアからドアへとヒロインを走らせ、ドアを開けて迎え入れさせるというのが映画の演出である。 ケヴィン・コスナーに怒りをぶつけるヘンソンの叫びは、言葉の意味以上に声音そのもの響きと震えで心を打たずにおかない。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2017-10-19 23:37:04)
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