みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
93.《ネタバレ》 本作の製作年度は1989年だから、20年以上前。まだ携帯もインターネットも普及していなかった時代。当時は10年ほど先を描いた近未来ものとしてそれなり仕立ててあるという印象だったが、観直して驚いた。個別の事象を正確に予言している訳ではないが、その後に社会を賑わした事柄が散りばめられている。OSが脚光を浴びたウインドウズ95が1995年。コンピュータ・ウィルスで侵略者をやっつけた「インデペンデンス・ディ」が1996年。アクアラインの開通が1997年。そして、9/11が2001年。それらを意識していたかのようなストーリーだ。OSに忍ばせたウィルスによるサイバー・テロを、都市の高層化を利用した大規模破壊テロへ繋ぐ計画の現実味には疑問符が付くが、発想は白眉である。IT環境と変貌する都市とこのシリーズの要であるレイバーが有機的に組み合わせてある。物語の中でそれを企てた帆場の真意は語られないが、彼が住いにしていた木造の廃屋から望む東京は、50階建ての「住宅」が林立するまさに現代の東京。20年以上前の描写に既視感を覚え、なぜか背筋に冷たいものが走った。都市開発というより文明に対するアンチテーゼ的な視点を漠然と感じたが、そこは台詞などで深堀りせずにレイバーのアクションで締めたことが却って余韻を残す結果になったと思う。幼稚な感のするキャラにこそ時代の流れを感じるが、内容は現在でも見応えのある普遍性を携えている。 【アンドレ・タカシ】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2010-07-03 21:25:54) 92.そこそこ楽しめます..それにしても、相変わらず脚本が凝ってますね~... 【コナンが一番】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2010-06-11 12:45:33) 91.全体として説明不足気味です。尺をもう少し長くしてもいいからもっといろいろな面を掘り下げてほしかったです 【K】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-01-24 15:31:26) 90.原作を破壊する気持ちよさを味あわせてくれた。宮崎監督もそうだけど、個人に作家性が強くあれば足し算で作品がものすごくよくなるといこともあるんですね。 【コダマ】さん [レーザーディスク(邦画)] 7点(2009-11-14 21:46:18) 89.嫌な押井臭さが無く、古き良き日本アニメとして見れた。もうすこしエロ要素がほしい。 【no_the_war】さん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2009-10-08 23:59:13) 88.《ネタバレ》 面白かった! 皆さん書かれてるように時代感覚が秀逸ですね。コンピュータウイルスなんて今じゃ誰でも知ってますが、この時代はまだインターネットはおろかHDDでさえパソコンにはついてなかった時代。ほぼリアルで見た自分も、当時はこんなことにはならんだろって思ったりしてたんですが…技術の進歩は凄いですね。荒廃した東京を歩く松井さんの姿が凄く印象に残ってるのはなんでかな~ 【鉄仮面】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2009-01-31 02:46:37) 87.話が先進的でよくできてる。謎解きだったりメッセージだったりちゃんと映画にしてる点がすごいと思う。 【しっぽり】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-01-28 07:53:15) 86. 89年の映画だということが意外だった。10年くらい進んでいる作品だと思う。 【ファンオブ吹石】さん [地上波(字幕)] 7点(2008-12-28 16:57:52) 85.技術は最高。しかし、実につまらない話。セリフが説明的で、アニメと一致していないので、映像だけからは話が全く伝わりません。高い評価を得る理由は、わからないではないですが、私には残念な出来映えでした。 【ジャッカルの目】さん [地上波(邦画)] 2点(2008-10-20 23:12:18) 84.《ネタバレ》 脚本や筋は時代的に非常に良くできているんですが、絵が、特に人物がふざけてんのか?っていうクオリティで残念。 80年代のアニメ然とした雰囲気が出ちゃっていて異様に感じてしまいました。 押井作品だからということで見てみましたが、雇われ監督のような時代なのでしょうか。後の作品のような見せ方もあるんですが、それ以外の部分との温度差がちぐはぐでした。 押井作品を見てみたいというような、直球勝負の目的があるひとはちょっと異様に感じるかも知れませんが、テレビでたまたまやっていたのを偶然見たとか、アニメも好きで勧められてみたというようなシチュエーションで見ればすごく面白い映画だと思います。 【黒猫クック】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-10-19 23:29:38) 83.《ネタバレ》 時代の先を行っている設定、風景描写が独特であることといった独自性も魅力がある。ただし、調味料のようなもの。メインはストーリーであると思う。 謎解きの部分は面白いのではと期待していたが、動機が不明、煙に巻くような聖書の引用もちょっといただけなかった。時間が短いためか広げようとした風呂敷を閉じることができず、最後には、ただ惨劇を回避するためのアクションになってしまった。惜しい。 【飴おじさん】さん [地上波(邦画)] 6点(2008-08-02 14:26:14) 82.《ネタバレ》 パトレイバーはこれが初見です。人型のロボットが当たり前に使用されている世界、という設定には、それほど違和感を感じず作品に入り込む事が出来ました。この作品で描かれる東京には、やたらと発達していく街並と、荒廃していく街並とが混在しています。そういう混在は現実にもあることですし、また、アニメ内の絵や雰囲気的にも妙にリアルに描かれているので、作品に説得力を感じました。物語も、サスペンスとして非常におもしろいですし、最後まで目が離せない作品に仕上がっていると思います。コンピュータがそれほど一般には普及していない20年くらい前に、これだけコンピュータ犯罪が描けているのはすごいですね。当時の観客は理解できていたのでしょうか…?まぁ、理解できなくても、それなりに楽しめるつくりになっているとは思いますが。難点は、アニメの割にキャラが弱いことですかね。これ以外アニメもマンガも見た事ないせいもありますが、主人公二人と猪突猛進タイプの男性以外は、誰がどういう役割なのかちょっとよくわかりませんでした。 【hum7en-j%:?#?】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-07-30 11:16:51) 81.マジ顔な後藤さん、かっこいい! 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-03-12 23:05:13) 80.映画の世界にどっぷりと浸からせてもらえる、素晴らしい映画だ。後からよく考えると粗が目立つ話なんだけど、観ている間はまるで気にならなかった。 【クレイバード】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2008-02-23 10:34:27) 79.《ネタバレ》 パトレイバーシリーズでは押井は最初は雇われ監督的な参加の仕方だった。よって押井色は抑えられている。その映画が「押井作品」と呼ばれるのはなんか微妙。漫画版のゆうきや脚本の伊藤など、製作チーム(ヘッドギア)の総合的な力でこの映画が傑作となっている。とはいえ、やはり押井監督は上手い。脚本ももちろんいい。当時としては斬新過ぎるコンピュータ(OS)による犯罪・暴走という設定や、移り行く東京の風景が難解さを感じさせたが、ストーリーはあくまでエンタテインメント。漫画やビデオ版を知らないとロボットが居る世界に馴染むのに時間がかかるかもしれない。でもその敷居さえ乗り越えれば面白いと感じるはず。余談だが、パトレイバーシリーズの影響を受けて「踊る大捜査線」は生まれたそうな。 【まめ】さん [映画館(邦画)] 10点(2008-02-01 23:49:57) 78.《ネタバレ》 この系統のアニメには苦手意識があったが、果敢に鑑賞してみた。 やはり苦手。 更に、鳥が大量に出てくる場面。 あれで一気に幻滅。 ヒッチコックをパクってるところがアザとい。 それが致命傷。 ただし、首都圏に関するリアルな描写には驚いた。 これには感心させられた。 しかし、この感心ポイントは本作の見所とどこまで合致しているだろうか? つまり、私が興味をおぼえたポイントは、本作の見所とはズレた箇所である。 こう考えると、やはり私には合わなかった作品のようだ。 そして、登場人物達の声。 アニメだから仕方ないのかもしれないが、妙にやかましい。 アニメ好きでない限り、耳障りなこと間違いなし。 そしてバブル絶頂期に製作されたというのも興味深い。 あの頃の勢いなら、10年後にはこんなんなってるのでは?というノリだろうか。 全く能天気な時代だ、あの頃は。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2007-12-29 23:22:54) 77.《ネタバレ》 所謂ロボットアニメだが、1999年という近未来(もはや近過去だが)に時代を設定しているのがユニーク。製作年が89年なので、10年後にはこんなロボットが出来てるかも…というリアリティのある設定が、他のロボットアニメとは一線を画している。だから、レイバーがやたらと空を飛んだり宇宙で戦争をしたりはしない。主人公たちも、あくまで「パトレイバー」という特殊装備をした警察官であり、ただの公務員に過ぎないのである。そんな彼らが、天才的犯罪者によるレイバー暴走事件を追う。コンピューターウィルスを使ったサイバー犯罪というのも、今や珍しくないが、当時は随分と斬新だったことだろう。時代の先を読む押井節は健在だ。 【フライボーイ】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-11-15 14:53:41) 76.ややいまいちな出来に思えた。なんとなく盛り上がりに欠ける気がして物足りなさを感じた。それに少しテンポが悪く感じた。終盤はちょっと良かった。この映画の事件になんか面白みを感じなかった。あんな面倒くさい犯罪を仕掛けといて動機もパッとしないで、すでに死んでしまっているという犯人がどうも納得いかなかった。天気予報では台風の進路なんてころころ変わるのに来なかったらどうするのかと思った。エホバがどうとか聖書がどうとかというやつは別にいらなかったんではないかなぁと思った。見ていていかにも押井映画という感じのする部分があるなと思った。 【スワローマン】さん [DVD(邦画)] 4点(2007-09-12 20:52:32) 75.下の70【ダルコダヒルコ】さんと同じく、普通のアニメだと感じました。でも「攻殻機動隊」や「イノセンス」を見た後だと、登場人物が人間味溢れていて良いですね。この作品ではセリフがない長いシーンがあるのですが、そこが印象に残りました。 【mhiro】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2007-09-11 21:47:19) 74.この作品は押井さんの作品の中でも比較的、分かり易い部類で、アニメらしいアニメと言う感じですね。個性的なキャラクターが沢山登場するのでにぎやかな感じでなかなか楽しめました(攻殻機動隊とは違い、人間臭い人達が多いので押井作品を見慣れていない人でも見れると思います)。OSなどのキーワードもこの時代ではまだあまりしられていなかったと思いますが、素直にロボットアニメとしてみれるので混乱はないし、子供にも見やすい作品だと思います。押井監督を知るにはちょうどいい作品でしょう。 【taka-104】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-09-09 22:15:43)
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