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イレイザーヘッド

Eraserhead
(イレイザーヘッド/完全版)
1977年【米】 上映時間:89分
ドラマサスペンスモノクロ映画
[イレイザーヘッド]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-07-26)【イニシャルK】さん


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監督デヴィッド・リンチ
キャストジョン・ナンス(男優)ヘンリー
ジャック・フィスク(男優)惑星の男
ジェニファー・チェンバース・リンチ(女優)少女
脚本デヴィッド・リンチ
音楽デヴィッド・リンチ
撮影フレデリック・エルムズ
製作デヴィッド・リンチ
配給東映
コムストック・グループ(リバイバル)
アルバトロス・フィルム(リバイバル)
特撮デヴィッド・リンチ(特殊効果)
フレデリック・エルムズ(特殊撮影効果)
美術デヴィッド・リンチ(プロダクション・デザイン&美術監督)
編集デヴィッド・リンチ
録音デヴィッド・リンチ
字幕翻訳岡枝慎二
その他シシー・スペイセク(スペシャル・サンクス)
ジャック・フィスク(スペシャル・サンクス)
あらすじ
印刷工のヘンリーはガールフレンドのメアリーから子供が出来たことを告げられる。責任のため彼女と結婚する羽目になってしまったが、生まれてきたのは人間の子とは思えないような奇形の赤ん坊だった。子供の世話に耐え切れなくなったメアリーは遂に家出、仕方なく残されたヘンリーが面倒を見ることに。しかし赤子の異様な鳴き声に煩わされ、ヘンリーは次第に悪夢の世界へと堕ちていくのだった・・・。 巨匠デヴィッド・リンチの長編デビュー作、第一弾。

かんたーた】さん(2003-10-14)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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96.《ネタバレ》 忘れもしない高校生の期末テストの前の深夜2時ごろ。
数学でぼろぼろになった俺の目に奇形の赤子の姿が、耳には女の金切り声が・・・。
勉強しすぎで頭がおかしくなったのか、夢か現か幻か・・・。
不協和音まで聴こえてくるし、なぜかとりあえずこの映像を観なくてはという強迫観念にとりつかれ、見終わった後には完全に脳をヤラれていました。
結局追考査にひっかかりました。
そんなシチュエーションでこの映画に出会えたことに感謝しています。
ふつーにレンタルで借りていたらたぶん最後まで観れませんでした。
CBパークビューさん [地上波(字幕)] 8点(2011-02-11 02:07:31)

95.リンチ先導の元、ただただ振り回される90分。もう一回見たいとは思わないし、友達にも薦めたいとは思わないし、その体験を共有しようとも思わない。本当に、なんだこれは・・・と見た後に必ず言えてしまうような怪作。 峠のわが家さん [DVD(字幕)] 5点(2010-12-24 00:01:35)

94.D・リンチの変体趣味が爆発。徹底的に気分を害す伝説のカルト映画。しかし、ノイローゼとカタルシスの絶妙な狭間に落とし込まれたかのような意味不明な後味が残る。ぜぇぜぇ。未だに落ち着いて評価できません。 j-hitchさん [DVD(字幕)] 8点(2010-08-17 22:07:45)

93.「アレクサンダー大王」「ダンサー・イン・ザ・ダーク」とならび鑑賞に苦悶した映画。しかし別に見なくてはいけないわけでもないのに、お金を払って見せていただく自分も奇矯と思えなくもない。見たのは完全版。完全版だろうが通常版だろうが生理的・心理的に襲いくる怖気に大差あるとも思えず、こちらは「より気持ち悪い」だけかもしれない。生きながら腐っていそうな異形の幼生(ぁぁぁ)、「あるもの」をプチュプチュ踏み潰しながら揺れうごく巨顔の女性歌手(ぅぇぇ)、臓物に響き神経を逆なでする不快音(ぃぃぃ)。観賞後は苦界から生還した気分でかなり消耗し、稀少という点では一見一聴に値するが、デヴィッド・リンチの自己投影がされたアブストラクトな残像は、焼印のように脳裏に刻まれること必至。 レインさん [映画館(字幕)] 6点(2009-12-15 07:19:20)

92.あの髪形は何なんだ。赤ん坊は奇形というより妖怪じゃないか。うーん、気持悪さが面白かったんですが何のこっちゃでした。
すべからさん [DVD(字幕)] 6点(2009-10-18 02:45:14)

91.《ネタバレ》 幻想と現実が入り混じり、しかもその幻想が安易な解釈を許すほどわかりやすくない。おおざっぱにまとめれば、駄目な男が不幸な現実から幻想の「天国」へ抜け出すまで、といったところだろうか。 あの奇形の赤ん坊から、萩尾望都のマンガ『イグアナの娘』を思い出した。このマンガは子供に愛情が抱けない母親の心情を、「娘が醜いイグアナに見える」という映像的にわかりやすい形で上手く表現した作品。

同じように、もしかしたらヘンリーと妻が子供を気持ち悪い怪物のように感じているだけで、ほんとうは義母の言ったように「ただの未熟児」だったのかもしれない、と思った。近所に住む女から見たら、ヘンリーの顔が赤ん坊の顔だったというシーンでさらにその疑いが強まる。赤ん坊が醜く見えるのは、自分にそっくりだからなんじゃないの? だから殺したかったんじゃないの? と。多分ヘンリーは、妻やその家族、赤ん坊よりも誰よりも、自分が一番嫌いだったんじゃないだろうか。

おそらくヘンリーは赤ん坊を殺したあと、自殺したのに違いない。醜い現実を何もかも目の前から消すために自分自身をこの世から消し、文字通りの意味で「天国」へ向かった。それがこの作品の、ほんとうの結末なのではないだろうか。 no oneさん [ビデオ(字幕)] 8点(2009-09-29 21:34:37)(良:1票)

90.《ネタバレ》 最初観た時の衝撃はマルホランドドライブと同レベル。これこそまさに世界の本質を描いている!と。まさしくこの世は消しゴム工場のようなものなんだと思います。 HAMEOさん [DVD(字幕)] 9点(2009-09-02 16:02:46)

89.《ネタバレ》 この映画だけは0点をつけても10点をつけても文句を言われない作品だと思う。
あの奇形児と周りの騒音と主人公の髪型がいつまでも頭と耳から離れない。
こういう作品はカルト映画と言われるのだろうが、その王道を行っていると思う。
いろんな意味でこれを超える映画は今後出てこないと思う。 超甘味王さん [DVD(字幕)] 10点(2009-05-19 20:49:47)(良:1票)

88.10年ほど前にリバイバル上映を映画館で観ました。しかし何も記憶に残っていない。あまりにも面白くなくて記憶がないのか、あまりにも強烈で記憶がブッ飛んだのか、どっちだろう?これって別の意味ですごいことかもしれない。 爆裂ダンゴ虫さん [映画館(字幕)] 0点(2009-03-31 00:24:46)

87.《ネタバレ》 冒頭のシーンで、もう意味なんか考えず、ただこの世界に浸ろうと思った。悪趣味もここまでいくと芸術になる。大まかなストーリーはあるものの、奇形の子供が出てくる前から、すでに意味不明な登場人物たちの行動多数。グロさが際立ってしまうが、妙な映像の美しさに魅了され、2回も観てしまった。終始BGM?として鳴り響く低音ノイズも不気味な雰囲気を際立たせている。まさに、「悪夢」をそのまま見事に映像化した作品。不快って言われてナンボ。好き嫌いは別として、映像作品としてはまさに唯一無二で、監督の才能を認めざるを得ないだろう。 おーるさん [DVD(字幕)] 9点(2009-02-10 01:09:04)

86.間違って夜中にかみさんと二人で見てしまいました。アイタタタタ・・・。なんかもう無防備な心のままで買い物に出かけ、取り返しのつかない不幸な事故に巻き込まれたような感じです。クリスマスの夜に見た人は何人? 日教組や政治家や江原啓之や日野原重明先生のご感想は? 映画史に残る作品ではありますが、恐ろしくてもう二度と見れません・・・。 きのう来た人さん [DVD(字幕)] 9点(2009-01-19 06:09:00)

85.キモイ、エグイと評判の映画なので恐いモノ見たさで鑑賞しました。主人公の境遇は確かに最悪でしたが、結果、そうでもなかったです。しかも無駄に長い。正直退屈でちょいちょい早送りしながら見てしまいました。ただあの赤ん坊、嫌ですね。本当に何なんでしょうか…? Kの紅茶さん [DVD(字幕)] 4点(2008-12-14 23:19:28)

84.ここまで気持ち悪い映画を作るのは、ある意味すごい。 eurekaさん [DVD(吹替)] 7点(2008-03-15 16:35:27)

83.《ネタバレ》 ど、どうしよう。あの赤ちゃんに愛おしさを感じている自分がいた・・・! ペケジローさん [DVD(字幕)] 2点(2008-01-19 21:31:50)

82.リンチ最強の不快作!!
アッパレ!!
ただただ不快。
凄すぎる。 にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 1点(2007-10-04 11:05:54)

81.《ネタバレ》 だいぶ昔に観たんだけど、気持ち悪くてしんどかったって記憶が残ってる。変な頭の男が女性と一緒に住むんだけど、なんか周りの世界が変テコ。多分男の妄想かもしれんけど、すごい小人の女性なんかが急に出てきて歌を歌っちゃう。この女性の顔がまたなんとゆーかキモイ。生まれた赤ちゃんはエイリアンみたいな奴で、とにかく全体的に陰鬱でシュール、一人で観てたからかなり気分が暗くなりました。なんてゆーか映画に精神力を吸収されてるみたいで、しんどくなりました。ただ最後まではしっかり観れた。キモイ世界ゆえに先が気になりキショイの観たさの欲求に負けたため、でも正直しんどかった。あれはこの映画と俺の戦いだったのかもしれません。とにかくもう一回観ようとは思いません。精神が落ちてる時、小さい時期に見るとトラウマ感があります。おもしろさ皆無でしたが、今でもイメージが残ってるのはやはりすごい なにわ君さん [ビデオ(字幕)] 10点(2007-09-12 21:57:37)

80.リンチが好き勝手やってます。悪夢を映像化するリンチワールドの原点であり、リンチワールド全開の作品。突然の結婚からその悪夢は始まっている。未熟児が怪物にしか見えないというのも一つの悪夢だと思うのだが、このあたりは個人的にいかにもB級ネタに感じられて、グロテスクな赤子の造形も含めてチープ感を拭えないのですが、踊り子登場からはリンチにしか作り得ない独特の意味不明感というか、いや意味は確実にあるのだが、そんなものはどうでもよくなるくらいのイマジネーションの奇抜さ、しかもただ奇抜なだけではないとても惹かれるセンスを擁したイマジネーションの洪水にただひれ伏すのみ。と言うものの、正直、私にとってこの映画は踊り子のシーン以外はどうでもよい。でも、反対にリンチといえばこの踊り子の笑顔が真っ先に思い浮かんでしまうのだ。 R&Aさん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-12 16:44:20)

79.そこらにあるようなホラーとは違って、脳に直接響いてくる気持ち悪さ、怖さがすごいです。とはいってもホラー映画ではなく、人間の日常を描いている…ように解釈しました。観るものではなく、感じるものです。すごい映画です。 Balrogさん [DVD(字幕)] 9点(2007-09-04 01:35:29)

78.《ネタバレ》 本作の「未熟児なるもの」は誰がどう説明を施したところで、怪物である。視覚経験上それが未知なる何かであることがその証拠なのだが、なぜその未知なる怪物に何の説明も施さずにいられるのかという問いの発現こそがリンチの才を発見する口実であったように思う。わたしは未熟児の体調を心配して加湿器をあてている画に触れ、笑いを抑止できなかったのだが、それこそ未知なる才に気が触れた瞬間、シュールレアリスムの精神を正統に受け継いだ同時代の監督との遭遇であった。『イレイザーヘッド』は『勝手にしやがれ』や『ストレンジャーザンパラダイス』と同様に、大監督にふさわしい生気を纏った傑出したデビュー作である。 stroheimさん [ビデオ(字幕)] 10点(2007-07-25 11:24:17)

77.あえてこの点数をつけさせてください!という貴重な映画。ものすごい。こんなに精神から毛嫌いさせる映画は無い。下手な映画で不満足になるよりこれ見たほうが有効と思える。未だにあの鳥のような赤ん坊やホホが膨れ上がった女、そして主人公の顔がありありと思い出せる。 おっちょさん [DVD(字幕)] 0点(2006-07-09 16:44:51)

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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 116人
平均点数 6.40点
086.90% line
132.59% line
265.17% line
332.59% line
454.31% line
51210.34% line
61210.34% line
71714.66% line
82017.24% line
91311.21% line
101714.66% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.88点 Review9人
2 ストーリー評価 6.77点 Review9人
3 鑑賞後の後味 5.20点 Review10人
4 音楽評価 8.54点 Review11人
5 感泣評価 2.00点 Review6人

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