みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
76.《ネタバレ》 途中までは、よくある少年時代の回顧ものなんですけどね・・・・・。ラストの展開が非常にやるせないです。モンチョ少年の心情とその後に残るであろう心の傷を考えると非常に哀しい気分になりました。 いろいろある紛争の中でも内戦というのは本当に残忍で哀しいものだなと思いますね・・・・・。 【TM】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-14 22:21:22) 75.《ネタバレ》 ヨーロッパ映画にありがちな悠長な展開+大胆なカット割りで終盤まではあまり映画に入り込めませんでした。ただラストのワンシーンが素晴らしいですね。わけもわからず、大人の世界には無力であることを重々知りながらも、何か自分にはできないのかという子供ならではの心情がラストにうまく集約されていると思います。口にできる語彙も少なく、ただ教えてもらったことを連呼するしかできなかった少年の気持ちが痛いくらい私の心に刺さりました。 【Thankyou】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2007-01-13 01:40:27) 74.《ネタバレ》 衝撃的なラストが印象的だった。ありがちなお涙頂戴で終わらせなかったのが逆にグッとくる。モンチョは大人になってあのときの行動を後悔するときがくるのだろうか。 【こまごま】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-12-29 23:34:12) 73.《ネタバレ》 一見余計と思われるエピソードが含まれているものの、それらは少年であるモンチョの視点から見た、戦争と同様の理解しにくい「大人の事柄」の一つ一つなのであろう。(そして戦争は、大人でも理解しにくいものといえるであろう。)とにかくモンチョとマエストロとの心温まる関係に引き込まれるがゆえ、終盤での衝撃も大きい。胸が引き裂かれるような思いというものを、これほど映画で経験したことはなかった。時代や歴史が人間を翻弄する非情さと、そうした全ての過去を経て安穏としていられる現在があるという事実の対比を、重く感じずにはいられない。 【酒梅】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2006-04-16 23:39:19) 72.期待しすぎたんでしょうか?ダメだったなぁ。繊細な心の動きや感動を誘うストーリーは悪くないと思うんですが、そこまで感動するかなってのもありましたし、正直期待外れです。スペイン映画。初めて見たかな? 【Andrej】さん [映画館(字幕)] 4点(2006-02-24 16:26:22) 71.《ネタバレ》 ズルイ・・・(泣)やっぱりこのラストはずるいでしょう。もう有無を言わさず 一突き デス(悶絶)。あんなにも残酷なものを、あっさりと描いたのは良かったと思います。断片的にはいいのに、物語全体はうまくつながってない気はしますが。もったいないです。ああ、人間ってヤダ。なんと弱くなんと哀れで残酷なものか。とにかく何の前知識もなく、ただ題名だけで観たワタシがアホでした。 【タマクロ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-27 14:22:58) 70.《ネタバレ》 前に小説(とても短い)を読んだ後に見て、いろいろとエピソードを足したなあと7点をつけました。今回、なんとなく見返して、その時に見た以上に胸に染みました。前回見たときには散漫に感じた散りばめられた数々のエピソードをラストにつなげて考えてしまっていたので、少しまとまりがないなあと思っていました。今回、見ていて人はそれぞれの人間がそれぞれに生きていて、それぞれの生活と思いがあるけれど、そんなこと関係なしに巻き込まれてしまうことってあるんだなあと、「ファーゴ」を見た時と同じ印象を受けました。ラストで罵声を浴びせるしか愛情表現を伝えられない、そんな時代の悲しさがやりきれなかった。 大切にしたい映画です。 【omut】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-11-26 17:47:55) 69.3つのエピソードを一つにまとめたことで、すこし筋立てには無理なところもあったようです。 それでも牧歌的な美しさや日常の小さな幸せを紡ぎながら、その影、裏に潜む深い悪意や増悪を垣間見させ、それが噴出し、少年を含む家族が戸惑いながら翻弄されていくラストは圧巻でした。 【かじちゃんパパ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-09-13 08:12:59) 68.《ネタバレ》 緑が美しく、牧歌的に少年をとりまく環境が映し出され、突然ラストで悲劇を見せるのは、ラストシーンを強調するためなのでしょうが、彦馬さんが書いておられることと似たような感じになりますが、やはり牧歌的描写の中にラストシーンを暗示させるものが欲しい。たしかに兄の失恋や犬の惨殺などが悲劇を暗示させるものとして描かれますが、本筋とかけ離れたエピソードゆえに伏線としては弱いです。<牧歌的→ラストでいっきに悲劇>というパターンでいうと、ミハルコフの『太陽に灼かれて』のほうがはるかに巧い。それでもラストシーンには泣けた。そりゃそうでしょ。スローモーションにしてあんなセリフを持ってくるなんて反則です(涙)。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-09-08 14:44:43) 67.期待外れでした。下で【Olias】さんがおっしゃるとおりですね。全体に暗くて分かりにくかったです。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2005-08-29 11:51:21) 66.少しだらけている感じもしますがほのぼのとしてて、内戦を感じさせないんだなぁと思いつつ、あのラストにはびっくり。。。あのときにモンチョ君の気持ちを思うと心がズキンってしました。彼の心には大きな傷が残ると思います。最後だけですが、すごく強烈で、辛い作品のイメージになってしまいました。最初のほのぼのは何処に。。 【キャラメルりんご】さん [地上波(字幕)] 5点(2005-08-02 14:44:21) 65.前半は共感できる箇所があったが、後半に向け、無駄なシーン等等があり、残念。 【ボバン】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-06-22 00:58:54) 64.モンチョくんがかわええ、かわええ・・・そんな感じで見てた浮ついた気持ちぶちのめす、痛いラストでした(涙)。 ああでも確かにラストの悲壮感だけが唐突な印象も。 【ジマイマ】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-05-23 23:53:04) 63.無垢な子どもが自分のまわりの世界に目覚めていく過程を、1940年代のスペインの片田舎を舞台に描く。人々を引き裂く戦争の無情さがラストシーンに凝縮されている。かなり好きな作品である。 【Shige&Happy】さん 7点(2005-03-01 21:13:23) 62.小学生の頃に夏休みの宿題として「自分の好きなもの」を作ってくるという課題があった。私は当時昆虫が好きだったので”標本セット”を購入していろんな種類の昆虫を捕まえ「昆虫の標本」を作り9月の登校日に持っていったのでした。その「自分の好きなもの」をクラスで展示することになって最初はいろんな種類の昆虫の物珍しさに私の作品へみんな集まってくれたのですが、とある一人の同級生が「ねぇこれってどうやって標本にしたの?」と質問してきたので正直に標本セット(説明させて頂くと標本セットとは中に薬と注射が入っており、それを昆虫へ注入するとたちまち”死んでしまう+腐らない”という当時小学生の私にはかなり画期的な代物でした。)を使ってこれを作ったと説明するとそいつが「○○君は残酷だな~」とおもむろに私を批判し始めたのだ。またそいつに扇動された周りの奴らもそれに置いてかれまいと「そうだよ!そうだよ!」と批判側にまわる始末。結局私には誰一人味方がいなくなってついには1週間ほど展示する予定だったのを先生に頼んで初日に持って帰ってしまったのだった(先生は「それぐらいのことがどうした。堂々と見せておきなさい」と言ってたけど私には耐えられなかった・・・)。当然私は家に帰って大泣きしながら裏山でそれを燃やしてしまった。それから数ヶ月間は人間不信になって教室でも一人の時間が多かったような記憶がある。でもそうやって少しづつ”人間”という生き物を知り、集団社会の厳しさを学んでいったのだなということをなんとなく思い出した。モンチョ少年もああいう現実を目の当たりにして大人へと成長していったのでしょうね。 【tetsu78】さん 8点(2005-02-21 01:57:24)(良:1票) 61.スペイン内戦ものとは知っていたけれど、もっと楽しくてほのぼのしたもの、そして感動するものを想像していました。 ラストは衝撃的で役者の演技にも引き込まれるが、ほかの部分はいまいち・・・あまり世界中で有名になるような作品でもないんじゃないかと思いました。題材が題材なので、ある程度いい映画として広まるのは理解できますが。まぁまぁな映画というのではなくて、ラストがすごく印象的だったのと、その他の部分つまらなかったのを相殺して5点というところでしょうか。 【るいるい】さん 5点(2005-01-08 23:56:06) 60.モンチョの演技はよかったですねぇ~。ラストのシーンは感動しまくりでした~。先生はどういう気持ちでモンチョを見てたのか気になりますねぇ~。時代風景もさりげなく分かったから楽しめた。 【M・R・サイケデリコン】さん 9点(2004-12-23 13:30:58) 59.モンチョ少年が、先生や級友との交流から少しずつ自分の世界の枠を広げていきます。枠の外には、こんな世界が広がっているのかー、そこは甘酸っぱく、驚きに満ち、虚実が交錯する世界。そんな世界を美しい美術、衣装、そして光の濃淡が丁寧に投影された照明、光こぼれる自然のロケーション、そしてじっくりとした静的なカメラワークが表現していきます。そのあたりは堪能できるのですが、しかしなにかもの足りない。全編にわたる映像がどこか牧歌的である分、スペイン内戦勃発前夜の不穏な空気、思想的政治的危機感、そしてラストの罵倒・・・、それらがあまり伝わってこないのです。臓腑を鷲づかみにしてくるというより、肌を撫でてくるというような印象です。いい意味で、もう少し雑であればなー、という気がいたしました。 【彦馬】さん 7点(2004-09-05 19:59:28)(良:1票) 58.この終わり方はいいですね。余計なエピローグがないところが、世界観の完結を表現していていいと思います。色々な点で「アンダーグラウンド」に似ていると思いました。あちらは3時間ですが、こちらは本当に必要なエピソードだけを残してシェイプアップすると、1時間を切る作品になってしまうような気がします。 【金子淳】さん 8点(2004-08-27 18:33:43) 57.最後は悲しいけど、なかなか面白い作品だった。 【夏目】さん 7点(2004-06-12 13:23:10)
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