みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
222.当時、私はまだまだ幼かったけれど、その映像美にはびびった記憶がある。見直してみてもその映像美に衰えは無かった。けれど大人になった今の私にはストーリーにもうひとつパンチが欲しいかな(←生意気)。ただしこの時のルトガー・ハウアーはいつ観てもカッコいいのだ。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-11-22 18:57:15) 221.そんなに絶賛される映画とは思えない。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 4点(2014-09-21 01:31:41) 220.全ての面でセンスが良さが漂う映画。 【cogito】さん [映画館(字幕)] 10点(2014-07-31 19:20:30) 219.これは何といってもルトガー・ハウアーの魅力につきます。めちゃくちゃ怖いし、死ぬシーンは美しい。 【noji】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2014-05-11 17:27:00) 218.天才的映像センスを持つリドリー・スコット監督により産み出された映画。水と色彩のイメージが強いその映像は緻密にして美麗。それまでのSF映画における未来都市は清潔なイメージで構築されていたが、彼は環境が汚染され酸性雨のそぼ降る退廃的なイメージで構築した。この映画の混沌とした未来都市は、ヴァンゲリスのシンセサイザー音楽とも相まって、世界観の確立に貢献している。そしてラストシーン。レプリカントのリーダー、ロイ・バッティの語る言葉は何度聞いても感動する。この言葉は、何とルトガー・ハウアーのアドリブだそうだ。以下、全文。「お前たち人間には信じられない光景を俺は見てきた。オリオン座の肩の近くで炎を上げる戦闘艦・・・。暗黒に沈むタンホイザーゲートのそばで瞬くCビーム・・・。そんな記憶もみな、時とともに消えてしまう。雨の中の涙のように・・・。死ぬときがきた・・・」。 【しぇんみん】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2014-04-18 23:56:14)(良:1票) 217.《ネタバレ》 その昔、学生時代に友人から勧められて見た映画。 「これ系の世界感」に触れたはじめての体験でした。 この世界はメカメカな中で、雨がよく似合う。 今となっては、内容は詳しく覚えていないです。 あ!レイチェルが美人だったのが印象的。 【たかしろ】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-04-10 13:37:25) 216.《ネタバレ》 封切り当時は確かこれ不評の映画だったですね。 私は場末の客席ガラガラの映画館で見ましたが この時私と一緒に見た何人かの人々は 多分一生忘れられない1作になったんだろうと思います。 話の筋は逃げ出したレプリカント(人造人間)を処分するブレードランナー(賞金稼ぎ)を描くという事には成っておりますが はっきり言ってそんな事はどうでも良い。 本作品に出て来るレプリカントの寿命は僅か4年です。 もし本当の人間が自分の寿命は4年と区切られてしまったらどうするでしょう? 植民地星に送られ、重労働にコキ使われて死んで行くだけの人生を受け入れられるでしょうか? 自分の寿命を4年と自覚したが故に 劇中のレプリカント達は追う存在である人間より人間臭く そしてより少ない人生を追い求める。 また自分たちの存在意義をも、激しく追い求めて行きます。 自分たちがどうやって作られたか?切られてしまった寿命を伸ばす方法は無いのか? 彼等は必死であがいて行く。しかしそうしている間にも 自分たちの肉体はドンドン衰えて行きます。 そして最期は仲間がブレードランナーデッカードに次々と殺され 逃げ出したレプリカントのリーダー バッティーは超人的な力で デッカードを絶対絶命まで追い詰める。 しかしなぜかバッティーは絶体絶命のデッカードを助けてしまう。なぜか? 劇中その事についての説明は一切有りませんが、私はこう解釈しました。 つまりバッティーは自分の寿命が尽きる事を悟り、全ての諦めが付いた訳です。 諦めが付いたからこそ、デッカードを助けた。 自分がいま死に行くが故に、バッティは命あるものの尊さを知ったのでしょう。 死の間際 降りしきる雨の中、バッティは諭す様にデッカードへ 自分が見てきた僅か数年の事柄を語ります。 その時、邪心の無くなった彼の肩には1羽の小鳥が止まりました。 そして彼が語り終え、こと切れた瞬間に大空へ羽ばたい行く。。。 涙無しには見られないシーンです。何度もこのシーンで泣いた人が多いのでは無いでしょうか。 ともかくSF映画の金字塔と言うには余りにもマニアックで、虚無に満ちている作品ですが ラストにデッカードが完全人造体であるレイチェルと、恋に落ちエアカーで逃げて行くシーンで僅かに救われます。 人間とレプリカントの差異は無いのだ。と。 【一般人】さん [DVD(字幕)] 10点(2014-02-07 03:17:18)(良:4票) 215.見たのは大学時代。それまで見た映画の中で最も衝撃を受けました。私が映画の世界にハマった最初のきっかけとなった作品です、その後に色々なバージョンが出ましたが、最初に見たバージョン以上の衝撃を受ける事はなかったです。どう感想を書けば良いかずいぶん悩んでましたが、先に4作目の10点が現れてしまったので、とりあえず投稿します。得点は10点以外あり得ません。 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 10点(2013-12-23 21:36:55) 214.《ネタバレ》 この映画によって“近未来映画の革命”(酸性雨の降りしきるデッドテックな未来都市というビジュアルの発明)が起こったことは、映画の歴史の中でも重要な出来事だったと思います。(ちなみに、もうひとつの“近未来映画の革命”は俺的に『マッドマックス2』だと思います) それにしても、昔から“デッカードのナレーション&青空の疾走エンディングバージョン”を何度も何度もビデオで見返したクチなので、ディレクターズカット版(最終版)には、ちょっと素直にノレないンですよねぇ…。確かに、あのモタモタしたナレーションが無いことで映画の流れはクールになっているし、撮影時の監督の意図が「デッカードはレプリ」だった(その前提でのユニコーンの折り紙の意味)というのは頭では理解できるのですが…。でも、ねぇ…。この映画で感動した自分のキモチを、まるで“後出しジャンケン”でひっくり返されてしまったようで…。うん、やっぱり俺は最初に見たこのバージョンが好きですねぇ…。 「いィ~いィ~ことぉ~、す~るぅ~~~~」べべん!(三味線の音) 【幻覚@蛇プニョ】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2013-06-22 06:40:34)(良:1票) 213.《ネタバレ》 微妙な日本語セリフすら美しい。 【hayakawadotcom】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2013-01-29 03:12:57) 212.《ネタバレ》 人生で4回観てるんですよこの映画。 最初は小学生低学年のとき。 ハリソンフォードがスターウォーズノリで、悪い人造人間をかっこいい銃でバンバンやっちゃう映画を期待してた私は途中で観るのをやめました。 画面は暗いし、ヒロインは気持ち悪いし、ハリソンフォードはそんな腕利きでないし。 こん時1点くらい。 中学生の時もう一度縁があって見て荒廃した世界観に魅せられたものの爽快感のなさにちょっと物足りなさを覚えて6点。 大学生のとき「アンドロイドは電気羊の夢をみるか」を読んでまた視聴。 やっとこの映画の見方がわかって8点。 そして今回BSで放送されてるのを観て9点。 前置きが長くなりましたが・・・。 「佳く生きる」ということをこんな世界観でこんな形で表現するとは・・・。 2つで十分ですよ?いや何回でも観たい!! 【CBパークビュー】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2012-12-28 07:20:11) 211.アジアンな喧騒に包まれながら、その内包するものはヨーロピアンな感覚の近未来LA。 映画の完成を見ずして逝ったP・K・ディックの原作をベースに、リドリー・スコットの世界が広がる。 リック・デッカード(ハリソン・フォード)が人間と感じられる劇場公開版は、ビデオの完全版とともに最もなじみのあるもので、最初に見たものから逃れえぬ観客もいる。 人間とレプリカントの闘争でなければ、ロイ・バティ(ルトガー・ハウアー)の最期の輝きも生きてこず、レイチェル(ショーン・ヤング)との関わりも同類相憐れむようなものとなってしまうのではあるまいか。 説明過剰を好まず、デッカードをもレプリカントに転生させたい思いのあるスコットは、ボイス・オーバー(ナレーション)が気に入らずなくそうとしてきたが、あれがあっては到底そうは思えないというのもあるのだろう。(「別れた妻」がいるレプリなどいるだろうか?) 物憂げなモノローグは多少古風であっても、デッカードの内面や情報を伝えてくれるものだが。 キューブリックから譲られた美しい空撮を使ったエンディングも、閉塞感に支配される作品において唯一開放を感じさせるシーンであり、デッカードの台詞も味わいをもつ。 スコットがそれら嫌いな部分をそぎ落として磨きあげたファイナル・カットは素晴らしい出来だが、その二つを無意識のうちに脳内補完する自分もおり、物足りなさや喪失感を感ずることおびただしい。 監督の好みがかならずしも観客のそれと一致しない一例で、不本意な任地に赴いた父親の子供にとってはそこが故郷になるようなものか。 魅惑的なヴァンゲリスの音楽も、長らくサントラが出なかったせいでカヴァー盤の方に愛着があるという煩雑さ。 ジョン・アルヴィンによるオリジナル・ポスターは素朴だが味があり、このシアトリカル・カット同様今も愛されている。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 10点(2012-11-03 13:45:05)(良:1票) 210.《ネタバレ》 なんか、思ってたより面白くない つか規模的にちっさい気が(苦笑) H・フォード演じる元ブレードランナーも 終始単独行動で イマイチ組織感もなく おまけにそんなに強くない …全然プロっぽくないんですけど(苦笑) 何故かいっぱい日本語がでてくるのもハテナポイント 映像もやたら暗くてゴチャゴチャしてて雨降ってて照明が青い(笑) 監督さんの狙いは分からなくもないが… もっとレプリカントと派手めな戦いSFアクション系と思ってた(勝手にw)ので 結構肩透かし(ラストも「えっ!?」って感じ) まぁ制作年考えれば相当スゴイのは間違いなく 恐ろしい程の手間や情熱が感じられます 後世のSF映画に多大な影響を与えたのも大いにうなずける出来ですね ※しかし2019年ってあともうすぐだよ 意外にこんな風にはなってないですね ちょっと安心シマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-04-07 09:50:59) 209.近未来というのに画像はきれいではないし、何かよくわからない映画だった。世間の評判が高いので、おもしろくないと思ったのは私だけかと思ったら、他にもけっこういるようなので安心した。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 3点(2012-03-21 08:51:16) 208. 伝えたいメッセージはわかります。確かに、これでは人間とレプリカントのどちらが間違っているのかわかりません。いえ、きっと間違っているのは人間のほうなのでしょう。作り上げられたモラルやルールもすべて一部の人間を中心にしてきたものだという指摘なのかもしれません。 ですが、そのメッセージ性以前に、映画としての面白さがありません。伝えたいメッセージや表現したい思想のために映画を媒体として使うのならば、それなりの工夫は必要だと思います。「ブレードランナー」、ベテラン、腕利き・・・どこが?リアリティを追求しすぎて期待はずれもいいとこです。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 3点(2011-11-18 02:28:09) 207.有無を言わさぬ近未来映像の混濁した美しさ 余韻を残す音楽 レプリカントの哀しみ。見終わったあとの痺れるような陶酔感。ためいきが出ます。H・フォードが超人的に強くないのが良い。 【tottoko】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2011-11-06 15:39:42) 206.世界観が本当に素晴らしい。演出としてうどんやら舞妓さんやら日本的なものがいろいろとでてくるが、日本人のぼくが観ても何一つ違和感なくこの世界観を醸し出す道具となっているように思えた。またレプリカントの死に様がなんとも美しい。特にルトガーハウアーの演技は悲哀が漂っていた。 【しっぽり】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-09-11 23:40:29)(良:2票) 205.《ネタバレ》 公開時、劇場で観た時は「暗くてジメジメして、ダラダラしてつまらない」としか思いませんでした。が、今回DVDで見直してみて、冒頭シーンの映像が美しくて溜息が漏れちゃいました。CGで楽に何でもやれちゃう映像に慣れたなかで、たまにアナログ時代の精巧な特撮映像を見ると、なんか「血が通っている」とか「魂がこもっている」とか、そんな感じのことが頭に出てきて、ほんの数秒のシーンでも非常に高価なものを観させてもらっている感覚でした。「わー、この映画ってプロジェクタで壁に映し出してインテリアみたいに使いたいなー」とか思いました。本気でそうしたい。若い頃はとくに感じるものがなかったけれど、 40代に入って鑑賞してみるとロイが笑みを見せて最後のセリフを喋る場面もちょっと泣けそうでした(若い頃は「今まで暴れてて、いきなり寿命かよ!」としか思わなかったんですが)。「どれがどれ?」と紛らわしい程いくつかのバージョンが出た作品ですが、僕はナレーションの入ってる方が好きです。ナレーションなしで主人公の心情はちょっと分かりづらいと思います。とくに1人目の女を殺した直後の主人公の気分とか、ナレーションなしじゃ分かんない。これ見よがしに「いい気分じゃない」的な表情をするでもなく、感情が排されたような固い表情をバックに、あのナレーションがあるっていうのが、ああいうタイプの男のリアルなんじゃないかなと。それに「ディレクターズカット版」の終わり方も好きなんですが、ラストに「人間だっていつまで生きられるか保証されてはいない」みたいなことをナレーションするこちらのバージョンの方が僕的には気づかされるものがあると感じました。「登場人物の心情は行動やセリフで語れ」みたいな映画作りのセオリーがあると思うんですが、僕は「必ずしもそうかなー???」と思ってる人間で、実際生きていると行動や表情や口にする言葉だけで自分の心の声全てが全うされるなんてことはありません。確実に声にしないで心の内側だけでぼやいたりとかありますもん。それがリアルな世界。心の声を観客に伝えるくらいのことは、あってもいいと思います。監督自身はナレーションなしが本意なんでしょうけど『ブレードランナー』に関してはナレーションあった方が伝わるとオモイマス。 【だみお】さん [DVD(吹替)] 6点(2011-08-30 22:32:05)(良:1票) 204.公開当時はあまり話題に昇らなかった覚えがあるのだが、 リドリー・スコット監督らしい、黒っぽい重厚な映像がいい。 近未来SFという設定が、うまくストーリーに溶け込んでいたんじゃないかと思う。 アクションシーンも結構あるけど、派手さはなく、あくまでストーリーで見せる映画。 主人公とレプリカントの心情を、しっかり描いているところがいいよね。 配役では、レプリカントのリーダー役のルトガー・ハウアーと、 謎の美女ショーン・ヤングの二人が印象が残っている。SF映画が好きな人には特にお薦め。 【MAHITO】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2011-08-17 06:36:14) 203.《ネタバレ》 何かの雑誌の【歴代SF映画トップ10】という記事でこの映画が1位になってたので、興味を持って観賞しました。観終わっての感想は、良くも悪くも自分の「SF」という固定観念から大きく異なっていた作品だったということです。全体的にとても叙情的だったのがまず印象的でした。とても情緒のある音楽が流れる中、主人公デッカード(=ハリソン・フォードさん)の心の声をそのままナレーションしていく手法は、地味ながら芸術的な詩のようなゆったりした雰囲気で、「これはSFなのか!?」と自問自答しながら観ていました。 観賞前に作品タイトルから受けていた印象は、もっとアクションシーン満載の痛快バトルSFみたいなものを想像していました。映像としては確かに30年近く前に作られたと思えない世界観でこちらを圧倒してくれました。建物や背景などもとてもディティールに凝っていて、実は自分の生まれ年の映画なのですが、そんな時期の映画とはとても思えなかったです。しかしその実内容のほうはSFと言うより江國かおりの小説を読んでいるよう。そのギャップに驚かされました。が・・・ あくまで個人レベルでこれを楽しめたかと言うと、それほどでもなかったかな、と。やっぱり自分が期待していたSFではなかったことが大きかった気がします。上述のようにバリバリのアクションを期待していたものとしては肩透かしだったかな。『ブレードランナー』なんてタイトル、そりゃアクションだと思うだろう・・・(苦笑) しかし、この時代でここまで日本をフィーチャーされた映画も珍しいなっていう視点ではとても楽しんで観ることができました。良作だと思います。 追記:すみません。これだけは言いたいのですが、かつての上司に現場復帰を請われるほどの人物にしては、デッカードが弱すぎる。いつやられててもおかしくなかった。「元エリートブレードランナー」の片鱗も見れなかったのは、デッカードというキャラの設定上、物足りない印象がぬぐえない、マイナス点だったと思います。 【TANTO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-07-14 15:39:20)
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