みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
13.《ネタバレ》 「開戦」と「停戦」という線に挟まれた中で行われる、戦争という狂気の物語。そこでは平時に違法となる行為が目的となり合法となる。その狂気性は、例えば「精神異常者を殺すのはまずいが、正常な人間を殺すのは構わない」という皮肉な言葉で語られる。かつて「汝の隣人を愛せよ」と説いた男の像が、彼の教えに従っている(筈の)者たちが殺しあう様を、虚ろな目で見下ろす。■そんな物語を切り裂くかのように走る、幾筋かの亀裂。例えば少女が花で飾った鉄兜。あるいは戦車内で行われる、ユーモラスな出産シーン。敵だけでなく部下にすら冷酷な鬼軍曹が、収容所から助け出された少年に見せる、父親のような優しさ。■亀裂と言っても良い、奇跡と言っても良い、観客に束の間の「自由」の感触を感じさせてくれる瞬間。自分はそれを観たいがために、映画に触れるのだろう、と思う。観た後、腹に重いモノがズンと残る、そんな体験を久々にした。 【ぐるぐる】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-06-16 20:11:15) 12.《ネタバレ》 とってもおもしろかった。 最近の戦争映画は、知ってる顔が多すぎて、映像がきれいすぎて、うそ臭くて好きじゃない。戦闘をリアルに再現しても、心にはリアルに感じられず。 むしろ、戦争していたころは今より昔で、古い時代なんだから、古めの映画のほうがしっくりくる気がする。 淡々と、すすむストーリーだけど、2回くらい泣いてしまいました。私は、軍曹の鉄兜にお花を飾る女の子とのシーンのやりとりが好き。 【杏と蛍】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-04-11 13:08:50) 11.戦争はいつ見ても残酷。ってかリー・マーヴィンの髪が白髪過ぎてなんかあまり共感できなかった。退役してるだろ~って思っちゃいましたが。 【M・R・サイケデリコン】さん 7点(2004-11-01 14:14:23) 10.戦争映画というジャンルは扱いの難しいテーマであると思います。何を描くのか、どの立場に立つのか、何を伝えたいのかということの軸足の取り方ひとつで舞台は同じでも全く違った物語ができあがる。昨今の映画における戦場表現から比べるとあまりに緊迫感のない戦場の表現ではあるもののその分人間ドラマが丹念に描かれていたと思う。戦場で子供をとりあげちゃうみたいなことって実際あったのかな?印象に残ったシーンではありますが…。個人的には安心して観れる戦争映画はあんまり好きじゃないので点数は厳しめとなっております。 【SWORD】さん 5点(2004-10-04 10:18:57) 9.《ネタバレ》 バンドオブブラザーズ(アメリカのドラマ)の短縮版って感じかな。最後のユダヤっコは急に食べ物を口にしたから死んでしまったのだろう。だったらあのおっさんのせいだね。戦争が終わった途端敵兵を助けるってのもなんか偽善てきで嫌だな。 【膝小僧】さん 6点(2004-04-28 06:27:59) 8.これここでの点数が高いから、このあいだビデオで初めて観たんやけど、ごめん。他のレビュワーの方には悪いんやけど、現在のスピーディーで迫力ある映像に毒されてしまってる今の俺にとって、この映画は古臭くてダルい映画やった。なんか主役の方たちがあまりにもダラダラしてるんで緊迫感薄くて、実際戦場に行った事ないから、あんな感じかもしれんけど、やっぱり他の最近の戦争映画と比べるともっと緊張感あってもいーよーな。深い意味が色々こめられてるとは思うねんけど、戦争映画やのに途中眠くなってしまった自分の心に嘘はつけないので、はっきり言います。おもしろくなかったです。でも戦争映画が好きで多少古い映画でも余裕を持って観られる方にはオススメですんで。俺が余裕ない変わり者なだけなんで、あんまり俺の評価、気にせんといてね 【なにわ君】さん 0点(2004-03-30 08:35:25) 7.かなり昔に1度観たきりなので記憶が多少とんでいるが、素晴らしい作品なのは間違いない。M・ハミルが出てなかったら未公開になっていたかも知れないなぁ。当時の私のオタクノートによると...「主演男優賞リー・マーヴィン」て書いてある。な、何の賞???? 【nizam】さん 8点(2004-03-27 16:47:28) 6.ストーリー性のあるドキュメントって感じでした。 【亜空間】さん 9点(2004-03-27 12:22:29) 5.いやはやなんでどうしてストーリー的にものすごくよくできていたので泣くほどではないが感動した。鬼軍曹の役者が最高にかっこいい演技を魅せてくれた。ハードボイルド映画という物を初めて味わうことが出来た。戦闘シーンに迫力がなかったので一点を引かせていただく。しかし、戦闘シーンのリアリティを見たければ他のCG技術を使った物を見ればいい。パソコンゲーム(FTP)をやったりとか。この映画は80年に制作された物なのでリアリティは見ている人の想像に依存する。ということは減点する必要はないな。。。あと、5人があらゆる戦場で生き残るというのは絶対にあり得ない、と思うので一点減点。だが物語としてとても面白かった。 【moguro】さん 9点(2003-06-12 22:35:42) 4.人はいつか死ぬ。今日生き残ったのは偶然だと実感する。だから自分が今やるべきことをせいいっぱいやる。そんな映画だとおもう。 【やな太郎】さん 8点(2003-06-01 01:50:08) 3.B級映画だけど、ストーリーはしっかりしてて良い映画でした。前半ドイツ占領下のフランス軍との壮絶な撃ち合いで、多数の死傷者が出たのに講話したとたんに双方駆け寄って抱き合い喜ぶとは・・・不思議と印象に残りました。 【cccp】さん 7点(2003-01-06 00:30:43) 2.けして出来の良い映画じゃないけど、だから故に変なリアリティがありましたよね。マーク・ハミルの成長が著しいと感じました。【Y-N】さんも書いてますけど、ホントに表情が良いですよ。 【奥州亭三景】さん 8点(2002-10-18 22:49:16) 1.まさかこの作品がDVD化されていたとは知らなかった。しかもウィンドー・ショッピングさながら、初めて入ったCD&DVDショップで見つけた時には、これを買うためにここに呼ばれたんだろうかと、本気で思った。日本で、それもTVでオン・エアされた時には、マーク・ハミルが出ているから見てみよ、という程度の気持ちで観た作品で、実際、第2次大戦の戦争映画としては、「史上最大の作戦」や「遠すぎた橋」に比べれば小粒の感を免れない。ただ、設定が「鬼軍曹と四銃士」といった斥候小隊の作戦行動が基本で、大規模な作戦行動だけを主眼に置かず、サミュエル・フラー監督自身の軍隊経験を元に描かれたというだけに、妙に心に残る映画である。目当てのマーク・ハミルは、漫画を描くのが得意な、腕はいいが臆病な射撃手という役を、実に達者に演じている。リー・マービンの鬼軍曹ぶりはさすがというものだが、随所に見るハミルの表情が、いい。最初の作戦行動で敵兵を撃てずに、「人は殺せません」と言ったハミルが、戦時下でいっぱしの兵士面のなっていく過程は、改めて観ると、むしろ胸が痛む。時々の作戦行動をサラサラと流して描きながら、兵士は歯車どころか消耗品だというメッセージは、綺麗事を交えないだけに痛烈である。録画したビデオは15年以上の歳月で劣化していた為、このDVDとの出会いは、本当に「呼ばれたのかなぁ」という気分だ。 【Y-N】さん 8点(2002-09-22 22:45:36)(良:2票)
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