みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
25.アメリカ女が出てきた時点で、これはフランス映画とその中で誕生するヌーベル・ヌーベル・ヴァーグの物語と解釈してしまった。以下、私の妄想的解釈。アメリカ女=アメリカの映画会社のプロデューサー。謎の病気の蔓延とハレー彗星接近による世紀末的状況=フランス映画の低迷。ワクチンがあり、彗星もいずれ通りすぎるので低迷は一過性のもの。殺された男は偉大なるヌーベル・ヴァーグ?息子は父と同じく手が器用=ヌーベル・ヴァーグを引き継いでいる。息子の名前はカラックスの分身・アレックス。新たな世界へはばたきたいアレックスは資金調達のために父の仲間と共にある計画を実行する。盗み=引用?仲間はアメリカ女を恐れる男とスタイルに拘る男と謎の女。やっぱり出てきたガラス張りのアジトは映画そのもの。今度の“新しい波”はとてつもないスピードを見せつける。腹話術=直接言葉で伝えない?アレックスは死ぬが映画は死なない。疾走する映画は女に受け継がれた。頻繁に出てくる髭剃りのシーンは?パラシュート降下は?さぁ、みんなで考えよう!って適当なことを長々とスイマセン。でも、透き通るような美しさとはまさにこのこと!と思わせる二人の女優を見るだけでも価値があると思います。女優を美しく撮るって重要なことです。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-07-12 16:15:26)(良:2票) 24.どうもカラックスって私にはいまいちピンとこないくさい!良さが全くわっかりまっしぇぇん!!!+ビノシュって別に私なんかされたってわけじゃぁないんですけどなぜか気に障るんですよ、あの女。個人的に好きじゃないのです。本当すいませんえん。 【クロエ】さん 4点(2005-02-15 22:27:17) 23.何故かジュリエット・ビノシュはおっさんが好きで、ビノシュを好きな主人公はそれが納得出来ない、と。気持ちは分かるが、世の中そんなもんなのかも。物語の背景にあるのは、やっぱりエイズなんでしょうね。タイトルからして重たい感じ。 【マックロウ】さん 5点(2004-06-30 20:25:01) 22.偏愛のある映画は素敵だと思う。自己愛に起因するそれは、ともすれば自己完結になりかねないシロモノで、全くもって危険物。そのギリギリのライン上にある、取り扱い注意な危険映画が好きだ。カラックスはそんなギリギリの危険人物で、時にはその境界線を越えてしまう。鼻に付く位のナルシストで、かっこつけ野郎で、取り澄ましてやがるけれど、溢れる偏愛を隠せない。そういう所に恥ずかしいまでの分かりやすい人間性も感じてしまう。どういう描き方、演出をすれば評価されるか、良い映画たり得るかを知っているし、計算出来る。でも描くものの本質は子供の絵。彼はずる賢い知恵を付けた子供なのだ。そういう意味で「神童」という言葉がとても似合う。そして滅茶苦茶な駄々っ子。当時まだ20歳そこそこだった大好きなジュリエット・ビノシュを、「やくざな中年男のやさぐれ情婦」にしてしまう。そんなの、好きな女の子をいじめてしまう小学生の男の子と一緒だ。とっても恥ずかしくて可愛い妄執。どうにもこうにも子供っぽい偏愛に溢れた素敵な映画。 【ひのと】さん 9点(2004-05-16 13:39:52)(良:1票) 21.難解なストーリーだった。結局どんな話だったのか理解できていない。いや、物語の筋なんて関係ないのかもしれない。他の方も書かれているけれど、「これがビノシュ。今ボクの心を掴んで離さない女。ね、素敵でしょう。」これが言いたいが為の映画かもしれない。画面いっぱいに大写しのビノシュが泣いたり笑ったりティシュで鼻ふいたり。自分の映画の中に好きな女を閉じ込めて、そっと寄り添っていたいという願望でしょうか。この映画から感じたのはビノシュへの想い。ビノシュもカラックスも、ちょっと羨ましいなー。若さ溢れるジュリーデルピーも可愛く、女の子のセンスはいいのねえ、と意外なところで感心した。 【のはら】さん 4点(2004-02-14 16:08:24) 20.雰囲気が良いね~。エロくないのにエロくみえるんだな。 【京都の怪人】さん 9点(2004-02-13 14:58:37) 19.ところどころ漂白剤をぶちまけたような映像が印象的。 形だけのストーリーなんて逆に無い方がいいんじゃないかな。 【笹】さん 6点(2004-01-17 19:16:23) 18.ブサイクな男と、美しい女。最後の早回し?のような追っかけるシーンは、何故だか涙が止まりませんでした。カラックス一番の作品だと思います。 【エセ・ルイス・ブニュエル】さん 9点(2004-01-07 18:08:40) 17.画的にはとても好き。美しい映画です。ドニの腹話術、セクシーです。それぞれのシーンは1枚の絵のように撮られていて詩的な作品かな。疾走シーンが目玉なのかな。「モダン・ガール」で走るドニ。バイクで走り抜けるジュリー・デルピー。滑走路を走るビノッシュ。ただ、ストーリー的にはどうなのかな?新種のウィルスがどうのって解説がついてたんだけど、なんだかそれほど重要でもないし。綺麗な女の子達を観賞するための作品でしょう。 【としこふ】さん 7点(2003-12-28 23:32:14) 16.カラックスは子供のように、駄々っ子のように、ただ「映画が好き」「あの娘が好き」とだけ言い続ける。SF的設定も、ビノシュを抱えて道路を渡りたかっただけなのだ。“ライムライト”も、なんとか許してあげて欲しい。彼はただ「映画」と「あの娘」に近づきたいだけなのだ、欲望のままに撮ってるだけなのだ。しかし、「映画」も「あの娘」もそんなカラックスを決して愛してはくれない。どんどん離れていってしまうばかりだ。スピルバーグなら適当なところで折り合いをつけるかもしれない、それが大人の分別だから。でもカラックスはとことん子供なのでその術を知らない。「嫌い」と言われても「好き」と言い続け、一人膝を抱えるだけだ。文字通り、そして恥ずかしいほどの青春映画です。。傑作と言うには痛切すぎる。失恋した時に観るといいよ、きっと。 【まぶぜたろう】さん 10点(2003-12-07 12:54:13)(良:4票) 15.お、【STING大好き】様が珍しく超辛口のコメント、この後で本作を褒めるのが私の勇気の見せ所だ。しか~し正直言うと、残念ながらこの映画のストーリー、ようわかりませんでしたチーン。よし、色んなHPでちょっと調べてみよう。ガーン。どれを読んでもよくわからん。っていうか、要はストーリーなんて大して無かったのね。でまあ、そういう映画は苦手気味な私が、若干睡眠不足の時に観たというのに、全然眠くならなかった! これは実にスゴイ事、という程でもないけど、まあまあスゴイ事、ではないかと。やっぱし映像の積み重ね方や場面転換がうまいんでしょう。でも、これって逆に言うと、一種のウィンドウショッピング的な楽しさ、ってなところかも知れませんけどね。そういや前半のスカイダイビングシーン、どう見ても本当にジュリエット・ビノシュ自身が飛び下りたようにしか見えなかった!ほんとにダイブしたのか!? どうやらこの瞬間に私の眠気が覚めたらしい。 【鱗歌】さん 7点(2003-11-22 20:26:06) 14.男の悲哀を個性の強い主人公が表現していて見応えあります。おっさんになっても見ることが出きる青春映画です。不思議感覚を覚える映像が効果的です。 【ケララの狸】さん 8点(2003-11-21 14:56:43) 13.《ネタバレ》 あの自分に拳銃つきつけて「動くな」なんて、そらもう驚きました。そうか、そういう手があったか。ビノシュは可愛いというより、恐かった。ちょっといらいら・・・。 【きなこ餅】さん 7点(2003-11-07 00:49:25) 12.僕はあまり同じ映画を2度みることはしないが、この映画はDVDを買って何度も見ている。しかし、映画館で見た時の衝撃はすごかった。一分のすきもないほど計算された色とサイズ。おしゃべりというあだ名の無口な主人公・アレックスが疾走する恋愛物語に、20代始めの僕は、愛とは求めるものではなく与えるものだということを教わり、そして、その先に待つものはいつも悲劇だということも教わった。ポン・ヌフがエンターテイメント映画であるのに対し、ものすごく私的な映像が見る人を選ぶだろう。僕は11点あげたい。 【如月CUBE】さん 10点(2003-10-23 19:36:02) 11.最初、ドニをみて「なんて変なカオなんだ?この子が主人公なのか・・うーむ」と思ったのですが、だんだん彼に釘付けになる自分がそこに。なんて魅力的な人なんだろう。気付いたら恋してました。自他共に認めるひどい面食いを治してくれたのは彼です(笑 あれ?もっとシリアスなコメントするはずだったのに。いや、そんくらい魅力的な主人公であり映画です。自分としては文句のつけようがありません。初めてビデオ買った映画です。----ベタや(笑 好きすぎると気取った事がいえないものだと今知りました。あと、ここで唯一10点付けさせていただいた映画です。----もうイイって。。失礼いたしました。 【air】さん 10点(2003-07-08 20:00:02) 10.おもしろかったったいよ~☆場面の切り替わりがいい!!女優さんたちすっごいかわい~♪これからフランス映画に進出していきたいと思いま~す☆ 【cuckoo】さん 9点(2003-06-22 22:08:05) 9.ビノシュがとっても可愛い。でもそれ以上にデルピーももんのすごく可愛いです!!カラックスはいつも分かりにくいけどこの映画は特に分かりにくい。でも、この洗練された映像はやはり素晴らしいですよね。それだけの映画だけど、好きです。 【さみー】さん 7点(2003-04-21 21:49:45) 8.真夏の夢のような、なんとも不思議な時間の感覚の映画。ドニ・ラヴァンが「モダン・ラブ」をバックに、ジュリエット・ビノシュが滑走路で失踪するシーンが好き。ジュリー・デルピーの人形みたいな魅力も好き。これほどの映画を撮ったら、もうこれ以上のものは撮れないかもしれないけれど、復帰求む。 【としろう】さん 9点(2003-02-09 04:08:58) 7.カラックスの映画でもかなり好きかな。何て言ってもデルピーが良い!この映画の彼女ほど良いのは無い!そう思える映画だよね。ビノシュもそれなりには魅力的だったけど、デルピーの妖精的魅力が爆発した作品じゃないかな。映像的にも良かったし、カラックスもポンヌフ・・までが良かった気がする。デルピーの映画に置いても高レベル、高水準以上。しかし万人向けじゃないのが欠点。 【愛雀】さん 5点(2003-01-24 16:41:35) 6.彼らの生き方が別の惑星の出来事のよう。中年男性が銀行強盗をする前に髪をきちんとといて、捕まった時の写真を気にしてるところで驚きました。なんて粋なんですか。そういうところは笑えますが、これを観てから自分にフランス映画は向いてないかもと思い始めました。 【kiki vertigo】さん 4点(2002-12-28 16:46:25)
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