みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
233.アン・ライスは5歳の娘を病気で亡くしたことの絶望から『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』の執筆を開始しましたが、その際には、生きる目的を失い、死人同然となった当時の自分の姿をルイに、厳しい運命を受け入れた上で自由奔放な生き方を選択するという、自分にとっての憧れの姿をレスタトに反映させたと言います。この点に注目して本作のキャスティングを見ると、なかなか意義深いものを感じます。ルイを演じるブラッド・ピットはレスタト役のトム・クルーズとたった1歳差であるにも関わらず、キャリア的には10年の遅れをとっていました。仕事がない時期にはストリッパーの運転手までして食い扶持を得ていた苦労人であり、厳しい下積みを経てようやくキャリアに日の目を見はじめたのが本作製作当時のピットの状況だったのです。対するクルーズはデビュー直後からヒット作に恵まれ、さらにはオスカー受賞作への出演も多いという正真正銘のスターでした。当時の状況を比較すると、両者はまさに陰と陽。ルイとレスタトを演じさせるには最高の組み合わせだったと言えます。クルーズが企画に参加する以前にはダニエル・デイ・ルイスやルトガー・ハウアーがレスタト役の候補として上がっていましたが、彼らではクルーズとピットのような微妙な関係性を見せることは出来なかったはずです。。。 以上、本作はキャスティング面では成功を納めているのですが、残念ながら肝心の内容はイマイチでした。美青年ヴァンパイア達の美しいお姿と、彼らのホモっぽい日常を見せることに全力を投入しているために、ホラーとしてもドラマとしても突っ込みが甘いのです。前半においてルイは、自分が生きるためには他人を殺さねばならないという宿命に心を痛めていましたが、後半部分ではその話題は映画から完全に姿を消します。数百年間、彼は人を殺しながら生き続けてきたわけですが、そのことに対する後悔や反省というものがまったく描かれないのでは、前半と後半でドラマが断絶していると言わざるを得ません。また、数百年を生きるヴァンパイアのドラマでありながら、時代の変化を目で見せる工夫がなされていないために、設定の美味しい部分が死んでしまっています。基本的な演技も演出もしっかりしていただけに、設定を煮詰めきれなかった脚本の不出来が悔やまれます。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 6点(2013-04-19 22:30:48) 232.《ネタバレ》 ルイのインタビューで語られる、レスタト、クローディア、アルマンとの美しくもおどろおどろしいヴァンパイア人生記。さんざんぱな語ったあとにレスタトにボヤキ扱いされるのには思わずニヤリとしちゃいましたね!しかしホントに豪華キャストでしたね!日本人だったらどんなキャストになるのかなと考えたんですが、いきなり頭に間寛平さんが出てきちゃったんでやめときました。。。 【ろにまさ】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-02-29 22:57:40) 231.《ネタバレ》 まず感じたことは、これほど“つかみどころ”のない映画も他に覚えがないということ。 それは面白味が見出せないということではなく、「ああこういう映画か」と認識するや否や、つかみかけた映画の世界観のテイストがするりと手の中から抜けていく感じを冒頭からエンディングまで終始受け続ける作品だった。 序盤は、ハリウッドのスター俳優としてこれからどう転じていくかという一つの岐路に立たされていたトム・クルーズと、その後釜を虎視眈々と狙い始めたブラッド・ピット、二人のスター俳優の新旧の“色気”が画面に映し出されるままにせめぎ合う完全な“女性の欲求くすぐり映画”だった。 そういう映画だろうという予想が、この映画を無意識に敬遠していた要因でもあったので、「ああやっぱりこういう映画か」と若干テンションが下がり始めた頃、掲題の女優が登場。一気に“ちっちゃいキルスティン・ダンストの才能爆発映画”に転ずる。 キルスティン・ダンストがこれほど子役の時代に出演している映画とは知らなかったので、前述の二人のスターをも凌駕する衝撃的な存在感を目の当たりにして驚きが隠せなかった。 その後映画は、ヴァンパイアたちの悲しく激しい対立と運命が描かれつつ、シリアスにそして切なく深まっていく。 「ああ、なかなか悲哀深い映画だった」と結論付けようとしたところ、ラストで更につかみ損ねた。 延々とインタビュー形式で綴られたヴァンパイアの悲しい運命の物語が、何百年に渡る“ぼやき”として軽快なロックと共に一笑に付せられた瞬間、映画ファンとしては幸福なほくそ笑みを浮かべずにはいられなかった。 豪華過ぎるキャスティングの印象が強かったせいか、ミーハー女子好みのある種ベタで王道的な映画世界が展開されるのだろうと思っていただけに、想定外に毒っ気が強く、カルト的な映画世界に最終的に圧倒された。 結局のところ最後まで“つかみ切れない”映画で、美しい部分はとことん美しいし、悲しい部分はとことん悲しいし、馬鹿馬鹿しい部分はとことん馬鹿馬鹿しい。 とにもかくにも、ちょっと他にない類いのユニークな映画であることは間違い。 ああ、生き血をすすりたい欲望を抑えるルイよろしく、なんだかじわじわと滲み出てくる「愛着」を抑え切れない……。 【鉄腕麗人】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2012-01-09 10:23:43)(良:1票) 230.《ネタバレ》 公開当時、作者がトムの配役にケチつけてその後映像を見て謝罪広告を出したりしてましたねー。 私も原作ファンだったので(若かった・・・・)配役を知ったとき「トムー???勘弁してくれ!!」と思ったクチですが、実際見終わったらトムったら吸血鬼(というかレスタトが)似あうじゃないですか。トム偉い!!ダイエット頑張ったのね…。レスタトの吸血鬼っぽく傲慢で貴族的でかつちょっと下品なところがうまく表現できてると思ます。実際続編ではレスタトはロックスター(笑)になっちゃうんだし。 最後「悪魔を憐れむ歌」のシーンの演出がうまい!! おかげでブラピの印象が全くありません。 あとキルスティンがうまかったなー。外見は子供で眼だけものすごく年取った大人。超演技うまいと思ったんですが、その後その演技力を活かせていない気も…。 話はだいたい原作通りで ただ皆にお勧めできる映画かというと全然です。 【ぺーこ】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-01-07 00:00:24) 229.ヴァンパイアの世界観と雰囲気はなかなか良くまあとりあえず飽きることなく鑑賞を終える事が出来ましたがとくにこれといって感想はない。可もなく不可もなく。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-10-05 21:10:30) 228.面白かった事は面白かったけれど、釈然としない部分もあったり。でも豪華なキャストだったんだなあと。ラストはそれあり?って思ったけれども。 退屈はしませんでした。 【べるぜ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2010-12-23 21:00:44) 227.《ネタバレ》 今となっては、なんともまあ豪華な出演陣。K・ダンストが子役だったと初めて知りました。でも、この当時からチョットおへちゃ(失礼)。内容はまあまあだが、女性なら美しい出演陣に萌えるのでしょうか。 【kaaaz】さん [インターネット(字幕)] 7点(2010-10-31 00:10:40) 226.苦手な伝記モノ。大して歳も取らないドラキュラたちのクロニクルを延々と見せられても。それにしても信じられないような豪華キャスト。 【j-hitch】さん [DVD(字幕)] 4点(2010-08-17 22:09:59) 225.《ネタバレ》 …私の思うバンパイアそれは「ポーの一族」!!! それが、トム・クルーズとかブラピとかバンデラスとか、なんかゴツいんだよなあバンパイアを演じるには~。みんな普段からジムに励んで筋肉維持しているような俳優ばっかでしょう。「ブレイド」のような割り切った作品とは違うわけだから、リアリティを重視してもらいたいものだ。 誰も貴族体型じゃないし、もっというと顔がちが~う。 クルーズもブラピもエラが張りすぎ。顔がファンシーすぎ。バンパイアじゃなーい。 ジェレミー・アイアンズがレスタトで、ジュード・ローをルイとか、そのへんを持ってきて欲しかったです。ジムに励んでいる俳優は吸血鬼はダメです。 そんなわけで、キャストで雰囲気ブチ壊し。全体的に18世紀って感じが全然しないまま照明でごまかしてる気がするし、パリに行ったって全然パリじゃないし。あの地下要塞とかちょっと美術がショボくないでしょうか。 クローディアのハイテンションぶりで話を引っ張るのでそんなに退屈はしないが、とにかくブラピのエラにばかり目が行くし。こういう話はキャストが合ってないと全滅する。ダメだ、私はニール・ジョーダンは好きなのに。 【パブロン中毒】さん [地上波(字幕)] 6点(2010-06-21 22:13:59) 224.それほどかなぁ…いろいろ噛み合ってないよなぁ…が主な感想です。キルスティン・ダンストが早熟すぎて気持ち悪いレベルです。彼女が一番目を惹きましたね。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 4点(2010-05-23 22:15:53) 223.なんか登場のみなさん貧血気味・・・。 【成田とうこ】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-03-18 23:51:52) 222.《ネタバレ》 ヴァンパイアの世界観とか美術セットは良く作り込まれた作品だと思います。ブラピのぼんくらヴァンパイアぶりが目立ちますが、その分トム・クルーズのレスタトの特異なキャラがたって魅力的でしたね。パリのシークエンスで、バンデラスが中途半端にストーリーに絡んでいる様な気がするのですが、この辺がこの脚本の弱いところなのでしょうね。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-01-22 01:56:13) 221.《ネタバレ》 原作者同様、トム・クルーズって演技力のないただのハンサムさんだと思っていたが、本作のレスタトを観て評価が変わった。実に魅力的に悪のヒーローを演じているではないか!あまりの存在感に今まで気づかなかったが、実は中盤でクローディアに殺されてしまうので、実質的な主人公はブラピ演じるルイだ。しかしこの頃のブラピはただのタラコ唇で、昔のトム君並みに演技力皆無。全く魅力を感じられない。その代わりと言っては何だが、当時まだ12歳くらいだったキルスティン・ダンストがゾクゾクするくらいイイ。リヴァー・フェニックスの代役として起用されたクリスチャン・スレーターや、若きバンデラスなど、今観たら凄い豪華キャスティング。鑑賞後はトマトジュースで乾杯したくなる。 【フライボーイ】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-11-13 07:54:33) 220.すごい人が共演してました。吸血鬼も大変なんだな~って思った。 【にしきの】さん [DVD(吹替)] 5点(2009-10-22 10:26:39) 219.久しぶりに観ました。不老不死と聞けば魅力的に感じるのが人間だろうけど仲間同士の争いで死んでしまったり下手に仲間を作ることもできず1人の辛さだけが伝わってきた。雰囲気のある映画だけどホラー映画ノリのラストは少しいただけなかった。それから個人的にブラピにヴァンパイアが似合っていなかったと思うので、そこもマイナスです。雰囲気も抜群だったトムクルーズをもっと全面に出したほうが良かったような気もします。 【civi】さん [インターネット(字幕)] 5点(2009-08-16 10:07:45) 218.パッケージを見て騙されました。出番のほとんどがブラピやん。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-07-19 21:45:09) 217.「トワイライト~初恋~」よりは上だと思います。両作品とも米国女性原作なのはアメリカのヨーロッパへの憧憬を見る思い。「ポーの一族」好きには歯がゆい思いをしながらも楽しめる作品です。女性向きですね。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-07-17 03:19:24) 216.所詮は吸血鬼ものと思ってほとんど期待していなかったのですが、意外にしっかりした時代劇でした。特に、当時日の出の勢いであったブラッド・ピットを前に旧アイドルとしての意地を見せたトム・クルーズの気合がびんびん感じられます。私は基本的に彼は大根だと思っていますが、この作品では彼の存在を十分に鑑賞できますし、本作がなかったらその後の彼のキャリアも変わっていたでしょう。ただし、インタビュー(=現在とのつながり)の必然性は感じられません。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-05-22 02:59:18) 215.全てにおいてセンスがない。そしてストーリーがポンコツ。高得点をつけてる人もストーリーには触れずって人がほとんどです。俳優人が格好いいだけで評価されては困る。まぁトムもブラッドも全く魅力は発揮されてないけどね。 【トニー・モンタスキュー】さん [DVD(字幕)] 2点(2009-05-16 02:12:11) 214.あんま好きじゃない。女受けはいいのかね? 【承太郎】さん [ビデオ(吹替)] 2点(2009-05-04 11:30:44)
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