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刑務所の中

2002年【日】 上映時間:93分
ドラマコメディ刑務所もの漫画の映画化
[ケイムショノナカ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-03-01)【イニシャルK】さん
公開開始日(2002-12-07)


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監督崔洋一
助監督中村隆彦
キャスト山崎努(男優)受刑者No.222 花輪
香川照之(男優)受刑者No.134 伊笠
田口トモロヲ(男優)受刑者No.124 田辺
松重豊(男優)受刑者No.128 小屋
大杉漣(男優)ティッシュマン高橋
椎名桔平(男優)医官
窪塚洋介(男優)浜村
林海象(男優)クロスワードの受刑者
遠藤憲一(男優)ミリタリー中田
木下ほうか(男優)大内
小木茂光(男優)ミリタリー佐伯
戸田昌宏(男優)中井
村松利史(男優)竹伏
中村義洋(男優)配食係
長江英和(男優)岸田
榎戸耕史(男優)野口
山中聡(男優)加藤
森下能幸(男優)原山
辰巳浩三(男優)看守中村
伊藤洋三郎(男優)友田
飯島大介(男優)看守杉野
原作花輪和一「刑務所の中」(青林工芸舎/講談社)
脚本崔洋一
中村義洋
鄭義信
音楽佐々木次彦(音楽プロデューサー)
撮影浜田毅
小松高志(撮影助手)
製作松竹ブロードキャスティング
プロデューサー石川富康(エグゼクティブプロデューサー)
榎望
椎名桔平(エグゼクティブプロデューサー)(クレジット「岩城正剛」)
配給ザナドゥー
美術磯見俊裕
三ツ松けいこ(美術担当)
須坂文昭(美術応援)
編集川瀬功
照明松岡泰彦
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【クチコミ・感想】

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56.全然映画っぽくない。のんびりと淡々と進み、ストーリー性はゼロ。ですが、なにか好感を持てる映画です。 すべからさん [ビデオ(邦画)] 6点(2008-04-08 18:36:36)

55.刑務所の受刑者たちの生活を描いた物語。
というのがこの映画の概要。

主人公をはじめ全主要キャストが魅力的でした。
でも物語はドキュメントのようにたんたんと進む。

「刑務所ってこんな感じなのかな」
と新しい発見ができるような映画ですね。
多少は脚色されているんだろうけど「こんな感じなんだろう。」
としては残ってます。

やっぱり規律を守らせることで
「二度とここには来たくない」と思わせるような生活。
そういうのを狙って刑務所では規律を守らせきびきび動かせる。
そして、教官(という表現で合ってるのだろうか・・・)は必要以上に厳しい。
まぁそれも上記のような意識を持たせるためなんだろう。

でも物語の描き方としてはそうした生活を笑いあり、楽しい生活として
仕上がっている。娯楽もありテレビもあり笑いもあり。


それにしても、一番おかしかったのは主人公の心のつぶやきでした。
結構良いタイミングでのつぶやき。
それだけを楽しむためだけに観るものありかもしれません。
そこだけを求めた結果新しい発見もできる、そんな映画ですよ。 ノリさん [DVD(邦画)] 6点(2008-01-25 15:57:35)

54.絶対に脱獄しない「刑務所もの」。後悔の念に苛まれるわけでもなく、希望を説くわけでもなく、ただ現状を受け入れるのみ。描かれるのは刑務所の中の日常。一般社会から見れば非日常。ただし、未知の世界ではありません。そこにあるのは、ちいさな日本。考えてみればそれも当然。日本という社会に適合できなかった人たちを、再教育する場所が刑務所だから。何をするにも許可が必要。すべての行動を時間で規制。くだらないことに神経を使いまくり。その姿は滑稽です。でも、今の自分の生活と何ら変わらない。自分もまた、「日本国刑務所」の囚人だと気づかされます。狭い世界と価値観の中で生きている。でもその狭さ、窮屈さが心地よかったりするから困ったものです。 目隠シストさん [DVD(邦画)] 6点(2007-08-07 18:21:22)(良:1票)

53.退屈なんてもんがあるとしたらそれは自分で作ったもんだ。
充実なんてもんがあるとしたらそれは自分で作ったもんだ。
意外にツボ。 さん [DVD(邦画)] 7点(2007-04-20 03:29:26)

52.《ネタバレ》 再現ドキュメンタリータッチな作品で映画にしなくてもいいんじゃないの?と思うような内容だが、あえて映画として世に出すというのはなかなか面白いと思う。
面白いとは思ったが、リピートして見るか?と聞かれると難しい。原作があるらしいがそれを知らず、先入観なく観たから楽しめたのかも。 湘爆特攻隊長さん [DVD(字幕)] 8点(2007-04-19 09:51:51)

51.なかなか面白い。飯うまそうだな。 ベルガーさん [DVD(邦画)] 7点(2007-01-24 11:26:51)

50.《ネタバレ》 刑務所のウラ広報用ビデオみたいな作品。あそこまで規則が細かいと、規則のための規則というか、本当に犯罪者の更生に必要なのか疑問に思う。ストーリーは淡々としているが、個性的な俳優さんが多いせいか、まあまあ楽しめた。ただ突然の窪塚クンは意味不明、必要なし?。特典映像の、出演者4人による解説の方が本編より面白かった。 鳥居甲斐守さん [DVD(邦画)] 7点(2006-12-21 19:27:14)

49.のんびりしている。殺伐とするとか事件が起きるとか、そんな事はなくて。どうしたらつまらない作品じゃなくなるのかなと思うけど、ちっともつまらなくなかった。 Vanillaさん [DVD(邦画)] 8点(2006-11-25 00:44:04)

48.おもしろいなぁ。
原作のマンガもおもしろかったけど、
映画で原作のテイストをちゃんと再現している所は本当に良いと思う。
あたしの知り合いに元受刑者がいるのだけど、その人と見ていて、頷きながら笑ってたから、かなりリアルなんでしょうね。受刑中の話になると、本当に食事の話しか出てこないんですよ。「塀の中の懲りない面々」とかも面白いと思ったけど、あっちはいくらかダークサイド寄りなのに、こっちはダークサイドも感じられない。殺人の受刑者もなんか陽気、そんなものかもしれないね。
でも、山崎努って本当に懐の広い役者だね。どんな役でも自分の役として昇華してる。
脇も良かった。個人的には香川照之と木下ほうかが物凄くいい役だったと思う。
奥州亭三景さん [DVD(邦画)] 8点(2006-09-23 17:02:26)

47.他の方も書いてるんだけど、原作者の花輪って、漫画家の目線で刑務所を描いているわけだね。だから面白く映る。だけど映画は、漫画家じゃなく一市井人としての被告の刑務所生活を描いているからイマイチ面白くないんだと俺は思う。ただ淡々とした刑務所生活を描いてるってだけで、原作を前にすると随分落ちるな、という印象を持ってしまう。俺は漫画家なんだという強調が欲しかった。劇的な刑務所生活なんて、もう飽きた、というのは分かるし、そんなに日常生活が劇的じゃないんだし、いくら刑務所という異空間といってもそんな劇的な訳ないというのは分かる。分かるけど、だからといって淡々としている生活を見ても仕方ないわけで。アーティスト・花輪和一の漫画家としての細かさとかユーモアとかが、原作を読むと伝わってくるが、それをただの市井人として描くってのは魅力をそいだ格好になってしまうと思う。

何でこんなに余裕を持って客観的に見られるのかな、という疑問を破るには、漫画家なのだ、という枠組を持ってくることが一番簡単なので、それを映画の中でも持続して持ってもらいたかったな。そうすると見沢知廉の小説『囚人狂時代』の様に笑いながら刑務所の生活観を味わうことができたのに。見沢の場合は独善的な主人公が文学者だという自負を持って刑務所生活を記述する面白さがあって、それは原作とも共通した。刑務所の意味不明の規律なんかも笑いに転じられていて、ホントに「刑務所の中」を娯楽化するってこういうことなんだな、と思えた。映画はそれを忘れているんじゃないかな。刑務所生活で味わえるちょっとした嬉しさを描いて、ある種極限の中の癒しみたいなのを描いてるけど、それも漫画家たる視点があってこそ面白味を持つ(実際に漫画家じゃなくても良い。つげ義春みたいな感覚でもあればOK)。そういう穿ちをできるのは、アーティスト的な感性を持つ人だろうし、観客はそこに共感するだろうと思うんだけどね・・・ はなぶささん [映画館(字幕)] 4点(2006-08-29 00:27:28)(良:1票)

46.刑務所というよりも、どこかの保養所を描いてるような穏やかな感じがする。これを見てると実社会より刑務所のほうが、人間らしい世界と感じてしまう。人間は無邪気だし、食事は健康的だし。実際は受刑者同士や受刑者と刑務官の、陰湿かつ苦しい人間関係などがあるような気もするのですが。贖罪の苦しみも、もちろんあってほしいけど・・・。次回は「マグロ漁船の中」などを希望。


チューンさん [映画館(字幕)] 6点(2006-05-24 19:07:59)

45.この映画においてカタルシスを得るのは何をおいても食事するシーンだろう。
アルフォートにコーラだとか麦飯に醤油だとかコッペパンに小豆とマーガリンだとか、
日常においてはなんの変哲もないメニューだが、
ストイックな生活を送る受刑者に感情移入することで一変させられる。
”砂漠における一杯の水”をこれほどユニークに体現出来た作品も珍しい。
マグロのグさん [DVD(邦画)] 8点(2006-04-16 22:15:00)

44.原作の漫画の方がやっぱり良かったな。というかもはや、原作と映画化されたものって比べるべきではないのかしら。そもそも、土俵が違う訳だし。とりあえずこれがオムニバス作品の中の一短編だったら、俺あの刑務所のやつけっこう好きとか全部見終わった後に言いそーな、気に入れそーな、そんないい味は出てましたが。1本の映画としては、これでいいのかなというまとまり。原作から感じられる本来の花輪さんの、どっか少し抜けているというよりは壊れた感じの、存在自体が少しブラックユーモア的な人柄(皆さんの言うアーティストとしての面だろうか)とは少しずれ、軽めのキャラクターになっている感はあるが、ここまで雰囲気の固まった演技で見せられる山崎努は流石。 イチェルコさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2005-05-23 05:13:14)

43.ストーリーがない。目的もない。感動もない。若くて希望のある人間がみるには酷だ。 シネマパラダイスさん 2点(2005-02-25 10:44:42)

42.刑務所にはリピーターが多い、という話を聞いていたが、この作品を観てその理由がすごく良く分かった。
でも、ドキュメントを観ているようで、結局何が言いたいのかが全然分からなかった。 なおてぃーさん 4点(2005-02-13 00:21:43)

41.いやー、刑務所もいいねえ。・・・と思わされた時点で負けている。物語らしい物語もないのにこの映画に惹かれるのは、やっぱり山崎努のキャラのせいなんだろうなぁ。「天国と地獄」であんなに陰鬱で屈折していた犯罪者が、こんなにほのぼのと達観した受刑者になるなんて。彼以外のキャラも魅力的。ただ一点、窪塚洋介の独白のシーンは彼の演技のせいで、何だか妙に殺伐としていて完全に浮いている。窪塚君、映画の色ってのを理解しましょうね。木下ほうかを見習え。 C-14219さん 8点(2004-10-22 19:46:28)

40.出演陣が見事に男だけ!けども、エンドロールで唯一女性の名を発見!一体何処にいた?男囚人に成りすましていたのか? ってどーでもいい事だが、そこら辺がちょいと謎。。 3737さん 8点(2004-07-26 23:54:54)(良:1票)

39.最後まで一気に観てしまったが、これ、オチといえるオチがないんですね。うーん原作があるのでそうなったのだと思いますが、映画としてはどうなんだろう。かなり挑戦的なまとめ方だと思いました。しかしそれでも観れたのは山崎勉をはじめとする個性あるキャストの素晴らしさと、出すぎず、つぼを押さえた演出、しっかりした撮影、照明、編集の技術があったからだと思います。 ロイ・ニアリーさん 7点(2004-06-24 23:37:08)(良:1票)

38.花輪和一の短編集「刑務所の中」を映画化。良く言えば、原作を尊重している。悪く言えば、原作に頼り切っている作品です。本作の成功は、山崎努がすべてだと思いますが、田口トモロヲらも熱演していました。ただし窪塚洋介の(アマチュア演劇のような)独白は、それまでの映画のリアルな流れをとめてしまい、邪魔。ラスト、この映画を象徴する、刑務所に咲く名もない花が印象的でした。当たり外れの大きな崔洋一作品ですが、この作品は、おすすめ。 DONGYAOSさん 7点(2004-06-19 05:37:48)

37.原作ファンの私としては「どう映画化してくれるのか?」という期待がありましたので、それなりに楽しめました。ですがストーリー性に乏しいので、原作未読の方にはイマイチなのでは?という気がします。 カロさん 6点(2004-06-11 12:36:21)

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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 76人
平均点数 6.59点
000.00% line
100.00% line
245.26% line
333.95% line
445.26% line
556.58% line
61418.42% line
71722.37% line
82330.26% line
945.26% line
1022.63% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review3人
2 ストーリー評価 7.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.33点 Review3人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 3.50点 Review2人

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