みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
17.”野に咲く花のように、、、(中略)、、、人を幸せにして♪”裸の大将を思い出しました。 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-28 23:32:58)(笑:1票) 16.《ネタバレ》 映画の中で最も尊敬できる人物は誰か?と訊かれたら、普通なら『アラバマ物語』のアティカス・フィンチや『スミス都へ行く』のジェファーソン・スミスなどが挙げられるのでしょうが、もしかしたら僕の場合はこの何の変哲もない神父のチャック・オマリーかもしれません。それだけ彼は道を行くたびに愛と希望を振りまいていそうな気がします。監督のレオ・マッケリーも『我輩はカモである』なんて捻くれた作品よりも、こういうあるがままの純粋なコメディの方が好き(ってまだ二本目だけど)。そしてこれは個人的に世界で最も優しいエンディングのある映画だと思います。やたらやかましい音でジャジャーン!となるではなく、あくまで穏やかにTHE ENDという文字が出て終わる。これ以上の終り方があるでしょうか?「言葉は往々にして味気ない」というオマリー神父の言う通り、この真の感動は文字では表せません!(と言うか文章を書く能力がないだけ…汗)。それにしても後半以降がやたら眠くなるのは、度々挿入される甘美なメロディが子守唄効果になっているからでしょうか。あと少数の方がレビューして下さればベストランキングにも載れるのに惜しい、何にせよこの時期にこの映画を観ることができたのは幸せでした。 【かんたーた】さん 8点(2004-12-24 15:25:50)(良:2票) 15.素晴らしい。泣きました。なんと嫌味のなく、良い映画なんでしょう。それぞれの立場でしっかり生きてる人たち、その誰もに賛辞を送りたかったです。ムリに我を押してやりたいことをやるのではなくて、『おかれた環境の中で、自分の行動に常にベストを尽くせ』ということなんでしょう、きっと。またしても映画で人生を教わりました。やはりビング・クロスビーの歌声は、男のぼくでも惚れ惚れします。うん。素晴らしい映画だった。 【C・C・バクスター】さん 10点(2004-12-09 19:48:59)(良:1票) 14.クリスマス用のレビューに暖めていたのですが、街のムードが書かせるのでフライングさせていただこう。といっても特に↓に付け加えることもないのでこのへんで。と、ここで止めたら神父に説教をくらいそうなので何か書こう。そうそうクロスビーがセントルイス・ブラウンズのユニフォームを着てましたね。ブラウンズといえば、今年イチローの記録で一躍名前が出たシスラー選手の在籍していた球団です。新記録樹立時にイチローとシスラーの娘さん、お孫さんが抱き合っていたシーン、球場はスタンディング・オベイション・・・ほんと感動的でした。この映画のラストシーンもそんな雰囲気で、一人で見ている自分が周りのスタンディング・オベイションに包まれているような感覚でした。さて私もクリスマスへのカウントダウン用にと先日ワインを購入してきたのですが、そんなもんもうあるわけもなく・・・無くなるのが運命ならもう一本買うのが我が道だとまた買ってきましたが、こういう都合のいい解釈をすることが我が道を往くことになるのかどうか・・・う~ん、自省しているうちにアイルランドの子守唄が聞こえてきましたのでそろそろ寝るとします。 【彦馬】さん 10点(2004-12-08 23:43:01)(良:1票) 13.基本的に善意の登場人物だけで構成されたストーリーであり、ややもすれば嘘臭く見えてしまいかねない筈なのですが、そのラインが奇跡的なバランスで保たれています。観ていてストレスを感じるような状況が一切ありません。さながら一服の清涼剤のような映画でした。 【K】さん 8点(2004-07-30 11:14:40)(良:1票) 12.何て素晴らしい映画なんでしょう!全てのシーンに愛があり、希望があり、夢があり、人生があり、我が道がある。オマリー神父がアイルランド民謡を歌い、優しい顔で眠るフィッツギボン神父のシーンには、こう、心から癒されるというか、震えるというか、めちゃくちゃ泣いたというか(笑)。そして主題歌「Going My way」。虹の街を越えて、希望をバスケットに詰め込み、道路標識がある、そこには夢追う人のハイウエイ、、、いや~何ていい歌詞なんだろう、とため息。恐らく本作って御都合主義映画が、監督と役者でカバーして傑作となっているのかなぁ。でもそうとも思えない。シナリオもやはり素晴らしい。やっぱり全部素晴らしいじゃありませんか!無駄な議論しちまいました。とにかく!素晴らしい監督が素晴らしい仕事をし、素晴らしい俳優達が素晴らしい演技をし、そしてこの映画に関わった全ての人達が「素晴らしかった」からこそ、このような、心震わせる作品が出来たのでしょう。ありがとう、レオ・マッケリー!ありがとう、二人の神父!そしてありがとう!みんな!そこにいて私のレビューを観てらっしゃる方、そんなあなたこそ次の「幸せになる方」かも知れません、、、 【マムゲン】さん 10点(2004-06-21 17:53:00)(良:1票) 11.これだけ善人ばかりが登場していてもちっとも嫌味でないのは、多分それぞれが自分のやりたいようにやった結果だからだと思う。しかしこの映画のいう「我が道」は、自分のやりたいことをやる、という意味ではなかった。「作曲家になるか、我が道を往くか」というセリフが出てくるように、「我が道」とは神から与えられた使命とかそういう意味であり、信仰に対してとても真面目で誠実な映画でもある。その手の映画は嫌いなのだけど、ビング・クロスビーの浮浪雲のような飄々とした姿に何となく説得させられてしまった。現実をあるがままに受け入れ、良心のままに行動することが「我が道」なのだな、と。作中歌「Going My Way」の、「やがて浮かぶ微笑みを旅の道連れに~」の部分がたまらなくいい。 【ラーション】さん 9点(2004-06-05 00:08:12)(良:2票) 10.ぼくみたいな子供でも十分楽しめる映画でした。話の中で流れる曲は どれも聴き心地が良くて、素晴らしい曲ばかりだった。ストーリーの 流れもすっきりとしていて、あっという間に2時間が過ぎてしまった。 最後の終わり方はとても嬉しくなりました。 【ボビー】さん 9点(2004-05-01 08:21:14)(良:1票) 9.《ネタバレ》 リアルタイムでは当然観られる訳もなく、劇場で観たのは、映画祭の中の1本として。TVでは、1.2度みたことはあっても、途中途中のやたら脳天気なCMのせいで、「感動」もしなかったが、やはりスクリーンで観ると、違いますね。アメリカの持つ良心がすごく出ている作品です。教会の再建で派遣された若い神父と、その古い教会で頑として、自分のやり方を曲げない老神父。この2人の心の和解、そして関わりあう街の人々を実に丁寧に描いた作品です。白黒の画面が醸し出す優しいトーンと相まって、本当に心が洗われます。最も好きなシーンは、父親の目の前で、息子と結婚した娘が過剰なまでの熱々ぶりを見せ、「もうそろそろ用意しないと」と奥の部屋に引っ込んだ途端、娘がその父親に向かって 「ごめんなさい。でも、今日は特別なの」。しかし、父親は何が特別か分らずいぶかしがるばかり。でも、奥の部屋から出て来た息子は軍服を着ていて、今日が入隊日だと知る。「必ず帰って来てね」くちづけする2人。唖然と見つめる父親。出ていく息子。そうか、そうだったのかと目で娘と話する父親。この場面でいつも涙が溢れてしまいます。そして有名なラストシーン。老神父のお母さんを招いて、涙の再会を背中にそっと教会を去る若い神父。それは、丁度クリスマスの夜。うーん、困った書いてる端からまた観たくなってきた。 【映画小僧】さん 10点(2004-02-18 16:19:18)(良:2票) 8.老いも若きも、男も女も、みんなの「GOING MY WAY」が見事に一本の映画に集約されています。おそらく「我が道」とは自分で努力し、精進しながら切り開いて往く道のことではなく、むしろ現実を受け入れ、逆らわないという、いわば天から「与えられた道」を往くことなのでしょう。すべてが理想的な場所に落ち着いて行くストーリーは、この「与えられた道」が決して悪いものではない、とても素晴らしいものなのだという、暖かいメッセージではないでしょうか。老神父のバリー・フィツジェラルドが実に人間味あふれる名演です。特に母と再会するシーンは秀逸で、思わず涙がこぼれそうになります。ビング・クロスビーが教会を去るという結末は、この作品における最大の「GOING MY WAY」。心温まる温和な作品に、哀愁というスパイスをプラスして、観客すべてを感化していくかのような見事なラストシーケンスです。合唱を通して感化された少年の眼差しも印象的。「我が道」を発見し、それを往く時に全ては輝きに満ちあふれる。希望と良心に満ちた傑作です。 【スロウボート】さん 9点(2004-02-14 13:58:24)(良:1票) 7.【STING大好き】さんの言葉を信じて、本作を観る前にDVDを購入してしまった……。えっ?面白くなかったら責任とってくれるんですかぁ~。あら【へちょちょ】さんまで連帯保証人? んじゃあ責任とってもらおうかなぁ~。 DVD代1500円に心的プレッシャーってことで、なんか別のDVDを3本くらい用意してください(笑)。そういえば【へちょちょ】さんには『アンリエットの巴里祭』を買わされましたね~(遠い目)。とまぁ、なんとかいちゃもんをつけて賠償金をせしめたいのはやまやまなんですが、これが面白かったのでしょうがない。負けました(笑)。金銭的に運営が厳しい教会を立て直すために神父として赴任してきたビング・クロスビーが、創建時から45年間、母親にも会わずに頑張ってきた老神父をたてながら、自分のできることをやっていっている姿がすてき。また、この老神父って子供みたいで可愛いしね(笑)。ちょっとしたことですぐに調子にのったり、落ち込んで家出(教会出?)をしたりする彼は他人に思えませんでした(汗)。少しずつ心の温まるお話が散りばめられているハートフルなお話です。現実にはありえないのかもしれないけれど、私はこんなベタなストーリーに弱いのです。火災で焼けた教会の庭にある噴水に水を運んでくると、間髪をおかずに小鳥が飛んでくる。ああ、こういうのにやられてしまうんですねぇ~。ただ、この作品のもう一つの売りである歌は……ちょっと好みではありませんでした。アベマリアはよかったけれど、神父自身が作曲した2曲はちょいと……説教くさくて……ごめんなさーい。あの出版社の人と同じく、野郎が女をくどく歌(例えばアステアね 笑)のほうが好きなんですよねぇ~。 【元みかん】さん 8点(2004-02-13 22:37:03)(良:2票) 6.♪Going My Wayが有名な映画ですね。本当にこの時代はいい映画が多い!この映画も実に感動しました。部屋でオマリー神父とフィッツギボン神父が話しているシーンで、もうグッときてしまいました。ラストはもう…!あのオルゴールの曲が、泣きのツボをかなり後押ししました。でも両親と観ていたので、涙を我慢していたら、喉が変になりました(笑)今度は一人で観てゆっくり泣きたいと思います。こんなに心が温まる映画は久々に観ました。大好きです!でもキャロルが個人的にかなり嫌いなのでマイナス1点。最後まで感情移入できませんでした。あのキャロルのシーンは必要ないんじゃないかなあ…まあいいか。 【Ronny】さん 9点(2004-01-19 00:29:09)(良:1票) 5.初日から破天荒ないでたちで登場したオマリー神父に驚いたフィッツギボン神父は、最初から彼に対する印象を悪くする。考え方の相違による行き違いでぎくしゃくした雰囲気が続きましたが、「論法は違うが思いは同じ」の台詞にあるとおり目指すところは同じなのでした。 幸せの伝道師であるオマリー神父の「我が道を往く」という人生観。その魅力に人々は引きつけられ感化されていく。 この作品の設定は、まさに王道といえるシナリオで、この後たくさんの似た作品を生み続けているが、ここまで「優しさと微笑み」を歌と映像に込めることの出来た映画は有りません。 「天使にラブソングを…」のような子供っぽいコメディーも楽しくて良いけれど、この作品のような「本物」の正統派作品を多くの人にも見て欲しい。 ラストも本当に嬉しくなるような演出です。感謝の1本。 【おはようジングル】さん 9点(2003-12-20 14:47:50)(良:3票) 4.《ネタバレ》 クリスマスの映画といえば昔から「シザーハンズ」であるということは周知の事実、というより藤田まこと言うところの「当たりマエダのクラッカー」であるが、本作もまた、クリスマス映画を代表する名作の内の一本といっていいだろう・・・・・・だめだ、【STING大好き】さん、【へちょちょ星人】さんにひきずられて硬い文体で書こうとしたけど、かなり無理ある。つーことでいつもの調子で。いや、いい映画だと思います。1944年にこういう作品を出してたっていうのが凄い。いや、むしろ戦時中だからこそ、こういう映画が求められていたのかもしれませんね。ビング・クロスビーの演じる風来坊的な神父さんが「粋」でしたねえ。最後の「サプライズ・プレゼント」のところはグッと来ました。ただ、微妙に琴線をはずされてしまった感があったので今回はこの点数ですが、どっちかっていうとそれは僕の都合で、作品としては凄くいいと思います。何度も観てみたいですね。 【ぐるぐる】さん 7点(2003-12-17 22:11:00)(良:1票) 3. 【STYX21】さん 7点(2003-12-10 23:29:46) 2. 後に幾多の映画にパクられるコトになるアメリカン・ヒューマニズム映画の最高峰!と断言してしまおう(笑)。『「天使にラブソングを…」の方が面白い』とか仰る若い方々、これこそ偉大なるオリジンです。もっと敬意を払いまショ!本作が秀逸な点は名匠レオ・マッケリーの演出が実に淡々と、そして優しく等身大のヒトの善意を映像に紡ぎ出しているコト。大仰で思わせぶりなワザとらしさを用いずに本作のテーマを飄々と体現するのが御存知ビング・クロスビー扮するチャック・オマリー神父である。美声だけの大根という私の先入観を根底から覆す名演に見事してやられた心地良さ。これが映画というモノの醍醐味の一つでもある。何事も気負わず、飾らず、出しゃばらない、それでいて常に前向きで行動的かつ品格のあるユーモラスな彼の生き方を「ありえない」「ウソ臭い」と鼻で笑うような方は心を病んでいるのでは…?どうも映画に求めるモノを根本的に取り違えているフシがあるようだ(笑)。そう、自分の周りの醜い現実を基準にして、映画の持てる素晴らしさを否定しては余りに勿体無いというモノ。ココは肩肘張らずにマッケリーの話術に酔いしれるのが正解!そして本作を秀作たらしめているもう一つの要素として挙げられるのが老神父フィッツギボン役のバリー・フィッツジェラルド(オスカー助演男優賞!)の存在である。オマリーに戸惑いつつも次第に心を開き、生きる力を取り戻す芝居には誇張が無く実に微笑ましい。そして何より全編を彩る歌曲の魅力!!タイトルにもなった「我が道を往く」、ラストで印象的な「アイルランドの子守唄」(トゥーラルーラルラー♪)、オスカー主題歌賞にも輝いた「星にスウィング」、イヤどれもエクセレント&ファンタスティック&ワンダホー!!仮にこの歌曲を欠いたならばマイナス1点モノである(笑)。かといってミュージカルでもないトコロに本作の特異性、言い換えれば秀抜なオリジナリティがあるのだ。長くなったが、【STING大好き】さんのリクエストに応え、本作のクオリティには太鼓判を押したい。尤も私如きの評価が他の方にとっての指針となるかどうかは甚だ怪しいのだが(笑)。 【へちょちょ】さん 10点(2003-08-15 21:17:36)(良:2票) 1.約60年前の作品だが今見ても少しも色あせていない。昔のアメリカの良心を感じてその人間賛歌に感動する。ビング・クロスビー扮する青年神父が老神父の貧乏教会を立て直すために赴任してくる。このオマリー神父の人物像が自然体で型破りで、地域の人々のもめごと、困り事にと活躍する。得意の歌で教会の資金も調達するが、教会は火事で焼けてしまう。しかし彼の努力と意気込みで新たな教会の建つメドをつけ、老神父の母との再会まで配慮して新たな任地に去っていく。B・クロスビーが自然体で伸び伸びと、人間味あふれる人物を演じてとても爽やかだった。他にも出演作はいろいろあるが、私が見た中では最もいい。レオ・マッケリー監督はこういう、見た後心が温かくなるようなハッピーな映画を多く作った。中でもこれは高く評価され、アカデミー監督、作品、脚本、主演男優など7部門を独占した最高傑作である。理想的にすぎるという人もいるだろうが、私は映画の世界だからこそ人の善意や人間愛を見たいと思う。 【キリコ】さん 10点(2003-05-31 13:41:02)(良:3票)
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